ジムチャレンジ(ポケモン)

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ジムチャレンジ(ポケモン)」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2019/11/22 Fri 22:55:25
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 14 分で読めます

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#center(){&font(b,red,40px){ジムチャレンジ!}}

#center(){&font(b,red){8個の ジムバッジを 集めた すごい ポケモントレーナーだけが}}

#center(){&font(b,red){最強の チャンピオンが 待つ チャンピオンカップに 進めます!}}



ジムチャレンジは、『ポケットモンスターソード・シールド』(以下『剣盾』)に登場する要素(大会)であり、
本作におけるストーリーの軸である。

おなじみのポケモンリーグの一種であるが、従来のシリーズのように四天王を相手に勝ち進んでいく方式ではなく、アニポケで描かれるものに近いトーナメントバトルが主軸となっている。

#openclose(show=▷ 目次){
#contents()
}

*概要――他地域のジムと何が違うのか
剣盾の舞台であるガラル地方においては、ポケモンバトルは単なるトレーナー間のコミュニケーションにとどまらず、
サッカーなどとならぶ一大エンターテイメントとして成立しており、
ガラル地方だけで確認されている『ダイマックス現象』を取り入れた興行として主催される。
ジムチャレンジ、そしてその突破者が進めるチャンピオンカップはテレビで生中継され、
大企業マクロコスモスの社長でもあるリーグ委員長・ローズが開会式などで挨拶を行う。
この挨拶がそのまま剣盾における『ポケットモンスターの世界にようこそ』となっているのが本作の特異な点であろう。

本作では歴代のジムと異なり、参加順が足止めや留守にしているなどのメタな要素ではなく、最初から『規定の順番』が設定されている。
最初はまずヤロー、そしてルリナ→カブ→サイトウ/オニオン→ポプラ→マクワ/メロン→ネズ→キバナとなる。
更に開会式から期間内にチャレンジを突破しなければいけない模様である。
そのフォローという形か、参加者はローズの企業が運営するホテル『スボミーイン』に無料で泊まることができる。

各[[ジムリーダー>ジムリーダー(ポケモン)]]もチャンピオンカップのシード権選手(=本作の[[四天王>してんのう(ポケモン)]]ポジション)という扱いでもあり、
また興行である以上スポンサーもついているので単なる挑戦者の腕試しというだけではなく、
各自がエンターテイナーとして自分たちのバトルを魅せ、盛り上げる必要がある。
加えて負けがこんでくるとマイナーリーグへの降格処分もあり、実際に過去にカブが降格処分になっている。
そのため、ジムリーダーサイドも手を抜くことなく全力で挑んでくる。
よって期間内なら再戦可能であるにも関わらず脱落者も多く、
開会式時点ではたくさんいた参加者も、主人公が8番目のキバナに挑むころには両手指で数えられるくらいになっていた。
参加するにあたっても実力者や有力者から『すいせんじょう』をもらわないと参加資格を得られないため、
如何に歴代と比較しても過酷なものとなっているかわかるだろう((そのためなのか、歴代の地方にあったチャンピオンロードはない。))。

なお主人公と[[ライバル>ライバル(ポケモン)]]・ホップはよりによって現[[チャンピオン>チャンピオン(ポケモン)]]にすいせんじょうをもらっているため、
参加者間やジムリーダーの間で話題になっていた様子。 

また問題を起こした時には参加資格を剥奪されることもあるようで、
ホップと同じくライバルの一人であるビートはラテラルタウンの遺跡を破壊したことで
ローズから懲戒処分を言い渡されてしまった。

*流れ
まず、開会式前にチャレンジャーたちは自身がもらったすいせんじょうを提示して参加資格があることを証明し、
自分の背番号を決定してユニフォームをもらう。

開会式終了後は各自ポケモンを鍛えたりしながら順番通りに街をめぐる。
本作のジムは『ジムスタジアム』という名称が使われており、歴代よりもでかいスタジアム状の建物になっている。
チャレンジャーは各ジムリーダーの課す『ジムミッション』を突破することでジムリーダーへの挑戦資格を得る。
なおジムチャレンジ開始からジムリーダー挑戦までの間はポケモンの入れ替えはできず手持ちが固定され、見た目も専用ユニフォームに固定される(ガラルリーグ公認のレプリカユニフォームでも不可)。
歴代のジムの『仕掛け』要素を、『サン・ムーン』のしまめぐりにおける試練にまで引き上げているようなものと捉えればいいだろう。
各ジムのジムトレーナーも、本作では肩書が『ジムトレーナー』となっており、各ジムごとにキャラデザインも違う。

そしてジムリーダーと勝負を行い、勝利すると[[ジムバッジ>ジムバッジ(ポケモン)]]・[[わざマシン>わざマシン/ひでんマシン]]・ジムリーダーのユニフォームのレプリカの3点を入手できる。
ジムバッジは本作に於いては『他人からもらったポケモンが従うレベル』にとどまらず、なんと&bold(){『ゲットできるポケモンのレベル』}にまで影響し、高いレベルのポケモンは&bold(){「とても(ボールを)投げる隙のある相手ではない…!」}ために、ゲットどころかそもそもボールを当てることすら出来ない。
自分でゲットしたポケモンのレベルに制限がないのは従来通りで、ゲットできるレベルを超えてレベルアップすることはできる((本作ではワイルドエリアで捕獲不可能なレベルのポケモンと容易に出会えるため、それらのポケモンを強引に倒して大きく経験値を稼ぐパワープレイも一つの手である))。

全てのジムバッジを集めたチャレンジャーは、ガラルリーグ本拠地であるシュートスタジアムで行われる&bold(){「セミファイナルトーナメント」}に出場する権利を得る。
ジムチャレンジ突破者全員が参加する一発勝負のトーナメントで優勝し、全てのジムチャレンジャーの頂点に立ったただ一人だけが、チャンピオンへの挑戦権を賭けた&bold(){ファイナルトーナメント}に進出し、チャレンジの時とは比較にならないほど全力を出したジムリーダー達との最終決戦に臨むのである。

なおガラル地方のジムバッジはパズルピース状になっており、8つを組み立てることで巨大な円形のバッジ(メダル?)が完成するというこれまでにない意匠が盛り込まれている。
だがその代償として?バッジの形状は色が違うだけでほぼ同じものとなっており少し味気なく、&del(){ついでにネーミングにも捻りが無くタイプ名を冠するだけと直球である}。

*ジムスタジアム&ジムリーダー紹介


#center(){&font(b,green){きみは ポケモンへの 理解が とても 深いんだな}}

**【1】ターフスタジアム/ヤロー【くさ】

『ファイティング ファーマー』の異名を取る農夫。背番号は「831(野菜)」。
名前の由来はセイヨウノコギリソウの英名『ヤロー』。間違っても[[ピッピ>ギエピー]]ではない。

ジムミッションは20匹のウールーをゴールまで導くもの。
各関門ごとに俵が置かれており、20匹全てが関門に到着するとウールーが景気よく俵をぶちぬいてくれる。
なおウールーは途中のワンパチを避けるため、ワンパチが邪魔であればジムトレーナーを先に倒すとよい。
そうするとワンパチは大人しくなる。

穏やかな性格をしており、相手が弱いと本気を出せないという難点を抱えている。
そのうえ1番目のジムのためにチャレンジャーはいちばん多い。
そのためヤローは試練を厳し目に設定しているらしい。

ジム戦ではヒメンカとワタシラガ(ダイマックス)を使う。&font(b){ちなみにこの時点でエースがLv.20である。}
ヒバニー以外を選んでいる場合はココガラをアオガラスに進化させておくと良い。
サルノリやメッソンで頑張ってワイルドエリアの[[イワーク>イワーク/ハガネール]]をしばこう。

**【2】バウスタジアム/ルリナ【みず】

『レイジング ウェイブ』の異名を取る褐色のお姉さん。背番号は「049(泳ぐ)」。
名前の由来は『瑠璃苦菜(ルリニガナ)』。

ジムミッションはスイッチを操作するごとに水が出たり止まったりする仕掛けをといてゴールを目指す迷路。
漁師の父と市場の働き手の母の間に生まれ、そのルックスからモデルとしても活躍しているというが、
ジムリーダーのときとモデルのときで別人と言えるくらい性格が変わるらしい。またソニアの旧友でもある。
主人公に負けると髪をかきむしって悔しがる。
また、[[みずタイプ>みずタイプ(ポケモン)]]使いなだけに自身とタイプ相性で不利な[[くさタイプ>くさタイプ(ポケモン)]]使いであるヤローをライバルと公言しているらしいが、
当のヤローは「自分自身がライバル」というストイック気質のため現状一方的な対抗心に終わっている模様。

[[トサキント>アズマオウ]]、サシカマス、カジリガメ(ダイマックス)を使ってくる。
この時点ではキョダイマックスではないカジリガメだがLv.24。油断しないこと。

#center(){&font(b,red){カブよ 頭を 燃やせ 動かせ!}} 
#center(){&font(b,red){勝てる 道筋を 探すんだ!}} 

**【3】エンジンスタジアム/カブ【ほのお】

『いつまでも 燃える 男』の異名を取る壮年男性。背番号は「187(火花)」。
名前の由来はうんとこしょどっこいしょ、それでも抜けない『蕪』。
外見のモデルはプロサッカー選手の[[三浦知良]]と思われる。


かつては何度もチャンピオンに後一歩でなれそうだった所を逃したのがきっかけで勝つためなら何でもするような性格になってしまっていたらしいが、ダンデとの勝負を通して改めてポケモンと向き合うようになったという。
常にポケモンバトルから学び続けるベテランで、ここで多くのトレーナーが脱落する登竜門ともなっている。
一方でかつてマイナーリーグへ落ちたこともあるといい、そのため挑戦を受けていないときも修業を続けている。
なおホウエン地方出身者らしい。

ジムミッションは、なんとポケモンゲット。
ヤクデ、ロコン、ガーディの3匹を倒すかゲットして、5ポイントを稼ぐ。倒すと1ポイント、ゲットすると2ポイント。
なおこのときジムトレーナーと共闘する形になるが、ジムトレーナーが倒したらポイントを得られないうえ、
ジムトレーナーはチャレンジャーに攻撃を仕掛ける場合もある。
うまく見定めて倒すかゲットするか考えよう。なおここでゲットした場合、ジムチャレンジ終了後より手持ちに入れることができる。
手持ちがいっぱいだった場合は普通の野生ポケモン同様にパソコンへと送られる。
[[キュウコン>キュウコン(ポケモン)]]、[[ウインディ>ウインディ(ポケモン)]]、マルヤクデ(キョダイマックス)を使用する。
3戦目にしてもうさっそく[[キョダイマックス]]が登場する上、エースのマルヤクデはLv.27。
また、この時点ですでにすべてのポケモンが最終進化形になっている。

修行の一方で広告塔としても活動しているようで、実際、中々に渋くナイスな顔付きをしたカブさんがシェーバーの広告に出ている姿をゲーム中に拝む事ができる。
この時のカブさんは非常に決まっており、おじさま好きにはたまらないものとなっている。

**【4】ラテラルスタジアム/サイトウ【かくとう】 or オニオン【ゴースト】
バージョンによって戦うジムリーダーがことなり、ソードではサイトウ、シールドではオニオンとなる。
ジムミッションは「LRスティックをぐるぐる回すとその方向に回りながら進むコースター」に乗り、ゴールを目指すというもの。
どちらのバージョンでもジムの仕掛けは同じだが、ジム内の壁・床・仕掛けなど外装部分のデザインが異なっている。

ネギガナイト⇔サニゴーン、カイリキー⇔ゲンガーと対比関係が存在する。

***【ソード】サイトウ
ルリナに続き褐色のお姉さん。身長は低そうに見えるが主人公よりは若干高い。
「ガラルカラテの 申し子」の異名を取り、背番号は「193(戦)」。
名前の由来はインゲンマメを意味する「菜豆」。
サイトウさんだぞ。でも[[ライジング>仮面ライダーイクサ]]とかはしない。

ストイックに自らを鍛え続ける真面目なトレーナーである一方、
隠れスイーツマニアであるらしく、ギャップ萌えで人気が高いようだ。
公式絵などが真顔なので堅そうにも見えるが、礼儀正しく取っ付きやすい雰囲気の人柄である。
ガラルカラテは100年の伝統を持つらしいが、構えが拱手(中国拳法イメージ)だったり、握手は儒教スタイルだったり、
シンボルマークはベトナムの武術ボビナム由来だったり、韓国語訳だと『ガラルテコンドー』だったりと、
全体的に日本の空手より離れたなにかになっている。おそらく、「バリツ」が元ネタなのだろう。

[[カポエラー]]、[[ゴロンダ]]、ネギガナイト、[[カイリキー]](キョダイマックス)を使用する。

***【シールド】オニオン
「サイレントボーイ」の異名を取る仮面をつけた少年。背番号は「291(憎い)」。
名前の由来は玉葱の英名「オニオン」。でもネギを使うのはサイトウのほうなんだよなあ……。

内気な性格で、いつ仮面が外れてもいいように100個も同じ仮面のストックを持っているという。
普段は遺跡や墓場にいるという。

デスマス(ガラルのすがた)、[[ミミッキュ]]、[[サニゴーン]]、[[ゲンガー]](キョダイマックス)を使用する。

#center(){&font(b,purple){あんたらに 足りない ピンク}}
#center(){&font(b,purple){あたしらが プレゼント してやるよ}} 

**【5】アラベスクスタジアム/ポプラ【フェアリー】
「ファンタスティック シアター」の異名を取るお婆ちゃん。背番号は「910(キュート)」。
名前の由来はハコヤナギ属の樹木「ポプラ」。

御年88歳にもなる高齢のジムリーダーであるが非常に矍鑠としており、ジムリーダー歴はなんと70年。
つまり18の頃からずっとジムリーダーをやっているのである。
設定画によると若い頃はタカラジェンヌ風の美人であった模様。
なおオニオンやマリィ、そしてポプラが目をつけたビートのように若いジムリーダーの存在自体は別に本作では珍しくない模様。
実際主人公もジムチャレンジを通して後継ジムリーダーのオーディションをさせられるが、結果は後述するクイズの成績に関わらず不合格になる。
トレーナーとしての能力だけでなく「ピンクである(≒自分を継ぐに相応しい資質がある)かどうか」を重要視していた模様。

なんとジムバトル中にクイズを出題され、正解すると能力上昇、不正解だと能力下降というシステムとなっている。
とりあえず、ガラルのレディに幾つに見えると聞かれて正直に答えるのは良くないと思うんだ。

マタドガス(ガラルのすがた)、[[クチート]]、[[トゲキッス]]、マホイップ(キョダイマックス)を使用する。

なお作中でビートにジムリーダーの座を継がせている。
その際の教育の結果、遺跡を壊すまでに荒んでいたビートは無事いい子に更生することができたが、同時にピンクに染め上げられてしまった。
洗脳ではない、いいね?

**【6】キルクススタジアム/マクワ【いわ】 or メロン【こおり】
ラテラルスタジアムに引き続き、キルクススタジアムもバージョンによってジムリーダーが異なる。
ソードではマクワ、シールドではメロンとなる。
この二人は親子らしく、マクワがメロンの息子にあたる。確かに体型や目元など似ている要素が多く、名前の由来である植物も近縁種にあたる。

ジムミッションはダウジングマシンを持って見えない落とし穴を避けながら進むというもの。
最初は視界が開けているが、最終的には砂嵐(または吹雪)の中を進んでいかなければならない。
ちなみに落とし穴に落ちたか否かでリーダーの戦闘前会話がちょっとだけ変わる。

また、こちらもイシヘンジン⇔コオリッポと対の関係となっている。

***【ソード】マクワ
ふくよかな体型ながらイケメンでチャラついた外見の男。
「ハードロック クラッシャー」の異名をとり、背番号は「188(岩場)」。
その見た目に反して常に敬語で、アイドル的な人気を誇る。
[[いわタイプ>いわタイプ(ポケモン)]]の無骨なイメージを変えようという意識により、立っているときのスタイルなども独特。
名前の由来はメロンの変種「真桑瓜」。

[[ガメノデス]]、[[ツボツボ]]、イシヘンジン、セキタンザン(キョダイマックス)と独特なチョイスをしてくる。


***【シールド】メロン
こちらもふくよかな体型で、話し言葉からわかるとおり中年女性だが見た目は結構若い。
まあ前作のルザミーネ40代に比べるとそれなりに人妻に見える見た目ではあるが。
「ジ・アイス」の異名をとり、背番号は「361(寒い)」。

モスノウ、[[ヒヒダルマ(ガラルのすがた)]]、コオリッポ、[[ラプラス>ラプラス(ポケモン)]](キョダイマックス)を使用する。
オニオンのミミッキュといい、メロンのコオリッポといい、シールドは確定行動祭りである。

**【7】スパイクスタジアム/ネズ【あく】

史上初の[[あくタイプ>あくタイプ(ポケモン)]]ジムリーダーで、人呼んで「哀愁のネズ」。背番号は「061(悪い)」。
名前の由来は「杜松」。
ガラルでは知名度のあるシンガーソングライターらしく、ゲリラライブを行えば野次馬が集るほど。
パンクロッカー風の風貌をしており、タメ口混じりの敬語で話すが、けっこうな常識人で結構いい人。
[[マリィ>マリィ(ポケモン)]]の兄でもあり、今回のジムチャレンジを期にマリィにジムリーダーの座を譲るつもりでいた。
いっぽうで試合中は自分のポケモンの特性や戦法をバラす癖があるが、それも含めて
相手を煽るように試合進行する「キャラ作り」をして盛り上げるなど、エンターテイナーとしての側面もある。

彼の地元・スパイクタウンはダイマックスができない場所にあり、故にスパイクスタジアムもダイマックスは使用不可なので純粋なポケモン勝負になる。
リーグ委員長のローズはスパイクスタジアムをパワースポットに移そうとしていたようだが、ネズはダイマックスが嫌いであると共に故郷を愛していたため拒否。
ネズはダイマックスが使えるスタジアムでも絶対に使用しない((そのポリシーをマリィに押し付けてはおらず、マリィは使えるスタジアムではオーロンゲをキョダイマックスさせてくる。本当にいいお兄ちゃんや……。))。

なおジムミッションはないが、彼のもとまで向かう道中で[[エール団>エール団(ポケモン)]]が上から飛びかかってきたり、
バク転しながら挑みかかってきたり、挟撃を試みたりと実質的なジムミッションと化している。
いわく、スパイクスタジアムのジムトレーナーが地元が寂れるのを危惧して、
敬愛するマリィを[[チャンピオン>チャンピオン(ポケモン)]]にすれば町おこしになるとマリィ以外のジムチャレンジャーを妨害していたのがエール団なのだという。
ということでネズもマリィも悪人でもなんでもない。本当に「過激派ファン」でしかなかったのである。
スパイクタウンのシャッターを閉めていたエール団とそれに対するマリィの叱責を耳が良いので遠くから聞いていたそうだが、
自分がダメなやつだからチャレンジャーが来ないと思っていたことへの不安と、シャッターを閉めていた件が自身の本意ではないこと、
そしてチャレンジャーたる主人公にダイマックスが使えないスタジアムではあるが楽しんでほしいと気遣いをみせると試合に移行。

#center(){&font(b,purple){ふぅ……}}

しかし試合が開始すると一気に豹変。マイクを取り出してシャウトしながら、

#center(){&font(b,purple){負けると わかっていても 挑む 愚かな おまえの ために}}

#center(){&font(b,purple){ウキウキな 仲間と ともに 行くぜー! スパイクタウン!!}}

そしてまさかの、ジムリーダーなのに専用BGMをひっさげてポケモンを繰り出してくる((ジムバトルでないときに専用BGMだった例ならコルニという前例はある。))。

#center(){&font(b,purple){みんなも 名前を 呼んでくれ いくぜ! [[ズルズキン]]! いかくだ!}}

ズルズキンはいかく、かわらわり、すなかけと先鋒だけに妨害に特化した構成。すばやさで勝てても仕留めきれないとしっぺがえしされる危険性もある。

#center(){&font(b,purple){特性 あまのじゃく! [[カラマネロ>マーイーカ/カラマネロ]] ひねくれちゃいましょ!}}

つじぎり、イカサマ、サイコカッター、しっぺがえしと以外にも順当でばかぢからといったあまのじゃくに合いそうな技こそないが、
こちら側のいかくなどを下手に出すと手がつけられなくなるので十分あまのじゃくカラマネロは脅威である。

#center(){&font(b,purple){メンバー紹介! 甲高い うなり声が 自慢の タチフサグマ!}}

配下のエール団と同様に、ガラルマッスグマの進化形であるタチフサグマを使用。
一応はネズのエース格だが、ネズはダイマックスを使わない関係上選出順がくまれておらず、
故に途中で出てくることもある。
かくとう4倍と侮るなかれ、ブロッキングされて防御を下げられ、突破力を失ったところでカウンターが飛んでくることがある。

#center(){&font(b,purple){ネズには アンコールは ないのだ! 歌も! 技も! ポケモンも!!}}

#center(){&font(b,purple){みんな におうけど いいよな! ふいうち どくどくだ [[スカタンク]]!!}}

そしてあく対策を[[かくとう>かくとうタイプ(ポケモン)]]・[[フェアリー>フェアリータイプ(ポケモン)]]でしてきたトレーナーにまさかの毒悪複合スカタンク。
どくの攻撃技を持っているわけではないので落ち着いて対処したい。
とはいえどくどくは厄介なので、じめん技を持っているポケモンに素直に変えて対応しよう。
いやなおとを受け、倒される前に倒そうと攻め急ぐとふいうちが飛んでくることもある。

ダイマックスを使わないネズだが7番目のジムを任されるだけの実力はある。
ファイナルトーナメントでは1回戦のカブ(キョダイマルヤクデ)を撃破し準決勝の対戦相手であったキバナ(キョダイジュラルドン)が手こずったとネズ本人に直接言った程。

なお殿堂入り後は宣言通りマリィにジムリーダーの座を譲っている。

**【8】ナックルスタジアム/キバナ【ドラゴン】
ダンデと同年代の若い男で、色黒で自撮りが大好きなジムリーダー。
「ドラゴンストーム」の異名をとり、背番号は「241(強い)」。
名前の由来は「キバナコスモス」。

開会式で「トップジムリーダー」とも称されていただけあり、あのダンデにライバルと認められた男。
10連敗こそしているが、ダンデのポケモンを一番多く倒している。
OPでも彼とのエキシビションマッチをローズの挨拶後に披露していた。
またナックルシティにある宝物庫の管理も任されており、ジムミッションはスタジアムでなく宝物庫で行われる。
本人が[[ドラゴン>ドラゴンタイプ(ポケモン)]]使いという事もあり、街の人々からはお伽話のような「宝を守るドラゴン」に重ねられているフシもあるらしい。

ドラゴン使いだが、同時に天候パ使いでもある。
1戦目であるジムチャレンジの際は砂パ、そして2戦目では晴れ、雨、砂嵐の複合天候パ使いとなる。
また、ジムチャレンジ時のジムミッションは3人のジムトレーナーと戦うだけとシンプルだが、
キバナ自身を含め全員が天候パかつダブルバトルでの試合となる。
ちなみにダブルバトルで戦うジムリーダーとしては[[ホウエン地方>ホウエン地方(ポケモン)]]トクサネジムの[[フウとラン>フウとラン(ポケモン)]]以来である。

手持ちは[[フライゴン]]、[[ギガイアス]]、サダイジャ、ジュラルドン(キョダイマックス)となっており、ギガイアスとサダイジャの特性を活かしつつ戦う。
エースのタイプの都合上、むしろこちらも対砂で[[じめん>じめんタイプ(ポケモン)]]を連れて行くのが好ましいだろう。
またこちらも技や特性で天候を変えて対策するのも勿論アリ。キバナは天候ごとに違った反応を返してくれるので、余裕があれば試してみよう。



追記・修正お願いするボルよ〜

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#openclose(show=▷ コメント欄){
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- 片方にしか登場しないジムリーダーはもう片方のバージョンだとマイナー落ちしてるのかな?  -- 名無しさん  (2019-11-22 23:10:22)
- ↑設定的には、居るけどマイナーリーグ落ちしてるって感じだろうね  -- 名無しさん  (2019-11-23 01:02:33)
- メロンとマクワは親子なのにジムの方針の対立でキルクスタウンを二分するくらい仲が悪いらしい  -- 名無しさん  (2019-11-23 01:44:17)
- 歴代ジムリーダーの中でも屈指のキャラの濃さ。特にネズのズルズキン!いかくだ!はテンション上がった  -- 名無しさん  (2019-11-23 08:53:06)
- 1番キャラが濃いのは16歳と864ヵ月さんかな  -- 名無しさん  (2019-11-23 09:22:41)
- 対応としては間違いだよ←まあ分かる 攻撃と特攻がぐーんと下がった!←???  -- 名無しさん  (2019-11-23 09:39:07)
- ホウエンから来た炎使いのカブはアスナやアスナ父と何か関係あったりするんだろか?  -- 名無しさん  (2019-11-23 09:40:28)
- ネズだけ明らかに文章量が多い。この項目書いたのエール団だな  -- 名無しさん  (2019-11-23 10:24:19)
- 今回図鑑完成じゃなくてチャンピオンになるのが目標だからかリーグ関係のキャラも演出も濃くて楽しかった  -- 名無しさん  (2019-11-23 11:07:12)
- そのうち記事わけられそうな記事 設定資料集よりメロンさんは5児の母とのこと  -- 名無しさん  (2019-11-23 13:20:33)
- 基本厄介ごとは大人が解決してくれるからスタンプラリー感あったな。キャラそれぞれは魅力的だと思う。ダイマックスの動作とか、特にキバナのが好き  -- 名無しさん  (2019-11-23 18:51:02)
- ↑ルビサファ以降悪の組織と伝ポケにスポット当たり過ぎてやたら壮大になってたから久々にポケモンリーグへの挑戦に専念できる感じのストーリーで個人的には良かった  -- 名無しさん  (2019-11-23 18:59:33)
- ネズさんとこだけ力入りまくりでワロタ。ちなみにガラルには昔バリツ使いの探偵がいたってとある格闘家トレーナーが言ってた  -- 名無しさん  (2019-11-23 19:19:59)
- 登場しない方のジムリーダーもクリア後のトーナメントで戦えるようにして欲しかった  -- 名無しさん  (2019-11-23 19:38:01)
- ウールーがぶつかった後にヤローが出てきたもんだからギエピーにしか思えなくなった  -- 名無しさん  (2019-11-23 21:23:09)
- メロンはカードにあったように息子に継がせて剣じゃ引退してるんじゃね  -- 名無しさん  (2019-11-24 03:30:00)
- ネギを使うのはサイトウのほうで草生えた  -- 名無しさん  (2019-11-24 14:40:07)
- 荒らしコメントを削除しました  -- 名無しさん  (2019-11-24 21:24:21)
- アニメのリーグをゲームで再現するとこんな感じになりますよって感じ  -- 名無しさん  (2019-11-24 21:50:05)
- もう一度ジムチャレンジやってみたいね  -- 名無しさん  (2019-11-25 06:35:35)
- ルリナの由来はスピルリナからだと思ってた  -- 名無しさん  (2019-11-25 09:06:43)
- ↑海外名がルリニガナの学名由来になってるらしい。ただし英名はネス湖から来てるっぽい?  -- 名無しさん  (2019-11-25 15:35:36)
- ジムリーダー戦の演出ほんと好き。最初に暗転やらのカットをせずに自然に入るところとかスタジアムの中でやるから緊張感もあった  -- 名無しさん  (2019-11-26 22:53:46)
- カブさんはホウエン地方出身の炎ポケ使いか…フエンタウン出身か?  -- 名無しさん  (2019-11-28 15:43:07)
- カブのモチーフはキングカズ?  -- 名無しさん  (2019-11-30 03:10:14)
- ダンデの広告マントが一番目立つが、それぞれのジムトレもちゃんと企業ロゴ付いてるんだよね。知らないと只のデザインに見える  -- 名無しさん  (2019-11-30 08:37:17)
- リーグカードのおかげで影が薄くなりがちなジムリーダーが掘り下げられてキャラ立ったし今後のシリーズでも続けて欲しい  -- 名無しさん  (2019-12-02 12:52:39)
- 別バージョンでもクリア後は出てこないジムリと対戦出来たら良かったのに  -- 名無しさん  (2019-12-02 13:00:49)
- ↑自分も、ガラルのすぐ下にあるカロスに本当に行けたら、彼らがカロスのジムリとして登場するのかと思った。まぁ発売前から出てた草と格闘だけならそれぞれ歳で引退とかメガ進化を更に極める為に別地方に行ったりで被りをどうにか出来たけど、他に幾つか出てきたからにはその分、人物共々取っ替えてもアレなものになったからにはな▪▪▪。  -- 名無しさん  (2019-12-02 15:38:03)
- ↑×4 エンディングでズラーっと出てくるのも印象的だったけど他の動画で見直してみたら本当にそれで味わいがあった。しかもポケジョブに顔を出してるとどこかわかるのもまたよい  -- 名無しさん  (2019-12-03 21:11:40)
- 今回ジム戦楽しいからクリア後はエキシビジョンマッチの体で再戦できたらよかったなぁ  -- 名無しさん  (2019-12-04 17:01:53)
#comment
#areaedit(end)
}

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