ONE~輝く季節へ~

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&font(#6495ED){登録日}:2009/06/06(土) 23:43:28
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&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます

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**概要

Tacticsから1998年5月29日に発売された「心に届くADV第2弾」。

主人公がこの穏やかな日々が失われてしまうという疑念から、自らが「永遠の世界」と呼ぶ一種の精神世界に引き込まれてゆく。
過ぎ去ってゆくものへの想いや、今を生きるための絆をテーマとした寓話的作品。
ほのぼのとした恋愛パートでプレイヤーを感情移入させ、
終盤の劇的な別れと再会で感動させるという本作の構成は、いわゆる「[[泣きゲー]]」のジャンルを開拓させた。
また最初は分からない様にしているが実は思い出話的な形式であり、本編の大部分は過去の出来事であることなどかなり凝っているシナリオとなっている。

元々は「『[[To Heart>ToHeart]]』のマルチルートみたいなのを作れ」といわれて作った作品だが((売れるものを作るのは企業として正しいので、一方的に悪いとは言えない))、
皮は似せながらも中身は別物だったり、設定原画集では誤魔化すかのような説明がされていたりと、制約の中でどうにか自分達らしい作品を作り上げたと思われる。

キャラクターについても一見して普通かと思いきや、とてもあくが強いキャラ揃いで凄まじいことになっている。


ちなみに、「永遠の世界」という設定&bold(){だけ}を継承した『ONE2~永遠の約束~』という紛らわしい名称の姉妹作品も発売されている。
&bold(){&font(#ff0000){オリジナルのスタッフが一切関わっていないものでファンからは続編だと認識されていない。}}


「永遠の世界」とは何かは最後まで言及されなかったため、しばしばファンの間で討論になることも。


PSへの移植、小説、OVA(全年齢版・18禁版の2種類ある)、ドラマCD、フルボイスでのリニューアルなどを経るが、
いずれもPC版製作スタッフの大半が関与しないものであり、あまり良い評価はなされていない。
特に、PSの追加要素と全年齢版OVAは作品の設定を丸ごと否定している上に意味不明なため[[黒歴史]]扱いされている。
オリジナル部分のテキストは当然良いのだがPS版の自主規制による差し替え部分は非常におざなりで、イメージがガラッと変わる部分やおかしな場面が目立つ。
声優についても媒体事に違ったりしていて色々な意見があるが、PS移植は台本がおかしい&監督されていなかったらしく、演技は悪くないのに要所要所で明らかにおかしなイントネーション((仮に『あか(赤)』という単語があったとして、前後の流れを掴めなかったために『垢』の発音をしているような感じ。))が目立つ。
PS版にはフルアニメのOPムービーが追加されているのだが、ここもネタバレ防止なのか色々な設定がガン無視されているので原作を愛している者だと印象は微妙。
そのため、原作のデモムービー(もちろんアニメではない)の方が印象的で評価が良かったりする。

ちなみに、小説は全六巻予定だったが四巻発売後に発行元のムービックがゲームノベライズから撤退したことで残り二巻(澪・繭メイン)は絶望的。
なお、18禁版OVAは瑞佳・みさき・茜メインの3作のみ。留美は台詞付きでわずかに登場。澪・繭はOPのみで本編には出てこない。
この3作は連続した話なため、某コメント欄では「(関係を持つと浩平の記憶を失う)新しい性病」という妙な評価をされたこともある。


スタッフ
製作総指揮:YET11
企画:[[麻枝准]]
脚本:[[麻枝准]]、[[久弥直樹]]
原画:[[樋上いたる]]
グラフィック:[[樋上いたる]]、みらくる☆みきぽん、しのり~
音楽:[[折戸伸治]]、YET11、OdiakeS


**ストーリー
普通の学生折原幸平は世話焼きな幼馴染とともに穏やかな日々を過ごしていた。
日々の中で出会った少女たちと出会っていき、何の変哲もない日々がこれからもずっと続くかに思われた。
もう一つの世界とのかかわりが深くなるにつれ少しずつ日常とのつながりが
失われていく。
果たして浩平は少女たちとの絆を保つことができるだろうか?


**登場キャラ
声:PS版/ドラマCD/全年齢版OVA/フルボイス版

・折原浩平 
声:野島健児(ドラマCD)/[[谷山紀章]](OVA)
主人公。幼い頃に両親がいなくなり、現在は叔母の家で生活している。
一見特徴がなさそうだが、かなりフリーダムな性格。
それでいてかなりの世話焼きでもある。

・[[長森瑞佳]]
元祖幼なじみ。浩平を毎朝おこしに来てくれるなど優しく世話焼きな性格。

・[[七瀬留美]]
元祖ツンデレ。浩平のいたずらの対象にされることも多く、気の強い性格もありよく怒っている。

・[[川名みさき]]
元祖カレー先輩。盲目と言うハンデを感じさせない人懐っこい性格。

・上月澪
声:[[浅野真澄]](OVA)
下級生のドジっ子。唖障害で言葉を話せないため、スケッチブックを使って筆談で会話をする。
「知ってるが お前の態度が 気に入らない」でも有名だが、原作には登場しない。

全年齢版OVAには声優が当てられているが、あくまで「心の声」である。

・椎名繭
声:[[大谷育江]] /なし/[[かないみか]]/芹園みや
登校拒否児の中学生。唯一の友達「みゅー」がきっかけで知り合う。
そんな子に手を出す折原は正直どうかと思う。
 
・里村茜
声:中川亜紀子/山崎和佳奈/吉田小百合/[[みる]]
幼馴染みの少年が「えいえんの世界」へと消えてから、
雨の日に空き地で一人たたずんでいる無口な少女。何気に酒豪。

・椎名華穂
繭の義母。娘との関係に悩んでいる。
二次創作小説の名前が公式に認められたという経緯を持つ。

・柚木詩子
声:[[南央美]]/長沢美樹/[[矢島晶子]]/内村みるく
茜の幼なじみ。茜を心配でホームルームでも終業式でも押しかける素敵な子。

・折原みさお
声:なし/なし/望月久代/早瀬碧
主人公の妹。既に病気で他界している。
主人公が「えいえんの世界」と盟約したきっかけを作った人物。

・氷上シュン
声:なし/登場なし/保志総一朗/津波嵐
謎めいた言動が特徴の少年。

PS版(原作スタッフが関わっていない)では一方的に妹を名乗るメガネが、「お兄ちゃん」と一方的に呼んでくれるが誰も頼んでない。
こいつのルートでは原作設定もぶち壊している…誰も頼んでいない。
原作ヒロインの追加CGも当然別の人が原画担当であり、この時のいたる絵を模倣しようと頑張った努力は認めるが微妙……。誰も頼んでいない。


この作品がきっかけで、この世界に入った業界人も少なくない。

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- 全年齢OVAha  -- 名無しさん  (2016-09-01 11:39:53)
- ミスった。見ても何が何だかわからなかった。  -- 名無しさん  (2016-09-01 11:40:12)
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