D-HERO ディスクガイ(遊戯王OCG)

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&font(#6495ED){登録日}:2021/05/04 Tue 10:45:00
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D-HERO(デステニーヒーロー)ディスクガイは[[遊戯王デュエルモンスターズGX]]に登場する[[D-HERO]]シリーズのモンスターカード。
DSソフト『遊戯王デュエルモンスターズ WORLD CHAMPIONSHIP 2007』の付属カードで登場した。


*【テキスト】
#blockquote(){&color(brack){D-HERO ディスクガイ}
効果モンスター
星1/闇属性/戦士族/攻 300/守 300
このカードが墓地からの特殊召喚に成功した時、&b(){自分のデッキからカードを2枚ドローする。}}


*【概要】
効果を見れば分かる通り、&b(){セメタリー(墓地)から蘇生したら2ドローという生きた「強欲な壺」}。
蘇生カード1枚と引き換えに素材活用できるコイツとカード2枚をデッキからもらえるのでアドの塊。
優れている、というか「闇属性でレベル1の戦士族で低ステータス」とこの上ない程に優れすぎているステータスゆえにサーチするのも墓地に落とすのも蘇生するのも簡単。だからループを組むのも簡単。
生還の宝札とのコンボで3ドローはもはや鉄板。《リミット・リバース》にいたっては蘇生→2ドロー→守備表示にすればまた墓地に勝手に戻ってくれると言うことなし。

%%OCG化によって乏しい弱体化をされた%%[[%%バブルマン%%>E・HERO バブルマン]]%%とはなんだったのか。%%

もちろん【D-HERO】以外のデッキでも大いに役立ち、ある時は、かの【[[ドグマブレード>ドグマブレード(遊戯王OCG)]]】の一員として、ある時は【光と闇の竜】や【創世神】で真っ先に蘇生されるドローソースとして猛威を振るった。
というか、&b(){本社より出張先での活躍が多い。}
様々なサーチ手段があり、ドロー後も色々な利用方法があるのだから非常にたちの悪いカード。
一番たちが悪かったのが、この時代特有の&bold(){有用カードのプロモーション商法}だろう。雑誌や漫画や攻略本ならまだしも、ゲーム&s(){が}のオマケなので高いのなんの。
・《魔宮の賄賂》
・《強者の苦痛》
・《堕天使ナース-レフィキュル》
・《D-HERO Bloo-D》
……当時のプレイヤーはこのプロモーション商法で財布を虐められたものである。


*【アニメ】
[[エド・フェニックス]]が使用。
大体、墓地へ落とされて蘇生されてドロー効果を使われている。
エドのデッキは(アニメオリジナルカードもあるが)純正の【D-HERO】なのだが、それでも簡単に効果を使えてしまうあたり、このカードの恐ろしさがよく分かる。

*【そして禁止へ…】
もっぱら空気の読めない男こと「[[エアーマン>E・HERO エアーマン]]」と当時最強のドローカードだった《デステニー・ドロー》を絡めたお手軽爆アドデッキ回転エンジンとして出張しまくるがそんな奴が許されるわけもなく、登場から半年ほどの2007年9月1日で[[制限カード>制限カード(遊戯王OCG)]]に指定される。
しかし《増援》《おろかな埋葬》が無制限だった時代も長かったので&bold(){ほぼノーダメージ}。それどころか高額カード((1000円でも高額と扱われた当時に2500円程度。ただしこれはゲームの付属カードという特殊な入手方法が影響している。))が1枚で済むようになったと喜ばれる有様である。
当時D-HEROはエド・フェニックス人気などもあってよく組まれたデッキで、決して弱いデッキではなかったのだが、その真相は「&bold(){このギミックを搭載できるデッキが強い}」というもの。
【D-HERO】にとっては酷いとばっちりだが、1枚になろうとも先述の通り墓地へ送るのも蘇生するのも簡単すぎるので、生ける強欲な壺であることには変わりなく……。



ディスクガイ「はぁ……[[もう働きすぎて死にそうだ>過労死(遊戯王)]]。」

ドレッドガイ「やあディスク君、最近頑張ってるね。」

ディスクガイ「どうも、部長。ほぼ毎日ドグマブレード社へ出張しているから、たまには休みが貰えたらいいな…って貰えるわけないんですけどね!」

ドレッドガイ「朗報だ、ディスク君。さっき本社から通達があった。これから君は休めるぞ。&b(){永遠にな。}」

ディスクガイ「やった!………え、永遠…?」

ドレッドガイ「だって各所から苦情が入ってるんだもん。強欲な壺を禁止にした意味無いだろって。君のせいで会社全体の評判が下がってるんだ。」

ディスクガイ「え、だってあれは[[早埋>早すぎた埋葬]]のせいじゃ…」

ドレッドガイ「大丈夫、早埋も禁止になるから。あと、君は出張先で働きすぎだ。おかげで部下達は君に仕事を押し付けてやる気が無いんだ。」

ディパーテッドガイ「働きたくないでござるー」

ディスクガイ「それは、空気男がもっとい給料の良い仕事を紹介してくれるから…てゆーか、こいつは元からダメでしょ!」

ドレッドガイ「はいはいとにかくディスクガイ君、2008年9月1日を以てあなたを禁止カードに指定します。今までお勤めご苦労様でした!」

ディスクガイ「[[MA☆TTE!!>ジャック・アトラス]]」


こうしてディスクガイは、2008年9月1日で[[禁止カード>禁止カード(遊戯王OCG)]]となった。&bold(){当たり前である。}
何気にHEROモンスター初の禁止カードである。

D-HERO専用に調整された「ディバインガイ」の登場や、サポートの多い[[闇属性>闇属性(遊戯王OCG)]]・戦士族・レベル1・HERO((ちなみにD-HEROには他にドリームガイ、ダークエンジェルが該当))という優秀さから、
釈放には弱体化[[エラッタ>エラッタ(TCG)]]以外ないという見方が強かった。


追記・修正は2枚ドローしてからお願いします。

#include(テンプレ2)

#include(テンプレ3)







それから10年


ドレッドガイ「久しぶりだね、ディスクガイ君。君もエラッタを受けてもう一度働いてみないか?」

ディスクガイ「え、復帰できるんですか!?」


#blockquote(){(2018年4月1日からの新テキスト)
このカード名の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
このカードは墓地へ送られたターンには墓地からの特殊召喚はできない。
(1):このカードが墓地からの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。}

*【まさかの復帰】
その後、10年近く月日が流れた2018年4月1日に定例の[[エラッタ>エラッタ(TCG)]]で[[制限カード>制限カード(遊戯王OCG)]]として復帰。
同年7月1日に準制限となり、同年10月1日の改定で制限解除された。

「ディバインガイ」と同じくセメタリーに送られたターン中のエフェクト発動ができず、またドローエフェクトはデュエル中に一度のみと制限が大幅に厳しくなった。
1ターン目にセメタリーに落として2ターン目に展開するという形になるため、先攻ぶん回し系のデッキとの相性は微妙。

その分ドロー枚数は据え置きの2枚なので、Lv1の蘇生を得意とするデッキならば投入の余地はあるだろう。

現在のD-HEROでは「ドリームガイ」と同じサポートを受けつつ、「ディバインガイ」と同じターンに4枚ドローを狙うのが理想。「デッドリーガイ」や「イゾルデ」などの一般的ギミックがそのまま使える。

第10期で登場した「クロスガイ」は[[リンク召喚>リンク召喚(遊戯王OCG)]]時の蘇生エフェクトがあるので、それを活用できる。
ただし、それ以外には蘇生の手段が特に多いわけではない(そのくせ蘇生したいモンスターは非常に多い)ため、主力の「ディストピアガイ」などに回す蘇生カードが無いという状況に陥らないよう気をつけたい。

「ドローガイ」にもいえるが「フュージョン・デステニー」で「ドミネイト」の素材にし、そちらでデックトップを操作してから蘇生させれば狙ったカードを引けるので覚えておきたい。


ちなみに、「幽獄の時計塔」で特殊召喚されたドレッドガイも蘇生エフェクトが使えるが、ディスクガイではステータス上昇にほとんど貢献できないので相性は悪い。

*余談
ゲームの付属カードだったので当時のデュエリストの財布を大いに泣かせた。
といってもD-HERO自体《デステニー・ドロー》《D-HERO ディアボリックガイ》《D-HERO Bloo-D》などの値段が高く、当時としては相当な高額デッキだった。
そもそも当時のアニメキャラのカテゴリデッキは【サイバー・ダーク】【E・HERO】【ビークロイド】など、大体そんなところがあった。
値段は高い、使うのは難しい、&bold(){そのくせあんまり強くなかった}ため、遊戯王5D's以降は「カテゴリデッキや主人公の真似デッキを組むだけで強い」という路線になって成功を博すのである。


追記・修正は、やっぱりディスクガイを蘇生させてドローしてからお願いします。

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#include(テンプレ3)

#openclose(show=▷ コメント欄){
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- コイツと生還の宝札を組み合わせると脅威の3枚ドロー…  -- 名無しさん  (2021-05-04 11:04:40)
- 元々仕事ねえだろお前はw>ディパーテッド  -- 名無しさん  (2021-05-04 11:19:05)
- こいつはエラッタ弱体化を受けた中では良調整の部類かな。D-HEROデッキならピン採用くらいは今でも十分できる  -- 名無しさん  (2021-05-04 14:56:00)
- ディパーテッドガイ・・・  -- 名無しさん  (2021-05-04 17:05:28)
- ↑↑ エラッタ発表当初は「2つも制約があってきつい」といった意見もありました。ただキーカードを1枚引ければそのままゲームエンドになってもおかしくないですし、2つだと制約として強すぎるけど1つだと弱いということかもしれません。  -- 名無しさん  (2021-05-04 17:35:23)
- ↑そういう意見が当初は主流だったけど、実際使ってみるとピンなら有りだなが主流になった。デッキから墓地へ送る手段が増えた事も大きい  -- 名無しさん  (2021-05-04 17:59:59)
- 今なら融合やリンクでも簡単に落とせるしね。特にDはデッキ融合あるし  -- 名無しさん  (2021-05-04 19:43:09)
- ドレッドガイとディスクガイの寸劇に思わず笑った やっぱり2枚ドローはいつの時代も強いな  -- ダッシュガイ  (2021-05-04 20:09:03)
- ↑2~3 なるほど時代の変化もあって妥当な評価になったんですね。そう考えるとエラッタ前はどれほどぶっ壊れカードだったのか・・・。  -- 名無しさん  (2021-05-04 21:09:14)
- D-HEROってカテゴリシリーズの癖にそれぞれ個性が強すぎてシナジーほぼ無しな連中ばっかりだったなあ。  -- 名無しさん  (2021-05-04 21:47:41)
- 2枚ドローの際にコストを要求するカードが多い中で墓地に落とした次のターン以降ってだけで実質的にデメリット無しなのは実際破格の扱い  -- 名無しさん  (2021-05-05 06:41:43)
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