&font(#6495ED){登録日}:2021/05/16 (日曜日) 10:16:40 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&sizex(6){&bold(){&color(red)目覚めよ戦士たち!}}} #center(){&sizex(6){&bold(){&color(red)いま再び熱きバトルが甦る!}}} 紫炎龍とは、ゲームメーカー童(某スク水STGの会社)が1997年に開発した縦画面のシューティングゲームである。 操作系統は8方向レバー+2ボタン、全8ステージ+2周 敵弾や敵の攻撃を受けるとミス。道中は戻り復活だがボス戦はその場復活。ただしラスボスのみ戻り復活。 道中に存在するアイテムキャリアを破壊すると中からアイテムが出現する。 -バルカン(赤) 自機の初期装備。パワーアップすればするほどショットが扇状に広がっていく。 ある程度までパワーアップすると正面にそこそこ威力がある火球を飛ばすようになる。 割と万能に使えるが堅い敵に対しては接近して当てないと効果が薄い。 ボンバーは発動直後に画面上の敵弾を消し、自機前方の弾を消し敵に対してダメージを与える。 ボンバーの持続時間は最も長いが威力は低い。 -レーザー(青) 敵に絡みつくイナヅマ状のレーザーを発射。ある程度敵をサーチして飛んでくれる性能がある。 パワーアップする毎にレーザーの本数が増えていく。 雑魚の集団に有効。弾避けに専念しやすいが威力が低いので長期戦になりやすく、対ボス戦では不利。 さらに後半面の敵はこれに耐性を持つものもいる。 ボンバーは自機の周辺にレーザーを5発放つ。威力は最も高いが持続時間が短く範囲も狭いので、緊急回避や弾消しには不向き。 -ミサイル(黄) 正面に破壊力のあるミサイルを発射。ある程度パワーアップすると敵を追尾するホーミングミサイルも同時に発射される。 敵に向かって飛んでいくのにラグがある為、置き石のような使い方も出来る。反面雑魚の集団は苦手。 ボンバーは自機を中心に中規模の爆発を起こす。範囲も持続時間も平均的だが弾消しの信頼性は最も高い。 武器チェンジアイテムは現在装備しているものと同じ色を取得すると5000点のボーナス。 -パワーアップ 自機のショットを強化する。最大9段階。 -スピードアップ 自機の移動速度を上げる。最大3段階。 -ボンバー ボンバーを1個ストック。20発まで持てる。 パワーアップ・スピードアップ・ボンバーは最大まで達している状態で取ると5000点のボーナスが入る。 -フルパワーアップ 自機をフルパワー状態にし、さらに敵の攻撃に一回だけ耐えるアーマーが装着される。 フルパワー状態で取得すると、アーマー装着+上記のアイテムをランダムで大量にばら撒く。 -1UP 自機を1機増やす。特定の中型機を倒すと出現する他、アイテムキャリアからも稀に出る。 ん?これによく似たゲームを知ってるって…? それもそのはず、本作は1993年にアテナが開発したシューティングゲーム「大王」にクリソツなのである。 3種のメインショット、ショットとボンバーのシステム、大王で見た事のあるような敵が出てくるのでデジャヴを感じる人も多い。 ランクに関しては「大王」程極端ではない為1周だけならこちらの方が難易度は低い。 また、大王にはなかったステージでライバルメカ「DIO」との前哨戦があったりする。 哀れな事にこのライバルメカ、最終面でラスボスに粛正されてしまうのだが *移植 SS、PS、PS2に移植されている。 SS版は「紫炎龍」の名前で発売。 元の基板がセガサターンと互換性のあるST‐V基板の為移植度は最も高い。 アーケードと同様の環境でプレー可能な縦画面モードもあり。 PS2版は「THE シューティング ダブル紫炎龍」の名前で発売。 まさかのシンプルシリーズでの登場となった。 完全新規3Dシューティング「紫炎龍エクスプロージョン」とのカップリング収録となっている。 大王のリスペクトなのか、紫炎龍エクスプロージョンは3ボタンで3種のショットが撃てるようになっている。 PS版は「撃王 紫炎龍」の名前で発売。 通常の紫炎龍の他、難易度を変更した「ムズイ龍」「ぬるい龍」の他6種のおまけモード付き。 パッケージの謳い文句「こんなにお・ま・けモードがついてイチ・キュ・パ!」の通り、PS版の真骨頂はおまけモードだったりする。 2周目が存在しない、処理落ちが重い、青ボンバーの音がショボくなっている等移植度に関してはSS版には劣る。 説明書はモノクロでチープだがテキストがヤケクソ気味というか妙にハイテンション。一見の価値あり。 ここではPS版に収録されたおまけモードを紹介していく。 ・JIENRYU ポケットステーション風画面のモードで、このモードのみ紫炎龍とは全く別のゲームとなっている。 暫くプレーしていると画面に表示されているバッテリーが減っていき完全になくなるとプレーが不可能となる。 ・小円龍 落語調のモード。曲と効果音が漫才に倣ったものとなる。それ以外は紫炎龍と同じ。 人によってはいまいち面白さが伝わってこないかもしれない。 ・せこいりゅう せこさにこだわったモード。 初期残機0、ボンバーも1発のみ、アイテムキャリアから一切アイテムが出ない、全ての敵のスコアが1点、コンティニュー不可と徹底しせこい。 これだけ読むと難しそうに見えるが実はせこいことに2面クリアで終了する為クリアするだけなら最も簡単なモードである。 ・ずるい龍 敵弾がほぼ実弾の速さで飛び交いまくるモード。公式曰く「無調整無添加」。 説明書にも「お~こっちゃだ~めよ!」とある通り、キレやすい人はプレー非推奨。 ・ノロイリュウ 何から何まで「ノロイ」モード。 曲がホラーチック、スピードアップを取っても速度が上がらない、敵弾が遅いと、「鈍い」と「呪い」を掛けている。 敵弾が多く、弾速が遅いので弾幕STGのような感覚でプレーできる。 ・Furui Ryu レトロ風味なモード。 セピア調の画面に音質はガビガビでまるで大昔のテレビでプレーしているような気分になる。 色の関係でショットアイテムの判別がし辛いのはご愛嬌。 *余談など 1~100位のランキングのスコアを300万以上で埋め、かつメインショットがミサイル、残機もボンバーも0の状態を維持するとスコアに倍率がかかる通称「倍率モード」に移行する。通常よりも加算されるスコアが多くなる為ハイスコア狙いには必須である。ただしランク上昇にも倍率がかかる。 4面のあるオブジェクトにはダイオードの回路記号が書かれている。 プロレスラー「マグニチュード岸和田」はこのゲームの音楽製作に関わっていた矢口壹琅の紹介で一時期紫炎龍のリングネームで活動していたという。 追記・修正は2周目ラスボスをノーボム撃破してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 紫龍炎かまらじゃないのね… -- 名無しさん (2021-05-16 15:08:02) #comment(striction) #areaedit(end) }