&font(#6495ED){登録日}:2009/09/08(火) 18:25:47 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 月の満ち欠け 潮の満ち引き 水面を乱す宿命の周期―― 瑠璃の宮処にまどろむ龍の いざなう嵐に私はあらがう ――むげんの&font(#0000ff){なみ}は #right(){わだつみのこどう――} #center(){◇} アオイシロとはサクセスから2008年5/15日にPS2にて発売されたゲームである。限定版、通常版、廉価版が発売され、後に演出強化、ルート追加等がなされたPC版が発売された。原画家はHal。CEROレーティングはC。 ジャンルは和風伝奇ホラーアドベンチャーゲーム。 ホラーとは言うものの、そこまで怖い表現は無く、某地獄先生のシリアスな部分だけ、と言えば伝わるだろうか。 また、日本神話等からの引用が多く、説明の会話が若干多いので好き嫌いが別れるか。 OP曲:闇の彼方に ED曲:水面まで 挿入歌:海つ波 OP・ED:Rita/[[霜月はるか]] 挿入歌:みとせのりこ また、PS2版発売に先駆けコミック化された。 コミックラッシュ: 「アオイシロ―花影抄―」 百合姫: 「アオイシロ―青い城の円舞曲―」 花影抄の方は本編をなぞり、オリジナルの結末にたどり着くシナリオ。全3巻。 円舞曲の方は前日談で、本編ではあまりスポットのあたらない百子が主役を務めている。全1巻。 本編の後日談を描いたドラマCD「青城奇譚」も販売されている。 尚、同SUCCESSから発売されているアカイイトとは姉妹作で、世界観を共有している。 【システム】 今作には緊急回避ボタンが搭載されている。 これは人目には恥ずかしいシーンの最中、予期せぬ来訪者(ママとか)が現れた場合、ボタン一つで全くゲームに関係ない映像を呼び出し、文字通り緊急回避する機能である。 sneg? これを設定することによりミニゲーム「鬼切りの鬼」という、アカイイトのキャラを用いたSFCチックなアクションゲームが遊べる。 緊急回避ボタンでは1面のみだが、本編である条件を満たせば3ステージ+隠しボスに挑めるようになる。 また、サクセスコマンド(↑←→↓↑↑)をタイトル画面やプレイ中に入力すると――? 【主要登場人物】 ◆小山内 梢子(おさない しょうこ) CV:[[日髙のり子]] 主人公。通称:オサ。 青城女学院二年で就任したての剣道部部長。 エースで実力は全国クラス。 真面目で律儀な性格。弄られ役もツッコミ役もこなす忙しい人。短めに切り揃えられた髪とホットパンツ姿が凛々しい。何げにスタイルもいい。 夏合宿で卯奈咲の咲森寺にやってきた彼女は初めて来たはずの場所に奇妙な既視感を覚える。 そんな中、梢子は浜辺に打ち上げられた人魚のような、人形のような少女と出会い―― 一般的な女子高生から見たら充分強いが、巻き込まれる事態が事態なので、前作主人公同様選択肢一つで溺れたりして天に召されるスペランカー。 ただし条件を満たすと最強キャラに化ける。 ◆相沢 保美(あいざわ やすみ) CV:山口立花子 青城女学院一年で剣道部のマネージャー。ふわふわな栗色の髪を持った癒し系。 運動は苦手だが事務的な仕事は得意で、合宿中の料理当番も彼女。まさに縁の下の力持ち。 意外と嫉妬深い所も。 綾代や梢子のせいきを吸って昇天させるルートがある。 ◆喜屋武 汀(きやん みぎわ) CV:[[藤村歩]] 青城女学院剣道部より先に咲森寺に寝泊まりしていた少女。髪が梢子よりも短めなので男に見えなくもないが胸元を強調した服を着ているため、それを感じさせない。 飄々とした性格で中々底を見せないが、運動神経は抜群のようで、初めて剣道に興じる際もなかなかの腕を見せ、さらに伝説やオカルトな知識も多く持っている。 ◆ナミ CV:[[佐藤利奈>佐藤利奈(声優)]] 咲森寺近くの浜辺に打ち上げられていた少女。地面に擦れんばかりに伸ばしたふわふわな白髪が特徴的。 見た目は小さく、10〜12歳程度に見えるが、口がきけないために年齢氏名住所と何から何まで不明である。 寺の和尚によって着せられた着物が良く似合っている。彼女のHAPPY ENDではこれまた和尚自作のかわいい服を着て登場する。 かわいい。 ◆カヤ CV:[[清水香里]] 封じられていた神器である〈剣〉を持ち、自身の因縁の地を目指す黒衣の剣鬼。 容姿は20代前半から半ば程の女性である。 今作のおっぱい担当。 ◆コハク CV:かわしまり…瑞沢渓 幼げな容貌だが、口調は物々しく、口調にみあった貫禄を持ち合わせる性別すら謎の人。 赤い椿を彷彿とさせる着物を着こなし、腰には二尺七寸の刀をさげ、常に左の目を閉じている。 ◆秋田 百子(あきた ももこ) CV:大久保藍子 青城女学院一年の剣道部所属。剣道についてはまったくの素人だったが、持ち前の運動神経等で次期エースと目されている。ハイテンション娘。 保美とは百合とまではいかないまでも仲が良く、寮では同室である。 咲森寺の食生活に不満を抱き、あっという間に肉欲(食欲的な意味で)の虜に。 祖父がアカイイトに登場している。 公式HPでは発売前に放送されたwebラジオでパーソナリティを務めた。 ◆桜井 綾代(さくらい あやしろ) CV:吉成由貴 青城女学院二年で、梢子と同時に就任した剣道部副部長。柔和で優しいお嬢様で、平安時代のお姫様のような髪をしている。 真面目な部長が"鞭"、優しい副部長が"飴"と、梢子とは良いコンビ。可愛いもの好きなようで、ナミを甘やかしたがる。 PS2ではあまりイベントが無かったが、PC版では彼女のイベントが追加された。 ◆葵 花子(あおい はなこ) CV:鈴木麗子 青城女学院剣道部顧問。 教職は聖職であるという考えで、教師になりたてなので中々熱い先生。シリーズでは貴重な眼鏡キャラ。 古典教師であり、学生時代の専攻は民俗学だった等の事から、伝説、オカルトに妙に詳しい。 前作のとあるキャラと親交が深い。 鈴木佑快 CV:秋元羊介 梢子たちが宿泊する寺の住職。 葵先生の父親の友人であり、その関係で寺を合宿所として提供した。 意外にも副業として裁縫を嗜んでいる。劇中でのナミの服は彼の作品。 またPC版での追加CGでは和尚の漢ぶりが見られる。 【余談】 ★2008年2/20日に発売された週刊サンデー12号の裏表紙に本作の広告がでかでかと載り、知らない人からすればエロゲの広告に見えたそうな。 ★シナリオライターの麓川智之氏は[[京極夏彦]]のファンのようで、本作そしてアカイイトの用語辞典や氏のブログにおいて、京極作品ネタがちらほら見られる。 また、アカイイトは「[[絡新婦の理>絡新婦の理(小説)]]」をアオイシロは「[[鉄鼠の檻>鉄鼠の檻(小説)]]」を読んでいるとストーリー中にはっとする所があるかもしれない。あと「[[どすこい。>どすこい。(小説)]]」も。 綾代「追記・修正するとどうなりますか?」 梢子「項目が充実して、アニヲタが満足する…かな」 綾代「しますします。追記・修正します」 綾代「ナミちゃんはかわいいです」 梢子「そこだけ追記するのもどうなんだろう…」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() #comment #areaedit(end) }