&font(#6495ED){登録日}：2011/07/17 (日) 21:02:03 &font(#6495ED){更新日}：&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}：約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- コミック百合姫で連載中のなもり(という名のクラゲ)による漫画作品。 13巻まで発売中。5回にわたってアニメ化(TV1・2期→OVA→TVSP→3期)もされた。 *【概要】 ---- 富山県高岡市、七森中の「娯楽部」に所属する女子中学生4人と、それを取り巻く生徒会の女の子たちの、 時に笑いあり、時に[[百合]]ありのまったりとした日常生活を描いている。 『コミック百合姫S』連載時、そんなに雑誌掲載作品の中では百合百合していないにもかかわらず、当初から読者アンケートではダントツだったという逸話がある。 また本作のヒットにより新規読者が激増し、購読者の男女比が3：7から7：3へと逆転する事態になったという（※その後は6：4に推移している）。 //↑の出典その1：https://www.hayakawabooks.com/n/n377845272272?gs=8ce0feb7d030 //↑の出典その2：https://ddnavi.com/interview/420470/a/ また、1話12ページなのに一誌で3～8話掲載していたため、季刊雑誌掲載作品としてはコミック刊行ペースが異例の速さを誇る。 その早い掲載ペースにも関わらず、アニメ関係や限定版関係などの他の作業も同時にこなしてしかも締切も守るその速筆さから、 &font(#ff0000){実はなもり先生は4人いる}とまで言われている。 キャッチフレーズは&font(#ff7800){『笑われればいいと思うよ。』} 百合姫S時の100P掲載は伝説。 ちなみに原作漫画はメタなネタが多くあり、日常会話の中で本作のアニメ化、ドラマCD化、実写化の話をしたり、サザエさん時空について言及したりしている。 アニメではサザエさん時空をネタにした回もあった。 *【登場人物】 ---- **◆ごらく部 ・[[赤座あかり]]（あかざあかり） CV.[[三上枝織]] &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){7月24日生まれのしし座。}}} &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){13歳の中学1年生}}} &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){血液型はA型。}}} &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){学年が一つ上の京子と結衣とは、昔からの親友且つ幼馴染。}}} &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){中学入学とともに娯楽部に入部した。}}} &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){主人公のハズだが、アニメのタイトルコールでハブられ、空気なのをネタにされたり、表紙ではだんだん目立たなくなったり、とにかく不遇だがそれも作者や読者、スタッフに愛されているからこそである。まぁ、[[彼女と同じ目>ネプチューヌ]][[にあっているものなど幾らでもいるのだから…。>上城睦月／仮面ライダーレンゲル]]}}} ・[[歳納京子]]（としのうきょうこ） CV.大坪由佳 3月28日生まれのおひつじ座。 14歳の中学2年生。 血液型はB型。 お調子者でマイペースを地で行く、作品随一のムードメーカー。 アホの子に見えるが実は天才肌で、テストでは毎回一夜漬けで学年1位を取るため、綾乃に敵視されている。 『魔女っ娘ミラクるん♪』がお気に入りで、同人活動をしたり、映画を見に行ったりしている。 あかりや結衣とは気心のしれた仲であり、よく結衣の家に泊まりに行っている。 作者は第5話ぐらいまで京子が主人公だと思っていたとのこと。というか実質的に主人公ポジ。 ・[[船見結衣]]（ふなみゆい） CV.津田美波 4月22日生まれのおうし座。 14歳の中学2年生。 血液型はO型。趣味はゲームで、RPGでは不必要なまでにレベルを上げてボスを圧倒するタイプ。 性格はクールで、京子の暴走や千歳の鼻血に対しては厳しいツッコミを入れるが、本質的には優しくお人好し。 当初は無口キャラ（長門系)の予定だったが、現在は饒舌なツッコミ役に回っている。 笑いのツボがおかしく、綾乃のギャグには思わず吹き出すほどウケるが、京子の似たようなギャグには無反応だった。 中学生だが一人暮らしをしており、家事はそれなりに出来る。京子たちが頻繁に泊まりに来るため、一人暮らしの寂しさとはあまり縁がない。 ちなつに強力なアプローチを受けては戸惑っていたが、最近はそんなにまんざらでもない様子。作者の母は結衣が主人公だと思っていた。 ・[[吉川ちなつ]]（よしかわちなつ） CV.[[大久保瑠美]] 11月6日生まれのさそり座。 13歳の中学1年生。 血液型はAB型。 茶道部入部志望だったので部室に来たが、『魔女っ娘ミラクるん』に似ているため、京子に引き止められてそのまま娯楽部に入部。 結衣のことがガチな方向で大好きでおでことはいえキス、デート経験済みである。 だが本人のファーストキスの相手は&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){あかり}}}、しかも無理矢理である。 芸術的センスは最悪。腹黒い一面を見せることもあるが、恋愛が絡まないと良い子であかりとはほとんど親友と言ってもよいほど仲良し。 最近は&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){あかり}}}の無垢なる魔性にやられている。 そしてたまに京子にデレる。 流石はガッチーナ……。 &font(#ffb74c){女神の調べを爪弾く王女様}ではない。念のため……。 **◆七森中生徒会 ・[[杉浦綾乃]]（すぎうらあやの） CV.[[藤田咲]] 1月20日生まれ。 14歳の中学2年生。 血液型はAB型。 生徒会副会長。京子・結衣・千歳とは同級生。 ものすごくピュアでシャイでツンデレ。ギャグのセンスが悪い意味で独特。しかし結衣だけにはウケる。 テストでいつも学年2位、さらに部室の不法占拠の件もあるため、京子を一方的にライバル視しているが実は京子のことが好(ry 京子には(表面上)ツンツンすることもあるが、元々の性格は優しく面倒見のよいもので、京子もそのことを知っているため仲は良い。 ・[[池田千歳]]（いけだちとせ） CV.[[豊崎愛生]] 3月10日生まれ。 14歳の中学2年生。 血液型はO型。 関西地方出身で、関西弁で話す。漬物が好物。 ほんわかした癒し系。綾乃とは仲良しで、よく彼女のフォローに回っている。 百合趣味で眼鏡が拘束具(妄想的な意味で)。 妄想すると鼻血がヤバい。ちなみに京子×綾乃推し。 ・[[古谷向日葵]]（ふるたにひまわり） CV.[[三森すずこ]] 6月16日生まれ。 13歳の中学1年生。 血液型はA型。 「～ですわ」口調で話し、お淑やかな性格の持ち主。あかり、ちなつ、櫻子とは同じクラスでよく一緒にいる。 櫻子とは幼稚園からの腐れ縁で、現在は次期生徒会副会長の座を争っている。 でも櫻子と百合ってる。というか妻。基本的に物腰柔らかな彼女がツンデレ気味になるのは櫻子だけである。 中学1年生と思えないほど巨乳。 漫画では櫻子の家の隣の一軒家に住んでいるが、アニメ版では櫻子の家の向かいにある団地に変更された。 ・[[大室櫻子]]（おおむろさくらこ） CV.[[加藤英美里]] 9月7日生まれ。 13歳の中学1年生。 血液型はB型。 向日葵とは幼稚園からの腐れ縁で、現在は次期生徒会副会長の座を争っているが、&font(#ff0000){幼少期に婚姻届を交わした仲}。 言い争いこそすれど向日葵とはたいてい一緒におり、とある事情でしばらく別行動になりがちになった時はやきもちを妬いて不機嫌になった。 性格は明るくてお調子者。勉強は苦手。京子から頭の良さをとっぱらったのが櫻子と思えばだいたいあってる。 案の定京子とは波長が合っており、「さくっちゃん」と親しまれている。ボケ倒すタイプの京子を時にツッコミに回らせる稀有な人材でもある。 ・松本りせ（まつもとりせ） CV:[[後藤沙緒里]] 5月23日生まれ。 現生徒会長。ゆるゆり唯一の中学三年生キャラでもある。 喋らないが、西垣先生にだけ意志が伝わっている。よく見ればかすかにリアクションをとっていることも。 先生の実験によく付き合ってる。実験の内容を聞かれると顔を赤らめる。 原作でりせが主役ポジションとなった話は無音映画の如く、りせもほかのキャラもセリフが一切ない異色のものになっている。 生徒会長という重要なポジションながら出番が少なく、ある意味であかりより空気キャラなのかもしれない。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){アニメ第4話目の謎の9人目の正体はこの人}}}。 アニメ1期では[[TIGER&BUNNY]]の斎藤さんを彷彿とさせる超ちっさい声でしゃべっていた。 ボリュームをものすごく上げれば聞こえるが、その際はヘッドフォンなりしないと周囲に迷惑がかかるので注意。 2期の次回予告でついにまともに声をだしてしゃべった。 曰く、おしゃべりは大好きらしい。 **◆その他 ・古谷楓（ふるたにかえで） CV:内田彩 10月30日生まれ。 向日葵の妹、6歳。 世話を焼いてくれる向日葵が大好き。また、家族ぐるみで付き合いのある櫻子たちとも仲良し。 さらりと毒を吐くが悪気はない。気を使っているだけなのだ。 ・[[池田千鶴]]（いけだちづる） CV:倉口桃 3月10日生まれ。 千歳の双子の妹。 千歳よりも目つきが鋭く性格はクール。京子のことを蛇渇の如く嫌っているが、当人からはわりと好かれている。 千歳と同様の妄想癖を持つが、千歳と違って鼻血ではなくヨダレを垂らす。 綾乃×千歳推し。 なかなかのイケボ。 ・西垣奈々（にしがきなな） CV:[[白石涼子]] 1988年6月21日生まれ。 七森中の(物理的に)アブナイ理科教師。 本作品を爆発漫画だと思っていた。 実験で一緒に爆発する「爆友」を募集中。実験に失敗するたびに怪我をするが、曰く「私の辞書に死の文字は無い」。 ・吉川ともこ（よしかわともこ） CV:石川綾乃 2月16日生まれ。 ちなつのお姉さん、19歳。あかね(後述)とは友達である。 ちなつに道路工事されたりしてる。 優しく穏やかな性格だが、あかねさんや彼女にそっくりなあかりと話すときはテンションが高め。 あかねさんにただの友達を超えた好意を抱いているが、当のあかねさんがガチシスコンなので…。 アニメ版ではあかねさんについての空想がパワーアップしていた。 ・[[赤座あかね]]（あかざあかね） CV:[[堀江由衣]] 12月13日生まれ。 あかりのお姉さん、19歳。 いつもニコニコしてて、とても優しくて周りまで明るくなると言う人柄。 しかし&font(#ff0000){重度のシスコン}。 休日には&font(#ff0000){あかりのパンツを被りながら}「いもうと大好き」といった妹本を読む。 余談だが、第1話連載時では彼女の部屋の扉には「&font(#ff0000){おにいちゃん}の部屋」と書かれたプレートが掛けられていた。どういうことなの…。 単行本、およびアニメでは「&font(#ff0000){おねえちゃん}の部屋」に修正されている。 アニメ1期では出番が無かったがBD/DVD初回特典版付属のドラマCDにて登場する。 2期では満を持して登場。&font(#ff0000){＼ｱｯｶﾈ～ﾝ／}。あかりグッズに等身大抱き枕が加わるなどシスコンぶりに拍車がかかった。 ・船見まり（ふなみまり） CV:[[内田真礼]] 8月30日生まれ。 結衣の親戚の幼女。 好物はうに。将来の夢もうに。 世知辛い目にあっては大人になっていく。 アニメ3期のEDではおなじくロリ枠の楓と仲良さそうにしており、第9話で初めて出会った。 **◆大室家 ・大室撫子（おおむろなでしこ） CV.[[斎藤千和]] 1月21日生まれ。 櫻子の姉、18歳。 クールでいつも気だるげ。着信音がおかしい。櫻子の騒がしさが煩わしい時には出て行ってもらうために土下座すら辞さない。 花子や楓、向日葵には優しいが櫻子には時に厳しい。しかしそれはたいてい櫻子がなにかやらかしたためであり、花子・櫻子との姉妹仲自体は良い。 三姉妹の一番上ということもあって櫻子と花子が幼い頃には優しく面倒見のよいお姉ちゃんをやっていた。今でもその頃の妹たちの写真を見ると頬が緩む様子。 櫻子と違って学業成績は優秀。だが体型はやっぱり貧n…スレンダー。 &font(#ff0000){彼女が居る}という疑惑があったが、なんとスピンオフで&font(#ff0000){彼女持ちと確定}。ネタもゆるさも抜きのガチでした。 ・大室花子（おおむろはなこ） CV.[[日高里菜]] 8月7日生まれ。 櫻子の妹だし。 8歳のロングヘアーな女の子。「～(だ)し」というのが口癖。 年齢の割に落ち着いており、撫子似だが、年齢相応の子供っぽい一面を見せることも。 撫子はお姉ちゃんと呼ぶが櫻子は呼び捨て。 櫻子と違って（ry クラスの皆と百合姫編集部から&font(#ff0000){花子様}と呼ばれる。 **◆魔女っ娘ミラクるん ・魔女っ娘ミラクるん CV.[[竹達彩奈]] 愛と正義の魔法少女。 京子が大ファンの漫画作品の主人公。 姿はちなつと似ているが、ツインテールに違いがある。 可愛らしい容姿や作風の割に、わりと容赦のない性格をしている。 元ネタはなもりが挿絵を担当したライトノベル・ぷいぷい！にある。 ・ライバるん CV:[[悠木碧]] ミラクるんのライバル役。 敵だけど、結構良い子っぽいらしいよ。 元々はアニメオリジナルキャラだったが、原作にも逆輸入された。 *【その他】 ---- 実は初めからアニメ化を視野に入れて始まった作品である。 アニメ企画が出る前のインタビューでは百合姫の編集長が、「目標は百合姫の作品を映像化すること、現状だとゆるゆり。」と語っていた。 いかんせん掲載誌がマイナーだったため、アニメ化当初は注目度が低く不安視する声もあったが、結果は…現在の通りである。 余談だが、隔月刊雑誌キャラ★メル[フェブリ]にて連載している同じ作者の漫画「りせっと！」はゆるゆり本編と同じく七森中が舞台となっており、 モブキャラとしてゆるゆり本編のキャラが何人か出ている。 TVアニメ1期第6話にて、りせっと！主人公の高岡ひろが登場した。 ニコニコ静画では各話更新の日毎にスピンオフ漫画「大室家」も公開された。 なおニコニコ百合姫にて再び連載されており、製品版1巻が絶賛発売中である。 11巻以降タイトルロゴを刷新。1～10巻の新装版及び後述のOVA以降のアニメも新ロゴに準拠。 魅力的なキャラもファンも多いが、アニメでは全編におけるあかりの扱いや古谷家の設定変更、1期最終話のドラム缶事件、2期ラスト2話のストーリーは賛否が分かれるところ。 それでも続編を熱望してやまない多くのファンに応え、2014年にはスタッフ＆アニメ制作を総入れ替えしたOVA「ゆるゆり なちゅやちゅみ！」(劇場にて先行公開あり)が作られ、 翌2015年にはTVSP「ゆるゆり なちゅやちゅみ！＋」を経て遂に、それらのスタッフによる3期「ゆるゆり さん☆ハイ！」が10月放送開始にこぎつけた。 #center(){＼&font(#ff0000){ｱｯｶﾘ～ﾝ}／} はぁ～い！追記・修正、始ま #center(){＼ﾃﾞﾃﾞﾝ！／} #include(テンプレ２) #right(){この項目が面白かったなら……＼ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - もうみんなが主人公なのではないかな？みんなキャラが立っていて可愛い -- 名無しさん (2014-04-23 21:44:48) - ↑主人公という座はあかりちゃん最後の砦だから勘弁 -- 名無しさん (2014-08-26 17:42:17) - やっと3期か、キャラデザがなちゅやちゅみ風になってる -- 名無しさん (2015-03-07 23:53:01) - 何かバランスが崩れると一気にシリアス化しそうな独特の雰囲気があるよね -- 名無しさん (2015-04-04 20:18:54) - 絵柄がかなりきれいになってる。動画工房ほどはっちゃけた感じはなくなって、無難な日常系になってるな。 -- 名無しさん (2015-10-06 18:16:45) - 1期5話のキスは別にアニオリじゃなくて原作通り、むしろ動きがついていいアレンジになってるって好評なシーンなんだけど -- 名無しさん (2015-10-20 08:55:51) - 作画すっきりしてるけどところどころ怪しいところがあるな。その点に関しては動画工房はさすがだった -- 名無しさん (2015-10-29 13:53:17) - 過度のあかりいじりがなくなったこととモブがちゃんとしゃべるとことと、向日葵の家が団地じゃなくなったのはグッド -- 名無しさん (2015-11-09 20:28:01) - 正直三期は始まるまであんまり期待してなかったんだけど今までで一番雰囲気が良い感じがする -- 名無しさん (2015-11-09 20:43:56) - 3期が始まって本当普通の日常系微百合アニメになったね、ミルキィ1-2期と4期ぐらい別物 -- 名無しさん (2015-12-09 02:29:23) - ミラクるんが出る度に笑ってしまう。可愛い顔して、いい性格してんなぁ(「愛と正義って何だっけ？」って毎回思わされる)。 -- 名無しさん (2018-12-02 12:45:15) - なんでちなつちゃんは京子をこれほどまでに嫌うんでしょうかねぇ… -- 名無しさん (2020-01-22 09:57:22) #comment #areaedit(end) }
