ギャグ(口枷)

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ギャグ(口枷) - (2021/01/17 (日) 19:09:09) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/02/19(金) 13:56:32
更新日:2021/08/06 Fri 18:38:28
所要時間:約 2 分で読めます




【ぎゃぐ】

世界各地で使用されている拷問などをするために口を塞いで言葉や悲鳴を発せなくさせたり舌を噛み切らせないようにための器具の事。
日本では「猿ぐつわ」と呼ばれる。

口に棒等のマウスピースを噛ませてそれをベルトや紐等で固定して使用する。
これ単体では絶食や発声の制限程度しか効果が無いため他の拷問と併用して使用される場合がほとんどである。


様々な種類がある。
以下主なバリエーション。

  • ビットギャグ
バイトギャグとも。
馬のくつわに似せた物。
鉄や木の棒等を噛ませるタイプ。最もポピュラーなギャグ。

  • ボールギャグ(ギャグボール)
通気用の穴の空いたゴルフボールのような玉を噛ませる。
昨今のSM作品ではこちらが主流。
美女がボールギャグの穴からたらす涎は最高級のご馳走である。

  • リングギャグ
ボールギャグのボールの代わりに五円玉のようなリングが付いた物。
言葉は発する事は出来ないがうめき声ぐらいなら発する事が出来る。
穴を大きくして無理矢理男性器を加えさせる目的の「強制フェラリング」なるものも存在する。

  • 猿ぐつわ
主に日本で使われた丸めた布を舌を固定するように押し込み噛ませ縄で固定した物。
基本的に上記の物と同じだが呼吸の妨げ度合いが比較的大きい為苦痛も大きい。
酷い時は拷問中に嘔吐した物がこれにより喉に詰まり窒息死したという。



ちなみに余談だが日本語の笑いの意味である「ギャグ」という言葉の由来はこの器具である。(英語で日本語の笑いの「ギャグ」を指す言葉は「ジョーク」)

もともとギャグという言葉には「言論の抑圧」という意味もあり、
観客に私語を止めさせて舞台に釘付けにするお笑いという意味から笑いの「ギャグ」という言葉が産まれたのである。

こう考えると時々新人のお笑い芸人にありがちな絶句する程面白くないギャグもある意味真のギャグかもしれない。


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