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- (2017/04/24 (月) 15:52:54) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2009/08/08(土) 12:55:29
更新日:2024/03/16 Sat 23:28:37
所要時間:約 3 分で読めます















































漢字で書くと「蚊」。
力ではなくカ。

由来はブーンと飛ぶ音から虫へんに文(ブーン)。

日本ではどこでも見かける生き物。
夏場に活発になる。

雨が上がった直後の夏の日にはおびただしい量の蚊の幼虫(通称ボウフラ)が孵化する為注意が必要。
水が溜まるような容器などがあればひっくり返しておこう。

古くから人類の快眠を妨げてきた憎むべき存在であり、夏場はどの家庭でもキンチョールやカトリス、蚊取り線香を使用する。
睡眠に万全を期するなら蚊帳を使おう。これに勝るものは無いといってもいい。

特に夏場の田舎の夜に明かりをつけた状態で網戸にしていると、網戸をすり抜けられる虫がガンガン入ってきて厄介なことになる環境もある。
蚊については割と防いでくれるのだが多くの網戸で完全とは言えない(網目の大きさにもよる)。
いずれにせよ注意しよう。

実は日本の蚊取り線香では蚊は死なない。
蚊は蚊取り線香の煙に当たる(吸う)と麻痺し、吸血行為が不可能になる。
そして、数分間煙に曝されると全身がマヒして動けなくなるが死んではいない。
つまり蚊取り線香は追い払い専用である。
また、東南アジアの蚊は非常にタフらしく、日本の蚊取り線香はほとんど通用しない。
そのため専用に成分を大幅強化した蚊取り線香が売られている。



有名な話だが動物の血を吸うのはメスの蚊。お前ら女の子にヒドいことするなよ。
血を吸うのは出産の為という。

血を吸うのと同時に病気を運ぶことでも有名であり、南米の蚊はおぞましい伝染病(マラリア、黄熱等)を有しているので大変に危険である。
もちろん他の地域でも安全とされているわけではない。危険である。
積極的に人を狙ってくるので、海外で最も危険な生物1位の常連さんである。
もちろん日本においても安全とは言えず、伝染病を持っていたりする。
近年では2014年に都内の代々木公園近辺で、デング熱が流行したのが記憶に新しい。

更に吸血対象は人間に限っておらず、他の家畜にも当然及ぶ。
家畜に対する伝染病のキャリアになったり、家畜から人へのキャリアとなったりと縦横無尽である。

しかも種類にもよるが流れのない水場など広範に渡って繁殖可能な適応力があり、
小柄で空を飛ぶので検疫を徹底することも難しい……。
飛行機・船内・服・荷物などありとあらゆるところに隠れて運ばれたりもする。


やはりビッチは叩き潰そう。
因みに刺す時に麻酔効果のある唾液を打ち込むので刺された対象は気付かない。
いつの間にか3~4ヶ所刺されました、はよくあること。

さらに痒くなったり腫れるのはこの麻酔唾液とのアレルギー反応によるもの。
うん、万死に値する。


花の蜜などを吸っていたりもするので、受粉に役立っていたりはするらしい。


これも有名な話だが、
蚊は温度が高くて二酸化炭素が濃い方へ向かう習性がある。
更に白いモノより黒いモノに集まり易い。

つまり、太っている人や酒飲み、肌が黒い人が刺されやすいということだ。
お前ら気を付けろよ!



余談だが蚊に吸血されることを「刺される」「かまれる」「食われる」など地域によって言い方に差があったりする。

上京して「蚊にかまれた」などと言って首を傾げられるのはよくある話。





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