伸縮自在の愛(バンジーガム)・薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)

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伸縮自在の愛(バンジーガム)・薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー) - (2018/03/21 (水) 11:46:39) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/11/11(金) 11:50:56
更新日:2024/01/16 Tue 07:22:44
所要時間:約 4 分で読めます





変化形は気まぐれだから 大事なものがあっという間にゴミへと変わる

だから ボクを失望させるなよ ゴン♠


伸縮自在の愛(バンジーガム)薄っぺらな嘘(ドッキリデクスチャー)とはHUNTER×HUNTERに登場する念能力
使用者:ヒソカ=モロウ


伸縮自在の愛(バンジーガム)


よく伸びよく縮む つけるもはがすもボクの意志♧

もう逃げられないよ❤


自分のオーラをガムとゴム両方の性質を持つオーラに変化させる変化系念能力。
ガムのようにくっついて、ゴムのように伸びたり縮んだりする。
付けるもはがすも、伸ばすも縮ませるもヒソカ次第。
ヒソカの体から離して使用した時は、能力の限界から来る制約として、10m以上伸びると切れてしまうが、粘着性は体から離しても維持できる。
「隠」により見えなくした上で相手に飛ばすことで付着させることも出来る。
原理そのものは単純で、持前の粘着力や弾性故に制約が実質無いに等しく、トランプのカードなど様々な道具と組み合わせて使っている。
そして最大の特徴として、「シンプルで応用範囲の広い能力故に、敵に能力の内容を知られてもマイナスに働かない」という特性を有している。
「念による戦い=能力の探り合い」という大前提がある念能力者の戦いにおいて、この長所は非常に高いアドバンテージを持つ。

その非常に幅広い汎用性と応用性を活かし、ヒソカの嘘やハッタリ、トリック、そして後述の「薄っぺらな嘘」などと併用することで、直接戦闘から心理戦まで絶大な威力を発揮する。
基本的にヒソカのオーラ全てがこの性質を帯びるため、例えヒソカの攻撃をガードしてもその部分にガムが付着するためバンジーガムの攻撃を防げないという性質の悪さも特徴。
バンジーガムを本当の意味で回避するには、ヒソカが放った直接攻撃全てに完全に触れてはいけないという非常に難易度の高い条件が要求される。
基本的には指・手・足からオーラを伸ばして利用するが、体全体のオーラを変化させることも可能。

ただし便利な能力ではあるが、単体で見た場合直接的な攻撃力は全くないため、有効に扱うには知恵を絞らなければならない欠点はある。つまりはヒソカが使うことで初めて凶悪無比な能力となる念である。
名前の由来はヒソカが子供の頃好きだったお菓子から。


初登場は天空闘技場のカストロ戦。
カストロ戦では切られた腕を天井に貼りつけて隠しておいたり、後述の薄っぺらな嘘と合わせて切れた腕をつなげたように見せカストロを翻弄した。

G・I編ではレイザーとのドッジボール戦で使用。
ガムでくっつけて投球しゴムで手元に戻したりと活躍し、レイザーが跳ね返した球を更に跳ね返し勝負を決めた。
この時は過大な負荷がかかり、流石のヒソカも指の骨を何本も骨折している。
レイザーの球を受ける際に行った合体でも球を取りこぼさないようにガムで包み込み見事球を受け止めた。

ハンター協会会長選挙・アルカ争奪戦編では、主にゾルディック家の執事・ゴトーとの戦いで使用。
ゴトーの回転力を重視した弾丸の如きコインを大量に受け止め、この時はガムの弾性をコインが上回って捻じれを起こした。
そのままガムに腕をからめとられたまま動きを封じられたかと思いきや、
先にガムを用いて飛ばした無数のカードに、自身と結びつけたガムを予め付着させ、
自分をそのカード目掛けて射出出来るようにする細工によって、不規則な超高速移動を披露。そして彼のコインを放ち返すと同時に自身も死角から攻撃して仕留めてのけた。

暗黒大陸編のクロロ戦ではポテンシャルを遺憾なく発揮。
回避用のロープとして使用したほか、クロロが作った人間大の念人形や、斬り落とした念人形の首をバンジーガムで捕らえて念で覆い強化。
伸縮自在のモーニングスターを即席で作り念人形の大群を迎撃し薙ぎ払うなど、低いと思われた攻撃力も使い方次第で充分どうとでもなることを証明した。
その他、心臓マッサージに用いたり、鼻や首回りの欠損を補ったり、義指・義足に使用する、拘束に使うといった応用性の幅を更に拡げて見せている。

ただし限度も描かれており、単に放つだけでは人の頭部を覆う程度で人体全体は覆えなかったり、流石に手が壊されると精度と出力が落ちたりした。
このことから、長く伸ばすことも(少なくともクロロ戦までは)手や足を使わないと即座に出来ないらしく、体のどこからでも自由自在にオーラを操作できるわけではない模様。
また、特に弱点はないとは言えるが、能力を隠していないことからクロロは対ヒソカ戦を徹底的にシミュレートしており、警戒されて直接対峙する場面はほとんどなかった。
ヒソカ自身が物品や障害物を有効活用する場面も多いものの、クロロは徹底的にこの障害物(人)を壁や妨害として利用したことから分かるように、場合によっては障害物に邪魔されてしまうという弱点がある。



薄っぺらな嘘(ドッキリデクスチャー)



タネがわからないから驚く… 奇術の基本だ♧


オーラを様々な質感に変えて、物体の表面を覆い再現する能力。
質感だけでなく見た目の変化も自在で、一般人が見ても違和感を持たれない上に熟練の念能力者相手に平然と使用しているため恐らく凝でも見破れないほど高精度の再現力を持つ。
具現化系との複合能力だが、手から放しても精度を維持出来ているので放出系とも複合している。
再現できる質感は染料、鉱物、繊維、動物の皮膚など軽く千を超え、文字を表示させることもできるなど非常に便利。

ただし二次元の物しか再現できず、例えるなら非常に上質で精巧なカラーコピーで表面を覆うようなもの。
そのため貼りつけられたものと異なる質感を再現している場合、実際に触られるとすぐにバレてしまう欠点を持つが、ヒソカは「だからこそだましがいがある」と捉えて特に気にしていない。
マチ以外にはほとんど知らされていない能力で、マチも傷の保護・装飾以外の用途は知らなかった。
加えてこれも単体で見た場合そこまで凶悪な念という訳では無く、あくまで上記のバンジーガムと組み合わせることで初めて悪質な念と化す。

こちらも名前の由来は、ヒソカが子供の頃に流行ったおまけ付きお菓子から。

初登場はこちらも天空闘技場。
カストロ戦でハンカチに肌の質感を再現し、バンジーガムを併用することで布を貼り付けて腕が復活したように見せた。
ヨークシンでは自分の占いの内容を改変し幻影旅団を迷わせるなど地味ながらも嫌らしい活躍を見せる。
なおヒソカの蜘蛛の入れ墨はこの能力を使って作ったもの。

G・I編ではフィンクスたちと出会ったことをゴン達にバレないようにするためにブックに使用。
旅団の名前を適当な名前に変更し、ゴン達に嘘の出会った人達のリストを見せている。

暗黒大陸編のクロロ戦後に失った体の不足部分を『伸縮自在の愛』で抑えつつ補い、薄っぺらな嘘を張り付けることで見た目は元通りにし、行動に支障が出ないようにした。
しかし念能力者なのでそのうち体が回復したとしても、体が修復されるまでオーラの消費量はどうなっているのだろうか?



くくくく これも手品です♠ さてどんな追記・修正でしょう?

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