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伸縮自在の愛(バンジーガム)・薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)

登録日:2011/11/11 Fri 11:50:56
更新日:2026/08/18 Tue 09:21:56
所要時間:約 4 分で読めます





変化系は気まぐれだから 大事なものがあっという間にゴミへと変わる

だから ボクを失望させるなよ ゴン♠


伸縮自在の愛(バンジーガム)薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)とは『HUNTER×HUNTER』に登場する念能力
使用者:ヒソカ=モロウ


伸縮自在の愛(バンジーガム)


よく伸びよく縮む つけるもはがすもボクの意志♧

もう逃げられないよ♥


自分のオーラを粘着力(ガム)」と「弾力(ゴム)」両方の性質を持つオーラに変化させる変化系念能力。
具体的には
  • ガムのようにあらゆる物体・場所に貼り付く
  • ゴムのように素早く強烈に伸縮する
という特徴がオーラに付与される。簡潔に言えば自身のオーラが粘着性のゴムのような性質へと変化する能力。
ヒソカ自身使用用途に応じて「ガム」「ゴム」と略して呼称することも多い。

特殊な性質が付与されている以外はただのオーラなので重量や感触は存在せず、オーラの付け剝がし・伸縮のタイミングといった全ての匙加減はヒソカの意志次第で自在にコントロール可能。
そして伸びた長さ及び伸びる際に掛かった力の強さに正比例して縮む時のパワーとスピードが増大する。
基本的には指・手・足からオーラを伸ばして利用し、体全体のオーラを変化させることも可能だが、「隠」により見えなくした上で相手にオーラを飛ばすことで付着させることも出来る。

ヒソカの体から離して使用する場合、「伸縮は10mが限界だが」、弾性・粘着性は体から離しても維持される。
平然と複数仕掛けられることも相まって、離した状態で10mも伸ばせれば充分且つ有効なシチュエーションは数多いのでこちらも油断ならない。
逆にヒソカの体から離しさえしなければ途方もなく伸ばすことも可能。ただし伸ばすほど「解除して縮ませた時に発生する慣性」も大きくなりヒソカ自身もこの影響を受けることと(高速移動などで基本有効活用している)ゴム自体の耐久力も有限なので実質的な限界は存在する。
劇中ではトランプのカードやハンカチなど様々な道具と組み合わせて使っている。

そして最大の特徴として、シンプルで応用範囲の広い能力故に「敵に能力の内容を知られてもマイナスに働かない」という利点を有しており、これこそがこの能力最大の肝。
「念による戦い=能力の探り合い」という大前提がある念能力者の戦いにおいて、この長所は非常に高いアドバンテージを持つ。その単純さ故に、オーラの容量もそれほど使わないものと推察される。
おまけにヒソカのオーラ全てがこの性質を帯びるため、例えヒソカの打撃をガードしてもその部分に『伸縮自在の愛(バンジーガム)』が付着するため攻撃を防げないという性質の悪さも特徴。
伸縮自在の愛(バンジーガム)』を完全に回避するには、ヒソカの直接攻撃全てに完全に触れてはいけない上に、オーラを込めた物体による投擲や直接のガム飛ばしなども完全に避けなければならないという非常に難易度の高い条件が要求される。
その非常に幅広い汎用性と柔軟な応用性を活かし、ヒソカの「嘘」「ハッタリ」「トリック」「悪知恵」、そして下記の『薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)』と併用することで、直接戦闘から戦闘以外の心理戦・許術に至るまで絶大な威力を発揮する。


ただし単体で見た場合直接的な攻撃力は全くないため、攻撃力はヒソカの身体能力に依存。そして有効に扱うには状況に応じて臨機応変に知恵を絞らなければならない欠点がある。
ゴムの性質を持つ以上、伸びている時にヒソカの肉体で耐えられるレベルを超えるパワーが掛かってしまうとヒソカの肉体を傷付けてしまう点も無視はできない。
何よりヒソカ本人のフィジカルの強さと応用力、念能力の基礎練度の高さが運用でのまず大前提。つまりはヒソカが使うことで初めて凶悪無比な能力となる念である。

名前の由来はヒソカが子供の頃好きだったお菓子から。


活躍(1)

初登場は天空闘技場のカストロ戦。
カストロ戦では切られた腕を天井に貼りつけて隠しておいたり、後述の『薄っぺらな嘘』と合わせて切れた腕をつなげたように見せカストロを翻弄し、最後は密かにつけたバンジーガムを使い切られた左腕とトランプをぶつけてとどめを刺した。
その後のゴン戦では、攻撃時につけたバンジーガムで手元に引き寄せてパンチで攻撃した。

G・I編ではレイザーとのドッジボール戦で使用。
ガムでくっつけて投球しゴムで手元に戻したりと活躍し、レイザーが跳ね返した球を更に跳ね返し勝負を決めた。
この時は過大な負荷がかかり、流石のヒソカも指の骨を何本も骨折している。
レイザーの球を受ける際に行った合体でも球を取りこぼさないようにガムで包み込み見事球を受け止め、返した際にもガムが付着していたことで決め手となった。

ハンター協会会長選挙・アルカ争奪戦編では、主にゾルディック家の執事・ゴトーとの戦いで使用。
ゴトーの回転力を重視した弾丸の如きコインを大量に受け止め盾代わりに使った。
…が、この時はガムの弾性をコインの回転力が上回って強烈な捻じれを起こしてしまい、己のガムに腕をからめとられたまま動きを封じられたかと思われた。
だが先にガムを用いて飛ばした無数のカードに自身と結びつけたガムを予め付着させ、自分をそのカード目掛けて射出出来るようにする細工によって、反動を利用した不規則な超高速移動を披露。
そして彼のコインを放ち返すと同時に自身も死角から攻撃して仕留めてのけた。

暗黒大陸編のクロロ戦ではポテンシャルを遺憾なく発揮。
  • 天井にくっつけ回避用のロープとして使用
  • クロロが作った人間大の念人形や、斬り落とした念人形の首をバンジーガムで捕らえて念で覆い強化し、伸縮自在のモーニングスターを即席で作り念人形の大群を迎撃し薙ぎ払う
  • 自らの蘇生のための心臓マッサージに用いる
  • 鼻や首回りの欠損を補う
  • 弾力を生かして高速移動が可能な義指・義足として使用する
  • 拘束に使う
といった応用性の幅を更に拡げて見せており、低いと思われた攻撃力も使い方次第で充分どうとでもなることを証明した。

ただし限度も描かれており、単に放つだけでは人の頭部を覆う程度で人体全体は覆えなかったり、流石に手が壊されると精度と出力が落ちたりした。
このことから、長く伸ばすことも(少なくともクロロ戦までは)手や足を使わないと即座に出来ないらしく、体のどこからでも自由自在にオーラを操作できるわけではない模様。
また、特に弱点はないとは言えるが、能力を隠していないことからクロロは対ヒソカ戦を徹底的にシミュレートしており、警戒されて直接対峙する場面はほとんどなかった。
ヒソカ自身が物品や障害物を有効活用する場面も多いものの、クロロは徹底的にこの障害物(人)を壁や妨害として利用したことから分かるように、場合によっては障害物に邪魔されてしまうという弱点がある。
またガム自体の強度にも限度があるようである。

他にもバンジーガムで作った即席モーニングスターで一度だけ団長を殴ってはいたが、この時団長にガムを貼り付ける*1ことは出来ていなかった。
投げカードで貼り付けたり、ボールを包んでいたバンジーガムを使ってレイザーに貼り付ける(しかも遠隔操作)ことは既に自由自在にしていた以上、こちらは能力上の限度とは思い難いため、
そこまでの操作に集中できる状況ではなかったためだろうか?


薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)


タネがわからないから驚く…奇術の基本だ♧


自分のオーラに思念(イメージ)の力を付与。ヒソカが触れた物体の表面をオーラで覆った上で、「ヒソカが思い浮かべる任意の質感」を対象物の表面上に再現する能力。
恐らく具現化系との複合能力だが、手から放しても精度を維持出来ているので放出系とも複合している。
「非常に上質なカラーコピーのようなもの」と本編では例えられ、再現可能な質感は自身の肌の他、人間以外の動物の皮膚・金属・染料・鉱物、植物・繊維・鉛筆など軽く千を超える。
身体の傷を誤魔化す以外にも紙とインクの質感を再現して文書を偽造することもできるため非常に応用力に富む。令和の時代だと自動車に貼る痛車ステッカーを思い浮かべればイメージしやすいかもしれない。

マチ以外の団員にはほとんど知らされていない極秘の能力で、そのマチ本人も傷の保護・装飾以外の用途は知らなかった。


制約は紙や布のような「薄っぺらい平面の上」にしか使用できない点。
立体物の表面に『薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)』を適用する場合、まずハンカチなど薄っぺらい物の表面に質感を再現し、その後何らかの形で対象物に貼り付けるというちょっとした手間が必要になる。
この性質と制約のため、貼り付けられたものと異なる質感を再現している場合、実際に触られるとすぐに偽物とバレてしまう欠点を持つが、ヒソカは「だからこそだましがいがある」と捉えており、後に「(やっぱり便利…♥ボクの“薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)”♥♥)」と評しているため全く気にしていない。


なお「凝で見破れるだろ」という指摘が度々あるが、これは正しくない。
凝はオーラやオーラで具現化したものを隠で見えなくしたものを見破る事はできるが、オーラを具現化または変化した物体が念であるか否かを判別できるものではない。*2

これも単体で見た場合そこまで凶悪な念という訳では無く、『薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)』の場合そもそも攻撃力自体が存在しない。
あくまで上記の『伸縮自在の愛(バンジーガム)』とヒソカの悪知恵が組み合わさって初めて悪質な念と化すのであり、ヒソカもこれら2つの能力が自分に最も適していると確信するほどに信頼を置いている。

こちらも名前の由来は、ヒソカが子供の頃に流行ったおまけ付きお菓子から。
なおヒソカの背中の蜘蛛の入れ墨はこの能力を使って作ったもの。


活躍(2)

初登場はこちらも天空闘技場。
カストロ戦でハンカチに肌の質感を再現し、『伸縮自在の愛』を併用することでハンカチを貼り付けて腕が復活したように見せて動揺とブラフを誘った。
これらの工程は手品の技巧も絡めての超スピードで行なっているため、生半可な実力の者では何が起きたのかも分からず、一瞬で腕が再生したように見えるだろうとも語られていた。

ヨークシンでは
  1. 紙の質感を再現して予言書の表面をコーティングし、紙を白紙の状態にリセット
  2. インクの質感を再現して(1)で作った白紙の上に文字を具現化する
という手順を踏まえることで自分の占いの予言内容を一瞬で改変し幻影旅団を迷わせるなど、地味ながらも嫌らしい活躍を見せて本編をかく乱した。


G・I編ではフィンクスたちと出会ったことをゴン達にバレないようにするためにバインダーに使用。
旅団の名前を適当な名前に変更し、ゴン達に嘘の出会った人達のリストを見せている。

暗黒大陸編のクロロ戦後には失った体の不足部分を『伸縮自在の愛』で抑えつつ補い、薄っぺらな嘘を張り付けることで見た目は元通りにし、行動に支障が出ないようにした。
この時は自分の肉体という立体物の上に再現したにも関わらず、薄っぺらいものを貼り付ける手間を挟まず、直接質感を再現しており、能力が進化している可能性がある。
しかし念能力者なのでそのうち体が回復したとしても、体が修復されるまでオーラの消費量はどうなっているのだろうか?



くくくく これも手品です♠ さてどんな追記・修正でしょう?

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最終更新:2026年08月18日 09:21

*1 モーニングスターから裂いたり移動させる

*2 もしそれができるなら、「シズクのデメちゃんで吸い込んでみて吸い込めなかったら念能力による具現化物」なんていう面倒な判断の仕方をする必要がない。