登録日:2010/01/21 Sat 10:54:09
更新日:2025/02/20 Thu 20:03:41
所要時間:約 8 分で読めます
『HUNTER×HUNTER』とは、
週刊少年ジャンプで
絶賛不定期連載中の漫画。
作者は冨樫義博、既刊38巻。
▼概要
冨樫氏の代表作『
幽☆遊☆白書』と同じく、バラエティに富んだシチュエーションや能力を使った駆け引きと戦闘が魅力のバトル漫画。
少年漫画に有りがちな正義と悪の二極的な勧善懲悪でもなければ、単純な格闘試合でもなく、
登場人物たちの思惑、思想が絡み合い、駆け引きの中で展開していくストーリーが特徴。
また、章が変わるごとにメインの展開も冒険、バトル、術数謀略等切り替わり、マンネリ化がうまく防がれている。
最近の少年誌掲載作品としては残虐な描写が多い作品(作者が一時期グロ漫画に傾倒していたため。蟻編は黒く塗りつぶす修正が入れられた)でもある。
意表を突く展開や、戦闘時の心理や思考の細かい描写などから作品自体の評価は高め。
……なのだが、『幽☆遊☆白書』末期の頃と同じく、作者の体調(特に腰)が芳しくなかったり
ゲーム好きだったりすること、設定や一部の作画・キャラのタイムラインなどを徹底的に練ることもあって、連載→すぐに長期休載を繰り返しているため話が進まず、
同時期にジャンプで連載が始まった
ワンピースとは別の意味で完結が危ぶまれている(ただし、あちらは2020年当時にはあと5年以内には終わらせたい
多分終わりそうにないと作者が公言している)。
通常漫画を週刊連載するには、数人体制のチームで臨むかアシスタントを雇ってどうにか間に合うレベルの膨大な作業を必要とする。
しかし冨樫先生の場合、漫画のクオリティを維持するためにその分業体制を取らず、
全ての工程を一人で担当している。
このため休載なしでやろうとすると間違いなく体が持たないという難しい事情からである。
それでいていざ原稿が上がってみると話そのものは高いクオリティを維持しているため、冨樫先生を急かしたり筆が遅いことをネタにしたりしながらも大人しく待つのが読者達の日常となっている。
また一時期、トーンはおろかペン入れすらされていないラフ画の原稿をそのまま掲載という珍事を数回に渡ってやらかした。
どのくらい休載になっているかは一覧表が
wikipediaにあるので見てみよう。
こうした状況から、2022年12月(2023年4・5合併号)に発表された400話を最後に正式に週刊連載を終了し、以降は不定期連載形態へと転換した。
▼アニメ化
未完結作品としては珍しく2回にわたってテレビアニメ化されている。
どちらも原作に追いついたことから終了している。
第1作
1999年10月から2001年3月まで
フジテレビ系列で62話が放送された。
アニメーション制作は日本アニメーション。
編成の都合からヨークシンシティ編の途中でテレビアニメが終了。以降は
グリードアイランド編完結までOVAで30話制作され、通算92話になる。
当時のネルケプランニングのキャスティング協力作品の例に漏れず、多くの声優が複数の役柄を兼役した。原作者の冨樫がモブ役の声優としてゲスト出演したエピソードもある。
後述の2作目が放送終了した現在でも
ファンからの人気は根強い。
DVDも発売されたが、日テレ版の開始後は権利の関係からか絶版となっており、ネット配信もされていない。
第2作
2011年から2014年まで日本テレビ系列で全148話が放送された。
アニメーション制作は
マッドハウス。キメラアント編以降が初アニメ化された。
日本テレビ(関東地区)での放送は日曜の昼という近年では異例の時間帯で、後に深夜帯に移動。これに関してはキメラアント編の残虐表現を原作通りにアニメ化するためという見方が少なくない。
メディア展開も幅広く実施され、
文化放送で出演者が裏話を語るラジオが並行放送されたほか、
アニメオリジナルエピソードとして2作の劇場版が制作・公開されている。
こちらも原作に追いついたため終了したが、ゴン役の
潘めぐみは一区切りであり最終回ではないと述べている。
そのため、現在でもフィギュアなどグッズ展開が多数行われている。
この他、ジャンプスーパーアニメツアーの限定配布品として製作されたパイロット版も存在する。
▼あらすじ
主人公の少年ゴンは生き別れの父が超一流の「ハンター」である事を知り、「ハンター」に憧れ旅に出る。
ハンター試験で出会った仲間や強敵との闘いを通し、ゴンは一人前の冒険者として成長していく――。
▼用語
◆ハンター
珍獣、財宝、賞金首、果ては食材まで様々なものを探し求めるプロの冒険者の総称。
この世界では非常に有名な職業で、歴史的発見等の偉業の多くを成し遂げるのは往々にしてハンターであり、大富豪ランキングベスト100の内60名はハンターというそういった面でも憧れの職業。
特にハンター協会によって認定されたプロハンターは一般人には立ち入りが禁止されている地域の大部分に入ることが認められる他、経済的、法律的に様々な特権、恩恵を受けることができる。
しかし、そのためには超難関の実技試験(ガンガン死傷者が出るレベル)をパスする必要があり、プロのハンターとして活躍できるのは一握りの人間のみ。
尚、職業として有名ではあるが、「何をハントするか」で活動内容や掲げる看板が大きく変わる上、(現時点での作中の描写では)特定の組合等が存在するわけでもないので「やったもの、名乗ったもの勝ち」な側面があり、ハンター協会も民間団体である。
星のあるような有名ハンターなどは活動の実績はもちろん、別の看板を持ち合わせていることも多く社会的地位も高いが、資格持ちのプロであっても登録されているだけでハンターとしての活動をしていないものや、そもそもゴリゴリの犯罪者等あらゆる意味でピンからキリ。
・プロハンター
過酷な試験を突破してライセンスを獲得したハンター。公共施設の殆どを無償利用可能、立ち入り禁止区域へのアクセス、企業並みの融資、一部犯罪の免除など多大な恩恵を受けることが出来る。
社会的にも立派な「ハンター」でありライセンスは身分証明書としての役割も持つ。
…ただしそれは表面的な部分の話であり、本当に業界内でプロとしての地位を得られるのは後述の念能力の体得が必須。
念を未修得の場合、ハンターとしての仕事は全て自分から見つけねばならず、斡旋所も問答無用で門前払いされてしまうのでまともな活動はほぼ不可能。
一見あんまりなシステムだが、ライセンス取得者には「裏試験」と称してこっそり体得の機会を与えてくれる他、裏試験管による正しい知識・訓練法の伝授と習得までのサポートもある。
尚、実質的に念の習得こそがプロハンターへの入り口ではあるが、あくまでもプロを名乗れるのはライセンス取得者であり、諸々の特権もライセンスが必要。
・協専のハンター
プロハンターの非公式区分の1つ。
ハンターへの依頼の中には、総本山である協会に直接飛んでくるケースも存在し、そういった仕事は登録しているプロハンターに斡旋という形で回され、成否に関わらず協会から一定の報酬が約束される。
仕事として見た場合の安定度の高さから、これを中心・専門に活動しているハンターも多く存在するが、ハンターとしての本質的なズレや性質上「子飼い」になる側面があり、他のハンターは揶揄・皮肉をこめて「協専のハンター」と呼ぶ。
言わば1つの蔑称であり、「どうせ協専のハンターだろ?」といった形で(特に一人前のハンターからは)明らかに下に見られている描写が多い。
しかし現在とある人物の思惑と計画により、分野ごとのスペシャリストが協専のフリをして大量に潜伏しており、読者目線でも協専=未熟者とは括り辛いものとなっている。
・アマチュアハンター
ハンター活動をしているが、ライセンスを持っていないもぐりのハンター。
ただし上述のように「名乗ったもの勝ち」な側面があり、まだ一切の実績が無いライセンス取得前のキルアもハンターを名乗っていた。
社会的にはライセンスがあって初めてハンター、業界ではそれに加えて念の習得が求められるのでアマチュアという区分そのものの存在が怪しいが、プロの活動に正式なチーム員として参加しているなど、描写が無いだけで数もそれなりにいる模様。
・ハンターカード(星)
プロハンターは認められた活動実績に応じて、協会から1~3までの星が記された「ハンターカード」が授与される。
ハンターとしての力の証明はもちろん、実質的な協会内の階級であり、授与されるためにはちゃんと正規の手続きが必要。
加えて読者に「登場人物の凄さ」をわかりやすくしてくれる効果もある。
この手続きをすっぽかして二つ星に甘んじているハンターが作中1名存在する。
それぞれの星の条件は以下の通り。
任意の一分野にハンターとして携わり、目覚しい実績を残す。
誰もが認める真の一人前、文句無しの一流ハンター。
作中ゴリゴリの武闘派&殺人上等の超危険人物が、力量で勝っていると判断&相手の負傷を知っていても「仮にもシングルだから」という理由で最後の最後まで直接対決を避けようとするくらいには一流。
実際そのシングル側も力量が下と思いつつ相手の行動を的確に予測した上で逆に奇襲。
最終的にも罠が思いもよらぬ理由で失敗しても逃げ切り、その後も相手の思考を上回り続けて(それと本来ならゴン達も正当に出し抜けるところだった)シングルが飾りではないことを示している。
一つ星の条件に加え、後輩や弟子等、指導した人物が一つ星を獲得する。
次世代の育成によって次に繋げられることも証明した超一流のハンター。
三つ星の壁が異様に厚く、最高幹部である十二支んでさえ三つ星獲得者は半分にも満たないことから、通常のハンターキャリアとしては実質的な最高峰と言える。
二つ星の条件に加え、複数の分野で目覚しい実績を残す。
本当に限られた者しか獲得できない最高の称号。ハンターオブハンター。
作中の注釈で「歴史的発見、世界的偉業をいくつも成し遂げることが絶対条件」と書かれるほど圧倒的な実績を残して初めて獲得できる。
その性質上、天賦の才と運が必要と思われる。
物語の初頭で上述の「三つ星申請をすっぽかしている人物」の活動が(話の流れでパパッと)4つ挙げられたが、「金脈発掘」「有名盗賊団壊滅」はまだ良いとして、「行った仕事がそのまま世界マニュアル化した遺跡発掘・保護」「明らかにされていなかった特定種の繁殖法の確立」あたりは普通にその分野の歴史に刻まれる偉業であり、教科書があれば間違いなく載るであろう。
体に宿る生命エネルギー、オーラを操る
超能力。
基本的な部分の習得だけで身体能力の大幅な向上や寿命の延長効果があり、才能と発想、訓練次第で様々な能力を使えるようになる。
元々は「天才、魔法使い、仙人と呼ばれるような極々一部の人間が自然と利用している特殊な能力」といった立ち位置であったが、ハンター協会長アイザック・ネテロの武術流派「心源流」により極めて詳細に研究・体系化が行われており、存在を知るものにとっては1つの技術としてかなりの認知レベルを誇る。
その浸透具合は一切関わりが無くても、ほぼ全ての念能力者が心源流産の訓練法や対処法、専門用語などを身につけているほど。
経緯と資格条件の都合上ハンター協会(と関連組織)が念能力に関して圧倒的な造指を誇るが、裏社会の戦闘員や国軍の精鋭など、念能力者自体はハンター以外にもかなりの数が存在する。
能力は大別して強化、変化、具現化、特質、操作、放出の6つに分類され、素質として得手不得手が存在する。
身体能力の強化にはじまりワープや遠隔操作、更には占いやエステといった戦闘に関係無いもの、念能力による効果を排除する
除念まで幅広い。
念能力を駆使した戦闘中の独特な駆け引きや、諜報合戦による高度な頭脳・心理戦が本作のキモである。
▼登場人物
CVはフジテレビ版/日テレ版/パイロット版の順。2人のみの場合はフジ/日テレ、1人のみの場合は日テレ。
◆主要人物
CV:
竹内順子/
潘めぐみ/
松本梨香
主人公。
くじら島で叔母に育てられた自然児。高名なハンターの父ジンに憧れ、自身もハンターを目指す。
奔放で純粋だがそれ故頑固で、一度決めると冷徹なまでの実行力で一途にやり抜く。
善悪に頓着がなく、単純な好奇心で生きている。その結果スゴいと思ったものには区別なく称賛し心を開く。
とは言え、分かりやすくて明確な悪(仲間を嘲笑ったり第三者を犠牲にするなど)に対しては見過ごせず、並々ならぬ敵意を抑えきれない。
身体能力と直感や集中力に優れ、念を習得しても豊かな才能を示す。単純な性格の通り強化系能力者で、ジャンケンを元に
ジャジャン拳を考え出した。
キメラ=アント編にて、どうなってもいいという覚悟で大人の姿に変貌。ネットでは
ゴンさんと呼ばれ愛される。その代償として一時瀕死になり、復活後も念が使えなくなった。
CV:三橋加奈子/
伊瀬茉莉也
暗殺者の一家に生まれ育った少年。ハンター試験でゴンと友達になってから行動を共にする。
冷静沈着な性格と高い才能で優れた暗殺技能を持つ。
一方で素の性格はすぐムキになったり、
ゲーム好きだったり、賭け事にのめり込んでしまったりする。
何だかしっかり者に見えるのは命懸けの場面が非常に多いことと、ゴンが天然だったり無知でそこのフォローをしているからだろう。
念においてもゴンと同じく
天才。変化系で、オーラを電気状に変化させ利用する。
CV:甲斐田ゆき/
沢城みゆき/
日髙のり子
皆殺しにされた少数民族クルタ族の生き残り。博学でクールだが怒ると怖い。
一族の仇である
幻影旅団に復讐し、奪われた一族の眼球を回収するためハンターを目指す。
感情が高ぶると目が緋色になる(緋の目)。この最中は念能力が実質大幅に強化され、特質系になるというチート持ち。
ただし、五本指に対応した念能力のうち強力な中指のそれは旅団にしか使えない(旅団以外に使った場合死ぬ)という縛りで、緋の目に関しても発動しつつけると徐々に命が削られていくという危険極まりないデメリットがついている。
五本中四本が特殊条件下・実質緋の目時のみ使えるため素の状態での念能力での戦闘能力は低い…と思いきや、
元々ハンターに憧れていたことや、一族の惨状を目の当たりにしたり、ゾルディック家の実力を目の当たりにしているからかかなり鍛錬しており、
ハンター試験の頃でもマジタニを一目で弱いと見破り、緋の目時には化け物染みた戦闘力の
ウボォーギンとそれなりにまともに殴り合えるようになったりと、素の戦闘力もかなり高い。
CV:
郷田ほづみ/
藤原啓治/林延年(現:
神奈延年)
医者を目指す青年。学費のためにハンター資格を取ろうとしている。
金に汚いが義理人情に厚い。老け顔。
腕力以外はヘタレな描写が多いが、それらを根性と気合いで補う。
出番に恵まれない人。まぁ修行や冒険などより勉強に忙しいからだが。
再会した時には念はかろうじて使えるレベルだったが、選挙編では自分の能力をすでに習得していた。
キルアの発言からか、勘違いされがちだが強化系ではなく放出系。
◆ハンター協会
プロハンターを束ねている団体。
本部はスワルダニシティに所在。
プロのハンターの資格を得るには、数百万分の一の難関と言われるハンター試験を突破しなければならない。
しかし、この試験に合格しても更に念能力を試す裏試験があり、これも突破しなければ一人前のハンターとは認められない。
ハンター試験に合格したプロハンターは全員がハンター協会の会員となる。現在の会員数は600名ほど。
会長
CV:外波山文明/永井一郎→
銀河万丈
ハンター協会会長の爺。武闘家で、人間では少なくとも約50年前においては世界最強の念能力者だった。
人類の存亡を懸け、キメラアントの王に勝ち目の無い戦いを挑む。能力は必中で速効攻撃の百式観音。
ハンター十二支ん
十二支をモチーフにしたハンター協会の最高幹部。
それぞれコードネームが与えられているが、メンバーの殆どはネテロへの思慕から
改名やキャラ変などで一目で何のコードか判るレベルに自身を寄せている。
全員が星持ちハンターで、有事の際の協会運営とネテロの
暇つぶし相手が主な役割。
ネテロの死後に行われた会長選挙後にジンとパリストンが脱退。
クラピカとレオリオが勧誘されて加わった。
CV:
大塚明夫
十二支んの丑。
牛柄の迷彩服を着た男性。
ダブルの実績を持つクライムハンター。民間警備会社経営と弁護士も務める。
寡黙だが正義感の強い性格で、会長選挙の際は「十二支んの良心 脱会長派も認める常識人」と紹介された。
協会運営ではチードルやボトバイ、ギンタと協力関係にあることが多い中立・穏健派。
牛のキャラのため常にミルクを持ち歩いているらしい。
暗黒大陸編ではV5からの依頼により、「暗黒大陸にてビヨンド=ネテロを狩る」ために他の十二支んのメンバーと共にブラックホエール号に乗り込む。
情報班に配属され、第3層政治特区でボトバイらと共に動くも、船の治安の統制や王位継承戦にも巻き込まれることとなる。
ブラックホエール1号のずさんな状況やビヨンド=ネテロの動向、王位継承戦の存在などに頭を痛めている。
王位継承戦やカキン国のマフィアも絡んで混乱する船内で、念の存在を伏せつつ、カキン国の上層部に下層への警護の増員を要請し、パニックを抑えようとしている。
幻影旅団が船内にいることを知り、彼らの目的が「クラピカへの
復讐ではないか」と仮説を立て、クラピカに伝えるかどうかを逡巡した。
十二支んの亥。ゴンの父親。
その他のハンター
CV:岸祐二/
池田秀一→佐武宇綺(転生後)/中原茂
ジンの
弟子のハンター。ゴンがこの道に入るきっかけを作った人物。
実力は高いがロクな目に合わない人。
CV:玉木有紀子/徳本恭敏
幻獣ハンター。第287期ハンター試験合格者の一人で、ゴンたちの同期。
CV:樋口智恵子→
木村亜希子/横山智佐
通称ビスケ。ゴンとキルアの師ウイングの師匠。ゴン・キルア二人の才能に惚れ込み鍛え上げる。HUNTER×HUNTERのキャラクター達でも誇るキャラである。
かわいい女の子の見た目をしているが、実はムッキムキのババア(57歳)でやっぱ性格もオバサン。
素で話す時は語尾に「だわさ」をつける。
CV:
鳥海浩輔/天神英貴
ゴンキルアビスケがグリードアイランドで出会ったプレイヤー。作中での活躍や見た目からとりわけ人気の
ネタキャラ。
設定的に色々吹っ切れている念能力を持っているため最強説が唱えられることがある。
もっともネタ方面のみならず、陰謀や悪意が渦巻く本作では貴重ないい人というのも人気のポイント。
CV:楠大典
シーハンター。ネテロに認められた実力者。
CV:
高木渉
ビーストハンター。モラウの弟子の1人。
CV:
井上喜久子
ノヴの弟子の女性。ホラー映画に出演した方がいい。
念能力者にして、メンヘラ。
◆第287期ハンター試験参加者
淵!?
CV:
内田真礼
以前から存在をほのめかされつつも、長い事放置されてきたキルアの妹(弟?)。
この一家のことである、ただの妹であろうはずもないが、お兄ちゃんを遥かに超えるチートっぷりを持つ。
ゴンさんの治療の鍵として登場するやいなや、その不気味かつ恐ろし過ぎる能力と相反するお兄ちゃん大好きな性格と容姿と言動によって、
毎週全国の読者達を萌え狂わせた。
CV:前田優子/
能登麻美子
途中から幻影旅団に所属。
実力は低くないが、幻影旅団の戦闘を間近で見て「上」を知る。
CV:永野善一/
宮野真守
幻影旅団団長。クセモノ揃いの犯罪者集団を纏め上げる実力者。
団員。
カキン帝国王位継承戦篇の377話にて全員のフルネームが判明した。
CV:前川優子/
植田佳奈
マフィアノストラード・ファミリーの長であるライト=ノストラードの娘。
自動筆記による
予知能力を持つ。
『マフィアン・コミュニティー』の首領10人で構成された集団『十老頭』直属の実行部隊。
いずれも卓越した念能力者ばかり。
CV:古澤徹/
黒田崇矢
グリードアイランドの製作者(ゲームマスター)の一人。ジンを知る者。
CV:
小山剛志/
吉野裕行
プレイヤーキラーを厭わずゲームクリアを目指す極悪人。しかし仲間への情は本物。
CV:
竹本英史/山中真尋
プレイヤーの一人である念能力者。
王と直属護衛軍
CV:
内山昂輝
キメラアントの王。タイマンならば(暗黒大陸を除いて)作中最強の戦闘力の持ち主。
CV:
藤村歩
猫型キメラアント。禍々しいオーラを持ち、作中最強クラスの実力を持つ。ピトーの拷問シーンは蟻編で一番の
トラウマ。
猫耳で語尾に、~にゃ、と付けて話す萌えキャラ。性別は不明だがファンからはメスと信じられている。
カイトをやっちゃったのでゴンに憎まれている。
その他のキメラアント
◆NGL自治国/東ゴルドー共和国
共にキメラアント侵攻の被害を受けた。
CV:田口浩正
東ゴルドー共和国の総帥。
CV:
遠藤綾
東ゴルドー共和国で暮らしている盤上遊戯『軍儀(グンギ)』の世界チャンピオン。
NGL(ネオグリーンライフ)の創始者。
世界を憎む男。キメラアントになった後も、その憎しみは一切消えず、記憶はそのままに新たな行動を開始した。
暗黒大陸進出を宣言した国家。
そこに向かう道中の船で、次代の王選抜のための継承戦を行っている。
◆その他の人物
CV:森訓久/鈴木琢磨
一触即発だったクラピカとレオリオに友情をもたらした偉人。
CV:岸祐二/川島得愛
念能力の習得を誤った場合についてゴンたちに身をもって教えてくれた偉人。
▼余談
ドラゴンボール等の単純な強さで勝ち負けが決まる漫画とは一線を画す戦闘描写で、念能力の使い方、戦い方、体調次第で格上の相手を倒すことも出来るという設定は非常に評価が高い。このことは劇中でビスケが言及している。
ちなみに念能力自体は前作『
幽☆遊☆白書』にも
魔界の扉編で似たものが登場しており、この頃から作者の構想にあったらしい。
冨樫先生いわく、この作品は嫁(美少女戦士)と出会って描こうと思ったそうな。
「まずこのキャラが何をしたいのか考える。そのせいでキャラが勝手に行動するからストーリーが進まない事もあります(笑)。」とのこと。
「でもそれって何年も休載する理由にはなりませんよね?」
2年2か月も休載することも。(先生、たまには書いてください!
現在でもこの長きに渡る休載については様々な憶測がなされ、中には心無い誹謗中傷、批判の声も少なくなかった。
しかし2022年5月、Twitterに突如として冨樫義博を名乗るアカウントが出現し、本作の原稿の進捗と思われる写真がアップされ始めた。
当初はなりすましと思われていたが、他のジャンプ作家陣の発言から本人と断定され、フォロワー数はみるみるうちに膨れ上がり、現在は300万フォロワーという凄まじい数字となっている。
それと同時期に、画展・冨樫義博展の開催が告知。作者本人よりコメントが寄せられ、その中には休載に関する釈明も含まれていた。
「私自身思っておりますよ。「いや話の続き描けよ。」って思われてんだろうなと。確かに2年ほど椅子に座れない状態で描けませんでしたが、従来のやり方をあきらめることで現在は何とか執筆を再開しております。皆さま、くれぐれも腰は大切に。これを書いている2週間前までお尻をふく姿勢がとれず、ウンコするたび
シャワー浴びてました。あらゆる動作が常人の3~5倍時間がかかります。腰大事。」(本文より一部抜粋)
現在も少しずつではあるが、原稿の進捗のアップは続いている。
第6巻収録の「誕生秘話」によると、何とかハンターというタイトルの漫画をいつか描こうと思っていたが、ちょうどダウンタウンの番組(
ガキ使)で浜田雅功が「何で2回言うねん!」って言っていたから「HUNTER×HUNTER」というタイトルが誕生したとの事。
追記・修正は連載再開を待ち望みながらお願いします。
- アニメ版はフジテレビ版は大人気だったけど、日本テレビ版は全然人気なかったんだよなぁ。 -- 名無しさん (2022-07-23 12:46:36)
- 思ってたよりも腰が重症そうなのでネタにしてたのが申し訳ないんだぜ -- 名無しさん (2022-09-26 15:24:53)
- 連載再開が公式に発表されたけど、どうせまた1か月程度やって長期休載だろ -- 名無しさん (2022-10-11 17:07:13)
- 中途半端に書いて休んで繰り返すならいっそ入院して治す事に専念しろよと思ってしまう -- 名無しさん (2022-10-19 15:08:19)
- 少なくとも本作を古本屋に売る人は「ワンピース」や「鬼滅の刃」や「名探偵コナン」よりも多いのでは? -- 名無しさん (2022-10-19 18:42:15)
- 漫画家失格は言い過ぎだけどもう週刊連載作家を名乗れはしないだろう -- 名無しさん (2022-10-25 16:42:25)
- それでも漫画を描くこと自体はやめられないんだろうね -- 名無しさん (2022-12-28 00:28:54)
- どうやら冨樫氏の病気療養により、今後に再開するとしたら週刊連載では無いらしいよ。もしかしたらジャンプSQにて月1連載かも? -- 名無しさん (2023-01-06 14:05:55)
- ↑ありえるかもワールドトリガーもSQ移動したから。 -- 名無しさん (2023-01-30 17:22:48)
- もし近い将来、作者が亡くなっても「ベルセルク」みたいにアシスタントらで連載が続くのかもしれない。 -- 名無しさん (2023-04-14 16:57:32)
- その方が更新早くなりそう -- 名無しさん (2023-05-11 08:46:32)
- ↑2そもそも、作者が「本当は一人で描きたい」側だからアシに描かせるのは承服しないかも・・ -- 名無しさん (2023-06-14 14:40:17)
- ↑15 レオリオさん選挙編で大活躍したじゃないですか!!つーか個別項目はよ -- 名無しさん (2023-07-02 01:21:27)
- 少なくとも再開されるとしたら『ブラッククローバー』みたいにジャンプGIGAで季刊連載かもしれない。 -- 名無しさん (2023-09-23 19:07:45)
- ログ化を提案します -- 名無しさん (2024-02-11 09:30:35)
- ログ化しました。 -- (名無しさん) 2024-02-20 13:20:12
- 旅団との色んな戦い、ゲーム、キメラアントとの戦いは好き。まだ進行中の船の奴はキャラがまったく覚えられなくて知ってるキャラが出てきてようやく安心する感じになってきてる… -- (名無しさん) 2024-05-03 17:33:57
- 少なくとも連載再開されるとしたらX(旧Twitter)内で発表されるWeb漫画になるのでは? -- (名無しさん) 2024-05-31 20:19:17
- 順当に考えたらジャンプ+で不定期掲載かなあ -- (名無しさん) 2024-07-12 10:52:35
- シュートがいない… -- (名無しさん) 2024-07-16 17:35:09
- およそ2年振りにコミック新刊の発売が決まったからそろそろ401話以降の続きくるだろうか。 -- (名無しさん) 2024-07-22 17:42:07
- ここ1.2ヶ月ずっとリハビリ絵描いてて少し前に原稿するぞーってポストしてたから近々きそうね -- (名無しさん) 2024-07-22 17:44:17
- 45号から401話が掲載されますが、どうせ10週で休載でしょう。 -- (名無しさん) 2024-08-19 21:00:53
- 未だにレオリオさんの個別項目ないの納得いかん。 -- (名無しさん) 2024-10-26 00:10:26
- あれ…?ごく最近、作者のコピーライト表記が「POT」から「P98•24」に変わったぞ? -- (名無しさん) 2024-11-04 18:37:17
- 心配になるくらいには凄い描き込み度合い・・・色んな意味で大丈夫だろうか -- (名無しさん) 2024-11-13 13:22:30
- 休載多すぎて飽きた。もう終わっても良いや。 -- (名無しさん) 2024-11-24 02:26:33
- 来週の410話をもって休載じゃね? -- (名無しさん) 2024-12-03 17:30:58
- どうやら、最新10話分を10週掲載→長期休載→数年後、10話分を収録した単行本が発売→発売直後に最新10話分を10週掲載というパターンを繰り返してるらしいですね。 -- (名無しさん) 2024-12-09 15:55:19
- 暗黒大陸はトリコのグルメ界もオマージュ元なんだろうかって思ったけど、種としての危険性が重視されるこちらに対し、進化の果て徹底的に強さが磨かれた個がトップに君臨するあちらとは対照的ではある -- (名無しさん) 2025-01-05 09:28:10
最終更新:2025年02月20日 20:03