可変戦闘機(VF)

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可変戦闘機(VF) - (2016/04/22 (金) 00:21:56) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2009/12/22(火) 22:42:51
更新日:2024/04/03 Wed 16:51:51
所要時間:約 6 分で読めます





Variable Fighter

マクロスシリーズに登場する兵器群。
飛行形態(ファイター)、中間形態(ガウォーク)、人型ロボット形態(バトロイド)の三段変形機構を有する機動兵器。

歌をバックに戦場を駆け、大量のミサイルを回避&ぶっ放しまくる板野サーカスで視聴者を魅了するシリーズの花形である。


各形態や開発経緯の詳細は往年の名機VF-1 バルキリーの項目を参照。


現在のところ、次の2社が“二大メーカー”として業界に君臨している。

○新星インダストリー
VF-1を開発したストンウェル・ベルコム社と可変戦闘機のエンジンの開発を行った新中州重工が2012年に合併し誕生した航空機メーカー。
低コストで優秀な機体を数多く輩出していることから信頼性が高い。

○ゼネラル・ギャラクシー
ゼントラーディの天才技術者アルガス・セルザー擁する技術者集団。
新興企業ながら、ゼントラーディ系技術を積極的に導入した斬新な機体設計が特徴。反面コスト高になりやすく、主力の座を逃しがち。
実際、その座についたのはVF-171のみ。


【機体一覧】
◆は統合軍主力(or次期主力)機を示す。

VF-0 フェニックス
マクロスゼロの主役機。
VF-1の試作機だが、反応エンジンの小型化が間に合わなかったため、当時最大の出力を誇った「EGF-127型ジェットエンジン」をカリッカリにチューンしたものを搭載している。そのせいか燃費は異常に悪かった。
可変機構などは従来の戦闘機に無いシステムな上に操作性が劣悪で、完全に使いこなせたのはロイ・フォッカーだけだったらしい。

VF-1 バルキリー
超時空要塞マクロス、超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますかの主役機。
非常に汎用性に優れた名機で、VF-4、VF-5000といった後継機が現れても尚生産が続けられていた。
ミリアやバンローズが後の時代で駆った機体には魔改造が施されていたらしく、最新鋭機と互角に渡り合っていた。

◆VF-4 ライトニングⅢ
あの一条輝が直々にテストパイロットを務めた機体。
大気圏外での運用に優れるが、逆に大気圏内での性能はVF-1に劣っていた他、汎用性に欠けていたためVF-5000と住み分けが行われるようになった。
バトロイドのデザインがちょっと特殊。

◇VF-5
設定のみ。低コスト宇宙機だったらしい。

◇VF-3000 クルセイダー
通称ストレッチバルキリー
VF-1をベースに大型化と可変機構の改良を試みた機体。少数生産に留まったが、コンセプトはVF-5000に継承された。

◆VF-5000 スターミラージュ
ステルス性と大気圏内での機動性を重視して開発された機体。一応VF-4の後継機に当たるが、宇宙での性能は低かったために住み分けが行われるようになった。

◇VF-9 カットラス
マクロスM3でジーナス夫妻が駆った機体。大気圏内での機動に優れた前進翼は後のVF-19へと繋がっていく。バトロイドはVF-4並に特徴的なデザイン。

VF-11 サンダーボルト
宇宙・大気圏内の両方で優れた性能を発揮し、更に汎用性にも優れた傑作機。
VF-4、VF-5000を一気に過去の遺物へと追いやり、VF-1の正統後継機として活躍した。
が、量産機故にやられ役になった不遇の機体。アニヲタ内での人気は結構高い。

◇VF-14 ヴァンパイア
VF-11との競争に敗れたが、機体強度や長距離航宙能力に定評がありそれなりに活躍していた。主に元ゼントラーディの兵士が好んで使用していたらしい。
バロータ軍の主力『エルガーゾルン』は本機を改造したもの。

◇VF-16
設定のみ。本機の次世代型熱核タービンバーストエンジンがエース用のVF-11MAXLに流用された。

VF-17 ナイトメア
通称ステルスバルキリー
主に宇宙での性能を高めた特殊作戦機。扱いが難しく、エース用に配備された。ステルス翼が特徴で、歴代トップクラスのステルス性能を持つ。

VF-19 エクスカリバー
通称ブレイザーバルキリー
『スーパー・ノヴァ計画』で勝利したYF-19の正式採用型。前進翼を装備しており、大気圏内での性能が群を抜いている。
一般パイロット用にピーキーさを抑えられており、YF-19より性能は少し低め。
しかし、『VF-X』のような特殊部隊用に先行量産されたA型はYF-19と同等のスペックとピーキーさを誇る。

VF-22 シュトゥルムフォーゲルⅡ
通称クァドランバルキリー
計画に敗れはしたものの、その独特な設計を評価されたYF-21の正式採用型。最新技術を惜しみなく使った野心的な機体。
パイロットの安全性の向上のため、B.D.I.システムは補助程度にオミットされ、ハイマニューバモードには時間制限がかけられている。

VF-171 ナイトメアプラス
ゴーストの本格投入に伴いパイロットに要求される腕が低くなったため、AVF以前で最高スペックを持つVF-17を改良した本機が適当として主力機に採用。
マイナーチェンジしている部分も多いが、総合的にはむしろ向上している。後に対ヴァジュラ用に更に改良された。

VF-25 メサイア
マクロスFの主役機で、マクロス・フロンティア船団の次期主力機。
YF-24をベースとした機体の一つで、「フォールドクォーツ」を使用した慣性制御システム『Inertial Store Converter (ISC)』が最大の特徴。これにより、前代までの機体を遥かに凌駕する性能を誇る。
パック換装により様々な状況に対応可能で、アーマードを装備したまま変形できる初めての機体。

VF-27 ルシファー
マクロス・ギャラクシー船団の主力機。
VF-25と同じくYF-24がベース。全身にインプラントを受け対G能力を向上させたサイボーグ兵士の搭乗を前提として開発されているため、VF-25以上の性能を有する。B.D.I.システムの発展型を搭載しており、完全な脳波コントロールも可能。
事実上、VFシリーズ最高峰の機体。

ただし、カタログ上の機動性スペックのみなら、銀河一の大馬鹿野郎、熱気バサラの愛機が上をいく。

YF-29 デュランダル
劇場版マクロスF後編の主役機。
VF-25やVF-27と同じくYF-24から発展した機体であり、両機双方の特性を統合した機能とフォールドウェーブシステムという新技術を搭載している。
剣に由来するペットネームと前進翼は9番台の伝統である。





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