登録日:2012/04/20(金) 23:14:23
更新日:2024/03/30 Sat 23:54:55
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スーパーロボット大戦F・F完結編、第2次スーパーロボット大戦OGに登場するロボット。
オリジナル敵勢力である「ゲスト」が開発した機動兵器。
第4次スーパーロボット大戦では量産機(というにはあまりにも恐ろしい代物だが)である
ライグ=ゲイオスに搭乗していた三将軍の1人である
ゼブリーズ・フルシュワに、リメイクにあたって晴れて与えられた専用機。
オレンジと白を基調にしたカラーリングと緑のゴーグルアイ、両肩に備えられた巨大な二本の鋏のようなパーツが特徴。
この鋏を使って後のビルトビルガーのように格闘をする漢の機体…に見えるが、その実態は指揮官機であるライグ=ゲイオスの流れを汲む
大火力・長射程の砲撃戦特化型。
マニュピレーターに見えるパーツもゲストの標準装備であるドライバーキャノンの砲身である。
トールギスⅢのメガキャノンの砲身をコンパクトにしたような感じだろうか。
…が、ハリネズミ状態のライグ=ゲイオスに比べると良くも悪くも洗練されたスマートなシルエットをしており、心理的な圧迫感には欠ける感じもする。
(機体そのもののサイズは二回りは大きいが)
「なんだこいつ?ライグ=ゲイオスに比べたらただの蟹じゃねーかプギャーwww」とか思うかもしれない。
あの『忌むべき来訪者ども(ゲ ス ト)』がそんなに甘いわけがなかろう、たわけが
・機体スペック
HP:42000
EN:400
地形適応:空A 陸A 海A 宇A
運動性:160
装甲:4200←なんでできてるんだこいつ
限界:400
特殊能力:HP回復(小)・・・純正のメカがなんで!?
・武装
・連装ミサイル
・ロングレーザーソード
・ギガブラスター
ここまではライグ=ゲイオスとほぼ同じ規格の物。
・ツインドライバーキャノン
メインウェポン。
見た目は通常のドライバーキャノンのような三角形の弾丸ではなく普通のビームになった。
・・・ひょっとして弾速が亜光速に達して光線に見えてるんじゃなかろうか?威力も折り紙付き。
・プラズマリーダー
マップ兵器。
二回行動による確実な位置どりで放たれるため、ある意味では必殺兵器より厄介。
ゾヴォーグは地球人の軍事技術を高く買っている(ディカステス開発のように)ため、
これもヴァル・ヴァロとかの装備を参考にした地球由来の装備かもしれない。
・ゲインシューター
二本のドライバーキャノンの砲身を共振させ、リング状の衝撃波を発するオーグバリューの必殺兵器。
ゲインでシューターといっても黒いサザンクロスとは関係ない。
こんな具合にライグ=ゲイオスに輪をかけて攻防共に隙のない能力、さらにMAP兵器と小ながらHP回復まで完備と嫌らしさも3割増となっている。
本機はゲイオスシリーズの最高到達点にして、
ゼゼーナン搭乗機バラン=シュナイルの試作型のひとつでもあり、肩口から伸びる砲身などに共通点が伺える。
ちなみにこのオーグバリュー、他のゲスト三将軍の機体と共に立体化もされている。
ゲーム中では頭でっかちだったが、リアル頭身ではかなり細身になっている。
デザイナーがスパロボおなじみのパケ絵のSDイラストを担当するレイ・アップの藤井大誠氏なので、SD映えする機体なのかもしれない。
ちなみに数々の熱いスパロボアンソロジーコミックを手がけた富士原昌幸氏(スレードゲルミルの生みの親でもある)の作品内に描かれたときは、
ずんぐりとした寸胴でゼブのキャラクターも相まってユーモラスな雰囲気に仕上げられていた。
その後長き時を経て第2次OGに登場。SDグラフィックが細身のイメージを残したものになった。
終盤の宇宙ルートでしか交戦できないが、ゼゼーナンとの決着シナリオではゼイドラムとビュードリファーと一緒にスポット参戦してくれる。
余談だがプラズマリーダーも健在。名前も演出もヴァル・ヴァロだがOGでいいのだろうか…
ダークプリズンでも対ゴライクンル戦でスポット参戦。ゴライクンルの傭兵キナハも使用してくるためオーグバリューVSオーグバリューが見られる。
追記・修正はツインドライバーキャノンを避けながらお願いしまs「ほーれ、ほれ」
チュドーン