ドロシー・カタロニア

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ドロシー・カタロニア - (2016/06/08 (水) 10:17:10) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/03/09(水) 18:23:00
更新日:2024/01/04 Thu 20:36:25
所要時間:約 5 分で読めます





早く戦争になぁ〜れっ☆




年齢:15歳
身長:158cm
体重:41kg
人種:アーリア系
声優:松井菜桜子



秘密結社OZの母体であるロームフェラ財団、その代表であるデルマイユ侯爵の孫娘。
美しい金髪と、そのV字型眉毛が特徴的すぎる少女である。

本作品のメインキャラクターはほとんど数字が名前の由来になっているが、彼女には明確な由来が無い。


OZ総帥であるエレガント閣下 トレーズ・クシュリナーダ とは遠縁の親戚で、彼の従姪にあたる。
また、彼女の父はトレーズ閣下の前任であるカタロニア将軍。

幼い頃からトレーズや、サンクキングダム王子ミリアルド・ピースクラフトとは親交があり、よく遊んでもらう仲だったようだ。


その言動はエキサイティングかつエキセントリック。
サンクキングダムの王女であるリリーナ・ピースクラフトを「時代のヒロイン」と呼び、「ファン」を自称している。
しかし当の本人の言動はリリーナとは正反対の、まるで戦いを待望しているかのようなもの。
当然、その思想の違いからリリーナと衝突する場面も見られた。


戦いには独特の美学を持っているらしく、新たな戦場の主役となったMD(モビルドール)に対して「お人形さん」と軽蔑の眼差しを向けていた。
一方でガンダムのパイロット達に対しては「理想の戦士」として、その在り方に惹かれていたようである。

歳に見合わぬ知略を持つ人物でもあり、様々な暗躍を行う事もあった。
紛れもなく、作中の歴史を動かした人物の一人。


その一見破綻しているような性格の裏には、かつて父を奪った戦争に対しての歪んだ憎しみがあった。
彼女が戦争を望むのは、未だ争いを捨てられない人類に対して「二度と見たくなくなるような、凄惨な戦争」を見せる事で、人類から争いをなくす為。

歪んではいるが、彼女もある意味では平和を強く望む人間なのである。
……なのだが、本作品は制作現場がゴタゴタでボロボロだったので、そういった彼女の心境を深く掘り下げる場面は少ない。
終盤の一連の流れだけで把握するのも中々難しく、多くの人間の目には単にブッ飛んだお嬢様に映ってしまった。
まあ、彼女が地球圏で一番ブッ飛んだお嬢様である事に変わりはないが……
しかし、一番悲惨なのは地味に漫画版で彼女の背景が何一つ描かれておらず、ガチで戦争大好きなだけのブッ飛んだお嬢様と化している。
(最終話でヒイロとゼクスの決闘を見て考えを改めたが)


また、何故か金色を好み、リムジンだのシャトルだのトラックだのはすべて金色に塗装されている。
本人のキャラクターと併せて、妙な威圧感がある。



【劇中の活躍】

復興したサンクキングダムに、ロームフェラからの留学生として登場。
リリーナに真っ向から意見をぶつけたり、ヒイロ・ユイとフェンシングをしたりと最初からクライマックスだった。

サンクキングダム崩壊の際にはリリーナと財団のパイプ役を務め、彼女を財団に連れていった。
彼女の祖父デルマイユはリリーナを財団の象徴に据えるつもりだったが、ドロシーはリリーナがその程度で収まる人間ではない}と見抜いていたようである。

実際、デルマイユはリリーナの求心力の前に立場を失ってしまう。
焦るデルマイユに宇宙行きをほのめかし、結果的に彼を葬り去った。

その後、ミリアルドが率いるホワイトファングに赴き、彼の手助けを約束する。
そして、ミリアルドが考案した「ゼロシステム連動型MD指揮システム」を操作。
なんと一発で使いこなし、MDにかつてないチームプレイをもたらし、ヒイロを除く4人のガンダムチームを追い詰めてしまった。

ちなみに、作中でゼロシステムを一発で使いこなしたのは彼女(ある意味ではトレーズと五飛も)だけ。

結果的にはゼロシステムを克服したカトル・ラバーバ・ウィナーとの指揮合戦になり、敗北した。

リーブラ攻防戦では、リーブラ内部で生身のカトルと戦い彼を圧倒。しかしトレーズ戦死の報に、生きる気力を失ってしまう。
だがカトルの優しさに触れ、トロワに説得されて再び気力を取り戻し、崩れ行くリーブラから脱出した。

エピローグでは、トレーズとミリアルドの墓に花を添えている。



劇場版にのみ登場。
マリーメイアの脅威にただ黙っているだけの群衆を挑発し、扇動した。

また、その群衆の移動手段として大量のトレーラー(やはり金色)を提供している。

やはり地球圏最強のお嬢様は格が違った。



【主な台詞】

「早く戦争になぁ〜れっ☆」

「強く、気高く、激しく生きて!……死ぬのは、それからでもいいでしょう?」

「リリーナ様はずるいわ。皆を平和なんて言葉で集めておいて、いざとなったら自分では何もしないんだもの」

「いいえ、ますますファンになっちゃったわ!」

「死を恐れてはいけないわ。死は、生まれた時から既に与えられた結果なんですもの」

「破壊と殺戮は戦争の責任ではないわ! 倒さなければならない敵は、私たちの心の中にあるのよ!」

「あなた方は尻尾を振る犬ではなく……犬に振られる尻尾なのよ!」

「私の知る男たちは墓の中か……あそこにしかいないわ!」






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