罪と罰 地球の継承者

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罪と罰 地球の継承者 - (2014/06/08 (日) 21:28:50) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/07/30(金) 14:36:42
更新日:2023/05/12 Fri 22:29:12
所要時間:約 4 分で読めます





コレハ ジンルイ ガ オカシタ  ヘノ  ナノダロウカ―


罪と罰 地球(ほし)の継承者は任天堂から2000年11月21日に発売されたNINTENDO64用ソフトのアクションシューティングゲーム。
開発はガンスターヒーローズや斑鳩で有名なトレジャー。
売上は低いものの高い爽快感と任天堂らしからぬ難易度の高さから評判は良く、隠れた名作の一つとされる。
現在はバーチャルコンソールで配信中。
2009年10月29日に続編の罪と罰 宇宙の後継者が発売。


【特徴】


プレイヤーは決められた道を自動で進行し敵を倒していく。
ブラッドブラザーズやワイルドガンズに近い。

移動と照準操作は別々になっており、十字キー又はCボタンで移動、3Dスティックで照準操作をする。
つまり、数少ないレフトポジション対応ゲームである。

Zボタンを押しっぱなしで連射、押してすぐ離すと近くの敵に斬撃。
斬撃の方がダメージが大きく、一部の敵弾を跳ね返せるため使いわけていく必要がある。

トレーニングモード(鬱)があったり、ライフが無くなってもコンティニューを消費してほぼ直前から復活が可能(スコアは0になる)と難易度の高さと裏腹にプレイヤーに親切な設計。
ステージは全10種類で1周クリアは1時間程度。ステージは一つ一つ個性的で深く作りこまれている。

フルボイスだが英語音声だったり、シナリオが超展開の連発のためゲーム性以外の部分をあまり期待しないほうがいい。


【ストーリー】

人口爆発による食糧難を解決するために生み出された生命体ルフィアンが突如凶暴化。北海道の繁殖施設から脱走し、日本全土でルフィアンは増殖。人類に襲いかかる。

同時期に治安維持組織である武装ボランティアがアメリカから派遣され、ルフィアンに攻撃を仕掛ける。

一方、聖女と称される少女アチが彼女の血で覚醒した者達と救済グループを結成。武装ボランティアと敵対しながらルフィアンを狩っていく。


【キャラクター】
一部ネタバレ注意

サキ・アマミヤ
本作の主人公。救済グループの一員で金髪ポニテ。スマブラXではアシストフィギュアとして参戦。変身する。

アイラン・ジョ
本作のヒロイン。救済グループの一員で俺っ子。中盤はサキに代わり彼女を操作する。両者の性能は同じ。

アチ
救済グループの指導者でロリ。性格は好戦的で残忍。ゲームオーバー時にコンティニューしなければ彼女に馬鹿にされる。

ミチコ
救済グループの一員ですぐ死ぬ。

ブラッド
武装ボランティアの指揮官で過去にアチの血で覚醒した。

カチュア
武装ボランティアの幹部で人海戦術。変身する。

レダ
武装ボランティアの幹部で小動物。ブラッドのサポート役。

ラダン
元々は武装ボランティアの幹部だったがルフィアン化。上から来るぞぉ気を付けろ!!

イサ・アマミヤ
アイランがアチによって見せられた未来にいた少年。

コーチ
トレーニングに出てくる黒い玉でムスメ。

コーチの父
トレーニングに出てくる黒い玉。ムスメは渡さん。


【余談】

  • 開発時のタイトルはグラスソルジャーと暗黒の不毛地帯。前者はカタカナの名前のゲームが多いとして没にされた。

  • 同時期に発売された名作シューティングのパーフェクトダークは、日本にローカライズするときに本作の影響で「赤と黒」のタイトルで出す予定だった。

  • 超展開なストーリーは任天堂スタッフにも理解不能だったらしく、パッケージにも難解なストーリーと書かれている。

  • 電撃ゲーム文庫の小説版と電撃大王の漫画版があるが漫画版は単行本化していない。

  • 難易度はイージー/ノーマル/ハードの三段階だが、この手のゲームには珍しく初プレイ時はイージーしかない。
これはノーマルを最初から選べる様にすると、「イージーなんて俺のプライドが許さないぜ」→ノーマル挫折→仕方なくイージーに→イージーも挫折→orz という最悪のパターンを回避する為のスタッフの親心。正解です。

  • サキは


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