歌星賢吾

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歌星賢吾 - (2018/01/22 (月) 18:53:44) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/05/31(木) 08:04:48
更新日:2024/02/25 Sun 20:57:06
所要時間:約 7 分で読めます





\ヘンガオデショウブダ!/

仮面ライダーフォーゼの登場人物

演:高橋龍輝


天ノ川学園高校の生徒で、仮面ライダー部の作戦指揮及び、技術を担当するチームのブレイン。
名前は仮面ライダー1号こと、本郷猛のアナグラム。



【人物像と略歴】
常に冷静沈着でシニカルな性格の天才肌で、余計なことは時間の無駄だと切り捨てる合理主義。
だが、内心はわりと熱血系でノリが良く、鬼島の地獄大喜利では変顔、映画村ではコスプレ、果てにはゾディアーツの影響とはいえ激しいドラムなどをノリノリでやったりする。

虚弱体質であり、時折目眩を起こして倒れることもある。そのため、保健室のお世話になることも多い。
それに加え、ゾディアーツと戦う等の理由で授業をサボりまくっており、出席率は低い。
教師もそのことに頭を抱えており、一部では問題児扱いされている。賢吾自身も「学園一のサボり魔、保健室の主」と自称している。
しかし成績はかなり優秀。


賢吾の父親は科学者で宇宙飛行士だったが、幼い頃に月面で起きたトラブルにより亡くなっている。
そして賢吾は父が遺した月面基地ラビットハッチへのワープゲートを開いて、ゾディアーツの存在とそれに対抗できる『フォーゼ』の力を知る。

いざ学園にゾディアーツが現れた際、賢吾はフォーゼの力を使おうとするが、病弱のため戦うことができなかった。
そのため、自分の代わりにフォーゼとして戦う如月弦太朗をサポートしていくことにする。

そうしていくうちに、弦太朗とは切っても切れない確固たる絆で結ばれることになる。

主に作戦指揮とアストロスイッチの調整等の技術部門を担当する。
名目上では風城美羽(後に城島ユウキ)がライダー部の部長だが、自身の立ち位置もあって、賢吾が事実上のライダー部のリーダーとも言える。


【劇中の活躍】

◇序盤
父親のこと以外に興味を持っておらず、弦太朗の転入初日の朝に女子から渡されたラブレターを時間の無駄だと川に捨てる。
それを見ていた弦太朗から「お前は嫌な奴だ。だから友達になる」と支離滅裂な宣言を受けた。

その後、ラビットハッチや賢吾の虚弱体質を知った弦太朗は、賢吾の代わりにフォーゼとして戦うことを申し出る。賢吾は病弱で戦えないのでやむを得ず、フォーゼドライバーを弦太朗に預けることを決める。

弦太朗が立ち上げた仮面ライダー部に関しては「遊び」だと思っており、ラビットハッチに次々と増えていく人に頭を痛めていた。また弦太朗についても、ただの協力者程度にしか思ってなかった。

ある日、不幸な偶然が重なって、ラビットハッチから出られなくなってしまう。
そんな中、ライダー部の全員が自分のために必死になってくれた事に心を打たれ、弦太朗を友達と認めてライダー部に正式加入した。


◇メテオ登場〜アリエス撃破
交換編入生の朔田流星がライダー部に仮入部後、技術担当という自身のアイデンティティーを流星に奪われそうになり、勝手に流星にマグネットスイッチを調整させていた弦太朗と喧嘩する。
しかし弦太朗は賢吾を思ってのことだったために和解、弦太朗はその証としてマグネットステイツの力を手に入れた。

その後、賢吾たちが昴星高校へ短期編入した際に仮面ライダーメテオの追い求めるアリエス・ゾディアーツに遭遇する。
アリエスを必要とするメテオは密かにアリエスと結託し、弦太朗を殺害する。そのメテオの正体は流星だった。

息絶えた弦太朗を見て賢吾は泣き叫び、流星を憎む。
弦太朗を連れてラビットハッチへ退却した賢吾は、タチバナから弦太朗を蘇らせるヒントを貰う。それは弦太朗の大切にしていた仲間との絆であり、コズミックスイッチを動かすための最後の鍵でもあった。
コズミックスイッチにより弦太朗を見事蘇らせた賢吾は、一緒に昴星に戻ってアリエスを倒す弦太朗を見届け、後に流星とも和解する。


◇修学旅行以降
京都に来た際、父の同僚だった江本教授から京都のザ・ホールの事を、理事長の我望から父についての事を聞かされる。

その後行われた、宇宙飛行士適性試験にエリーヌのおかげもあってなんとか合格し、宇宙飛行士への道が開き始める。

そんな中、野座間友子が消息を断ち、ライダー部の部員たちもヴァルゴ・ゾディアーツに襲われた事で次々とライダー部を去っていってしまう。

部員が自分と弦太朗と流星だけになってしまった状況の中、タチバナが直接ライダー部に接触する。
タチバナの目的は「フォーゼに、ライダー部を失った状況でのコズミックステイツへの変身を修得させる事」であった。
弦太朗はタチバナの特訓を受けるが、その途中で賢吾はタチバナの正体がヴァルゴ・ゾディアーツである事を見破ってしまう。

タチバナの正体が敵幹部と分かってもなお、タチバナの特訓を受ける弦太朗は、単独でのコズミックステイツへの変身を成し遂げる。
しかしそれに至ったのが「絆を捨てて非情になる事」ではなく、「自分のそばに仲間がいなくても絆を信じる事」だったため、ヴァルゴは負けを認め弦太朗たちと和解する。その際にタチバナの正体が江本教授だと知った。

その直後、サジタリウス・ゾディアーツの攻撃を受けて致命傷を受けた江本教授から「父親を殺した犯人は自分」だと謝罪され、「十二使徒のスイッチが全部揃うのを阻止してくれ」と頼まれる。
賢吾は間もなくして亡くなった江本教授を月面にて弔った。


◇江本教授の死亡以降
賢吾は18歳の誕生日を迎え、ライダー部の皆に誕生日を祝ってもらう。
ユウキや美羽たちからは人間嫌いだった昔が嘘みたいだと言われ、賢吾自身も皆が自分を変えてくれた事に感謝していた。

一方で江本教授の遺言に従って、十二使徒のスイッチが集まるのを阻止しようとするが、既にうお座の使徒を除く11個のスイッチが揃ってしまっていた。
そんな中、校長こと速水公平がリブラ・ゾディアーツである事を明かし、ライダー部に接触。速水は保身のために仲間を裏切ったのだという。

賢吾たちは速水の口から様々な事を知る。黒幕の正体が理事長の我望光明である事、我望の野望について、最後の使徒であるピスケスに選ばれたのがライダー部に仮入部していた蘭だった事。
どれも賢吾たちには驚愕の事実であった。

最後の使徒の覚醒を阻止しようと奮闘するライダー部だったが、ピスケスの覚醒は止められなかった。
その上、速水の裏切りも実は嘘で、ピスケスを覚醒させるための罠であった。

我望と対峙した賢吾は我望に対して怒りをぶつけたその時、賢吾の体は何故か透明化してしまう。
そしてそれによって気を失った賢吾は、目が覚めると江本教授の部屋から見つけたデータと失っていた記憶を合致させる事で分かった「歌星賢吾の正体」について皆に語りだす。


プレゼンターと呼ばれる存在が、外宇宙から知的生命体の存在する惑星に対して送ったコアスイッチ。
賢吾の正体は、そのコアスイッチによって誕生し、その惑星の知的生命体の姿になってその惑星を調査するコアチャイルドであった。
フォーゼに変身できなかったのも、時折起きていた頭痛もそのせい。

賢吾は弦太朗との別れを惜しみながらもプレゼンターの元へ帰る決意をし、弦太朗もまた賢吾の旅立ちを見送る覚悟を決める。

しかし、我望が自分の計画の妨げになる賢吾を消すためにラビットハッチを襲撃。そして賢吾は我望にコアスイッチを握り潰され、消滅してしまったが、いろいろあって復活。人間としてプレゼンターに会いに行く事を志し、高校生活に戻る。



【余談】
  • 前作『仮面ライダーOOO』の最終回にユウキと一緒にチラッと登場している。

  • 演じる高橋龍輝は、実は如月弦太朗役でオーディションを受けて最終的に福士蒼汰と2人になるところまでいったらしい。しかし高橋は、福士を見て弦太朗役を辞退し、自分の意志で賢吾役をやろうと決めたそうな。

  • 高橋龍輝は『仮面ライダー龍騎』放送当時、「龍騎だ!龍騎だ!」とネタにされたそうな。

  • カザリとは中の人同士、大の仲良し。


如月! 69番のスイッチ、編集だ!! それで追記修正しろ!!





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