登録日:2012/03/18(日) 15:29:27
更新日:2024/04/13 Sat 00:04:22
所要時間:約 6 分で読めます
私の名はアニヲタ
仲魔になって欲しいのか?ならば…
69マッカくれないか?
→はい
いいえ
次は156マグくれない?
→はい
いいえ
武器を下に置いてくれるか?
→はい
いいえ
本当はその(冥ω殿)が欲しいんだ
→はい
いいえ
こんなものを貰って…本当に喜ぶと思ったのか?
■概要
1987年にファミリーコンピューターで発売された、女神転生シリーズの記念すべき第一作目。
元々は西谷史の小説「デジタルデビルストーリー」シリーズのタイアップとして制作された作品。
この為
真・女神転生シリーズでも氏の名前がクレジットされていることがある。
悪魔交渉をして敵を仲魔にし、合体して強くするという伝統のシステムは、この作品から確立されていた。
しかし、広大な3Dのダンジョンは難易度が非常に高く、攻略本無しではクリア不可能とされた。
当時のプレイヤー達は、方眼紙に自分でマッピングをしたという…。
携帯アプリ移植版ではオートマッピング機能が付いた。また、いつでもセーブが出来るようになり、突然のワープや落とし穴で泣くこともなくなった。
■ストーリー
天才プログラマーの中島朱実は、コンピューター理論と降魔術の接点を見出し、悪魔召喚プログラムを作り上げることに成功した。
だがその実験により悪魔が実体化し、人間を襲い始めてしまった。中島自身にも危機が迫ったとき、それを救ったのは白鷺弓子であった。
彼女は日本神話に登場するイザナミの転生した姿であり、また中島もイザナギの転生であるという。
中島は弓子と協力し、一時は悪魔を倒すことに成功したが、大魔王ルシファーの手によって再び危機が迫る。
魔宮に閉じ込められたイザナミを救い出し、ルシファーの野望を打ち砕く為、中島と弓子はデビルポリス(大魔宮)へ向かった……。
(一部アトラス公式より抜粋)
…と、長々とあるのだが、実際はゲームをスタートするといきなりダンジョンに放り込まれるので、ストーリーなんて無いに等しい。
詳しく知りたければOVAや原作参照ということで。
■登場キャラクター
主人公。イザナギの転生した姿。
シナリオ上及び原作の元凶とも言える。一応綺麗なハザマ。
魔法が一切使えないパワータイプ。と言うかMPすらない。
よって知力に振るのは無駄…と思いきや、交渉は彼の知力が関係しているので、全く振らないのも考えもの。
原作ではヒノカグツチを武器としていた為か、以降のシリーズでは強力な剣であることが多い。
また、序盤で仲魔に出来るケルベロスは時期の割りに強いのは原作で彼に使役されてたのが由来。
彼の命令でⅡ主人公の仲魔になったりする。
また、GBA版真Ⅰでは彼の存在が示唆されている。
ちなみに原作終盤では発狂し、イザナミに憑依された弓子に殺された。新DDSでは霊魂のみの姿となって明日香をサポートする。
ついでに発狂直前、使役してたケルベロスに見限られた。
ヒロイン。イザナミの転生した姿。
魔法タイプのキャラだが、序盤はろくな魔法を覚えない為、力に振った方が活躍する。
シナリオでは全く触れられていないが、原作では特殊な生体マグネタイトを有していることが原因で悪魔に良く狙われた。
魔法キャラなのはイザナミの力による発火能力(アギ系?)や念動力を持つため。
あと回りに目もくれず朱実一筋に生き続けた。…あのダメ人間の何処が良いんだ?
原作終盤、暴徒を駆逐したり即決裁判等によって発狂した朱美を殺害してしまう。
これが原因となり精神を病み、新シリーズでは魔族・大和神族に利用されている。が、後に何とか復活。
炎の腐海に閉じ込められている。彼女を救うことが目的の一つだが、実は助けなくてもゲームをクリア出来てしまう。
原作では神話同様冥界の神であるため、実の姿は醜悪だったりする。
また、朱美殺害が原因で弓子に見限られた。
ラスボス。デビルポリスを作り出し、イザナミを自分の脅威となる前にさらい閉じ込めた。
あるアイテムがないと倒せない。
原作では性的な意味でイザナミを狙ってた。ただし人類の滅亡までは望んでおらず、ガブリエルと共闘したり。
■月齢
画面の左上に表示される月の状態。ダンジョンを進む毎に
NEW MOON→HALF MOON→FULL MOONと変化していく。
月齢がFULL MOONの時は悪魔が凶暴化し、交渉(下記)が行えない。
■悪魔交渉
女神転生シリーズ伝統のシステム。
悪魔とはいかいいえで交渉し、上手く行けば仲魔にできる。
ただし仲魔に出来るのは一部と、主人公とのレベル差が7以内の悪魔だけ。
■悪魔合体
悪魔同士を合体させ、新たな悪魔にするシステム。交渉と同様、合体後の悪魔が主人公と7レベル以上差がある場合は合体が出来ない。
■デビルポリス
大魔王ルシファーが作り出した広大なダンジョンで6つのエリアに分かれている。
BOSS:
ミノタウロス
最初のダンジョン。ステータスの振り方が悪いと
あっさり死ぬ。最初のダンジョンとは思えない難易度。
3階より下には原作でも中島の相棒として登場した
ケルベロスがおり、仲魔にすればしばらく活躍してくれる。
女神転生Ⅱではこの部分を模したパートのみプレイ可能。
BOSS:
メデューサ
メデューサによって住民が石にされてしまった街。
メデューサを倒すと、街を動かしてヴァルハラとマズルカ、そして最終ダンジョンのアンフィニに行くことができる。
BOSS:
ロキ
原作では正体は不完全な実体化によるスライムだったロキだが、本作ではちゃんと実体化してる。
小原をヤッた話は当然無し。
ここからマップが一気に広くなる。
途中にラグの店があり、アメジストとアイテムを交換してくれる。
BOSS:
ヘカーテ
ダンジョンが斜塔部分と回廊部分の二つに分かれており、探索がかなり面倒。
また、強力なカンデオンとドルミンを使う
サキュバスが雑魚敵として現れ、先手を取られると簡単に全滅する。
さらに
中島と弓子のレベルを下げるという鬼畜魔法・エナジードレインを使う雑魚敵が本格的に登場するので、「テトラジャ」は欠かせない。
BOSS:
セト
原作ではロキと小原の子。
移動する度にダメージを受けるダンジョン。消耗が激しく、何とか抑えたいのだが…。
ここにはクリアする為に必要不可欠なアイテムがいくつかある。
実はセトも撃破必須ボスではないのはナイショだ。
BOSS:
ルシファー
最終ダンジョン。ワープと落とし穴、方向感覚を狂わせる床テーブルがあり、最終ダンジョンに相応しい鬼畜さ。
隠しアイテムや広大かつ意味のないフロアを擁する青の大広間と、面積は狭くとも激辛な赤の塔の二つに分かれている。
アプリ版で追加されたダンジョン。
条件を満たすとビエンから行くことが出来る。
追記・修正「今後ともよろしく…」
- 中島の知力は弓子の覚える魔法にも影響するんじゃなかったかな? -- 名無しさん (2014-12-24 18:16:28)
- 古いアニメだった ヒロインの中の人はフォルトゥナ -- 名無しさん (2017-04-26 07:45:39)
- OVA版はグロ率高し。銀行のシーンがトラウマになった人もいるんじゃなかろうか。 -- 名無しさん (2017-10-30 00:10:49)