登録日:2009/05/26 Tue 19:57:55
更新日:2023/09/07 Thu 11:45:07
所要時間:約 8 分で読めます
「…… そして いま!
おれは ポケモン リーグの
ちょうてんに いる!
(主人公名)!
この いみが わかるか?
…… …… ……
…… わかった! おしえてやる!
この おれさまが!
せかいで いちばん!
つよいって ことなんだよ!」
「残念だったな、勇者達よ!! アニヲタWikiが存在する限り、私は永久に不滅なのだァァァァァ!!」
「残念だったな、冥殿よ!や、! Meが存在する限り、アニヲタwikiは永久に不滅なのだァァァァァ!!」
「フフフ、ハハハハハハ。
イーヒッヒッヒッヒッ!
ククク…。
その通り、私がこのゲームのラスボスです。
さあ、カモン! カモン!」
「ぜんこくの やまださんには もうしわけないが おれが あくのおおぼすの やまだだ!」
●目次
【概要】
最終ボス、ラストボスの略。英語では“Final boss”と言われる。
名前の通り、ストーリー上で戦う相手のこと。
ラスボスを倒すと大体はゲームの場合はエンディング、ゲーム以外では
最終回となる。
複数の長編シナリオで繋げられた作品では
「シナリオの節目の倒すべき強敵」がラスボス・大ボス扱いされる。
ゴチャゴチャして派手な外見の場合が多いことから、ネットスラングとして「ド派手な衣装を身に纏った人物」に対しても使われることがある(だいたい小林幸子)。
小林幸子の場合、本人側もネット文化と関わりが深いことから「ラスボス」と自称している。
なお、戦闘系のゲームであれば必ずラスボスが登場する、という訳ではなく、意外と「ラスボスがいない」作品はよくある。
著名なラスボスを多数有するDQシリーズでも、『
トルネコ1』はまさかの「ダンジョン奥から宝を持って帰還」が最後の試練であり、特別な敵はおらず戦闘はしなくてよい。
特に
FPSでは「特定個人」としてのラスボスが存在しないかムービーやQTEでの決着になり、ゲーム上の大一番としては大量の雑魚と戦う「最終決戦」を代わりに行う作品がわりとある。
◆出現時期
創作者はオリジナリティや差別化に日夜頭をひねるものなので、ラスボスの扱いは様々。
ラスボスの出現は作品の一つのターニングポイント、見せ場として重要なものになるため、本格的に物語と絡みを持ち始めるのは中盤以降になる作品が多い。
しかしいきなり登場したキャラクターがそのまますぐにラスボス化する展開は唐突感がぬぐえないため、早い段階である程度存在が仄めかされていたり、それと分からない形で登場して顔見せを済ませている作品が主流。変わり種として、序盤の登場人物が成長の末にラスボスの座に収まることもある。
物語の終盤に唐突に何の前触れもなくラスボスとなるキャラクターが現れる作品もそれなりにあるにはあるが、作品の軸がブレている、作品の展開が"軽く"見えるためか読者からの評価は低くなりがち。
物語の序盤で最強の敵が明示され、それが最後まで維持されるパターンもあり、特にホラー系統の作品ではそちらが主流。
しかし、ホラー以外では、話の起伏や山場を作りづらかったり、展開に合わせてラスボスを変えたりできない、ラスボスを倒したら物語が終わってしまうので引っ張る必要がある。ラスボスを見飽きられたり、ラスボスの"格"を落としたりしないよう繊細な扱いを必要とするため、作品作りの難易度が高い。
尚、序盤から最後まで作品を貫く圧倒的な強者として描ききったラスボスは、キャラクターとしての人気がとても高くなる傾向にある。
また、悪党モノというか、主人公やその一味が倒されるべきラスボスを任っているタイプの作品もある。
主人公が悪事を働いたり世界へ反旗を翻しながら破滅へ向かって歩んでいく作風の作品や、主人公や主要人物が悪堕ちしてラスボス化するケース、物語開始時点で悲劇的な決着が明示されている作品もあるが、全体的に非常にハードな展開になりがちで、作者の技量がモノを言うかなり珍しいスタイル。
その亜種と言えばいいか、ラスボス、もしくは準ラスボスというべき強大な敵と呉越同舟のような形で身体を同一にしてる主人公というタイプもおり、追い詰められた状況から逆転したり、主人公に特殊な力を持たせる展開を無理なく作りやすい。強力な敵と力を合わせる少年漫画的王道展開の極地と言え、低年齢向け作品で根強い人気を誇るスタイル。
もしくは、ラスボスの能力や肩書きを持った主人公がゆるく日常を楽しんだり勝手気ままに振る舞うスタイルの作品もあり、特にアマチュア創作界隈で人気を集めている。
特別に"格"が高い訳でもない、キャラクターの格も能力の底も見え透いた一般人的なキャラクターが特殊な力を得たりパワーアップを果たす訳でもなく、そのまま最後の敵を務めるケースもあり、現実離れした能力を持たない、より卑近で現実感のあるラスボスとして独特な趣を見せる。
その亜種として、大変に特殊な例だが、作中全体を通して殆ど強者として扱われることのない、弱者・みそっかすポジションとして見逃されていた、軽んじられていたキャラクターが、最後の最後で反旗を翻してラスボスを担う場合がある。
格としてはむしろ低い部類に属するキャラクターが、周囲の油断をついたり状況を利用したりインスタントなパワーを手にして大きな障害として立ちふさがったり、それに伴って取り返しのつかない被害が出たりする展開は大変なショックを与えるようで、非常に強い印象を残すようだ。
◆主な登場方法もしくは存在を仄めかすもの
- 主人公達が序盤の大ボス(以下序ボス)を倒して喜んでる所に登場。
序ボス「俺を倒しておしまいだと思うなよ…」
「〇〇〇様ばんざぁぁぁぁい!!」
序盤でなくとも、序盤から目的として設定されているボスを倒した後にその名前が発覚する事も多い。(例:バラモス→ゾーマ)
- 主人公まわりの血縁者や作中世界での有名人だが、行方不明、詳細不明
例:堕天使エルギオス
大抵「あぁ、こいつは後々になにかしら関わるな」という伏線。
- むしろあからさまにラスボスと思わせないキャラが昇格する形で登場
◆強さ
初登場時には戦闘が始まった瞬間に全体即死攻撃をしたり、自分の封印を解いた奴を魔法やらで瞬殺したりする。
稀に自分をつくった研究員共々研究所を破壊したりと正に最強の存在であるが、最強なのは序盤だけで最終的にはそんな最強ではない。
特に近年のゲーム作品ではエンディング後の
隠しダンジョン、
裏ボスの存在が基本になっている為、ある意味通過点にされがち。
また、ラスト一歩手前までゲームをプレイしてくれた
お客様プレイヤーに対して、エンディングを見てもらうために多少の手心が加えられていることすらザラにある。
基本的に、想定された進め方から大きく外れていない限り(
縛り・制限プレイ等)、ゲームクリアが困難になるほどの強さには調整されていないケースが大半で、パーティのレベルをカンストなどさせようものなら大抵瞬殺される。
作り手側の心理としては、せっかく作ったゲームを最後まで味わってもらうために、本気でプレイヤーを殺しにかかるわけにはいかないのである。
むしろ、理不尽な強さを振りかざすラスボスが出てくると
クソゲー調整ミスと見なされやすい。
ラスボスというものは、
誰でもクリアできるようなほどよい強さに調整しつつも、あの手この手を駆使して強敵感を演出しなければならないというジレンマを抱えた存在なのである。
例外もいるだろうが。
だが、それでもストーリー上におけるラスボスとの戦いはまさにクライマックスといえる熱さがあり、隠しボスよりも燃えるのは間違いない。
それ故、ラスボスの強さというものが作品の評価に(少しだが)関わることもある。
FF6の
ケフカはストーリーでの存在感こそ凄まじいが戦闘では弱いことが不評だったり。
それでも、ゲーム的な弱さをシナリオの熱さで跳ね除けてしまい、人気となったキャラクターも多い。
シリーズによっては隠しボスを倒すと真の強さを持ったラスボスと戦えることも。
◆性格
大体は主人公と正反対な性格で、クール、冷酷、狂人、悲観的であることが多い。
時に素晴らしい悪の美学・悪のカリスマの持ち主である時もある。
選民思想の持ち主であることも。
近年では、主人公の比ではないくらい悲惨な生い立ちで、最終的に世界に失望するなんてパターンも多い。
稀に他の作品なら主人公になれるほどの信念を持つ善性のキャラもおり、その場合は主人公達と信念の違いによる譲れないもののためにラストバトルをすることになる。正義の反対はもう一つの正義というやつである。
◆目的
昔は世界征服が殆どであったが、最近では逆に世界の破滅だったり、大切な人(友人や恋人等)を生き返らせる為だったり、単に復讐だったりが多い。
また、未来を担う主人公の実力を試したり、祖国の為にあえて悪を演じるなんてこともある。
場合によっては、改造等をされた仲間がラスボスというケースもある。
◆戦闘
大体
第二形態以上あり、倒した喜びを何回でも簡単に打ち壊してくれる。
最終形態はイベントバトルで100%勝てる仕様か、先ほどより強くなって本気で殺しにかかってくる。
後者なら地獄である。
また、倒してもダンジョンが崩れ始め時間内に敵を倒しながら脱出しなければいけない、なんてこともある。
そうして脱出しても、今度はラスボスと一騎討ちなどと言った日には泣くしかない。
ただし作品によっては一撃即死攻撃で撃破出来るものもある。
特定の技やアイテムを使わないと倒せないラスボスもいる。
また、稀に一度倒してエンディングを迎えてしまうと、セーブを消さない限り二度と戦えないラスボスや、
裏ボスより表のラスボスの方が強かったりする作品も僅かながら存在する。ただし後者に関しては「ステータス上は確かに裏ボスが強いのだが、使ってくる技の厄介度等で体感的に表ラスボスの方が強い」というパターンも。
創作物だと主人公より先にサブキャラがラスボスに挑む場合、大抵は死亡フラグで相手の力量を見誤って倒されるのがお約束。
ラスボスの強さを分かりやすく示すためのかませ犬或いは前座扱いである。
◆その正体
実は仮面の呪いで操られただけだったり、殺されそうになった盗賊王だったり、大国に滅ぼされた小国の生き残り、
英雄の成れの果て、500歳(約600歳)の幼女、実は目的を果たすと成仏する亡霊少女、メンへラで人格が乖離してしまった日本の神様、はては他の星から来た王だったりとゲームの数だけあるともいってもいいが、
共通しているのは自分なりの信念を貫き通しているということである。
その一方で、目的も理念もなく世界を破壊する存在というのも割と多い。ただ暇潰しや快楽目的で破壊と殺戮を繰り返したり、自我を持たない怪物だったり。
いずれにしても物語のトリとして大物感を出す必要がある。
小物臭くて肩透かし食らうこともあるけどね。
プレイヤー達の中にはその信念や考えに惚れる者もいる。
また、方法は違えど主人公達が目指していたものと同じだったりすると結構くるものがある。
胸の中には印象に残っているラスボスというものが一人はいるだろう。
◆ラスボス=敵?
ラスボスというと、前述の通り純粋な悪役にしろ、思想が異なる善人にしろ、無感情の機械にしろ、主人公と敵対し、倒さなければならない「敵」であることが多い。
しかし、最後の相手、勝利すればエンディングとなる相手という事で、「敵ではないが、ラスボスである」というケースもある。
例えば、スポーツ、クイズ、ボードゲーム、パズルといった「平和な世界観での大会」の場合、決勝戦で対決する最後の相手、あるいはその道を究めた強者が最後の相手となることがあるが、彼らは「強大な対戦相手」であっても「対立する敵」ではない。
バトルものであっても、格闘大会の類や、巨悪を倒した後に「試練」や「決着」として対決する味方キャラクターなどがあたるといえる。
代表的な例でいうと、
本家ポケモンシリーズ(一部除く)の「チャンピオン」があたるだろう。彼らは主人公に対して友好的で、いい先輩としてサポートをし、時には悪との闘いで共闘しながらも最後の最後には強力な壁として立ちはだかる。そして見事自身に打ち勝った主人公を称賛し、ゲームはエンディングを迎える。
平和な世界観のゲームなら、かなり意外なキャラがラスボスであるケースもある。「ドラえもんのクイズボーイ2」での
のび太のママ、「役満DS」でのキノじいなど。
◆ラスボス撃破後
ラスボス撃破後は物語のクライマックスが終わり、あとはエンディングやエピローグを迎える。
裏ダンジョンや隠しボスに挑めるようになることも。
【関連】
【有名なラスボス(ネタバレ含む)】
ガノンドロフ
力のトライフォースを宿し、ハイラル王国を狙う大魔王。
多くのシリーズで、勇者
リンクの因縁の敵としてラスボスを務める。
わりと簡単に倒せてしまうが、そのカリスマ性から人気は高い。
ポケモンリーグのチャンピオン、ワルダック、
ディアルガ、
ゲーチス
本家シリーズでは、大抵純粋な善人。前述したとおり「敵ではないラスボス」の代表格であるが、「
ブラック・ホワイト」ではチャンピオンではない悪役がラスボスである。
それ以外のシリーズだと、人物の場合は悪の組織の親玉だったり、ポケダンシリーズは伝説のポケモンなど。
そのチャンピオンでさえパターンが分化するうえに、第七世代とピカブイでは決定戦という形のラストバトルになる。
Dr.エッグマン
ソニックの宿敵。ひと昔前までは自ら序盤にボスとして出陣することが多かったが、最近は手下を使ったりすることが多い。
ヒドイときは、ラスボスじゃないときも。
りゅうおう、
ゾーマ、
デスピサロ、
エビルプリースト、
デスタムーア、
オルゴ・デミーラ、ラプソーン、エルギオス、ネルゲル、魔王ウルノーガ他
ご存知有名RPGにおけるラスボスたち。
ゲームの中でも特にRPGはストーリー性が重視されるためか、シリーズによってラスボスの目的なども異なってくる。
意図的に影を薄くしたり、存在をほのめかして登場した時のインパクトを大事にすることも多い。
ゾーマなんかバラモスを倒すまでゾの字も出てこない。
DQ10はオンラインゲームで数か月ごとにシナリオが追加されていく関係上、各シナリオで最後に戦うボスをラスボスと呼称することが多い。
そのため、広義では凄まじい数の「ラスボス」が存在することになる。
カオス、
こうてい、
くらやみのくも、
ゼロムス、
エクスデス、
ケフカ、
セフィロス、
アルティミシア、
永遠の闇、
ブラスカの
究極召喚エボン=ジュ、不滅なるもの、
オーファン、アーデン、ルルサスのルシたる審判者、ブーニベルゼ、
聖天使アルテマ
こちらもご存知有名RPGにおけるラスボスたち。ナンバリングが多いので、存在がわかるパターンも豊富。
プレイヤー側が比較的自由にカスタマイズできることや強力な技が多い関係か、どうもラスボスは弱めな印象を受ける。中でもケフカ、イカ、シューイン、アーデン、アルテマは雑魚ボスとして有名である。
FF13でオーファンのような強いラスボスが出た時は「やっとFFで全滅できるラスボスが出た」と変な喜ばれ方をしたとか。
ジャンプにおいては、雑誌の性質上人気のピークが中盤に来やすく、終わりまでちゃんと書かせてもらえないか書けたとしてもラストは尻すぼみになってしまうことが多いため、終盤に登場するラスボスより中盤の中ボスの方が有名になりがち。
ただ、円満完結が以前よりも容易になってきた近年においては、盛り上がりを終盤に持ってこられる作品が増え、
土俵で勝手に裁判開く人、
小物過ぎて逆に人気が出たラスボス、
主人公激推し厄介オタクなどかなり強烈なインパクトを残すラスボスが出てきている。
ン・ダグバ・ゼバ、オーヴァーロード、仮面ライダーオーディン、アークオルフェノク、ジョーカー、オロチ、グリラスワーム、デスイマジン、バットファンガイア、スーパーアポロガイスト、
ユートピア・ドーパント、恐竜グリード、
サジタリウス・ノヴァ、グレムリン、ロード・バロン、シグマサーキュラー、グレートアイザー、仮面ライダークロノス、仮面ライダーアマゾンネオ、
仮面ライダーエボル、
アナザーディケイド、仮面ライダー滅 アークスコーピオン、仮面ライダーストリウス、仮面ライダージュウガ、仮面ライダー第0号
平成ライダーシリーズにおいては
最終話の敵=ラスボスとは限らない。というのも、最終回が後日談に回される場合があるからである。
第二期平成ライダーシリーズ後半以降は、
プレミアムバンダイなど規模を拡大したバンダイ側の販促的な事情もあるためか
ラスボスが仮面ライダーであるパターンも多く、クロノスやエボルは多数の形態に変化する。
見て貰えば分かるように、「実は序盤から出てたアイツがラスボスだった!」というパターンが非常に多い。
特にエボルだの真木ィ!だのはコミカルな描写も多く、「こいつ中盤で退場するだろ」という前評判を覆してラスボス化した為、逆に近年は(主にエボルトと千翼のせいで)全登場人物がラスボス候補というある意味凄い予想が立てられる事も。
一方昭和ライダーだと「悪の組織の首領」的ポジションがそのままラスボスとなるパターンが比較的多いが、『ZX』まではなんか地味な上にしまらない最期を遂げるケースが多い気がする。
+
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実際に見ていこう。 |
デストロン首領 人工心臓を備えた骸骨。 パンチ一発で砕け散った上に、喋ってるのかと思ったらテープレコーダーの音声だった。
真のゼロ大帝 本作最終回の項目参照。 萬画版では透明化したがアマゾンライダーに 匂いで見破られ咬み殺された。
デルザー大首領。 一つ眼の脳。7人ライダーを前に 自爆。こいつをコアとしていた 岩石大首領はインパクト抜群だったのだが……。
ネオショッカー大首領 身長数十メートルのドラゴン(型宇宙怪獣)というラスボスに相応しい威容と戦闘力だったが、弱点である足の裏を普通のボウガンで射抜かれたのが敗因に。
サタンスネーク ジンドグマの首領「悪魔元帥」の本性。複数の蛇の頭を持つ怪人。自分の剣で滅多斬りにされた挙げ句刺し殺された。
バダン総統 巨大な銀色のドクロ。10人ライダーと戦うこと無く姿を消す。
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すでに何十年も続いているシリーズであるため、そのラスボスの数も膨大。
しかし仮面ライダーシリーズのようにラスボス候補がややこしいパターンは比較的少なめで、「悪の組織の首領」的ポジションがそのままラスボスとなるパターンが比較的多い。
サタンさま、マスクドサタン、ドッペルアルル、ポポイ、あやしいクルーク、
エコロ(ぷよぷよ7)
ご存知有名パズルゲームにおけるラスボス。
…ただ、ラスボスと言えるほどの威圧感を持ったものや悪行三昧のヤツが片手で数えられるほどしかいない。
ビッグ・ボス、リキッド・スネーク、ソリダス・スネーク、ザ・ボス、ジーン、リキッド・オセロット、スティーヴン・アームストロング
メタルギアソリッドシリーズ。ゲームジャンルの関係で少しイメージはしづらいだろうが、ラスボスは存在する。
だいたいタイマンでのバトルだが、格闘戦から撃ち合いまで様々。
ダオス、
ミクトラン、シゼル、フォルトゥナ、
ミトス、ユリス、シュヴァルツ、
ヴァン、マティウス、デューク、クリード、ラムダ、フォドラ・クイーン
長期シリーズだけあり、ラスボスの目的や種族も多様。重い使命や凄惨な過去から世界を滅ぼそうとするパターンが多いが、選民思想の塊な支配者や神そのもの、人々の負の感情が産み出した天災とかもいる。
強さ的にもストーリーでの影の薄さとかも本当に多様
まおう、じゃあくのまじょ、ジャシン、ペンギンロード、アビス
電波人間では、後半から難易度が高くなる。
それなりにLvを上げとかないと、そこらの雑魚にも数ターンで殺られる。
にもかかわらず、こいつらの強さは異常で、
謎の拳法放ったり、セカオワもどきしたり、毒吹いたり、Lv100でも余裕で死ぬ
一撃をしてきたりやりたい放題。しかし、まおうは悲しいことに、
『Free!』では中ボスに格下げされた。
さらに最新作の『New』の1-4で、手下のがんせきまじんに任せて、
自分は何もしない(話しかけても、私とは戦わないと拒絶})。
女神ロンゴミニアド、
ティアマト、
ゲーティア、
殺生院キアラ、
スルト、
キャスター・リンボなど
ソーシャルゲームであるFGOは、章ごとの最後の敵がラスボスと呼ばれることが多い。
強さはまちまちで、ラスボスとして相応しい性能のものから難易度のピークがその前に来てしまいいまいちパッとしないものまである。
なおソーシャルゲームの性質上、最新章ラスボスを務めたサーヴァントが即実装されてカルデア入りするケースも多く、クリアしたマスターからは「
どの面下げて」などと言われたりも……。実際、(ネタバレ防止も兼ねて)倒しているかいないかで召喚時のセリフが変化し、最終再臨の条件の一つとしてラスボス担当章クリアがあったりするサーヴァントもいる。
アクションアドベンチャー「
大神」のラスボス。
全ての妖怪の親玉であり、ナカツクニ全土の災厄の元凶。
日本神話をベースにした世界観において非常に機械的な見た目で異様さを醸し出している。
ラスボスであることや見た目から当然存在感はあるのだが、常闇ノ皇自身より戦いの中で発生する
イベントの方が語り草になっている。
そのイベントのおかげで「決して弱い訳ではないが、負ける気はしない」というちょっと不思議な立ち位置にあるラスボス。
作中で「ラスボス」と称されるパターン
一種のメタ発言の場合もあるが、大概は比喩としての「ラスボス」という単語が作中世界に存在する場合。
そのためゲーム作品よりも、サブカルよりの漫画作品などに多い。
その他
以下、その他のゲームまたはアニメにおけるラスボス。ネタ的な意味も含む
ネタバレ注意
追記・修正はラスボスを倒してからお願いします。
- ↑41ゼットン・ガタノゾーア・ゾグ・グリーザ「あ?」 -- 名無しさん (2018-12-04 21:28:44)
- ラオウは中ボスじゃないか? -- 名無しさん (2018-12-20 06:47:41)
- ↑節目で考えるとラオウ、カイオウ、ボルゲというラスボス三体体制で考えるのがしっくり来るな。…好きな作品だがこの辺は異質かも? -- 名無しさん (2019-01-05 15:10:28)
- 弱すぎて不評なラスボスは数あれど、強すぎて不評なラスボスっているもんなのかね -- 名無しさん (2019-05-21 12:20:52)
- ラスボスが強過ぎるのは物語作る上で定石だからな。逆に弱い、弱過ぎる奴にラスボスを張らせて好評にするのは相当センスがいる。設定の練りこみと、一気に引き込む演出は必須 -- 名無しさん (2019-05-22 00:29:43)
- ゲームブックのラスボスなら、「よみがえる妖術使い」のラザックは、強すぎてゲームバランスを崩すラスボスとして不評を買ってるな -- 名無しさん (2019-05-31 18:02:33)
- スーパー戦隊のラスボスは色々とありますね。エンターやヒネラーみたいに独自の暗躍・反逆を起こして上り詰めた幹部・側近や( ギエンみたいな特例とか )、ヨゴシマクリタンやセンキみたいに終盤らへんから登場した、もしくはアクドス・ギルや牙鬼 幻月みたいに最初から存在を仄めかしてたけど登場したのが終盤らへんとかみたいな最強の存在たち、ブラジラやロンみたいな幹部が全ての黒幕だったり、ドウコクやゼイハブみたいな最初っから登場している強者及び、ジニスやドン・アルマゲやン・マやラゴーンみたいに強化形態へとなった最強の存在とか...ect -- 名無しさん (2019-05-31 18:53:29)
- 不評かどうかはさておき、エボルやアナザーディケイドは強すぎるラスボスに当たるんじゃないかな?主人公最終形態のジーニアスやグランドジオウがあそこまで苦戦してしまうのも考えものな気がする(結局はラビットドラゴンやオーマジオウといった特殊形態で倒したし) -- 名無しさん (2019-09-07 09:52:12)
- ロードスのカーラも特別なラスボスだよなぁ。『殺すと殺した相手に乗り移る』『サークレットを依り代から奪うことで無力化可能』を知らないと、まず倒してしまうから、乗り移られてしまい倒せない。 -- 名無しさん (2019-09-07 10:36:11)
- 龍が如くの場合大体最後に戦うラスボスと黒幕は別人のパターンが多い、ラスボスが黒幕を始末するのもたまにある -- 名無しさん (2020-09-19 20:49:55)
- 電人FreeはStage11以降の話は無いのかな -- 名無しさん (2021-02-02 11:16:31)
- その他の所で出所作品が書かれていないのは消してしまった方が良い気がする。織田信長とかはもう普通に戦国武将って書いとけばいいけどさ… -- 名無しさん (2021-02-02 12:06:53)
- 「ラスボスの動機」とか「ラスボスの目的」の項目欲しいなあ -- 名無しさん (2021-02-13 23:12:49)
- ↑2信長はニンジャマスターズのラスボスだったはず -- 名無しさん (2021-08-09 06:47:06)
- ゲームのラスボスを全て倒した人はいなさそう -- 名無しさん (2021-08-17 18:44:56)
- 国語辞典追加おめでとう -- 名無しさん (2021-09-09 16:56:12)
- いつかライダーでも昭和ではよくある弱い首領みたいなラスボスが出てこないかな -- 名無しさん (2021-11-01 22:45:01)
- 昭和ウルトラマン、北斗の拳は最終回の敵が最後に倒した敵というだけ -- 名無しさん (2021-11-01 22:55:03)
- キラはGvG NEXTのラスボスの一人を務めたのでネタではない。 -- 名無しさん (2021-12-29 03:43:30)
- ドラクエでミルドラース以外のラスボスで影が薄い奴って何がいると思う?個人的にはオン・ゾ・エーグが思い浮かぶ。 -- 名無しさん (2022-02-01 20:22:35)
- ギスヴァーグかなぁ。一応全ての元凶だけどマガルギの印象が強すぎたし、バイキルト以外印象に残ってない… -- 名無しさん (2022-07-23 12:25:22)
- 金正恩ってw -- 名無しさん (2022-07-31 11:52:02)
- ログ化を提案します。 -- 名無しさん (2022-08-07 21:26:48)
- デストルドス…もといセレブロは自分のこと文明自滅ゲームのラスボスと自称していたけど、ラスボスって最終的に倒されるのが目的なんやで…………?実際主人公たちに徹底的にやられたし -- 名無しさん (2022-08-08 01:30:27)
- ログ化しました。 -- (名無しさん) 2022-09-08 13:26:04
- 傷物語で忍野メメが自称ラスボスなせいでキスショットのラスボス感なかった -- (名無しさん) 2023-02-19 20:04:41
- FE烈火の剣の古の火竜、自身は完全なぽっと出ながら間違いなくゲーム中最強で、それでいて配置などの都合でミスしなければ負け(ロスト)はないっていう良いラスボスだったなあ -- (名無しさん) 2023-04-27 15:12:00
- たまに主人公兼ラスボスのキャラが出て来る事も… -- (名無しさん) 2023-05-08 15:55:50
- ペルソナ4の伊邪那美大神はあんまり探索しない人は見逃してしまいそうなラスボス。個人的にこれに気付く展開は鳥肌モノだった -- (名無しさん) 2023-06-10 12:27:55
- ゲームのタイトルは忘れたが、やり方次第でその辺の村人の集団にラスボスを撃破させる事が可能だったゲームを見たことがあるな。 -- (名無しさん) 2023-07-12 14:59:04
最終更新:2023年09月07日 11:45