登録日：2012/02/05(日) 20:47:54
更新日：2024/04/08 Mon 11:24:55
所要時間：約 6 分で読めます
PSP用ゲームソフトとして発売された1990年〜2000年代放送のアニメ10作品(後述)のキャラクターたちが共闘し、入り乱れて戦うクロスオーバーRPG作品。多彩な必殺技によるグラフィックムービーカットイン、異なる作品群の新鮮な絡みの会話イベントなど知ってるアニメのファンにはたまらない作品。
主題歌はファフナーでおなじみのangela。
主人公が所属する国際調査機関「沢田国際リサーチ」通称Ｓ．Ｉ．Ｒ．にある依頼が来る。その依頼途中に突如出現したリュードック達に連れられて異世界アドロアスにたどり着く。そこは空気を破壊する赤い霧に侵され、滅亡の危機に瀕し、大魔導師アーヴィンが次元怪獣レインを使い支配していた世界だった。アーヴィンは滅亡する世界を見捨てこちら側の現実世界に侵略しようとしていた。主人公はその世界の姫セリッシュに救世主になるよう頼まれ、アーヴィンの野望を阻止すべく異なる世界の英雄達（ヒーローズ）を結集させアーヴィンに立ち向かって行く。
ゲームオリジナル
Ｓ．Ｉ．Ｒ．のエージェントでエース。バリバリの王道主人公気質。武器が
ワイルドアームズXFっぽい。男だと右利き、女だと左利き。
主人公に世界の救世主になってくれと頼んでくる女子高生風の娘。結束の森で待ってます。
姫に仕える魔導師。よく敵陣営に敵視され対立される原因になる人物。いわれのない敵意をふっかけられる可哀想な人。空間を移動できる。
アドロアスの実権を握る魔王的立ち位地の人。侵略に対して緻密かつ人脈を作りあげ着実に事を運ぶ頭脳派で、現実世界の悪役達と手を組む。裏切りには寛容だが、自慢のペットの事となるとムキになる面を持つ。
全身にトゲトゲの赤い鎧を纏う騎士。アーヴィンの腹心の部下。侵略に際して大義名分を持つが、その理由は…。
踊り子のような衣装の褐色女性。同じくアーヴィンの部下。モッドリーフ族最後の一人。特有の言葉をたまに使う。
次元を切り裂きあちこちに異次元の穴を開ける怪獣。アーヴィンの自慢のペット。みんなから好かれないがアーヴィンだけは頑なに好んでやまないオウム返しの怪獣。
世界で唯一、『翼手』を殺す血を持つ女子高生。数々のトラウマイベントは再現されない。
小夜の付き人。寡黙だが面倒見がよく芸達者。
◆R.O.D -READ OR DIE
大英図書館工作員のエージェント。『紙使い（ザ・ペーパー）』の異名を取るビブリオマニア。
同じく工作員。ミス・ディープ。
何でもすり抜けられるボンテージ美人。武器は銃。
傭兵。数少ない普通の戦闘員ながら指揮を務める。
厄日だな……
◆DARKER THAN BLACK
『契約者』と呼ばれる能力者にして暗殺者。電撃を放ち、ナイフとワイヤーを駆使して攻撃する。
『流星の双子』から登場。時間差はクロスオーバーなんで気にするな。
対戦車ライフルは必殺技。
◆ケロロ軍曹
ケロン星からやってきた侵略宇宙人兼軍人。基本的に他の力を借りて戦う。必殺技もモア。
腹黒で光線吐く武闘派。黒いキャラとして黒に憧れる。
ジョージ。雲慶の能力に簡単にかかったり、扱いが悲しい。
メカニック。珍しい状態異常攻撃タイプ。大抵こいつのおかげで話が進む。
忍者。やはり微妙に薄い……
◆スクライド
『アルター使い』と呼ばれる能力者。人の話を聞かないケンカバカ。通称、『シェルブリットのカズマ』。
コイツだけ形態変化が可能。……まあ最終形態出ないけど。
何よりも速さを求めるアルター使いの兄貴。早口で長話でグラサンのグッドガイ。
遂にみのりさんの名前をフルで間違えた。
やはり最終形態なし。
正義の信念と理念を追求するアルター使い。
通常技は第一形態での鞭打ち。第二形態は必殺技オンリー。
カズマ同様最終形態はない……
◆スレイヤーズ
ナイチチなドラまた。通常技はファイヤー・ボール。必殺技はお馴染み『竜破斬（ドラグ・スレイブ）』。重破斬も使用可能。
アホだが超絶剣士。『R』なので『光の剣』も『斬妖剣』もない。必殺技技は『烈光の剣（ゴルンノヴァ）・レプリカ』。レベルが上がると鍛冶スキルも上がる。
正義かぶれの王女様。回復担当だが、必殺技は親父譲りの『平和主義者クラッシュ』。
石人形と邪妖精との合成獣にされたグリリバ。防御力の高い剣士で沈着冷静な常識人。必殺技は『魔皇剣（アストラル・ヴァイン）』。
◆舞-HIME
『HIME』と呼ばれる能力者。炎使い。
ツンツンなガンナー。手数が多い。必殺技は三種類。
元気いっぱいの短髪おさげ。チャイルドは無く、剣で戦う。
正義の味方な先生。必殺技はかなり気合いが入っている。先生にも色々いるもんだ……
◆魔法戦士リウイ
偉大な魔術師を義父に持ちながら、本人は冒険者を志す青年。出生の秘密は明かされない。
未熟な時期なので戦い方は喧嘩殺法。
盗賊ギルドの少女。態度は悪いが腕と面倒見はいい。川上とも子に代わり、松岡由貴が演じる。
『勇者』に仕えるはずが、何の因果かリウイに仕える事になった神官。
実はリウイがああなった原因。
少数民族出身の凄腕剣士。リウイの剣の師匠も務める。強く逞しい女性。
◆魔術士オーフェン
人類最底辺の最凶黒魔術士にして暗殺技能者。通常技は『光の白刃』、必殺技は『原始の静寂』。実は殴る蹴るのが得意。
頭にディープ・ドラゴン『レキ』を乗せたじゃじゃ馬娘。本人の戦闘力はアレだが、なんせレキが強い。
若干反抗期なオーフェンの弟子。光の白刃を使うが、ある程度のレベルまでは威力が……。
◆戦闘メンバー以外
銀（イン）やかなみ、爪核などといった人気キャラ達。
しかし残念ながら戦闘では使えず、ボイスもない。
まあチャイルドマンはギロロがいるんでCVが表記されていたが……なら出してやれよ……
◆評価
参戦作品的にはいわゆる20代ホイホイ的なものであり、その筋の人は期待しがちなクロスオーバー……なのたが。
システム面などでは面白い部分もありながら、「イベントが薄い」「原作再現が微妙……」「オリジナルが……」といった声もちらほら……
基本的にラノベ・漫画は『アニメ版』のネタのみ。
ただし『オーフェン』は絵こそアニメ版だが、全体的に原作を意識している。
総じて手探り作に見えるが、今までは『ロボット』と『特撮ヒーロー』が主流だったクロスオーバーに新しい形を作ったという意味では評価できる。
続編も製作するなら様々な夢の共演が可能になるかもしれない。
また、必殺技のアニメーション再現率はかなり高い。
それだけに全員に複数パターンの必殺技があれば評価はもう少し上がっていたハズ。
追記・修正お願いします
- クロスオーバー自体は悪くないというより良い方なのだが、ヒロイン(姫)が容姿以外可愛くないっつーのがちょっと…。なにあの他力本願。 -- 名無しさん (2013-06-24 01:35:59)
- 次回作出るとしたら、まどマギやストパン、とあるやエンジェルビーツあたりを出して欲しいですね。 -- 名無しさん (2013-07-30 23:35:53)
- 超ヒロイン戦記もこういう方向性では期待しているんだがどうなるかね？ -- 名無しさん (2013-07-30 23:47:14)
- 戦闘はレベルが均等に上がるのはよく考えてるし、もっと煮詰めたらかなり面白くなると思う。 -- 名無しさん (2013-07-31 01:37:13)
- ストパン組はキャラ多いから誰が戦闘メンバーになるかで結構揉めると思う。まぁ出すとしたら芳佳ともっさんは確定でしょうね。 -- 名無しさん (2013-07-31 17:34:08)
- まどマギ参戦ならストーリーに面白みが増すかも、マミられる寸前のマミさん助けたり、魔女化したさやかを元に戻したりとか。 -- 名無しさん (2013-08-07 23:18:59)
- まどマギ、なのはストライカーズ、シンフォギア、タイバニ、テイルズオブジアビス、を希望。 -- 名無しさん (2013-08-07 23:30:49)
