A-O ORATORIO

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A-O ORATORIO - (2013/08/16 (金) 16:48:38) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/05/01(日) 17:59:48
更新日:2023/09/09 Sat 11:35:27
所要時間:約 5 分で読めます




『電脳空間最強の守護者、A-O ORATORIOをなめてもらっちゃ困るぜ!』


漫画『TWIN SIGNAL』に登場するキャラクター。

CV:松本保典


A-ナンバーズの一人で、身長210センチの優男。
外見年齢は25歳。
制作者は音井信之助。
音井ブランズの長男であり、同製作者であるラヴェンダーは姉、パルスシグナルは可愛い弟達。

表向きは情報処理専門のロボット。
莫大な演算熱を処理するために、常に冷却コートを着用している。

一般に知られざる任務はネットコンピュータ<ORACLE>の守護者であり、<ORACLE>の人格プログラムに万一の事態が発生した時のスペア要員でもある。
また、世界中の<ORACLE>を利用している研究所を回る監察官でもある。
そうした役目から、法律上はA-ナンバーズではなく独立主権をもつロボットとして登録されている。

なお、<ORACLE>の守護者であることは極秘事項。
オラトリオはなんの制約もなく<ORACLE>から情報を引き出せる唯一の端末機なので、侵入者に悪用される可能性が高いため。

クワイエット戦では、そのとてつもない情報処理能力で戦闘型並の動きを見せている。
とはいえ戦闘目的に作られたわけではないため、多少の運動ですら(冷却コート込みでも)排熱処理が追いつかずに息があがってしまう。


起動したての頃はかなり不安定だった。

『外伝 雪の女王』(本編の10年前に起きた事件)にて、オラクルに対し

「何かあったら俺が守ってやる。
 でもな…
 もしも俺に何かあったとしてもなぁ、誰も俺を守れねぇんだ。
 おまえには代わりがいるが、俺にはいねぇんだ。俺がいなくなったらお前どうするのか、考えとけよ!」

と感情に任せて暴言を吐いている。
他にも、小説の三巻(起動したての頃の話)では、自分の手の震えに気がつかない、オラクルにきつく当たる、精神担当の音井みのるについ怒鳴ってしまったり。

それは、生まれた直後から常に勝ち続けなければならない立場に立たされ、『負ける』ことに対し非常に恐怖し、悩んでいるためだった。
また、上記の外伝にて、自身の特殊な立場ゆえに他のA-ナンバーズと距離を置こうとしていた描写もある。
あからさまな無視だったためにメッセージに説教されたことも。


現在のおちゃらけた余裕たっぷりの「おにーさんはね」的な態度は仮面に過ぎない。
その裏では「コンピュータを扱う者すべてが自身の敵となる「かも」しれない」という理念を持ち、会う人全てに対して敵対したときの対処法を考えながら接している
ぶっちゃけオラクル以外の全てがオラトリオにとっての潜在的な敵であり、オラクルに害をなすもの全てに一切の容赦をしない。
A-ナンバーズ抹殺計画編では、「<ORACLE>のためなら人間の事情なんか知ったこっちゃねぇ」と本性を垣間見せ、シグナルに初めてオラトリオへの恐怖を覚えさせた。
……とはいうものの、お嬢さん口説くのは本人の趣味だと思うのだがどうなのか。


製作者が同じであるラヴェンダーを姉さんと呼ぶが、実はラヴェンダーより設定年齢が上。
だが、ロボットは外見より経験がものをいうため気にしないように。



■ロボットプロレスへの参加禁止

作中では、衛星放送で戦闘型ロボット同士を戦わせる番組が放映されている。
シグナルや音井教授はこの番組が好きで、よく録画して観戦している。

あれ、ロボット作れる時代に記録媒体がビデオ? せめてDVDもしくはBlu-ray録画じゃね? などと疑問に思ってはいけない。
※トッカリタウン編で音井正信がフロッピー持っていても、深く気にしてはいけない。


オラトリオが起動したての頃、見学に来たロボットプロレスの関係者に非公式に対応した。

関係者「え、これほんとに情報処理専門なの?」
関係者「おたくのロボットはでかいですなぁ。金があっていいですなぁw」
オラトリオ「そちらさんとは違って、戦うだけが能じゃないんで」
関係者「「何?!」」

そんな流れでロボットプロレスの当時のチャンプと対決し、5.82秒で相手を戦闘不能にしている


この一件でA-ナンバーズの桁違いの性能を世界中に見せつけた結果、A-ナンバーズのロボット(特に音井教授製)は出入り禁止となった。
製作者の音井信之助はロボットプロレス観戦が大好きだったために、事の詳細を聞いたときは愕然とした。
同じくロボットプロレス観戦が好きで、いつかは参加したいと夢を抱いていたシグナルも同様である。



■電脳空間最強の守護者

冒頭の台詞は<ORACLE>編でのものだが、自称(笑)ではなくちゃんと理由がある。

他のA-ナンバーズと能力を比較すると

  • バランスは良いが単体でのパワーアップ(根本的なシステム改善)ができない

  • 派手に造られたので電脳空間では目立ってしまう
  • 電脳空間に潜入するとき、若干時間がかかる

オラトリオ
  • 電脳空間では隠密行動が基本なので、意図して顕れない限り姿が見えない
  • <ORACLE>とのリンクにより、学習限界がない=まだまだ強くなれる可能性
  • 某仮面ライダーのように、オラトリオが戦う間、オラクルが過去の情報から敵の特性と対処法を探すことができる
  • 電脳空間へ瞬時に潜入できる


以上の理由から、オラトリオは『電脳空間最強の守護者』である。

<ORACLE>編で相当な痛手を食らったけどね


追記・修正は<ORACLE>に申請してからお願いします。



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  • オラクルとのリンクにより二重経験から、凄まじい経験蓄積を誇る。ただし、オラクルとのリンクは現実空間における稼働時間を削る弊害がある。 -- 名無しさん (2013-08-16 16:29:58)
  • 防御優先のシステムを持ち、稼働時間の制限と相まって待ち構える方が得意。 -- 名無しさん (2013-08-16 16:31:58)
  • オラトリオは自身の電脳とオラクル本体、両者を統合する汎用型のスパコンの三つで一つ。演算力はオラクルと綱引きしているが、基本的にはオラトリオが多目に使う。日常業務で常に電脳はフル回転している為、運動制御までやると排熱が追い付かない。 -- 名無しさん (2013-08-16 16:42:29)
  • どうせならその手の記述はコメ欄じゃなく項目本文に追記してあげなよ。てか旧Wiki時代でも似たようなことをしてなかった? -- 名無しさん (2013-08-16 16:48:38)
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