カスタムロボ

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カスタムロボ - (2022/07/17 (日) 23:26:52) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2009/08/23(日) 23:27:11
更新日:2024/01/05 Fri 23:15:09
所要時間:約 7 分で読めます





ダイブ!!


『カスタムロボ』とは、1999年に任天堂からニンテンドウ64ソフトとして発売された3DロボットアクションRPG、および同シリーズの総称。


【概要】

プレイヤーは「コマンダー」となり全長30cmほどの小型ロボット「カスタムロボ」に精神をダイブさせて戦わせるアクションゲーム。
カスタムの名の通り多種多彩なパーツを組み合わせる事が可能。これにより無限ともいえる数の戦闘スタイルが存在する。
分かりやすく言えば「低年齢向けアーマードコアもしくは「見下ろし視点になったバーチャロン
当然低年齢しか楽しめない訳では無く、大人でも充分ワイワイ楽しめる。

対戦可能も可能で初代は1vs1の対戦しかできなかったが後に交代制のタッグバトルと言う形で4人対戦も可能になった。
『BR』ではバトルロイヤル方式での4人同時対戦も可能。

戦闘は至ってシンプルで「とにかく相手のHPを0にする」この一言。
しかし簡単そうに見えて双方のパーツの組み合わせ方による相性や地形による影響、細かい仕様の関係で戦闘は非常に奥深い。
例えばロボは一定量のダメージ、または特定の攻撃が当たるとダウンしてしまい少しの間動けなくなる。
動けなくなるだけで無敵でもなんでも無い*1ので普通に殴られる、少し経つと復帰して一定時間無敵状態になる。
またガンでダウンさせられた場合のみ、ダウンさせられた側のガンが消滅してしまう「オーバーロード」が発生する。
さっさとダウンを取ってインファイトや、ひたすら遠くからダウンを取って被弾を抑えると言ったロボが生まれる。
それらの長所を伸ばすか短所を補うか、コマンダーの腕と知識の見せ所である。


【用語】

  • カスタムロボ
全長約30cmほどの小型の玩具。コマンダーとシンクロすることによって動く

  • コマンダー
カスタムロボの操縦者

  • ホロセウム
カスタムロボを戦わせる闘技場。ホログラフィにより、様々な地形を作り出す。
基本的には備え付けのホロセウムデッキで作り出すが、『V2』からは携帯型が、更に『BR』ではロボ自体に内蔵されている他、一部のコマンダーが自力で作る事が出来る。
ステージの形状は基地のようなものから海底、回転寿司屋など色々。

現実空間でのバトルは危険なので禁止されているが、ストーリーの展開上行う事もある。
2D作品で上下左右を飛び回って移動するGXでは、ホロセウムは無重力と言う設定。
その割に重力のあるはずの現実空間で無重力のホロセウムと同じように戦う場面もあるが。

【ロボキューブ】

ロボキューブとはカスタムロボを格納する立方体のことを指す。

バトル開始時にキャノポッドと呼ばれる発射台にロボキューブを装填し、射出する。
射出方向は3カウントの間スティックで決められるので、開幕の位置取りという意味ではこの時点からバトルは始まっている。
ロボキューブが着地し、静止すると、キューブからヒト型への変形が始まる。
この時、頭が上になるように着地すると最も早く変形完了でき、ボディ・ポッド(腹・背中)の場合は頭に次いで隙が少ない。ガン・ボム(右腕・左腕)はそれより時間がかかり、最後にレッグは一番戦闘開始までに時間がかかり対戦に不利である。
まぁそもそも、対人戦の場合は運ゲー要素が絡まないように、両者が変形完了するまで動かないのが独自のルールとして取り入れられるのが普通だが。

ちなみに『BR』ではキューブ各面の表記が部位ではなく数字になっており、1が最も早く、6が最も遅く戦闘開始。
また着地後の変形もなく、エネルギーのチャージ時間といった描写になっている。
なお射出前であれば、AまたはBボタンを押しっぱなにししている間はキューブの回転速度を上げる事ができ、数字の切り替え速度をA>B>無操作の3段階で調節可能なので、1で着地するように狙う事も可能。

【カスタムロボ】

  • ボディ
  • ガン
  • ボム
  • ポッド
  • レッグ
の五種類のパーツによって構成され、組み合わせ方によって接近戦型や遠距離戦型など様々。
ただ強いパーツを選ぶのではなく、ガンとボムの相性やボディとレッグの相性など、この組み合わせはかなり頭を使う。
だがそれこそがこのゲーム最大の楽しみであり、最大の魅力でもある。

『GX』のみ、ポッドとの選択式パーツである「ガンナー」と、第六のパーツ「アクションチップ」も存在。

各パーツのバランス調整は新作の度に毎回行われており、それぞれの細かい性能は作品によって異なる。
そのため、同じパーツを用いたカスタマイズでも作品間で操作感や使い勝手はだいぶ変わってくる。
『初代(無印)』は後年の作品に比べて全体的にロボの挙動が硬めで、それに合わせてか、ガンやポッドのホーミング力も控えめ。
『V2』ではロボの空中制動やダッシュ速度などがテコ入れされ機動力が底上げされた一方、マグナムガンなど一部パーツが弱体化。
加えてなぜか低性能だった違法ボムや違法レッグのダメージ量や付与効果の見直しが行われた。
さらにポッドの挙動が大幅に改善され、ニュートラル撃ちが仕様として追加されたことで、格段に扱いやすくなっている。
『BR』ではガン全般の弾速およびホーミング力が強化され、各種攻撃の命中率が(相対的に)上がっている。
端的に言えば、壁や地形(あるいはオーバーロード)を利用しないと攻撃を避けきれないケースが増えたということ。


【各パーツについて】


ボディ

カスタムロボを作る上で最も重要なパーツ。
全てが平均的ボディもあれば、スピードを捨ててパワーに特化したタイプやその逆、空中行動に優れたタイプなど種類は様々。

またボディの性能と一口に言っても、
  • ガン攻撃の威力の底上げ
  • 相手の攻撃のダメージ減少
  • 地上での移動速度
  • 空中ダッシュの距離や小回り、回数
  • ダウンのしにくさ
  • アタックの種類
など様々であり、ガンとの相性もあるためボディ選びは極めて重要。
中でも「アタック」は隙こそ大きいが当たれば発動中は基本無敵状態な上に、命中すれば敵に大ダメージを与えられるまさにカスタムロボの必殺技と言える技である。RTAでも序盤の攻略の生命線となるメインウエポンと位置付けられる。序盤は対戦相手のAIが消極的なので、アタックのためにとにかく間合いを詰め続けるのが鉄則。
また、空中ダッシュは格闘ゲームで言う緊急回避に相当すると言えなくもない。なるべく小回りが利くものを選ぼう。

1つのタイプの中にも数種類のロボが存在し「ノーマルスタイル」「スピードスタイル」「アーマースタイル」などの細かい性能別けがされている。
例えばノーマルスタイルはそのタイプのロボの中で最も平均的な能力を持ち、スピードスタイルは移動力が上がった代わりに防御力が落ちたなど。
しかし連射系の武器を使う際に武器の攻撃力補正を大きく得られる「パワースタイル」以外は微々たる差で、アタックの軌道か見た目で選ぶことになる。

詳しい説明はこちら

ガン

バトルの主役にして攻撃の主となる武器。
カスタマイズを考える際には、ロボかガンを最初に決めてそれを中心に組むことになる事が多い。
威力、飛距離、連射性、ホーミング(追尾性能)、弾速など選ぶ要素は様々であり、ボディやステージとの相性も重要になる。
私見になるが威力が高いほど飛距離、連射性が下がり、ホーミングが高いと弾速が遅くなる傾向がある(例外もある)。

またガンによって、
  • 途中で曲がる
  • 途中で分散、分裂
  • 被弾すると手前に引き寄せる
  • 途中から加速する
  • 少し経ってから飛んでいく
  • 近距離でヒットすると威力が低いが、中距離でヒットすると威力が上がる
などガン毎に効果も様々。
中には地上と空中で効果が若干違うものまで存在する*2

ただしガンを使って相手をダウンさせると、まだ着弾していない相手の弾丸が全消滅する「オーバーロード」という現象が発生する。
特に弾速の遅いガンを使っていると相手にインターセプトを受けてこの現象が起きやすい。
こうなると一気に隙を晒してしまうので、無防備に考えずに撃つのではなく、いかに攻撃されずに狙えるかが重要。
弾速の遅いガンや発射後の隙が大きいガンなどでは意識しないといけない要素。
相手をダウンさせやすいガンや近距離ガンでは積極的に狙っていきたいテクニック。


ボム

サブウェポン。
威力、弾速、弾数と、ガンよりは種類が少ないが、後述の爆風の種類によって効果が変わるため選ぶのはかなり難しい。
総じてガンよりも発射後の隙は小さく、放物線を描くなどで障害物を超えるボムも多い。
発射前にボタンを押しっぱなしにすることによって着弾位置を定める事が可能。
無暗に撃つと停止した時の隙を狙われたり自爆したりするのでタイミングが重要。

ガンと同じく地上と空中のどちらかで撃つかによって軌道が変わるものがある。

RTAでは主にアタックのためにプレイヤー側に引き付けるための手段として使われる。

  • 爆風
名前の最後につく英字一字によって効果が様々。
例えば「スタンダードボム」と「スタンダードボムF」では弾の軌道は同じでも爆風の大きさや当たった時の威力や吹き飛ばす方向が全然違う。
なお、これらに該当しない固有の爆風を持つボム*3も存在するが、それらのパーツも語尾に英字はつかない。
その一方で、英字なしのパーツでも、以下のいずれかの爆風と同じ性質を持つもの*4がある。


ポッド

簡単に言うと近接信管付きのミサイルの類。入力と同時にスティックを倒しているとその方向に発射される。
誘導する物は序ノ口、地雷やまきびしのようにその場に設置される物もある。役割は相手の行く手を阻んだり、ガン攻撃の補助がメイン。
威力は低いのだが重要な特長として発射時の硬直と発射後の隙がほぼゼロ*5であり、地上や空中を移動しながら発射しても機体の動作には影響しない。
隙らしい隙を全く見せず攻撃できるので先出し攻撃や牽制に向いており、弾が発射可能なら持て余す事なく積極的に使っていきたい武器。

ポッドにもボム同様爆風の種類による違いが存在する。


ガンナー

カスタムロボGXのみに登場。
ポッドとの選択式でどちらかを装備することになる。
小さな機体が発射され一定時間援護射撃を自動で行い戻ってくる。
その場に置く設置型、相手を追いかける追尾型、自機の周りについてくる衛星型の3種類が存在する。


レッグ

移動関係の強化をするパーツ
移動速度やダッシュ性能を補助するため、ボディとの相性、また戦闘スタイルとも大きく関わる。

また、一長一短でデメリットが存在するものも多い
(例1:地上での移動速度の強化→ブレーキ能力の低下)
(例2:ダッシュ距離の強化→着地後の硬直時間の増加)


アクションチップ

カスタムロボGXにのみ登場するパーツ。
ロボにアタックができるようにしたり、バリアを張れるようにしたりする。
GXではこれがないとアタックが使えない。


【違法パーツ】

通常のパーツとは一線を画した強さを誇るパーツ。
初代ではロボの違法はなかったが『V2』より定番化され、巨大ロボも出るようになった。
基本的に元になったパーツの能力を強化している。
ボディは全能力、ガンやボムは弾数と威力、ポッドはホーミングが重点的に強化される傾向が高い
レッグに関してはデメリットが消える。初代と『V2』の大半は合法レッグを足して2で割っただけ
所謂公式チートの様な存在で、対戦モードでは使用可能かどうかを設定できる。
入手すればシナリオでも使用可能だが、スコアアタックなどで使用すると減点などのペナルティを受ける。
(例1 オロチガン:ドラゴンガンの強化型。威力、弾速が増し一度に4発飛ぶ)

(例2 Xレーザーガン:Vレーザーガンの強化型。威力が格段に向上し、V字に発射後折れ曲がって相手に当たる。当たるとほぼ確実にダウン)


【ストーリー内容】

ある日主人公がカスタムロボを始める

周りの助言を受けながら勝ちまくり

ある日謎のロボが出現

違法パーツという人体に影響を及ぼす危険物とそれを使う悪の組織の存在を知り、仲間と共に闘いを決意する

主人公の活躍により組織壊滅

ハッピーエンド

多少の違いはあるが、全シリーズ共通の大まかなストーリーの流れ


【シリーズの歴史】

  • カスタムロボ(N64)
全ては此処から始まった。
記念すべきカスタムロボシリーズの処女作…であるがシナリオと対戦しかないため少々物足りなさが否めない。
また、シナリオ編ではボディパーツは変更できず、最後まで最初にもらうレイで通すことになる。
シナリオモードとは別に、フリーバトル、VSバトル、アーケードモードがあり、そちらではロボも含めて自由にカスタマイズ可能。

アーケードモードでは、「初級」~「伝説級」まで10バトルずつ計5段階50バトルが組まれており、『V2』以降の激闘編のようにスコアも集計される。
相手は基本的に本編で対戦したカスタマイズと同じものだが、「伝説級」ではキャラやロボにちなんだ独自の構成が組まれている。

バーチャルコンソールではV2のみ配信され、こちらは配信されなかった。後述されているようにV2が続編として完璧に近かったことの証左でもあるが。

  • カスタムロボV2(N64)
ストーリーは前作の数年後。
大幅なパーツ数の増加と一部のパーツの性能の調整、2VS2方式のタッグバトルが実装された。
1人用モードは2本立てでチュートリアルを兼ねたシナリオメインの「旅立ち編」終了後に、スコアアタック要素があり「使用可能パーツ限定勝負」などの試合が盛り込まれた「激闘編」の2つ。
ダッシュ中は相手のガンが当たらない「ステルスダッシュ」が一部のロボに追加。これにより戦略の幅が更に増えた。
違法パーツにロボが追加され、シナリオで違法パーツを入手し使う事が可能になった。

また、今作からラスボスとしてダウンしない巨大ロボが出現し、
多くのプレイヤーが初見で涙をのんだ。唯一入手不可能な機体とパーツでさらに涙をのんだ。
ホントのラスボスはメイジェルだが、インパクトで完全に食ってしまっている。
通常のパーツより弱い練習用ロボが隠しパーツとして登場している、
続編と言っても前作のプレイが必須という訳では無いのでV2から始めても充分楽しめる。
初代の不満点をすべて解消したある意味決定版。初めてやってみたいという新規コマンダーにもおすすめ。
現在は初代共々switchオンラインの追加パックでプレイ可能なのでこの方法が手軽。
単純なベタ移植ではあるのだがswitchオンラインの機能でフレンドとのネット対戦が可能となっている。

ラスボス:(旅立ち編)ジェイムスンではなくメイジェル・(激闘編)レイⅡダーク
雑魚ロボ:ヒヨコシリーズ


  • カスタムロボGX(GBA)
従来とは違い2Dでのバトルのため、カスタムロボとは別物と考えた方が無難。
やや黒歴史、というかパラレルワールド。
とはいえカスタマイズの組み合わせを考える面白さそのものは変わっていないし、
ポッドとボムで追い込んでガンを叩き込むという動きは2Dながら結構再現されている。
2Dなので空中撃ちが出来ないが、それを擬似的に再現する形で通常撃ちを「αショット」、別ボタンとの同時押しで「βショット」という形で再現されている。
他にも壁抜けという概念があるなど、人によっては従来作よりハマる人はハマるシステム。
また無印とV2のキャラがシナリオ上の対戦相手で成長した姿で何人か登場。

飛行機のような形態に変形し、長時間のダッシュを行うライトニングスカイヤー型が追加。
後に3D形式の本編に輸入される。
ロボは各タイプ4種類。(ただし要領の関係か各タイプひとつは色変えであり、違法ロボも基本は色変え仕様。ただし細部のパーツは異なるので色変えとは分かるもののそこまでコピペ感はない)


前回のラスボスが不評だったのか、今回のラスボス戦では主人公も軍事用(違法)ロボで戦う。
ガンよりボムのほうが明らかに強いのは内緒だ。
ラスボス:ダークキメラ
雑魚ロボ:ガラクタシリーズ

シリーズ中でも特に知名度が低く、RTAでは走者に困るほどのマイナーソフト。


  • カスタムロボ バトルレボリューション(GC)
今までのデフォルメされたおもちゃチックなロボから、近未来的でメカニカルなロボにグラフィックが変更された。
1つのタイプに所属するロボがV2の5体から3体に減少、一部のタイプのロボが削除などロボの総数は減ったがその他のパーツは基本的に増えている。
ただし世界観の関係で違法パーツは総入れ替えになっている。

シナリオモードは『V2』を踏襲し、チュートリアルを兼ねた「旅立ち編」、スコアアタックの「激闘編」の二本立て。
パーツは「激闘編」の全クリと同時に揃うわけではなく、いくつかの隠し要素が存在する。
また、初代以来のアーケードモードが復活している。全8戦。
相手のカスタマイズはシナリオ中盤~終盤のCPUに準拠。後半のラウンドでは違法パーツも出てくる。
難易度は「ノーマル」「ハード」の2段階だけだが、「シングル戦」「タッグ戦」「2on2」「バトルロイヤル」全てのルールについてバトルセットが用意されている。

シリーズの中でも一番ストーリー性が高い。また、ギャグやネタにも相当な力が入れられている。
主人公が唯一喋る作品で結構キャラ付けが大きくされており、よく喋る。
キャラの提案を聞き入れないと最終決戦前にアイテムを取りに行かされたり、GAME OVERになって世界が滅亡することも。

説明書には「地球とは少し異なる世界」となっているが、ストーリーを進めるとその真意にたどり着く。

+ ネタバレ
正体はN64シリーズの数百年後の世界。

その昔、破壊した物体から能力を獲得し自己進化する謎の生物「アール」の破壊活動によって世界が滅ぼされようとしていた。
アールには実体がなく姿が見えなかったため、人類は一方的に攻撃を受け続けるだけだった。
しかし奇跡的な偶然によって、アールが当時子供のおもちゃだったカスタムロボと融合し実体化する。
人類はそれを勝機と捉え、兵器として改造したカスタムロボを用いる事で沈静化に成功した。

僅かに生き残った人々は被害の少なかった土地にホロセウムの技術を用いることで、外界と隔離するためのシェルターを造り、
活動を停止したアールを外界に追いやって生きていく事を決めた。
その際、当時の政府は「アールに対する不安を取り除く」という名目で、アールやそれに関連する記憶
(外界の存在、人類が滅亡寸前まで追い込まれた歴史など)を記憶消去装置で人々から忘れさせ、偽の記憶を植え付ける計画を実行した。

以後、アールに関する情報はポリス隊の上層部や政府高官など、ごく一部の人間のみが知る国家機密として秘匿されている*6
故に「世界は平面である」「世界の果てには越えられない壁がある」というのが常識となっており、
大多数の一般人はアールに関連する情報は一切知らされる事なく生きている。

なお、過去作におけるレイに酷似したロボが「レイレジェンド」という名の隠しパーツとして登場するが、
攻撃力が極端に高く防御力が極端に低い非常にピーキーな性能となっており、極端な性能から違法パーツに設定されている。
ひょっとするとレイシリーズがおもちゃから兵器へと改造された姿、という事なのだろうか…。

尚、今回もラスボス戦ではハンデ(ラスボス一体に対し、こちらは三体)がある。
……が、それでもなおこちらを蹂躙してくるラスボスの強さにトラウマを植え付けられたコマンダーも多数。

シリーズで始めてラスボスのダウンしない*7ロボがプレイヤーにも使用可能となった。
違法パーツの高性能っぷりはシリーズ随一。
ラスボス:アール第三形態
雑魚ロボ:ドラム缶シリーズ

激闘編のあるステージでは懐かしのキャラ達と戦える。
登場するのはコマンダー三兄弟の長兄、レイフォールバカ、そしてグレートコマンダー……の枠を乗っ取ったお馴染みの愛すべきバカである。
またGXと連動することであちらの入手が困難な要素を解放することが出来る。


  • 激闘!カスタムロボ(DS)
ゴシゴシ……何この面倒な作業……。
基本はV2のシステムを継承している。
バトルはDSという携帯機の割に高いクオリティを持つのでそこそこの評価をされるが、キャラデザは酷評される。
時系列がGXと矛盾する箇所があるためGXは黒歴史となる模様。



足りない所もあるかと思いますので、詳しいの方がいましたら追記・編集お願いします

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