中西達郎

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中西達郎 - (2014/11/20 (木) 18:06:00) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/03/01(火) 21:59:02
更新日:2021/04/11 Sun 22:21:57
所要時間:約 4 分で読めます




主に月刊コミックブレイドで活躍している漫画家。
しかし近年では活動は漫画原作が中心。


○プロフィール
2002年にデビューした際に20歳であったらしいので現在は32歳だと思われる。
2002年5月の月例コミックブレイド漫画大賞5期に応募した「探偵物語」て準大賞を受賞しデビュー。

翌年にコミックブレイドに「ドリムゴード 〜knigts in the dark city〜」を連載する。


○画風
モヴも含め、多数の個性豊かな登場人物が入り乱れたストーリーを展開するためキャラの数は非常に多い。
しかし、肝心のデザインは線が少なくあっさりした物が多い。

中には顔にペイントを付けた特徴的な者も出てくるがぶっちゃけ、それらが無いと見分けがつきにくかったりする。

反面、背景や機会の描写はかなり緻密かつ精巧。

○作風
彼が書く漫画の最大の特徴は「完結してもイマイチすっきりしない」所にある。

物語初期から様々な布石や謎を散りばめ、登場人物の訳ありな過去を匂わせるなどして大きな話の流れを予感させるのに、
殆どが明らかにならないまま終わる。

大概が物語にとって大きな山場の一つでしかなかろう部分で話が落ち着き今後も何か起きるような予感を持たせながら終了する。

ぶっちゃけ悉くが打ち切りくさい

中には明らかに打ち切りにしか見えない物まである。

本人は「100伏線を張って50使えればいい」と発言しており、複数の休載作家を抱えてるブレイドでは打ち切りは考えづらい事からも、
どうやら分かってやってる。


○作品一覧
◇ドリムゴード 〜knigts in the dark city〜
◇クラウン
◇パラドクス・ブルー(合作)
◇グローリーロード(原作)

●各作品の大まかな内容と顛末

◆ドリムゴード 〜knigts in the dark city〜

初連載作品。
遠い未来、ドリムゴードと呼ばれる謎の秘法を巡って争う250人の「ナイツ」の戦いの日々が描かれる。

  • ラスト間際に主人公の座を主人公(真)が受け継ぐ。
  • ヒロインに何らかの謎がある事を示唆。
  • そもそもドリムゴードとは何かすら明かされないまま主人公と主人公(真)が旅へ。

◆クラウン
ドリムゴードに続く連載作品。
ドリムゴードと同じ世界観にある王国の物語。
平凡な学生だった主人公がある日、貴族の息子である事を教えられ大陸最強騎士団を率いて戦う使命を課せられてしまう。

  • そもそも全5部形式で2部までしか発表されていない。
  • ヒロインが殺害され、その犯人と動機が不明。
  • 最終回で主人公を操る黒幕の存在がほのめかされる。
  • 主人公が反逆者の汚名を着せられ自分以外の貴族を敵に回しさあ戦争だ!で終了。


◆パラドクス・ブルー
他の漫画家との合作。本編とリンクしたWeb小説も担当。
突如として世界中に天使が出没するようになった現代。
天使の課す「試練」を攻略していく一般的な高校の生徒会を描いたミステリーかつファンタジーな物語。

漫画の方は二部構成。
珍しくキレイな終わり方を見せたがやはり幾つかの謎と伏線が放置されている。
小説の方で幾つか解き明かすと発言。やはり全部明かすつもりが無い。

主人公とヒロイン(偽)の境遇、先輩ポジションのキャラの素性、そもそも天使とは何かなど不明な点が多々ある。


◆グローリーロード
原作を担当。
魔族の住む魔界が舞台。

魔界の王「英帝」が殺害されたため、次の英帝を決めるゲーム「グローリーロード」が開催。
英帝を殺した罪人、英帝の仇を取ろうとする少女、罪人をストーカーする少年の3人をメインに話は進む。

  • グローリーロードが終了する前に連載終了。
  • 少年は細胞疾患で死ぬはずなのにピンピンしてる。
  • 罪人が英帝を殺した理由が不明。
  • グローリーロード参加者達が巡らせていた思惑の内容が不明。
  • 何らかの大事件が起きると示唆された直後に終了。



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