PSYクオリア(カードファイト!!ヴァンガード)

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PSYクオリア(カードファイト!!ヴァンガード) - (2013/11/24 (日) 20:07:11) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/06/27(水) 13:17:55
更新日:2023/10/03 Tue 19:55:19
所要時間:約 4 分で読めます






PSYクオリアとは、カードファイト!!ヴァンガードにおいてアニメ及び漫画どちらにも登場している謎の能力。

現在登場した能力者は

先導アイチ
雀ヶ森レン
クリストファー・ロー
蒼龍レオン

以上の四名だが、アニメでは本編開始以前にも能力者がいたとのこと。

  • 概要
アニメ版と漫画版どちらにも登場しており、それぞれ細かい部分での設定は違うが、基本的に『カードの声が聞こえる』という部分は一緒。

つまるところカード系メディアではよく聞くような能力である

ただし、他のカードを題材にしたアニメのソレと違うのは、ファイト(対戦)の勝利にカードのユニット達が導いてくれるという点。

アニメ版の描写されている具体的な例としては、ファイター(プレイヤー)が思考を働かさなくても、限りなく最善に近いデッキ構築やプレイングのイメージを、能力発症者に見せており、発症者はそれをなぞるだけで勝てる場合がほとんどである。

簡潔に、良く言えばヴァンガードの御手本を見せてくれる能力。身も蓋も無い言い方をすれば勝ちまでの道筋をcolor(purple){カンニング}できる能力、とイメージしてくれればいい。

使えば使う程強力になるらしく、発症してから数ヶ月程度の先導アイチでさえ対戦前からそのファイトのフィニッシャーを把握し、更に自身のイメージに対戦相手の精神を引きずり込む、いわゆるcolor(purple){イメージ拉致}を行う事が可能。
(イメージ拉致の使い方としては主に、トドメの一撃を対戦相手に疑似体験させる精神オーバーキルである場合がほとんどだったが、自身がイメージする惑星クレイの美しい風景を見せてあげるといったものもある)

本編開始時、既に数年間使い続けていたヤンホ……雀ヶ森レンに至ってはファイトを行わなくてもイメージ拉致が可能だったりする。



アニメ・漫画版共に発症する原因・理由・条件の一切が不明だが、発現者それぞれに共通しているのは『強さを求めて常日頃から努力していた』という点が挙げられる。

『努力していた』という思いからか、PSYクオリアの発症者は皆一様に、この唐突に現れた強力な能力を『自身で手に入れた実力』と思い込む場合が多く、使用すればほとんどの相手に勝ててしまう為、その傲慢さが増長しやすく、他人を見下す傾向が強くなる。



しかし、PSYクオリアを使用したアイチに櫂トシキが勝利できたように、決してPSYクオリアは万能ではないらしく、何らかの穴がある模様。



どうやらPSYクオリアの力は、本来ヴァンガードで強くなる為のものではないらしいのだが…………。



※以下、ネタバレ含むので注意。














アニメ版ではその本質が判明。
ウルトラレアのレッカの体にライドした人物(あの方)いわく、
『惑星クレイにおいて、自分達では答えが出せない問題が起きた時に、地球の先導者に道を示してもらう』

為、地球人に惑星クレイとシンクロできる能力というのがPSYクオリア本来の役割。

アニメ一期では惑星クレイに謎の軍勢が押し寄せており、その対応方針について各クランが協議したのだが、ロイヤルパラディンシャドウパラディンが対立してしまう。

その決着をつける為に、それぞれの使い手である先導アイチ雀ヶ森レンがPSYクオリアに覚醒し、両者のファイトの結果によってクレイの道筋が決められる事になったというのが、一期の大きな流れである。

あくまで惑星クレイとシンクロする為の能力である為、ファイトでPSYクオリアを使ったとしても、ほぼ完璧に近いプレイングをする相手や、自身の精神状態によっては敗北する事も十分ありうると言える。

また二期では立凪タクトがクリストファー・ロー及び、一度能力を失った先導アイチに対して強制的にPSYクオリアを覚醒させるとんでもないシーンが出た。

これによりPSYクオリア能力者の量産の可能性が示唆される事となり、限られた者だけの力というイメージから我々をリミットブレイクする事となった。
また漫画版においては、テツが『何らかの形で己の殻を破った者』に発しょ…発現すると定義していた。
追記・修正はPSYクオリアに目覚めてからお願いします。

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