COWBOY BEBOP

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COWBOY BEBOP - (2019/01/03 (木) 17:28:42) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/03/26(土) 20:25:42
更新日:2024/02/08 Thu 22:27:43
所要時間:約 6 分で読めます




I Think It's Time Blow with Scene
Get Everybody Stuff Together

OK 3,2,1 Let's JAM


『カウボーイビバップ(COWBOY BEBOP)』は1998年4月から6月に掛けてテレビ東京で放送されたサンライズ製作のTVアニメ。

全26話の放送予定だったが、放送前は関係者の評判が悪く放送枠を十分に確保出来なかった他、
本放送では当時の事件に配慮して暴力・性的描写を修正・カットした13話分しか放映されず、後の1998年10月から1999年4月に渡ってWOWOWで全話が放映された。

なお、テレビ東京版の最終回となった「よせあつめブルース」は、テレ東における規制やカットに対する皮肉や抗議の意味を込めて製作されたものであり、
全編がストーリーの本筋と関係ない内容となっており、ラストには「THIS IS NOT THE END.YOU WILL SEE THE REAL "COWBOY BEBOP" SOMEDAY!」という文面が表示された。
この回は、その経緯からくる監督の意向故に再放送やソフト化がされていない。

2001年には劇場版『カウボーイビバップ 天国の扉』が公開されている。

古いアメリカ映画のような雰囲気、西部劇とSFを織り交ぜた世界観、ハードボイルドタッチで描かれる人物たち、ルパン三世やコブラなどといった作品を意識した作風が特徴。

SFでありながら、「ビバップ」の名が表す通り、SFに似つかわしくないジャズやブルースがBGMとしてふんだんに使用されている。

ロボットアニメではないが、2019年発売の『スーパーロボット大戦T』にまさかの参戦決定。


●スタッフ
※参考までに()に代表作をば。

○原作:矢立肇(おなじみサンライズ制作チームのペンネーム)
○監督:渡辺信一郎(サムライチャンプルー、マクロスプラス)
○シリーズ構成:信本敬子(マクロスプラス、東京ゴッドファーザーズ)
○キャラクターデザイン:川元利浩(機動戦士ガンダム0083、第08MS小隊)
○メカニックデザイン:山根公利(ありすぎて書き切れない)
○音楽:菅野よう子(ありすぎて(ry)


●あらすじ

2071年。賞金稼ぎのスパイクと相棒のジェットは、フェイやエド、アインと出会い、
一癖も二癖もある愉快な登場人物たちに時に翻弄され、時には情に流されながらも、今日もビバップ号で大金求めて旅をする。


●登場人物

スパイク・スピーゲル
CV:山寺宏一
主人公。ジェットと共に太陽系を旅する賞金稼ぎ。
普段はやる気が感じられないが、やる時はやる男。
ジークンドーの達人。
「時代遅れのカウボーイさ」

○ジェット・ブラック
CV:石塚運昇
スパイクの相棒で、ビバップ号の船長。元I.S.S.P.(火星警察機構)の刑事。
再生手術が簡単に受けられる2071年には珍しい、機械式の義手を左腕に持つ。
説教臭い。
「金が無い時は言うんだよ!」

○フェイ・バレンタイン
CV:林原めぐみ
借金の型にカジノでイカサマディーラーをやらされていた女。
金にがめつい。
「あたしは、もうここにはいない」

○エドワード・ウォン・ハウ・ペペル・チブルスキー4世
CV:多田葵
愛称は「エド」。
天才ハッカーの少年と見せかけて女の子。
一人だけ別作品のキャラみたい。
軟体動物。
「エロは、エドだよ」

○アイン
CV:山寺宏一(予告・CD)
ビバップ号で飼われることになった犬。実は天才犬。
ビバップ号で最も常識人(犬)。
「ワン!」

○ビシャス
CV:若本規夫
スパイクを付け狙う男。刃物好きで刀を持ち歩き、カラスを肩に乗せ、全身に黒衣を纏った異様な風体をしている。
ノエイン?はて…?
「望み通りに」

○ジュリア
CV:高島雅羅
スパイクとビシャスの因縁を繋ぐ女。物語のキーパーソン。ジュリアスではない。
「どうして…私を愛したの…?」

〇パンチとジュディ
CV:垂木勉(パンチ)、長沢美樹(ジュディ)
賞金稼ぎ用情報番組「BIG SHOT」の司会の二人。
「アッミーゴーゥ☆ 太陽系3000万人の賞金稼ぎのみんな、元気かな??」
「毎度おなじみ、BIG SHOTの時間よぉ」

○アントニオ、カルロス、ジョビン
CV:平尾仁(アントニオ)、中嶋聡彦(カルロス)、中博史(ジョビン)
行く先々でポーカーをしている姿が見かけられるおじいちゃん三人組。元ネタはジャズ界の巨匠アントニオ・カルロス・ジョビン。
会話から元開拓民か元賞金稼ぎだったであろうことが窺えるが、素性は不明。
何気に劇場版でしかスパイクと絡まない。

○ラフィング・ブル
CV:小山武宏
占い師と見られるインディアン風の装束を着た老人。
スパイクを『泳ぐ鳥』と呼び、哲学的な言葉とともにその未来を語る。
「走る岩よ…」
「俺をその名前で呼ぶな!」(ジェット)

○アンディ・フォン・デ・オニヤテ
CV:江原正士
『カウボーイ・ファンク』で登場したカウボーイ。
通称ではなく、馬を駆る正真正銘ウェスタンスタイルのカウボーイ。
連続爆弾魔テディ・ボマーの賞金を争い、スパイクと死闘を繰り広げる。その凄まじい戦いに誰もが爆笑した。
劇場版にもチラッと登場した。
「君の瞳に……映った僕に乾杯!」


●登場メカ

○ソードフィッシュII
スパイクが愛用する、高速戦闘機を改造した機体。曰く十年来の相棒。
先端に取り付けられた主砲はロマンの塊。撃つ機会は少ないが。

○ハンマーヘッド
ジェット愛用の小型宇宙漁船のキャッチャーボートを改造した機体。
ジェットはビバップ号の操舵やサポートに回ることが多いため活躍自体が少ない。
ゾイドではない。

○レッドテイル
フェイ愛用の、アームを二本取り付けた戦闘機。
漂流したり撃墜されたりロクな目に遭わない。

○ビバップ号
スパイク達のアジト兼移動手段である惑星間漁船を改造した船。ボロい。


●主題歌

○OPテーマ「Tank!」
演奏:シートベルツ

○EDテーマ「THE REAL FOLK BLUES」
歌:山根麻衣


本作は玩具の売上で製作費を回収する形態を取るサンライズでは珍しく、CDの売上で利益を回収する方法を練られていたが、
第一話を観たバンダイビジュアルの担当者は「渋すぎる。これは売れない」と発言し、
サウンドトラックを発売したレコード会社には「ジャズなんて日本で何枚売れてると思います?」などと反対された
(音楽を作った菅野よう子自身も売れないと思ったらしい)という逸話がある。

放送後は否定的な周囲の反応を軒並み覆し、本作のビデオ・CD売上は「ガンダムシリーズ」に匹敵する実績を残した。
オリジナルサウンドトラックの第一弾は日本ゴールドディスク大賞を受賞している。

ハマる者はとことんハマり、放送から10年以上経った現在でもかなりのファンが存在する。
2ちゃんねるなどのインターネット掲示板で「最高のアニメは?」という趣旨のアンケートを取れば確実に上位に食い込む程である。
神格化されやすい反面「過大評価」「雰囲気アニメ」との批判もあるので、人に薦める場合はあまり持ち上げすぎないようにしたい。
作品厨にならないよう気を付けよう。

現在キアヌ・リーブス主演のハリウッド映画製作計画が進行中。
しかし出来上がった脚本の通りに作ると莫大な製作費が掛かる為、脚本の書き直しを迫られていたり若干頓挫気味。
ちなみにキアヌは本作のファンであるとのこと。

設定が似てる漫画?知らん、偶然だろ。





項目は立っちまった 追記・修正しようぜ

望み通りに

THIS IS NOT END.YOU WILL SEE THE REAL"COWBOY BEBOP"SOMEDAY!



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