若本規夫

登録日:2009/06/27(土) 20:54:19
更新日:2021/02/24 Wed 11:58:09
所要時間:約 13 分で読めます




若本(わかもと)規夫(のりお)は男性声優。

またの名を『強力若本』(名前の元ネタはお察し)。

1945年10月18日生まれ。74歳。
山口県下関市生まれで大阪府堺市育ち。
現在こそ声優だが、早稲田大学法学部卒、元警視庁機動隊員という異色の経歴を持つ。

新宿騒乱事件では前線で攻防にあたっていた。

機動隊を2年ほどで退官し、日本消費者連盟事務局の創立メンバーとなるが、ある日上司を殴り飛ばして解雇され
酒に酔って帰宅中の電車で横になっていたら、上の棚から新聞が落ちてきて、それに掲載されていたアテレコ声優養成所のオーディション広告を目にし、
それに応募してオーディションを受けたら合格したことが声優になったきっかけ。
どんな経緯だ。

かなりの武闘派で、少林寺拳法三段、日本剣道連盟三段、さらには神道の師範代でもある。


Webラジオ・戦国BASARA【金】の第5回に出演した際には、その知識を遺憾なく発揮した。


その渋い声と、独特な抑揚のある口調で多くのファンを魅了し続けている。


年齢は既に古希を超えているが日々のトレーニングを欠かない為、未だにその声質は衰えを知らない。
寧ろ若い時より磨かれている。

機動隊時代にしごかれた経験から「顔を殴られた演技」と「腹を殴られた演技」を使い分けられるという。

最早押しも押されもせぬ声優界の大御所なのだが、コミカルな役や、愛すべきバカ等の役もこなすどころか、
何と赤ちゃん役までもこなす素晴らしい方である(但し赤ちゃんなのに声質がダンディ)。
一流の人間の条件とは仕事を選ばない事なのだろう。




………でもちょっと自重しr(ry…してください、若本さん。
歳を重ねるごとに声の抑揚がどんどんインフレしていってるし……

その独特すぎる演技は各方面からネタにされ、同業者からモノマネされたりする機会も多いが、それに対して本人は(一部の例外を除き)あまり快く思ってはいないらしい。
完全体セル等、ナチュラルに演じられるキャラがお気に入りなんだとか。
よくネタにされがちだったからか、WA4でガウン役に選ばれた際には「マトモな役ができる」と喜んだらしい。
とは言えシリアスモードに入ってしまえば一転、その最高に渋い声がフル活用される事となる。

その余りの演技の素晴らしさから、スクエニスタッフからは

「アウトオブコントロール(笑)」

と好評で、キングダムハーツⅡのゼムナス役以来、
FINAL FANTASY ⅩⅡのアルシド、FINAL FANTASY Ⅳ(DS版)のルビカンテ、DISSIDIA FINAL FANTASYのカオスと出演回数を増やしている。



バトル物ならば、彼が声を担当するキャラが出てくれば大体作中最高クラス。下手すりゃラスボスより強い。
声が若本の時点で「こいつがラスボスなんじゃね?」とか「こいつ絶対強いわ………」とか想像させるのは容易い。

敵側で出演したが最後、高確率で主人公側(ゲームならプレイヤーも)を容赦なく叩きのめしてくれるだろう。


テイルズオブデスティニー2のバルバトス・ゲーティアは立ち位置こそ中ボスで人間的にもどうしようもないチンピラなのだが、
男前なビジュアルと実力相応の(シャピロ・キーツを彷彿とさせる)シリアス演技のおかげでカルト的な人気を獲得。
その後もシリーズで定期的にゲスト出演しており、大抵のラスボスを遥かに凌駕した圧倒的強さ(理不尽さ)で猛威を振るい、多くのプレイヤーを絶望させた。

ルミナスアークや某テロリストの時等は噛ませ犬だが。
まあどちらも相手が悪かった為、仕方なくはある。

オーディンスフィアでは、殆ど名前を呼ばれないただの中ボスにもかかわらず、ムービー中に顔を出していたり、声のせいでラスボスにしか見えなかったりする。

MGSOPSでは兵士達を疑心暗鬼に陥らせるような素晴らしい演説を、

マブラヴ オルタネイティヴでは自分達が戦い続ける理由と桜花作戦に向かう衛士達に向けた素晴らしい演説を、

プリズン・ブレイクでは囚人達のボスを殺害後、演説でその座を奪いとり、

コードギアスでは差別による進化に関しての素晴らしい演説をやってのけた、演説が似合うお方。

サザエさんアナゴや花沢さんの父は国民的に有名だが、実は商店街の魚屋や泥棒等一人で何役もこなしている。
母親や妻に頭が上がらないキャラであることが多い気がするが、気のせいだろうか。

D.Gray-manにおいてはスタッフから野放しにされ、ソカロ元帥を一気に輝かせた。

更に金色のガッシュ・ベル!ではビクトリームのキャラのクオリティーを原作以上に向上させ、視聴者の腹筋を完全に破壊した。

最強キャラも似合うが、カリスマキャラも似合う。
因みに愛車はアストン・マーティンだとか。

2016年からCSの番組でたかはし智秋と共に多くの声優と雑談する番組に出演している。


○主なキャラ
トランスフォーマーシリーズ
  • フレイムコンボイ(ギャラクシーフォース)
  • メガトロン(吹き替え)(アニメイテッド
特撮
  • アークキバット/レイキバット(劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王
  • スクラッシュドライバー、ツインブレイカー、クロコダイルクラックフルボトル、クローズマグマナックル、グレートクローズドラゴン、ジーニアスフルボトル、グリスブリザードナックル、クローズビルド缶、プライムローグフルボトル、マッスルギャラクシーフルボトル(仮面ライダービルド
  • ミイラのゼイ腐(天装戦隊ゴセイジャー
  • アイアロン(ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦! ベリアル銀河帝国)

以下ナレーション


余談
自宅でドラゴンボールの台本を読んで練習していたら、外から
「出てこいセル!」
と近所の坊主に言われ
俺に吸収されたい奴は誰だァァァァァァ!?
と返したそうな。
サービス精神の旺盛さが窺える微笑ましいエピソードだが、あまりの恐怖に子供は泣き出してしまった。

彼と同年代の多くのベテラン声優陣が「役者業がメインで、声優はその中の一部分的なもの(副業やアルバイトみたいな感じ)」「声優として活動する前に役者(舞台)を経験するべき」と主張している中で、意外にも、若本氏はベテランでありながら「声優と役者は別物」「(舞台をやっても、声優には)あんまり役に立たない」という立場を取っている。
近年顕著になってきた声優の舞台劇進出や、現在の声優育成プロセスに対しても相当に否定的なようで、同業者に対して辛辣なコメントを述べる場面もあった。
その姿勢から、実はベテラン勢の中では完全な異端者といっていい。
なお、氏は舞台出演経験も相応に積んでおり、その上での発言のため、所謂エアプ批評などでは全くないので誤解なきよう。
あくまでも、声優という立場や職業に強い思い入れを持っているだけである。


追ぃぃ記ぃ…修正をぉ…お願いしまあぁぁぁぁぁすゥゥゥ!

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2021年02月24日 11:58