登録日:2014/04/15 Tue 21:59:00
更新日:2021/06/29 Tue 15:04:02
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『なかよしテレビ』とは、2011年~2012年にフジテレビで放送されていたトーク番組。
元々は単発で『アジア最先端バラエティ 日中韓TV』として放送された番組をレギュラー化したもの。
番組のテーマは「お国自慢」。
日本・中国・韓国の代表団が、ある一つのテーマに沿って自分の国のいいところを紹介していく。
その趣旨は互いのいいところを知ることで文字通り「なかよく」なり、悪化していく外交関係を改善する「草の根外交」にある。
実に挑戦的、かつ素晴らしいテーマを扱った心温まる番組であり、後に2時間枠の「カスペ!」で6回に渡り特番が放送された(
降格ではない)。
♪I want you 日中韓
I need you 日中韓
何かが始まるー♪カモシレナーイ♪
追記・修正お願いします。
* *
* + ウリです
n ∧_∧ n
+ (ヨ<*`∀´ > E)
Y Y *
フジテレビが、しかも日中韓なんて組み合わせを使ってただで済むわけがない。
『なかよしテレビ』とは、2011年~2012年にフジテレビで放送されていたケンカバトルトーク番組。
冒頭で挙げたテーマは番組の建前として掲げられているのだが、実際には論客は全員「自分の国が一番!」と強く思っている人ばかり(かなりマイルドな表現。日本代表団はやや怪しいが)が選出されているため、お国自慢はあっという間に罵倒合戦へと姿を変えるのである。
『ココがヘンだよ日本人』の縮小版とも言えるもので、テリー伊藤が出演した際には作中でのワンコーナーとして「ココがヘンだね日本人」が放送されたことがある。
主な出演者
MC
上田晋也(くりぃむしちゅー)
「このタイトルは詐欺です!」
「建前だけ並べて大ゲンカする番組です!」
「看板に偽りありです。美女と野獣の映画を見ようと思ったらブスと草食系男子が出てくる感じです」
毎度お馴染み司会王。
この番組を成り立たせる猛獣使い。彼だけは一応番組の建前を強調する。
日本代表団
吉村崇(平成ノブシコブシ)
「喋ってるでしょうが!」
レギュラー。可もなく不可もないトークをする。
上の台詞は田中邦衛のモノマネだが、話を遮られた時に叫ぶのでしょっちゅう言う。
中国代表団
周来友
「お前は中華街出入り禁止だ!」
ジャーナリスト。通称「トラブル孫悟空」。
紛れもなくこの番組の主役で、この番組は彼を愛でる番組と言っても過言ではない。
この番組でのブチギレキャラは、「中国人のステレオタイプ」を演じるという芸風のようなものであり、
他の番組にコメンテーターとして出たときは意外なほど冷静に意見を述べたりしている。
(ただしそこでも「トラブル孫悟空」と呼ばれたりはする)
韓国代表団
リュウ・ヒジュン
「ビルボードにはK-POPのランキングがあるが、J-POPはそこまですら行けてない。J-POPは草野球」
在日タレント。通称「韓国の理屈番長」。
この番組を終わらせた人間筆頭。
顛末
2011年と言ったら、フジテレビが丁度「韓流ゴリ押し」を巡って最も叩かれていた時期である。
そんな中、単なるバラエティとはいえ中韓との友好を「建前」「ウソ」と斬り捨てる番組を放送したのである。
言うなれば、社長に「俺たちは笑ってる場合じゃないだろ!」と言われて
「笑ってる場合ですよ!」(「
笑っていいとも」の前番組)を立ち上げたフジが、フジデモに対しアンサーを突きつけるという言わば原点回帰の番組なのである。
ただ、カスペ!進出あたりから法則が発動し、
- 韓国代表団のリュウ・ヒジュンが「ビルボードにJ-POPランキングはない」と捏造。該当箇所カット
- 韓国代表団のコン・テユ(『仮面ライダーW』のユートピア・ドーパントの人)が「同性愛者の発言は共感できない」と差別発言
といった部分が問題視され、さらに
- 中国代表団のアグネス・チャンが「中国は反日教育をしていない」と捏造。
これがトドメとなり、ネットが大炎上。気が付けばカスペ!でも放送されなくなり、レギュラー放送も何のアナウンスもなしに打ち切り。
フジの原点回帰はなんともマヌケな結末を迎えたのであった。
♪I want you 追記・修正
I need you 追記・修正
全消し始まるー♪カモシレナーイ♪
- テーマソングの「We are the 日中韓」は結構好きだ -- 名無し (2014-04-16 11:37:15)