登録日:2015/01/07 Wed 20:24:39
更新日:2023/03/26 Sun 14:22:41
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《アクアン》は、デュエル・マスターズのクリーチャー。
概要
DM-04で登場したサイバーロード。
古参プレイヤーなら一度は耳にしたことがあるであろうクリーチャーである。
背景ストーリーでは光と闇に武器を売りつけている商人として登場している。
両者が戦争するのに乗じて嬉々として戦い合う両者に武器を売る姿はまさに戦争商人らしい一方で、
友好色でありながらドライな関係を築いていることが読み取れる。
■DMC-13 「コロコロ・ニュージェネレーション・パック」
■DMC-17 「戦場の暗黒皇女(ダーク・ウォリアー)デッキ」
■DMC-37 「バイオレンス・エンジェル」
■DMC-38 「キャッスル・オブ・デーモン」
■DMC-50 「パーフェクト・エンジェル」
でも再録された。他に月刊コロコロコミック2003年1月号付録にもなっている。
アクアン 水文明 (4) |
クリーチャー:サイバーロード 2000 |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から5枚を表向きにしてもよい。その中から光と闇のカードをすべて自分の手札に加え、残りを自分の墓地に置く。 |
パワーはとてもじゃないが高くはない。
だがこのクリーチャーは場に出た時、山札の上から5枚を表向きにして、そのなかの光と闇を総取りする。
運が良ければ5枚鷲掴みも夢ではないが、3枚引けた程度でも「クリーチャーが残る
ドローソース」としてはハイスペック。
2枚で3コスト呪文の《エナジー・ライト》と同等であることを踏まえれば相当と言えるのではないだろうか。
だが、それでも当初はまだ大人しかった。
アクアンの出た時期はまだ単色のカードしかなかったこと、そしてサイバーロード進化は当時まだいなかったこと。
(後に《
エンペラー・アクア》は登場するがとても使えたもんじゃない)
《
アストラル・リーフ》の存在も大きかった。
だが、
聖拳編で大きく状況が変わる。
ここから、多色カードが多数登場し始めたのである。
さらに《アストラル・リーフ》の殿堂入りも相まって、「たくさん引けるドローソース」として注目を集める。
結果、【アクアンブラック】【アクアンホワイト】といったデッキタイプが前弾迄のカードと共に大躍進を遂げ、
多色カードの存在から色を増やした【アクアンホワイトブラック】が生まれる。
今にも続くデュエル・マスターズのドロマーカラーの系譜の始まりである。
当時は《
凶星王ダーク・ヒドラ》も現役だったことも重要である。
光に売れるものは闇にも売れる、誰だって自分に向けられる刃は気になるもんさ。 ――アクアン
だが流石に強すぎたために殿堂入り。このときボルバルザークは規制を逃れたことがプレイヤーの間では問題視されたがそれはボルバルのページでおねがいします。
だがその後も【ハイドロ・ハリケーン】のパーツなどとして生き残り続けた。
ドロマーカラーのコントロールデッキではあいも変わらず強さを見せつけており、なんだかんだで殿堂入りこそボルバルザークより早かったが、
プレミアム殿堂になるまではボルバルザークより長く生き残り、多くの戦いを見てきたカードと言える。
一応《アクアン》の調整版とも言える《エリアス》も登場していたが、
エリアス 水文明 (5) |
クリーチャー:サイバーロード 2000 |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚を表向きにしてもよい。その中から光のカードと闇のカードをすべて自分の手札に加え、それ以外を自分の墓地に置く。 |
とてもじゃないが使えたもんじゃない。
調整し過ぎである。
だが、一枚だけになったことで《サイバー・ブレイン》ともども、「かえって引けるかどうかの運ゲーになってしまっている」という指摘も多く、
結果として長きカード人生に終止符を打つ。
この後は温泉旅館に行ったり、あるいは冥界に行ったりするかと思われたが…
はじめてのおつかいはなんとかギリギリ成功かな? -アクアン
コアクアンのおつかい UC 水文明 (3) |
呪文 |
自分の山札の上から3枚を、すべてのプレイヤーに見せる。その中から光と闇のカードをすべて自分の手札に加え、残りを墓地に置く。 |
生きてた。
しかもいつのまにか結婚して子供まで設けてやがった。リア獣蒸発しろ。
この子供はエイリアンメイクをしてクリーチャー化した。
アクアンの子は、コアクアン。コアクアンがエイリアンメイクをすると小悪魔コアクマン。
セブ・コアクマン 水文明 (4) |
クリーチャー:サイバーロード/エイリアン 2000 |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚をすべてのプレイヤーに見せてもよい。その中から光と闇のカードをすべて自分の手札に加え、残りを墓地に置く。 |
どう見ても《エリアス》の完全上位互換です、ありがとうございました。
確かにアクアンよりは弱体化しているが、十分に強力だった。
カードパワーの上昇を思わせるカードである。
さらに1万年後の世界の
エピソード3でも…
オラクルが平和を実現したら、戦争が無くなって儲かんなくなっちゃうからね。
ここはがんばっちゃうよ。 ---アクアン
クアトロ・ブレイン 水文明 (6) |
呪文 |
カードを4枚引く。 |
元気に商売している上に、相変わらず戦争商人を続けていた。
この頃になると息子が墓地ソースの肥やし役としても注目されるまでになっていた。
《アクアン》自身が現役だったらと思うと…ぞっとしませんか?
ドラゴン・サーガの世界ではサイバーロード故に登場していないし、世界線も異なっているが、こちらには似たような商人は果たしているのだろうか?
今日もwikiは追記だらけ。結構結構。 ――アクアン
- コロコロの付録にもなったな。恥ずかしながら当時は今一強さにピンと来なかった -- 名無しさん (2015-01-07 21:48:41)
- レインボー無い時代だと子供心に「五枚の中に水のカードが合ったら勿体無い」と思ってたけど、デュエルジャック見て凄いかもと思ってた。アクアン召喚→スパイラルゲートで回収→次のターンでまた召喚のコンボはすげーっておもったわ -- 電王牙 (2015-01-07 22:36:18)
- ↑↑当時はそんな強く無かった感じがする、と言うかその他の水のドロソが悉く強過ぎて光と闇を混ぜる意味があんまりなかった -- 名無しさん (2015-01-07 22:39:12)
- まだそれほど混色構成強くなかったからなあ 水にはリーフとランサーいたし水単のドロソにシェイパーもあったし -- 名無しさん (2015-01-07 22:48:02)
- 当時あのボルバルと唯一渡り合えたデッキタイプと言うのがこのカードの凄さを物語っている。多色環境へ移行したのもこいつにとって追い風だった -- 名無しさん (2015-01-07 23:22:40)
- 牛次郎が使ってたような気がする -- 名無しさん (2015-01-08 01:21:46)