凶星王ダーク・ヒドラ

登録日:2011/12/23 Fri 23:44:49
更新日:2024/11/02 Sat 16:02:33
所要時間:約 4 分で読めます





その宇宙は冥界への入り口、死者しかくぐれない。



凶星王ダーク・ヒドラとはデュエル・マスターズのカードである。
DMC-13「コロコロ・ニュージェネレーション・パック」において、ミラフォース・ドラゴンと共に新規収録された。
ちなみに1パックにミラフォース・ドラゴンか、このカードが必ず1枚入っていた。
その後、DMC-38スーパーデッキ・ゼロ「キャッスル・オブ・デーモン」にて再録。

解説

凶星王ダーク・ヒドラ SR 闇文明 (6)
クリーチャー:ダークロード 6000
自分のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、そのクリーチャーと同じ種族をひとつでも持つクリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻してもよい。
■W・ブレイカー

強力なサルベージ能力を持つクリーチャー。
自身もパワー6000のW・ブレイカーなので闇入りのクリーチャーコントロールデッキによく入っていた。
特に種族デッキとは相性抜群。というか当時プッシュされていた種族統一デッキのサポートの1つ。

クリーチャーを出す度にクリーチャーが手札に来るのだから、単純なドローエンジンとしても極めて優秀。
しかしこのクリーチャーを特に強力たらしめているのは自分自身が出た時にも発動する点だろう。

自身をバトルゾーンに出した時も墓地からダーク・ロードを回収出来る…つまり墓地にあるもう一体のダーク・ヒドラを回収出来るので、2枚以上あれば除去に対してかなり強くなる。

ダーク・ヒドラ破壊
ダーク・ヒドラ召喚
ダーク・ヒドラ回収

という感じ。
無限ループって怖くね?


対策としては《母なる大地》や《魂と記憶の盾》などで墓地以外の場所に送るのが一番。


2008年10月殿堂入り
2枚で回すことが出来なくなったため弱体化したが、それでも強力なカードなのは変わりなかった。

その後2009年4月プレミアム殿堂に格上げ。これはスーパーレアとして初である。
これにより、ダーク・ヒドラをキーとしていたデッキやコンボは軒並み衰退したことで一線を退くことになった。(代替となるカードを見つけて生き残ったものもあるが)

そして2016年、プレミアム殿堂から殿堂入りに格下げとなり、これからの活躍が期待が集まった。
しかし、解除以降のDMがインフレによってゲームスピードが高速化しすぎたせいでダーク・ヒドラで場をコントロールしている暇がないことや、そもそも降格と言ってもまだ殿堂入りで1枚しか投入できないこともあって再度環境で顔を見せる機会は生まれなかった。
その事から2022年には無制限化。能力自体は未だ強烈なレベルではあり、墓地回収の性質から今後も伸びる余地は残されていると言える。


代表的なコンボ

ディオライオスを場に出した時にディオライオスとダーク・ヒドラの効果が同時に発動。
ディオライオスの効果で相手のクリーチャーとディオライオスを破壊、ダーク・ヒドラの効果でディオライオスを回収する。
魔刻の斬将オルゼキア》でも可能。ただし重い。

大体は上と同じ。
バベルギヌスを破壊し、墓地からクリーチャーを召喚、ダーク・ヒドラでバベルギヌスを回収。
これにより恒久的にインフェルノ・ゲートが可能。

シノビとも相性がいい。
とくに《光牙忍ハヤブサマル》


漫画での活躍

ザキラが《暗黒王デス・フェニックス》の前に切り札的な立ち位置で登場。
しかし、売りであるサルベージ効果は使われなかった。

その後、C(チャッピー)が使用し、ダーク・ヒドラの効果で《飛行男》を使いまわした。

「FE」にて黒城が使用。
魔刻の斬将オルゼキア》を使いまわそうとしたが、《母なる大地》で除去された。

デュエルジャックではショーがDr.ハギーとのデュエルで使用。
カオスワームを復活させ、ジーク・バジキューラを墓地に送った後、フィニッシュを飾った。
その際の技名は「大凶星ヒドラスラッシュ」


ヒドラ一族

爆裂マーズ・ギル・ヒドラ R 火文明 (6)
クリーチャー:フレイム・コマンド/エイリアン 6000
スペース・チャージ:闇
SC−クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。
W・ブレイカー

本家のようなコンボは出来ないが、使い勝手は悪くない。
アタッカーとしても及第点。


凶星王ザビ・ヒドラ  SR 闇文明 (6)
クリーチャー:ダークロード/エイリアン 6000
自分の他のエイリアンをバトルゾーンに出した時、《凶星王ザビ・ヒドラ》以外のエイリアンを1体、自分の墓地から手札に戻してもよい。
W・ブレイカー

本家をそのままエイリアンにした感じ。
ただし自身を出した時は回収出来ず、またザビ・ヒドラを回収することが出来ない。
回収出来るのはエイリアンのみ。

かなり弱体化してはいるが、エイリアンを軸としたデッキでは強力。


デュエル・マスターズ プレイス

凶星王ダーク・ヒドラ SR 闇文明 (6)
クリーチャー:ダークロード 6000
自分のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の墓地からそのクリーチャーと同じ種族で、異なる名前のクリーチャーをランダムに1枚、手札に戻す。
■W・ブレイカー

DMPP-04 第4弾 「混沌の軍勢 REBELLION SYMPATHY」にて初収録。DMPD-04「天使と悪魔の鎮魂歌」などでも収録された。
流石にプレミアム殿堂を経験したカードをそのままの性能で持ってこれるはずはなく、回収のランダム化+場に出たクリーチャーと同じカードは禁止と大幅に弱体化されている。

回収対象が運任せになる性質から、サルベージとしてはイマイチ運用が安定しにくい。
特に同名カードが使えない事から自身や自壊能力所持のクリーチャーを使ったループ的な動きが出来なくなってしまっている。
とは言っても上述の動きが出来たTCG版がむしろおかしかったとも言えるし、弱体化してもなお強力なカードである事には変わりはない。
TCG版のように環境で暴れられている訳ではないが、種族デッキや闇を入れたコントロールデッキに採用する候補にはなるだろう。



その追記・修正は冥界への入り口、Wiki篭りしかくぐれない。

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最終更新:2024年11月02日 16:02