HAPPY PARTY TRAIN

「HAPPY PARTY TRAIN」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

HAPPY PARTY TRAIN - (2019/09/06 (金) 21:22:33) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2018/04/25 (水) 12:08:16
更新日:2023/04/02 Sun 19:14:05
所要時間:約 3 分で読めます





想いを乗せて

HAPPY HAPPY TRAIN to go!

「HAPPY PARTY TRAIN」はメディアミックスプロジェクトラブライブ!サンシャイン!!から誕生したアイドルユニット「Aqours」の3rdシングル。

Prev:「恋になりたいAQUARIUM」
Next:

作詞:畑亜貴
作曲:渡辺拓也
編曲:EFFY

タイトルからも分かる通り鉄道を前面に押し出した曲。制作協力に伊豆箱根鉄道もクレジットされ、精密な描写に制作陣の本気を感じる。
センターを務めるのは松浦果南。シリーズ全編を通して早生まれのメンバーがセンターを務める曲でPVが作られたのは本曲が初めてだったりする。

ナンバリングシングルの表題曲であることから、アニメーションPVが制作され、PVは人影の見えない浦の星女学院の教室の地球儀を映すシーンから始まる。

学校祭が終わった後だろうか、机が隅に固められ、装飾が施された教室に1人私服で佇み、ベランダから空を見上げる果南
ドールショップで自身にそっくりな人形を見つめる善子ヨハネ
神社の境内で落ち葉を集め、焼き芋をする花丸
音楽室でピアノと向き合う梨子
プールで水泳の練習を終えた
みかんを食べる千歌
生徒会室で書類整理を私服で行うダイヤ
理事長室でお茶を飲む鞠莉
体育館に1人佇むルビィ
これらのシーンを経た後、果南が駅から列車に乗るところから曲が始まる。

PVのモデルとなった場所は
  • 浦の星女学院
    • →沼津市立長井崎中学校
  • 善子のいたドールショップ
    • →ドールハウスキムラ
  • 花丸のいた神社
    • →弁天島神社
  • 果南が列車に乗り込むシーン
    • →三島駅の9番線
  • ダンスシーンに映る廃墟の機関庫
    • →旧豊後森機関区(これだけ九州)
  • 機関庫他で登場する蒸気機関車
    • →楽寿園に保存されているC58形蒸気機関車322号機(諸説あり)
  • 果南が乗った列車
    • →伊豆箱根鉄道3000系の第2~第4編成の何れか
  • 果南が乗った列車が通過した踏切
    • →伊豆箱根鉄道駿豆線韮山-伊豆長岡間にある無名踏切(「無名」という名前の踏切。)
  • 果南が列車を降り、他のメンバーに出迎えられた駅
    • →伊豆長岡駅
となっており、機関庫、ドールショップ、神社、浦女のシーンを除けば全て伊豆箱根鉄道駿豆線の駅から歩いていける範囲となる。
PVの大サビで暗闇の中のレールが果南のイメージカラーであるエメラルドグリーンに変わるシーンは通称果南レールと呼ばれ、ライブでは観客が前から後ろに向かって順にペンライトを消灯からエメラルドグリーンに点灯させ、光のレールが流れるかのように見える光景を再現する。この光景はラブライブ!公式ツイッターアカウントで動画付きで紹介されている。前作におけるSnow halationのペンライトと同じ位置づけ。

ロリ時代のAqoursメンバー全員が現在の果南と同じ列車に乗ったり、Aqoursメンバーが乗った蒸気機関車が空を飛んだりしているがPVなので細かいことは気にしない。空飛ぶSLは前例多数だし。

本曲のPVの制作に協力した伊豆箱根鉄道はリリースに合わせ、駿豆線で運行している3000系車両1編成にラッピングを実施。車体全てをラッピングする試みは同社で初であり、1両につき3人がデザインされた。
運行開始から2018年3月までは「恋になりたいAQUARIUM」ラッピングを施された編成と並ぶこともあった。
更にPVの終盤に登場する伊豆長岡駅でも駅に装飾を実施。コンコースの窓ガラス全体を覆う形でアニメイラストの本曲の衣装を着たAqoursメンバーのイラストが印刷されたフィルム貼られたが、これが伊豆の国市の景観条例に原色使用、面積で違反することが判明。2018年3月に清瀬赤目先生の描いたSDキャラを用いた物に変更されたが、変更前と同じく原色を使用し、面積に至っては逆に増えている。何でこんな芸当が出来たのかと言うと、変更前は窓ガラスの外側からフィルムを貼っていたのを変更後はフィルムを窓ガラスの内側から貼ることで条例の規制対象外となる屋内広告物にしたから。もちろん外から駅舎のラッピングは以前と同じように見える。
伊豆箱根鉄道の親会社でもあり、西武グループの中心企業でもある西武鉄道は自社の看板列車である特急レッドアロー1編成に期間限定でAqoursメンバーのイラストをラッピング。伊豆箱根鉄道の編成よりも運行期間は短くなってしまったものの、多くのファンに注目された。

これまでナンバリングシングルはセンターを選ぶ総選挙を行い、PVを作るという形に留まっていたが本曲は2ndライブツアーのサブタイトルにも選ばれ、ツアー全6公演全てで披露された。ツアーのステージではPVに登場する蒸気機関車を模したセットが用意され、ツアー全6公演終了後は修善寺駅で一般公開されている。


追記・修正は不思議で終わらない旅を経験した後に

この項目が面白かったなら……\ポチッと/