銀河鉄道999(松本零士)

登録日:2017/07/31 Mon 20:42:24
更新日:2024/04/15 Mon 19:55:40
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さあ行くんだ その顔を上げて
新しい風に 心を洗おう


銀河鉄道999とは松本零士漫画作品である。
本項ではそれを原作としたアニメ作品についても解説する。


概要

機械の体を求める主人公・星野鉄郎が、謎の美女メーテルとともに999号に乗り込み宇宙へと旅立つ。

1977年から1981年にかけて、少年画報社「少年キング」にて連載された。コミックスは全18巻。アニメ化され、宇宙戦艦ヤマトと共に松本零士ブームを巻き起こした。
当初続編の予定はなかったものの、1996年に小学館「ビッグゴールド」誌上で続編の連載がスタート。ビッグゴールド休刊後は「ビッグコミック」を経てWebで不定期連載となっている。なお少年キング連載版は「アンドロメダ編」、小学館連載版は「エターナル編」と非公式に呼ばれている。エターナル編最終回について松本本人は「エンドマークはまだつけていない」「連載は終了ではなくあくまで中断」「自分の物語は時空を越えて全て繋がった一つの世界で時の輪をめぐる物語として描いている」とのこと。

ブーム期には実際の鉄道車両を999に見立てた臨時列車が多数運行され*1、当時慢性的な赤字に悩まされていた国鉄では貴重な増収源となった。
現在では松本零士の代表作、そして鉄道を舞台にした作品としては圧倒的な知名度を誇るため、私鉄やJR各社でラッピング車両やイベント列車が運行されることがある。

公認・未公認も含め大量のパロディ作品が作られたので、本編を読んだことなくても「宇宙空間を走る蒸気機関車」「もこもこの服を着たメーテル」というシーンを見たことある人も多いだろう。

タイトルの999は「大人の1000になる前で未完成の青春の終わり」という意味が込められている。


アニメ版

アニメーション制作は全て東映動画が担当。

テレビアニメ

1978年9月14日~1981年3月26日までフジテレビ系列にて全113話+テレビスペシャル3話が放送され、翌1982年に総集編が放送された。
アニメ化にあたり、低年齢の視聴者にも配慮して過激な台詞回しは抑えめに、一部結末を変更している。

ストーリーの多くは他の漫画原作アニメ同様「原作をトレースするスタイル」で、原作のストックが尽きたら別の松本短編作品をアレンジしたアニメオリジナルエピソードなども盛り込まれた。
また、次回予告のナレーションは「次回の銀河鉄道999は○○(エピソード名)に停まります」で統一されていた。

アニメの最終回は原作の最終回前だったので、結末はアニメオリジナルとなっているが終着駅の消滅、プロメシュームの死、メーテルとの別離という基本的な流れは踏襲されている。

劇場版

劇場版では鉄郎の年齢が15歳に引き上げられており、かなりの二枚目となっている。

  • 銀河鉄道999
1979年公開。上映時間129分。
原作のアンドロメダ編を元に再構成したもので、監督はりんたろう。なお当時の東映動画で劇場長編アニメの監督を務めるのは自社の人間という慣例があり、本作はその慣例が初めて破られた。なお監修として市川崑が参加している。
主題歌はゴダイゴの『銀河鉄道999』で、テンポの良く明るい楽曲であることから999の主題歌と言えばこれを思い浮かべる人が多く、駅の発車メロディとしても使われることが多い。

  • 銀河鉄道999 ガラスのクレア
1980年に東映まんが祭りで上映された短編作品。
テレビシリーズ3話を再編集してストーリーを拡張させたもの。
本作ではクレアの声が変更されている。

  • さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅
1981年公開。上映時間130分。
こちらは機械帝国の実態やメーテルの過去、車掌の正体など全ての謎を明かした原作がないアニメオリジナルストーリーで、終着駅のビジュアルが原作に逆輸入されている。
主題歌はメアリー・マクレガーの『SAYONARA』

  • 銀河鉄道999 エターナル・ファンタジー
1998年公開。上映時間54分。
上映時間1時間未満の中編だが、翌年に上映時間2時間超の完結編の公開が予定されており、本作はその導入部という位置づけだったため。
しかしファンからの評判が悪く、完結編は制作されなかった。
音楽は田中公平が担当。主題歌はTHE ALFEEの『Brave Love 〜Galaxy Express 999』

この他、本編とは無関係なオリジナル作品として、北九州博覧祭2001で上映された『銀河鉄道999 虹の道標』、東映太秦映画村で上映された『銀河鉄道999~夢と希望のステーション~』、銀河鉄道999映画祭in鹿児島で上映された『銀河鉄道999 ダイヤモンドリングの彼方へ』や、プラネタリウム向け作品が存在する。


登場人物

  • 星野鉄郎
CV:野沢雅子
地球人の少年。年齢はテレビアニメ版では10歳、劇場版では15歳とされている。幼いころに父親を失い、母親と2人で暮らしていたがその母親を機械伯爵によって殺され、以後天涯孤独となる。
機械の体をタダでくれるという星へ行くため、メーテルから999号のパスを貰い、共に旅をする。
嫌いなものは風呂と冬。風呂嫌いは重篤なレベルであり、メーテルだけでなく車掌にまで注意されたことがある。冬も母が死んだ日を想起させることから嫌っている。更にエターナル編では床屋嫌いという設定も明らかにされた。
一番の好物はラーメンで、ビフテキも好んでいる。パンよりもライス派。

  • メーテル
CV:池田昌子
鉄郎と共に旅をする松本作品おなじみの謎多き美女。母親は機械帝国の女王プロメシューム、父親は反機械化世界を目指しているドクター・バン。
鉄郎を999号に乗せたのは「機械化惑星を強化する部品とすべく、鉄郎を始めとする数多くの意思強固な青少年たちを集める」よう母親から命令を受けたため。その一方で「機械化惑星を破壊すべく、多数の同志をその中心部へ送り込む」作戦を立案した父のための行動でもあった。
武器の扱いに長け、重力サーベルを取れば女海賊エメラルダスと互角に戦い、を取れば宇宙一といわれるほどの達人。射撃の腕前も一級品。
酒豪であり、宇宙で一番強いと言われる惑星サイレン産の酒を平気で飲み干している。
妖麗な美人とも言える容姿だが、その肉体は謎に包まれている。
テレビアニメが制作される際、原作者・松本零士の弁によればフランス映画『わが青春のマリアンヌ』の吹き替え版でヒロイン・マリアンヌの声を吹き替えをしていた池田の声を念頭において決定したという。
その一方で松本は田島令子*2を希望し、プロデューサーの横山賢二は松坂慶子を考えていたとする資料もある。
モデルについては諸説ある。

  • 車掌
CV:肝付兼太
999号に乗務する車掌であり、銀河鉄道株式会社の職員。紺色の丈の長い上着とズボンの制服を着用し、腕には黄色で「999」と書かれた腕章を着用。動輪マークの帽章がついた制帽を被っている。ちなみに制服は夏用と冬用があり、デザインが全く同じでも夏用は風通しが良い素材を使用しているらしい。
性格は鉄郎曰く「くそまじめ」。乗客には敬称を付け、敬語で話し、腰が低く優柔不断なところがある。争いごとは好まない傾向だが、ある女性客が列車妨害を引き起こし、鉄郎やメーテルに悪態をついた際には「あなたが誰であろうと規則にしたがって宇宙空間に放り出す」と毅然とした態度をとり、更に悪態をついた時には、頬を拳で殴り倒すという場面も。
正体は透明人間で、機械の体と生身の体どちらを選ぶか迷っている間に透明人間になった。

銀河鉄道999と世界観を共有する銀河鉄道物語のOVA作品、『銀河鉄道物語~忘れられた時の惑星~』では物語の重要なカギを握る設定が付与されている。

  • 機械伯爵
CV:柴田秀勝
鉄郎親子を襲い、鉄郎の母を殺した機械化人。殺害後、彼女を剥製にして自宅の応接間に飾り、仲間と祝杯を挙げていた。劇場版第1作では機械化人の英雄とされている。

  • クレア
CV:川島千代子/麻上洋子(劇場版第1作)/皆口裕子(99年版)
クリスタルガラス製の機械化人で999号の食堂車ウェイトレス。本人は望んで機械の体を手に入れたわけではないらしく、生身の体を取り戻す費用を稼ぐため銀河鉄道でアルバイトをしている。宇宙トンネル(劇場版では機械化母星メーテル脱出後)で鉄郎をかばい、その身を(文字通り)散らすことになるが、エターナル編によって何者かの手によって復活する。

  • カノン
エターナル編から登場。999機関車の構造部分品の一つである電子妖精。乗客とのコミュニケーションのために生み出された。
生まれてから間もないため、人とのコミュニケーション能力がまだ未熟であり、それが原因で、蛍の輪駅では惑星の破壊を見逃す結果になったが、その後は鉄郎たちの接触を得て、コミュニケーション能力を育てているようである。
ミーくんに999のパスを与えるなど、心優しい面もある。

  • ダークィーン
エターナル編から登場。エターナル編における鉄郎たちの『敵役』。(悪役ではないことに注意)
メーテル曰く、『暗の宇宙での最高の存在』『光と対比してその対極にある偉大な存在』
メタノイドを支配して、有機生命体絶滅の計画を進めている。
だが、その行いの一方で、敵対した惑星の兵士の死を悲しんだり、自分の体内に招いた鉄郎に危害を加えたり、心を読んだりしたりしないなど、『敵』ではあるが『悪』ではないことをうかがわせる。(メーテルも彼女のことを『悪人』ではない、と言っている)
メーテルのことを恐れており、『メーテルと対決すれば、自分の宇宙を道連れにされる恐れがある』と述べている。
また、支配下にあるメタノイドについても、『いつかは自分に叛逆するかもしれない』と予見している(事実、叛乱を起こされている)。
その本体(外見?)は巨大な宇宙船のような物体であり、進行方向にある空間を『食べる』ことによって移動している。

  • ヘルマザリア
CV:榊原良子
メタノイドの空間騎士。『地獄の聖母騎士』の異名を持ち、漫画版ではメタノイドの百人隊長(センチュリオン)の一人とされている。
これまで多くの有機生命体を手にかけてきており、劇場版では蛍の輪星を破壊したほか、太陽系の超新星化に関わっていることも示唆されている。
蛍の輪星において、初めて鉄郎と遭遇するときは、この時は鉄郎を圧倒するものの、メーテルがいること(メーテルと戦うには準備不足だと判断した)と、彼を侮った(彼女曰く「星の海に来るには10年早い。家に帰ってママに慰めてもらえ」)ことからあえて見逃す。
惑星『ヘビーメルダー』において(劇場版では大テクノロジアに向かう車内にて)、鉄郎と再び対決。心臓を撃ち抜かれて絶命する。(劇場版では、自分の自爆に999を巻き込むことをよしとせずに、999から身を投げて自爆する)
実は彼女には二人の子供がおり、それを知った鉄郎は、「自分は機械伯爵と同じようなことをしてしまったのではないか」と、深く悩むことになった。
メーテルとはライバルのような関係だったらしく、対決の時には「これがあなたたちのやり方!?」と非難された(ヘルマザリアは本来こんなことをする人物ではないと思っていた?)他、死に際にも、鉄郎を慮って逃げたことにしてくれ、と言ったさいに、「誇り高い聖母騎士が、逃げたと言っていいのね?」と確認されていた。

  • プロメシューム
CV:来宮良子
フルネームはラー・アンドロメダ・プロメシューム。機械帝国の最高権力者である女王で、ドクター・バンと夫婦関係にあった。メーテルは彼女の娘。
バンに「哀れな機械の女」と言われるほど狂信的な機械信者。ただメーテルが幼い頃は優しい母だったらしく、機械の体による永遠の命の実現を目指している間に性格が変貌してしまったということがTVアニメでメーテルの口から語られている。
生身の人間を見下しており、機械化人相手に生身の人間が叶うはずがない考えと機会に対する過信が招いた慢心によって鉄郎に敗北した。

  • ドクター・バン
CV:田中崇(現:銀河万丈
メーテルの父にして反機械化世界を目指す男。プロメシュームとは夫婦関係にあった。
メーテルと鉄郎が999号に乗って旅をしている頃には既に肉体が滅んでおり、人間体は劇場アニメを含む本編では描かれていない。
メーテルが999号に鉄郎を乗せたのは前述の通り機械化惑星破壊に必要な多数の同志をその中心部へ送り込むためであり、旅の途中で鉄郎が機械化惑星破壊に相応しいかどうか試している。
『新竹取物語 1000年女王』に登場する鉄郎そっくりの少年「雨森始」と同一人物とする説は根強くあり、松本零士監修のさまざまな関連書籍でそうした記述を確認できる。ただし、始が弥生(プロメシューム)のいる惑星ラーメタルへ渡ったことが描かれている作品はない。


999号について

銀河鉄道が運行する列車の中で最も速い超特急列車として地球とアンドロメダの間を1年に1往復するダイヤが組まれている。ただしアンドロメダ発地球行はメーテル以外乗車できず、実質回送列車扱いである。エターナル編では終着駅のアンドロメダが消滅したので地球からエターナルまでに短縮され、作中で地球が破壊されると実質の運行区間は大テクノロジアからエターナルまでに更に短縮されている。

外見は国鉄C62形蒸気機関車とスハ43系・オハ61系客車そのもの。編成両数は9両から15両程度で、原作後半と劇場アニメでは最後尾に展望車が連結されている。なお作中では999号が外部からの攻撃を受けて客車が著しい損傷を受けることも多く、その度に客車を切り離して宇宙に投棄しているが、客車を切り離した直後の停車駅で新しく連結し直しているのか物語が進むに連れて編成両数が短くなるということはない*3

銀河鉄道の列車の大半が近未来的な見た目なのに、999号だけが旧式の蒸気機関車列車を模倣している理由はメーテル曰く二度と帰らないお客のためには、こんな演出も必要とのこと。また銀河鉄道の存在が公になっていない惑星でのカモフラージュの役割も果たしている。
機関車の番号は原作と劇場アニメでは48号機、テレビアニメでは50号機となっている。原作と劇場版で48号機に設定されたのは松本零士が本物の48号機のナンバープレートを所有しているため。TV版の50号機はモデルとなったC62が49両で製造が終わったため、その続番として設定された。

機関車に人工頭脳が組み込まれており、機関士や機関助士の乗務を必要としない完全自動運転を実現している。緊急時は手動運転も可能。
蒸気機関車のボイラー内部に当たる部分に各種の機械設備が内蔵されており、焚口戸にあたる部分から中へ入ること出来、乗務員である車掌は勿論のこと、パスを持っていれば乗客でも立ち入ることが出来る。
客車も動力を装備しているが、主目的は宇宙空間での増解結時の自走用であり、基本は動力集中方式である。

車両等級

  • 展望車
原作後半と劇場アニメで登場。モデルは特急「つばめ」「はと」に使用された展望車のマイテ49・マイテ58形。

  • 1等車
グリーン車。リクライニングシートを装備した車両と、個室車が存在する。モデルはスロ60形とされているが、劇場版第1作では車内の様子が当時の国鉄特急グリーン車を連想させるものになっている。

  • 2等車
普通車。4人がけのボックスシートが並び、鉄郎とメーテルが乗車している。

  • 食堂車
固定式ボックスシートが並ぶ。さまざまな元素から食物、食事のメニューを再現する調理器が搭載されている。車掌曰く「合成なんて生易しいものではない。完全に本物を再現することができる」とのこと。
床下には軌道保持装置が装備されている。これは現実の食堂車、特に特急形車両において配電系統や制御線などの補器類を食堂車に搭載している事が多く、それに倣ったものと思われる。*4
鉄郎たちはよくここでビフテキやラーメンを食べている。

  • 寝台車
作中で描かれることはなかったが、設定上は連結されているとのこと。アニメでは寝台車らしき車両が描かれている。

  • 装甲車
「超時間重力砲」あるいは「ブラックホール・キャノン」なる三連装の砲塔を搭載した戦闘用車両で、宇宙海賊の出没が予想される宙域で連結される。砲塔は屋根・両側面・車両床下の4面に搭載。
車掌曰く「当たったら大変なモノ」だが、役に立ったことは一度もない。

なおこの装甲車ですら対処不可能、かつ999号を含む銀河鉄道各種の運行に際しあまりに重大な障害となりうると判断された相手には最早列車というより宇宙戦艦とでも言うべき「無軌道型強行突破用装甲車」が派遣され、単機で惑星を安々と木端微塵にする事が可能な程の火力を用いて鎮圧に当る。(「卑怯者の長老帝国」等)
その余波も凄まじいものである為、この車両が出動する事態になったら派遣先周辺の路線は全て一時運休の措置が取られる程である。

模型メーカーのマイクロエースがNゲージで999号を発売したことがある。装甲車も用意され、走行用に台車も同封されている。


999号以外の列車

  • 111号(エメロード1号)
地球からニケを経由してエメラルダス分岐点へ行く列車。黄色い車体が特徴。
  • 222号(ビオナス2号)
オリオンからマザービーナスを経由して大王星へ行く列車。新幹線を意識したようなデザインが特徴。
  • 333号(ベガラス3号)
地球からベガを経由してカペラへ行く列車。内装が非常にデラックスであると謳われている。アニメ第7・8話では乗客乗員全員が白骨死体になった状態で登場。後の銀河鉄道物語 永遠への分岐点でも似たような列車が登場した。
  • 444号(カペラ4号)
カペラから内銀河を循環する列車。こちらも蒸気機関車風の見た目をしており、999号の補機として機関車が登場したこともある。
  • 555号(オルオディア5号)
オリオンからアルカディアを経由し外銀河を走る環状線の列車。
  • 666号(マゼラン6号)
ニケからマザービーナスを経由し、大マゼランと小マゼランへ向かう列車。凸型の電気機関車がけん引している。
  • 777号(プレアデス7号)
オリオンから地球を経由し、謎の外銀河へ行く列車。終点が決まっていない。銀河鉄道物語にも同番号の列車が登場し、同じく行先不明列車となっている。
  • 888号(アルデバラード8号)
トレーダー分岐点からエメラルダスを経由し、アルデバランへ行く列車。見た目はアメリカ開拓時代の列車にそっくり。
  • 幽霊列車
999号より遥かに大型、重武装の長大な貨物列車。
おまけにスピードも999号を大きく上回り、側面を通過されただけで客車含む999号の窓ガラスがほぼ全損する程。
列車自体の権限も上で作中では自身の運行を優先させるよう強要し、999号を支線に追いやった上で上述の事をやらかし999号のプライドを大きく傷付けてしまった。
その正体は機械化人のエネルギー元「命の火」を製造すべく、様々な銀河系から拉致されてきた人間を含む生命体をすし詰めにして運ぶ、かのナチス・ドイツの囚人護送列車を彷彿とさせるような忌まわしき列車である。
モデルは世界最大級の蒸気機関車の一角であったユニオンパシフィック鉄道4000形蒸気機関車で、「ビッグボーイ」の愛称で知られた。


The Galaxy Express 999 will take on a journey
A never ending journey
A journey to the stars



記事作成宣言⇔完成
経由:追記・修正
   無期限
発行 銀河鉄道株式会社 地球本社

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最終更新:2024年04月15日 19:55

*1 加えてアニメ放送中に国鉄山口線で蒸気機関車の動態保存が復活したこともブームに拍車をかけたとされる。

*2 本作ではエメラルダス役として出演している。

*3 これについて、エターナル編では、予備客車が999号の周囲をつかず離れず並走しており、何かあった時に必要に応じて連結しなおす、という設定がなされている。

*4 なお現実ではこのような補機類を食堂車に搭載したがために後年食堂車が営業休止となった後も編成から外すことができなかった。