北斗の拳

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北斗の拳 - (2016/01/24 (日) 10:05:30) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/12/08(木) 14:23:17
更新日:2024/04/20 Sat 19:11:31
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199X年 世界は核の炎に包まれた!!



海は枯れ、地は裂け…あらゆる生命体は絶滅したかにみえた





だが





人類は死滅していなかった!!





週刊少年ジャンプで1983年から1988年まで連載されていた。
原哲夫、武論尊の言わずとしれた最大のヒット作であり、80年代のジャンプ黄金期を代表する作品。

現在のジャンプではあまり見られない人体欠損や女性の裸体などの過激な描写も多いが、主人公ケンシロウを始めとした魅力的なキャラクターと、「お前はもう死んでいる」などの特徴的なフレーズが当時の少年達の心を掴み、今なお根強い人気を誇る。




・あらすじ・


第一部

199X年、突如勃発した核戦争によって荒廃した世界は、強い者が弱い者を暴力で支配する時代となっていた。
そんな世紀末の世に現れた、伝説の暗殺拳である北斗神拳の伝承者 ケンシロウ。

弱者を虐げる卑劣な輩を成敗しながら、彼はかつての親友であり、北斗神拳と対を成す南斗聖拳の伝承者であるシンに奪われた恋人、ユリアを救うために旅を続けていた。

長い旅の末、シンがユリアのために築いた街 サザンクロスにたどり着き、遂にシンと激突。これを撃破するが、ユリアは既に帰らぬ人となっていた。

再び放浪の旅を続けるケンシロウであったが、途中でバットとリンの2人を旅の供とし、南斗水鳥拳の使い手であるレイを始めとした強敵(とも)達と出会い、やがて、世紀末覇者を名乗るかつての兄弟子 ラオウとの宿命の闘いへと身を投じていく…


第二部 帝都編

ラオウがこの世を去り、世は一時の平安を享受していた。
しかし、中央帝都に居を構える天帝が圧政によって民を弾圧。世は再び、力が全てを支配する時代となっていた。
かつてのケンシロウの供であるリンとバットはこれに対抗するためにレジスタンスを結成。そして、平和を願う者達の叫びが、遂にあの男を呼び覚ました。


第二部 修羅の国編

さらわれたリンを救うため、ただひとつ残された海の向こうにあるという修羅の国へ乗り込んだケンシロウ。そこは、常に修羅を目指す男達が競い合うために、男子の生存率1%未満という、まさに狂気の地であった。
修羅の軍勢、羅将ハン、ケンシロウの実兄ヒョウ、ラオウの兄であり北斗琉拳伝承者カイオウがケンシロウの前に立ちはだかる。
そして修羅の国に伝わるという拳王伝説とは…



本作はケンシロウが数々の強敵達と戦うハードボイルドアクションなのだが、弱者を虐げる雑魚(通称モヒカン)をケンシロウが北斗神拳を使ってあらゆる手段で葬っていく様は「絶妙なボケとツッコミである」と評され、ギャグ漫画として捉える事も出来る。
これは「スプラッタ描写をカラッと表現する」という意図で盛り込まれたもので、この表現技法は後に「シリアスな笑い」として理論化されることとなる。


作品の世界観は、映画「マッドマックス」を参考にしており、ケンシロウのキャラクターもこれに出演していたメル・ギブソンに影響を受けている。
また漫画界の巨匠・永井豪の大作「バイオレンスジャック」も少なからず参考にされている。


この作品が起こしたムーブメントは凄まじく、作中に登場する強敵の1人であり、ケンシロウの義兄であるラオウの葬式が実際に挙げられたこともある(通称 昇魂式)

後に、コミックバンチで二代前の北斗神拳伝承者 霞拳志郎を主人公とした「蒼天の拳」が、2000年代に入ってからは、各キャラにスポットを当てたスピンオフ作品が発表されている。


お前はもう、追記・修正している……


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