RPC-023

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RPC-023 - (2019/04/15 (月) 22:55:34) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2019/04/02 Tue 20:59:59
更新日:2023/05/16 Tue 22:41:13
所要時間:約 4 分で読めます





RPC-023は、シェアード・ワールドRPC Authorityに登場するオブジェクト。
RPC Authorityについては当該記事を参照。

オブジェクトクラスはAlpha-Yellow。
某財団風に言うならSafeで、死ぬことは稀(ないとはいってない)。

ハザードタイプ:Grouped Hazard。
項目名は『The Mine(鉱山)』。


概要

RPC-023はバージニア州トラウトデールに位置する、鉱山の町。
住民は炭をほっていると信じている。

この町は20世紀中盤から後半にかけての文化的振る舞い、スタイル、技術を持つ。
ただしこの報告書が記述されているのは2013年。
つまり、微妙に時代遅れとも言える。
とはいえ、アメリカにはアーミッシュと呼ばれる人たちもいるわけだから、そこからすればそう奇妙にも見えないかもしれない。

住民は非異常性ではあるが、その過半数周辺地域の行方不明者と同じであることが何気ない会話の中で示唆されている。
地域住民は余所者にも親切で、すぐに機構職員も身分を偽って鉱山で働くことができる。
このため、エージェント6名と研究者1名はこの町に住みながら、異常なアーティファクトを機構に送り続けている。

なお炭鉱といいつつ炭はほぼほれていない。
それにも関わらず、住民は掘削地域を拡げている。穴が広がってないか?

4000mにも及ぶ鉱山は、内部の地熱異常と、あっためるため&あかるくするための松明・焚火により10〜32℃と幅のある内部温度となっている。
鉱山はミスター・ウィーバーに属している。

掘れたもの

• スピノサウルス・アエギュプティアクスとモササウルス・ホフマニーの化石
• 未確認の赤血球の静脈
• ヒト及びネアンデルタール人の新鮮な死体
• 鼻、顎、眼および耳の脇等から、様々な角度で突き出た山羊の様な角を持つヒトの頭蓋骨
• 切断された人間の████の、完全な█████
• 錆びたP08ルガー拳銃
• メソポタミアの陶器
• 地下にある大きな「海」への入り口。これまでに発見されていない水生生物が生息しています。
• 手術道具と人工骨を備えた作業場
• RPC-023の地元ではなく、天然ガスの採掘現場でポーカーをしていた、以前に亡くなっている鉱夫たち。これらの男性らは、ウィーバー氏によって従業員名簿に載せられました。
• マホガニーの祭壇

なお鉱山近くにはスリムなヒョウに似たネコ科生物の巣があり、鉱夫たちを襲う。
更に未知の起源を持つ粘土製の陶器が発見された。どうやら祭壇で崇められていた、6つの腕と4つの人間の足を持った黒い神であるらしく、その美術品には、あんぐりと開いた口の上に収束する2つのトンネルが表現されている。

余談

RPCは某財団に比べると意味怖よりはストレートなホラーを志向している。

本オブジェクトに関しても、
  • 石炭がほぼ掘れないのに住民が炭鉱の町と認識している
  • 異常事例が複数起きるのに住民は離れる様子がない
  • 他所で死んだ人を会社が自社の社員に組み込んでいる
  • 宗教モチーフ

など、解ける謎よりは彫刻くんのような『わからない謎』要素が大きい。



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