Splatoon2

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Splatoon2 - (2019/05/15 (水) 13:06:47) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2019/05/15 12:56:30
更新日:2024/01/03 Wed 01:21:13
所要時間:約 10分で読めます







『イカしたヤツラ』の『イカした進化』!!



『Splatoon2(スプラトゥーン2)』とは2017年7月21日に任天堂から発売されたnintendo switch専用ソフト。
ジャンルはアクションシューティング・対戦アクションゲーム。

Splatoon』の続編にあたり、前作から二年の月日が経っているという設定。




【概要】

大人気を博した前作から二年後に発売されたシリーズ第二弾。
基本システムは前回と特に変更点はないが、新要素として
  • 新たなブキ種『マニューバー』『シェルター』の追加。
  • それに伴い、一部のブキ、サブウェポン、スペシャルの変更。
  • ガチマッチに新ルール『ガチアサリ』が追加。
  • 新モード『サーモンラン』が追加。
  • 新ステージ追加、一部旧ステージをリメイク。
  • DLC『オクトエキスパンション』が追加。クリアするとオクタリアン(タコ)をプレイヤーキャラに変更可能。
などがある。

【世界観】

今作は『ハイカラシティ』から2駅離れた『ハイカラスクエア』が舞台。
デカ・タワーと呼ばれる高層ビルを中心に様々な店が並んだイカした繁華街。
無論ここでも、バトル経験がステータスなため、バトルの経験が足りないイカは『イカしていない』と見なされる。


【イカした登場人物】


インクリング

この世界の大多数を占める種族の総称。通称『イカ』。
詳しい生態は該当項目を参照されたし。

  • 主人公(4号)
プレイヤーキャラクター。前回の主人公とは別人。
こちらも「イカした存在」となるためにハイカラスクエアへと上京を果たした夢見る少年少女。
オフラインのヒーローモードでは、ひょんなことからホタルにNew!カラストンビ部隊隊員4号に任命され、行方不明となったアオリとデンチナマズの調査へと赴くこととなる。
今作から、性別・肌の色・眼の色に加え、髪形とスパッツの種類が変更可能になった。
やっぱりスタッフの中にスパッツフェチがいるんじゃあ…

  • テンタクルズ
キュートでクレイジーな毒舌天才ラッパー「ヒメ」と、しっかり者で天然なセクシーDJ「イイダ」による人気ユニットで、イカとタコの異色コンビ。
本作のハイカラニュースのパーソナリティを務めており、ヒメの暴走という名のボケにイイダがツッコミを入れていく漫才スタイル。
合言葉は『ぬりたく~る…テンタクル!』

  • ホタル
人気アイドルユニット『シオカラーズ』のメンバーにしてNew!カラストンビ隊隊員2号。
遠征に出ていたアタリメ司令に変わり、オクタリアンの動向を見張っていたが、アオリが行方不明になり、更にオクタリアンがデンチナマズを再度奪い取るなどの緊急事態が立て続けに勃発。
自分一人では対処が厳しいということで、ハイカラスクエアでたまたま見かけた主人公を『他の若者とは違う目をしていたから』ということで急きょスカウトした。
今作では和服姿となっており、インクをかけようとすると、手にした和傘で鉄壁のガードを見せてくれる。

その他登場人物


  • ブキチ
ブキ屋『カンブリアームズ』を経営するカブトガニ。語尾に『~でし。』と付けるのが口癖。
ブキをこよなく愛するミリオタで、懇切丁寧に解説してくれる。
二年間の間にブキへの情熱が更に強くなってしまったのか、テンタクルズは新ブキが出るたびに彼の長話に付き合わされるらしく、少し憂鬱になっている。
今作のヒーローモードではブキの試作品を支給してくれる。

  • ミウラ
アタマ屋『エボシ・エボシ』の看板娘であるウミウシ。
妖艶な雰囲気を持つ美女で、酔っているような口調で若いイカ達をからかうのが趣味らしい。
頭にはエビのエビィが共生している。

  • シガニー
クツ屋『ドゥーラック』を経営するタカアシガニ。
サングラスをかけた、大人の魅力に溢れるクールガイ。

  • ビゼン
フク屋『フエール・ボン・クレー』の雇われ店長であるクラゲ。前回登場したエチゼンから分裂して生まれたのではと噂される程にそっくり。
エチゼン同様、イカ語を喋れるクラゲだが、こちらは古い書物を参考書にしたためか口調が少し古風。
だが、ハイカラスクエアにおいては最先端をいくファッションリーダーである透かした存在である。
やはり足が多いという理由でボトムスは取り扱っていない。

  • ロブ
前作ではクツ屋の店主だったが、今作では独立し、屋台『ロブス・10・プラー』を経営している。アゲアゲなファッションは今もなお健在。
『テンプラスイーツ』と呼ばれる、聞くだけで胸焼けと胃もたれを起こしそうなフードを扱っており、購入して食せば、一定回数の間バトル後に得られるケイケン値やおカネが増える。
後にドリンクも扱うようになり、購入するとサブギアパワーの経験値が1.5倍に増える他、それぞれのドリンクに対応したギアパワーが付きやすくなる。あくまで『付きやすい』のであって、『絶対に付く』わけではないのであしからず。
他の店とは違い、おカネでの購入は出来ず、ヒーローモードやサーモンランで獲得できるチケットが必要。

  • スパイキー
一つ目のトックリガンガゼモドキの少年。
ダウニーの後輩で、彼を『ダウニーさん』と呼び慕う。
前作のダウニー同様、他のイカ達が付けているギアを仕入れてくれたり、スーパーサザエを持っていくとスロットギアを増やしてくれる。

  • ダウニー
前回登場したウニの青年。
今作ではカフェの中でPCを使っている場面が見られるだけで会話は出来ない。
スパイキー曰く、ギア注文の際には一緒になって探してくれているらしく、引退したというわけではなさそう。

  • ジャッジくん
この世界で唯一の哺乳類『だった』ネコ。
インク量を見抜く才能を用いて、ナワバリバトルの審判を請け負う。

  • コジャッジくん
『2』から初登場した、ジャッジくんを一回り小さくしたような子ネコ。
ジャッジくんと共にナワバリバトルの審判を請け負う。
実は虎視眈々と彼のポジションを狙っているという噂があるとか…
愛くるしい見た目の割に口調は渋い。

詳しい誕生経緯は不明だが、ミステリーファイルの一つにジャッジくんの飼い主が書いたであろう手記があり、そこには『一人ぼっちの時はカプセルを再起動しろ』ということが書かれている。
このことから、その正体はひょっとしたら彼が寂しくならないように予め用意されたクローンなのでは?と考察されている。

  • クマサン
『2』から初登場した、『クマサン商会』会長。
普段は木彫りの熊型のスピーカーを介して喋っているため、その姿や正体は誰も知らないという謎の存在。
怪しい雰囲気や、危険なバイト内容とは裏腹に、性格は紳士的で、ノルマが未達成であったとしても決して怒ることはない。
だが、個人で対シャケ用の改造兵器をいくつか所持しており、『持ち出し厳禁、他言無用』を敷くあたり完全なシロというわけでもなさそうという本作屈指の黒い任天堂

  • カミ様
お馴染みのファックス機。相変わらずお札で厳重に保管されている。
不定期に動いてはフェスのお題を受信・印刷してくれる。


オクタリアン

今回もオフラインのヒーローモードの敵として登場する種族の総称。通称『タコ』。
前回、3号の活躍によりその野望は潰えたと思われていたが、またもやハイカラスクエアからエネルギー源である『オオデンチナマズ』を奪い取った。
詳しい生態は前作の項目も併せて参照されたし。

  • DJタコワサ将軍
オクタリアンの親玉。
前作で3号に敗れ、捕虜となったが脱走。再び復習すべく立ち上がった。
ちなみに2年前の最終決戦は『DJ Octavioとシオカラーズの奇跡のコラボレーション』とされ、コアな音楽ファンの間では伝説の地下ライブとして語り継がれている。
なお、このライブがきっかけで人生がまるっきり変わったタコが何名かいるとかいないとか…

  • タコゾネス
インクリング同様にヒト形態へと変身するオクタリアンの女性戦闘員。

  • タコトルーパー
オクタリアンの戦闘員。

  • 戦略タコツボ兵器
大ナワバリバトルで使用された兵器。
ヒーローモードにおいてボスとして登場する。



オクト・エキスパンションの登場人物

  • 8号(No.10008)
オクト・エキスパンションのプレイヤーキャラ。愛称は『ハチ』。
自身がタコであること以外の全ての記憶を失ってしまっている。
アタリメ、ヒメ、イイダの協力のもと地上を目指す。
シオカラ節に感化されたタコの一人らしく、その魂にはシオカラ節への熱いグルーヴが流れている。

  • アタリメ司令
元カラストンビ部隊隊長である英雄。今作では軍服(?)でなく緑のジャージとラフな格好。
3号と偵察に出ていたが、途中離れ離れとなり、8号と出会う。
最初こそタコである8号を警戒はしていたものの、『シオカラ節が好きなものに悪いものはいない』ということで和解・協力することとなる。

  • 3号
前作の主人公。
二年間、カラストンビ部隊で活躍したため、今やイカしたヒーローに成長している。

  • ナマコ車掌
その名の通り深海メトロの車掌。
物腰が柔らかく、自らの仕事に忠実という誠実な性格だが、ミッションに失敗すると容赦なく爆発させる冷酷な一面も。

  • グソクさん
ダイオウグソクムシのおじさん。
かつては地下世界でネリメモリーを集めていたが挫折。若き8号にネリメモリーすべて見てみたいというかつての夢を託す。
大柄な体格とサングラスのせいで怖そうな印象を受けるが、実際は落ち着きのある心優しい性格で、まだ見ぬ地上にロマンを見出すちょっとお茶目な39歳。

  • デンワ
深海メトロ中央駅に設置していあるレトロな電話。
8号にNAMAKO端末とNAMAKOカードを渡してくれる。



【ブキ】

インクを射出し、ナワバリを塗り広げるブキ。
ブキは『メインウェポン』『サブウェポン』『スペシャル』の三つの組み合わせで構成されており、あらかじめ決まっている。
どの武器にも最低一種類は性能そのままに、見た目や名前、サブスペが変更された所謂マイナーチェンジ版が存在し、同じ武器でも異なった戦い方が可能となる。

メインウェポン

タンクを経由し、インクを発射するブキ。
陣地を塗る時や戦闘は基本的にはこれで行う。
今作では2種類追加され、計9種となった。

  • シューター
最もオーソドックスなブキ種。
ボタンを押している間はインクをフルオートで撃ち続けるのが特徴。
種類が最も多く、同じブキ種でも得意・不得意や使用感がまるっきり変わってしまうため、個々の性能の熟知は必須。
抜き出でた強さがあるわけではないものの、大きな弱点もないため、どのような状況でも即座に対応できる。


  • ブラスター
シューターの派生系。
連射性能は大幅に落ちたが、空気に触れると爆発するインクを飛ばす。
直撃すれば一撃で倒せ、爆風だけでもかなりの高ダメージを与えられる。
爆発するという特性上、壁に隠れている相手や高台にいる相手にも強気に撃てる、キル性能に特化したブキ群。
中距離での撃ちあいや不意打ちに強い反面、全体的に塗りが弱く、爆風が当てられない極端な遠近距離戦は不得手。
弾を壁や床にぶつけると不発になるので爆破する距離はしっかり把握すること。


  • ローラー
ボタン押しっぱなしで転がすことで地面を塗りながら移動できるブキ。
相手を轢く他、一振りすればインクの飛沫を飛ばし攻撃することが可能。
今作からジャンプしながら使用すると『タテ振り』となり、攻撃範囲が狭まった代わりに遠くへとインクを飛ばせるようになり、遠距離にも対応できるようになった。


  • フデ
ローラーの派生種で、その名の通り巨大な筆状のブキ。
こちらは機動力を売りにしており、例え敵陣地のインクでも塗りつぶしながらの高速移動が可能。
振ることでインクを飛ばすことが出来、一発の威力は低いが、連続で振り続けることで低威力を補える。
ただ、シューターと違い、押しっぱなしではなく連打でなければいけないため、人差し指が地味につらい。


  • チャージャー
遠距離からの狙撃を可能とするライフル型のブキ。ボタン押しっぱなしでインクをチャージし、離すと発射。
最大までチャージされたインクを相手に当てれば「ガキンッ」という小気味いい音と共にほぼ確実に仕留める。
チャージ中は射線が光るため狙いやすいが、相手にも見えてしまうため警戒されやすく、壁に隠れて射線を隠したり、瞬間にエイムを合わせての奇襲といったテクニックは必須。
ブキの中にはスコープが付いている物も存在し、ズームアップによりさらに狙いやすくなるが、視野が大幅に制限されてしまうので注意。
遠距離武器の宿命故に、懐まで近づかれると威力の低い連射やインク量の多いサブで対応しなければいけないため、近づけさせない高度なエイム力と位置取りが必要となる職人ブキ。
『2』からはスコープ系と14式竹筒銃系以外は最大チャージをしたままセンプクすると、暫くチャージ状態をキープできる『チャージキープ』が可能となった。


  • スロッシャー
インクを大量にぶちまけるバケツ状のブキ。
斜め上にインクを発射する通称『曲射』は、攻撃範囲が広く、インク落下による威力衰退もないので高台や壁の向こう側にいる相手に強い。
欠点としては一度のインク使用量が多いのと、シューターと違い、攻撃時には機動力が大幅に下がること。


  • スピナー
ボタン押しっぱなしでインクをチャージさせ、離すとインクの弾丸を乱射するガトリング砲。
少しのチャージだとちょっとしか撃たないが最大値までチャージすれば高威力かつ長射程の弾丸を長時間射出出来る。
その特性上、とっさの応戦や前線維持が難しく、動きも鈍いなどといった弱点も多いが、その分扱いこなせれば戦場を制圧するロマン溢れる重量級砲台と化す。


  • マニューバー
『2』より新たに追加されたブキカテゴリ。
銃を両手に持った二丁拳銃型のブキで、ボタンを押している間、インクの弾が片手ずつ交互に発射される。
「スライド」と呼ばれる固有アクションがあり、射撃中にスティックを倒しながらBボタンを押すことでインクを噴射させ、短距離間の高速移動が可能。
これにより相手のエイムをずらしつつ、自分は別方向から攻撃できる。スライド後は照準が中央にかつ、発射速度が上がるため相手を倒し易い。
また、スライドは相手色のインクの影響を受けないので、足を取られるということもなく、スーパージャンプ直後に使えば受け身にもなるので、待ち伏せの危険性も減らせる。
弱点はスライドもインクを消費してしまうので、考えなしに使っているとインク切れを起こしピンチに陥りやすいことと、スライド後は少しの間動けないので動きを読まれてしまうと返り討ちにあってしまうこと。


  • シェルター
『2』より新たに追加されたブキカテゴリ。
傘やテントといった雨風をしのげる物がモチーフとなっている。
散弾状のインクショットを放つ他、ボタン長押しでカサを開き、相手のインク攻撃を防ぐことが出来る。
そこから更に長押しするとカサ部分を射出する『パージ』が使用可能、敵の攻撃を防ぎつつ接近したり、自分が敵の攻撃を引き受けつつ味方が相手を撃破するといった今までになかった盾役や囮役を可能とする。
耐久値を超えて破壊される、パージすると暫くガードが使えなくなるため注意。他ブキ種に比べると、インク管理やカサの耐久管理といった、とっさの状況判断を多く求められるテクニカルなブキといえる。


サブウェポン

主に投擲の爆弾や、シールドといったサポート性能を持ったブキ。
サブと銘打っているが、インク消費量はメインよりも多いため、使いどころは慎重に。

  • スプラッシュボム
正四面体型に組まれたフレームに、インクの入ったパウチが固定された爆弾。
投擲後、暫くすると爆発を起こす。
メインウェポンでは届かない箇所や、隠れた敵をあぶりだす等汎用性に優れ、上手く爆心地に当たれば一撃で倒せる扱いやすいサブウェポン。

  • キューバンボム
缶に吸盤が付いた爆弾。
爆発までの時間はスプラッシュより長いが、威力・範囲はこちらが勝っており、更には壁や天井に設置が可能。

  • クイックボム
水風船のような形をした爆弾。
投擲後、なにかにぶつかった瞬間に爆発する。威力は控えめだが、その分インク消費量が少ない。

  • トラップ
相手からは見えないトラップを地中に設置する。
相手が通る・相手色のインクがかかる・設置から一定時間が経過すると起動し、爆破する。
今作ではかかった相手をマーキングする機能が追加された。

  • スプラッシュシールド
柵を投げて暫くするとインクによるシールドが展開する。
インクが切れるか、耐久力が限界を超えると消滅。

  • スプリンクラー
投擲後、床・壁・天井に設置されると作動し、周囲にインクをまき散らす。
今作では時間が経つごとにインクの射出量が弱まるようになった。

  • ジャンプビーコン
スーパージャンプ用のビーコンを設置する。
自分だけでなく、味方も使用可能。…でもほとんどの人は遠慮して使わないということもしばしば。
設置位置は味方だけでなく、相手にもマップで見えてしまうが、それを逆手にとり、壊しに来た相手を返り討ちといった撒き餌的な使い方や、
わずかな耐久力を活かした簡易シールドなどに使えなくもない。
今作では設置された場所の中心内にいる敵がマップに表示されるようになった。

  • ポイントセンサー
投擲後、範囲内にいた相手を一定時間マーキングする。
潜伏中でも居場所が丸わかりとなり、遠いところからでも認識が可能。
センサーの効果は味方全員に共有される。

  • ポイズンミスト
薬品の入った瓶を投げる。
前回のポイズンボールに似ているが、着弾地点に毒霧を発生させ、その範囲内にいる相手の移動速度低下とインク量を減少させる効果となった。

  • カーリングボム
今作から登場したサブウェポン。
その名の通り、カーリングの石のような形状をした爆弾。
投げるとインクを塗りながら直線状を移動し、暫くすると爆発する。
壁に当たると反射する性質を持ち、ボタンを押しっぱなしにすると爆発までの時間を調節可能。
反射角を利用した奇襲や、インクの道を確保できるなど、地上では無類の強さを発揮するが、爆弾系で唯一上方向に投げられない為、高台にいる相手には無力という欠点がある。

  • ロボボム
今作から登場したサブウェポン
二足歩行する小さなロボット型爆弾。
投擲後、範囲内に相手がいた場合は自動的に追尾し、暫くすると爆発し、範囲内に誰もいなければその場で爆発。
主に索敵や物陰に隠れた相手をおびき出す陽動的な役割がメインで、狙って倒すのは少し困難。
索敵範囲は壁や多少の高低差関係なく感知するが、一直線で相手に向かおうとするために、壁に突撃した挙句に爆破という光景が結構多い。

  • タンサンボム
今作から登場したサブウェポン
見た目がジュースの缶のような爆弾。
そのまま使っても大した威力はないが、Rボタンを押しっぱなしにしながら、B連打やスティック、ジャイロ機能で振るとパワーアップする性質を持つ。
最大まで振った後に投擲すれば最大3回爆発、インクを巻き散らしながら跳ね回る。
振るという動作が必要なため、咄嗟に撃つことは出来ないが、塗範囲が広く、相手の足止めも可能な高性能爆弾。

  • トーピード
今作から登場したサブウェポン
弁当などに入っている醤油入れのような見た目をした魚雷。
投擲後、相手を探知すると突進。着弾して破裂した後、周囲にインクをまき散らす。
ダメージを与える上に、相手の機動力を奪うことも可能な強力な性能だが、着弾前に撃ち落されると消滅し、ただインクを消費するだけとなってしまう。


スペシャル

床を塗り続けると貯まるスペシャルゲージが満タンになったときのみに扱える強力な技。
2では一部を除き、スペシャル全てが一新され、ブキ毎にスペシャル発動に必要な塗りポイントが設定された。

  • ボムピッチャー
前作のボムラッシュから名称が変更されたが、性能はほぼ一緒。

  • インクアーマー
チーム全員にインクの鎧が付与され、インクダメージを無効化する。
一定時間経過するか、耐久値を超えると破壊される。
完全に装着されるまでにダメージを受けるとやられてしまうため注意。

  • アメフラシ
雨雲を発生させ、一定時間インクの雨を降らせる。

  • マルチミサイル
発動後、照準に入れた相手に4発のミサイルを放つ。
ロックオンした相手が多いほど沢山のミサイルを放てるが、その分、発射硬直が長くなり、無防備となってしまうので注意。
一人のみをロックオンした場合は10本ものミサイルを飛ばす。

  • ハイパープレッサー
壁を貫通するビームを発射する、前作のメガホンレーザーのような技。
機動力は低くなるが、高台の少ない平面ステージでは猛威を振るう。

  • スーパーチャクチ
その場で垂直ジャンプをした後に勢いよく着地し、衝撃波を起こす。
範囲は結構広く、チャクチ後に追撃したり、とっさの反撃やインク回復など運用が幅広く、スーパージャンプ中にも使用可能。
ただし、上昇中は無防備の為、熟練者相手だと撃ち落される危険性がある。

  • ジェットパック
インクジェットを装着して空中に飛びあがり、爆発するインクを発射する。
地形の影響を受けず、上空から一方的な攻撃が可能だが、スピナーやチャージャーといった長射程のブキに狙われやすいので要警戒。

  • イカスフィア
ビニールボールの中に入り、インクを塗りながら転がっていく。
体当たりでダメージを与え、一定時間経過か、ボタンを押せば大爆発を起こす。
前作のダイオウイカに似ているが、こちらは攻撃を受け続けると壊れてしまう。

  • バブルランチャー
最大3個の巨大シャボン玉を飛ばす。
地面に触れるとインクが塗られ、自陣色のインクをかけると爆発する。

  • ナイスダマ
上空に跳びあがり、力を溜めた後に巨大なインク玉を投げつける。
ナイスコマンドを入力することで早く溜まり易いうえに、スペシャルゲージが増えるおまけつき。
溜め中はアーマーが付与され、簡単には壊されないが、それでも攻撃を受け続けると破壊されるので過信は禁物。

  • ウルトラハンコ
巨大なハンコをハンマーのように振りながら前進する。
制御が難しく、横と背後の攻撃に弱いが、狭い通路で使うと真価を発揮する。
空中で使用すれば一回転で振り回し、投げれば着弾と同時に威力の高い爆発を引き起こす『上位版クイックボム』となる。


【ギア】

この世界でのアタマ、フク、クツの服装の総称。ハイカラスクエアの各店で購入することができる。
ギアにはそれぞれに「ギアパワー」と呼ばれる能力がついており、装着することにより、それに対応した能力がアップする。
最初からギアに付属している「メインギアパワー」と、ギアのレア度に応じて1つから3つある「サプギアパワー」があり、サブギアパワーはバトルを重ねることでランダムで追加されていく。
メインは1、サブは0.1のポイントが付き、一つの能力を最大3.9までアップさせることが可能となる。

ギアには「ブランド」が存在し、ブランドによってつきやすいギアパワーが異なる。
見た目重視と性能重視、どちらで選ぶかはプレイヤー次第。


【モード】

  • レギュラーマッチ(ナワバリバトル)
基本的な対戦モードで、制限時間3分の内にインクを塗り合い、ステージ全体の塗った面積が多いチームが勝利。*2
4VS4のが2チームに分かれて対戦し、チーム分けは毎試合ランダム。
ステージは時間帯によって2つが決められ、決められたうちのどちらかが試合毎に選ばれる。

  • ガチマッチ
ランク10以上のプレーヤーのみが参戦可能な、その名の通り、ガチで戦う対戦モード。
4種類のルール存在するが、任意に選べず、ステージ切り替えと同時にルールも変更される。
「ウデマエ」というレートが存在し、「C-」から「A+」と「S」「S+」に加え、今作から「X」が追加され、計12段階となった。このウデマエの近い者同士がマッチングする。

ステージ候補2つからランダムで選ばれる流れはナワバリと同じだが、ステージ構造は一部変化している(レギュラーマッチでは登れなかった場所が登れるようになる、障害物の配置変更など)。
制限時間は5分で、5分後に「それまでに勝利条件に最も近づいたことがある」チームの勝利となり、勝利条件を完全に満たした場合は『ノックアウト』となり即勝利となる。
この際、勝ったほうはボーナスがプラスされ、負けたほうは何ももらえない。
どれだけ勝利に近づいたことがあるかはカウントとして画面上部に試合中常時表示される。
制限時間が終了しても劣勢側が逆転チャンスの時は時間が延長される(延長の開始、終了条件は各ルールごとに異なる)

ルールはイカの4種類。

ガチエリア…ステージ中央に設置された指定のエリアを2つのチームで塗り合い、エリア確保していた時間を競い合うルール。
ガチエリアを確保した状態になるとカウントが減少していき、0にすればノックアウト勝利となる。
一度確保したエリアを相手に取られるとペナルティとしてカウントとは別のペナルティタイムを課せられ、再度取り返しても、それが消費されるまでカウントが進まなくなる。

ガチヤグラ…ステージ中央にあるヤグラに乗り、相手陣地のゴールにまで近づいた距離を競うルール。
ヤグラは自チームが占拠すると自動的に相手チームの方に向かっていき、ゴールすればノックアウト勝利となる
乗ったプレイヤーの数が多ければ多いほど速度が上がる。

ガチホコ…ステージ中央にあるバリアに包まれた金のシャチホコ「ガチホコ」を奪い取り、相手ゴールまで持ち運んだ距離を競うルール。
ガチホコを持ったプレイヤーは『ガチホコショット』という強力な溜めショットを撃てるが、移動・イカダッシュの速度は下がり、センプク中も相手から丸見えとなってしまう。
見事ゴールまで運べればノックアウト勝利となる。

ガチアサリ…今作から新たに追加されたルール。ステージ中に散らばるアサリを集め、相手ゴールに入れた点数を競う。
アサリを10個集めることで、ラグビーボール状の『ガチアサリ』に変化。それを相手ゴールにシュートすることで20ポイントゲット&バリアを破壊できる。
バリア破壊後は相手のゴールネットにアサリを投げ入れれば更に点が加算され、ガチアサリは20P、普通のアサリは1つにつき2P得られる。
ゴールが開いている時間は有限だが、アサリを投入すれば延長されるので1ターンで決着というのも不可能ではない。
先に100ポイント先取すればノックアウト勝利となる。
バリアが破壊されている時はもう一方のゴールにアサリを投入できないので、破られた時は基本防衛を推奨。
修復後は破ったチームにはペナルティポイントが与えられ、破られた側はゴールにリベンジアサリが出現する。
ただ闇雲にガチアサリを作って単身突っ込んでも、碌にポイントは得られず、逆にペナルティポイント+相手チームにガチアサリを譲るとピンチに陥りやすいため、イカにしてアサリを沢山集め、一度の攻撃でポイントを稼げるかが重要となる。


  • タッグマッチ
フレンドとチームでガチマッチに参加できるモード。

  • プライベートマッチ
フレンド同士で、ルール、ステージ、チーム分けを自由に選んで遊べるモード。
このモードは2人からでも遊ぶことが可能で、8人揃わなくとも少人数での対戦を楽しめる。
ただし、ランクやウデマエの変化はしない。

  • フェスマッチ
前作同様、不定期に開催されるハイカラスクエアの一大イベント。
カミ様から提示されたお題を元にイカたちが2つのチームに分かれてナワバリバトルで戦う。
投票でどちらかのチームに所属し、フェス終了後に得票数とソロ、チームのコウケン度によって勝敗を決める。
当初は勝率で決められていたが、アップデートにより変更。コウケン度をより多くもらえる10倍、100倍マッチも追加され、逆転要素が増えた。
フェス期間中はガチマッチは休みとなり、街やステージは夜となる。

  • ヒーローモード
オフラインの一人用モード。
マンホールの先につながる『タコツボバレー』を舞台に再びオクタリアンとの戦いに身を投じる。
前作では使用ブキはヒーローシューターのみだったが、今作では試作テストという形でブキチから様々なブキが支給される。

今作から追加されたゲームモード。
通常のバトルとは違い、4人一組でチームを組み、迫りくるシャケをしばき倒しながら金イクラを回収していく明るく楽しい職場。
このモードでは制服とブキが支給されるため、自身のギアや得意なブキを自由に選ぶことができない。
詳細は該当項目を参照されたし。

  • オクト・エキスパンション
有料ダウンロードコンテンツ。
地下実験施設を繋ぐ鉄道『深海メトロ』を舞台に、記憶喪失のタコである8号を操作し、各駅に課せられたミッションをクリアし、『アレ』を集めて地上へと脱出するのが目的。
クリアするとオンラインモードでもタコガール・タコボーイが使用可能となる。
所謂タコ版ヒーローモードだが、難易度はあちらに比べてかなり難しい。



追記・修正はウデマエXでブキのチョーシがサイコーになってからおねがいします。
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