杉浦雄太/タウラス・ゾディアーツ

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杉浦雄太/タウラス・ゾディアーツ - (2020/07/07 (火) 20:35:50) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2020/7/7 (火) 19:12:00
更新日:2024/04/16 Tue 17:49:34
所要時間:約 5 分で読めます




君達は、僕が定めた法度には逆らえない。絶対に!

杉浦雄太/タウラス・ゾディアーツとは、特撮テレビドラマ『仮面ライダーフォーゼ』の登場人物。ここでは彼の変身するタウラス・ゾディアーツについても解説する。

【概要】

天ノ川学園高校3年生で生徒会長代行・杉浦雄太が変身したゾディアーツにして、ホロスコープスの一人。
初登場は第37話で、エリーヌ須田/アクエリアス・ゾディアーツやユウキ・弦太朗や賢吾と同じチームで宇宙飛行士試験を受けていた。
バテたユウキを励ましたり、行方がわからなくなった彼女を探したりと本質的には優しい人間なのだが…
趣味はゴルフであり、大会でも優秀賞を取るほどの実力者。生徒会本部にもパターゴルフを置くほど。

【タウラス・ゾディアーツ】


データ

身長 228cm
体重 220kg
種族 ゾディアーツ
所属 天ノ川学園高校3年生/同校生徒会長代行/ホロスコープス
星座モチーフ 牡牛座
特色・力 杖・グアンナによる誓約
相手の魂を抜いて思い通りに操る
人間態・CV 絲木建太(フォーゼ)
スーツアクター 金子起也
クリーチャーデザイン 麻宮騎亜
初登場回 『フォーゼ』第39話「学・園・法・度」
『フォーゼ』第40話「理・念・情・念」

外見

頭部に2本の大きな角を持ち、赤銅色の鎧でその巨体を覆っている。
右目と身体にそれぞれ牡牛座のコアが嵌められている。
得物であるグアンナはゴルフクラブ形状をしている。

能力

大アルカナ「法皇」にちなんでか、皇帝とは別のやり方で学園を支配する為の能力と言っても良い。
相手を支配し縛る為の杖・グアンナを所持しており、これの能力をかけた誓約書にあらかじめ名前を書かせる事で相手を意のままに操ることが出来る。
誓約書のサインは偽名でも能力は行使出来る。あくまでも書いたという事実が必要であって、どう書いたかは重要ではないらしい。
また、誓約を交わさずともグアンナで相手の魂を抜く事で意のままに操る事が出来、これは仮面ライダー相手にも有効。
牛らしくパワータイプだが、意外にも身軽で、ジャイアントフットの攻撃を全て避けたり、メテオストーム変身中に高速移動したりとかなり素早い。
ゴルフ対決においても杉浦の実力と怪人としての能力が合わさって、ウォーターハザードしそうになったメテオのボールに自身のボールをピンポイントで当てて助けたりと、その腕前は軽く人間離れしている。

その能力を使い学園法度という生徒の人権を無視したルールを作り、風紀を乱す者達を片っ端から捕らえては能力で無理矢理更生させ、それでもなお異を唱える者は能力で魂を抜くという洗脳を行なっていた。*1
もしくは、洗脳前の人間が異を唱えて来た場合、「杉浦が負けたら法度は撤回する」という条件で相手の得意分野で勝負し、杉浦の姿で勝った後能力で制限するという形で校則を厳しくしていた。



「だからギャグを説明しないで〜!」

生徒会所属の優等生かつ生真面目な性格であり、その為に我望光明だけでなく速水校長にも極めて従順。校長も杉浦のことを気に入っており杉浦の行動を「素晴らしい」と支持している。杉浦も「校長先生にお褒め頂き光栄です」と返している。立神には「やっとお前に尻尾を振ってくれる幹部が見つかった」とからかわれたが

【活躍】

第39話「学・園・法・度」

突如豹変して学園法度を貼り出した杉浦。
それに納得のいかない弦太朗とJKは直談判に向かう。*2
その際に杉浦は「それぞれの得意な事で勝負し、勝ったのなら撤回、負けたのなら従ってもらう」と誓約書を書かせた。
弦太朗は大縄跳び縄2本、JKはブレイクダンスで勝負を挑むがどちらも難なく勝利。
彼らを従わせる事に成功する。
しかし弦太朗は何故杉浦が豹変したのかが気になり、あえて生徒会内部に潜入。杉浦に従いつつ彼の様子を探る。
その際に逃げ出した生徒会の役員を追いかけて魂を抜き出し、従順な性格に変貌させている。
その際にメテオと交戦するが、ヴァルゴが介入。更に法度の撤回を掛けたゴルフ対決の勝負を言い渡される…

第40話「理・念・情・熱」

得意競技であるゴルフ対決を有利に進め、グリーンまで登り詰めるが、そこでメテオストームによって敗北してしまう。
納得のいかない杉浦はメテオを洗脳し、友子を襲わせた。
自分に歯向かう仮面ライダーはもういない。残りの生徒の洗脳もあと一歩のところだった。

その時、屋上で花火を上げる音が聞こえる。
その事を見過ごさずに向かう杉浦だったが、そこには不良になりすました生徒会長・壬生彩加が。

ー彼女はある日、同じように屋上で花火を上げる不良に注意をしに行った。
しかし、「屋上で花火を上げるなという校則はない」という屁理屈を展開して聞かない不良に怪我を負わされたのだ。*3
憧れである会長を傷つけた。杉浦はその事を許さずに会長代行として不良行為を厳しく取り締まっていたのだ。
しかし、会長はそんな事を望んでいなかった。
会長の心情を知った杉浦は自らグアンナを破壊し、生徒の洗脳を解く。
そして弦太朗と「ダチの契り」を交わし、法度を撤回した。

しかしそれを良しとしないヴァルゴに反抗し、ダークネビュラに送られてしまったのだった…

【余談】

  • 彼の持つグアンナはメソポタミア神話の『ギルガメッシュ叙事詩』に登場するグガランナが由来。
    グガランナはイシュタルの求婚を断ったギルガメッシュに怒った彼女が差し向けた牡牛なのだが、別の説ではクサリクという人面牛がこの役割を務めており、ギルガメッシュに敗れたクサリクこそ地上に引き下ろされた牡牛座であると言われている。
    どっちにしろ牡牛の関わるエピソードである。

  • 39話の翌週は定番イベント・ゴルフ中継休みであり、その翌週にメテオとタウラスのゴルフ対決が展開された。狙ったのだろうか…

  • 名前はいつも通りのアナグラム。
    杉浦雄太→タウラス・(ぎゅう)となる。


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