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おちゃっぴい - (2013/02/03 (日) 14:59:58) の編集履歴(バックアップ)
登録日:2011/10/09(日) 23:33:50
更新日:2021/02/24 Wed 06:39:25
所要時間:約 3 分で読めます
「――それでは、まずシンデレラ役に立候補は――」
(主役なんてやりたい奴いんのか?題材がシンデレラとか……高校の文化祭でやる事かよ?そんなのやりたい奴なんて誰も……)
「はーい!私やります!」
「え"っ!?」
「ちょっとアニヲタ君、『え"っ』て何よ『え"っ』て!?」
「えっ……だってシンデレラだぞ?恥ずかしくない訳?」
「お姫様なんて女の子の夢じゃない!それに主役よ主役!せっかくの劇、目立たずして何が劇か!」
「……つか、お前シンデレラなんてガラじゃないだろ」
「……委員長!王子様役はアニヲタ君を推薦したいと思います!」
「え"っ!?」
おちゃっぴい
おちゃっぴいとは、女性の性格・性質を表す言葉である。
「おちゃっぴぃ」「おちゃっぴー」等と表記する場合も。チャッピーとは多分書かない。
簡単に言うと
- 活発
- おちゃめ
- おしゃべり
- でしゃばり
- 目立ちたがり
以上のような性質の女性がおちゃっぴいに当て嵌まる。
あまり現代社会では一般に認知されているとは言えず、普通に用いられている言葉ではないかもしれない。
……が、少し考えて欲しい。
アニヲタ諸君的には、こういった性質のキャラクターに心当たりがある人も少なくないのではないだろうか。
ニュアンスとしては、多少「アホの子」に通ずる所がある気がする。もっと広く言うなら、どんな作品にも一人はいるであろうムードメーカーやトラブルメーカー。それらは全て「おちゃっぴい」であると言っても過言ではないのである。
平たく言えば、属性の一つと捉える事もできるかもしれない。
なりたちは古く、江戸時代からある言葉。語源は「お茶挽き」からと言われる。
お茶挽きとは、江戸時代の遊郭で遊女達が客に出すお茶を挽く事。お茶挽きの遊女達は他に仕事もないので、暇を持て余しお喋りばかりしていた為この「お茶挽き」が転じて「おちゃっぴい」になったとか。
主なおちゃっぴい達
あやね(ながされて藍蘭島)
滝野智(あずまんが大王)
愛宕洋榎(咲-Saki-)
おちゃっぴい(キテレツ大百科)
歳納京子(ゆるゆり)
武藤まひろ(武装錬金)
シホ・ユイット(舞-乙HiME)
エンゲキブ(月光条例)
後光院ランコ(突撃!パッパラ隊)
恐怖の女王(突撃!パッパラ隊)
5人の姉妹(逆襲!パッパラ隊)
「はぁ……マジで俺王子役になっちまったじゃんか……どういうつもりだよ?」
「だって私の事馬鹿にしたし!それに……夢だったし……」
「お姫様がか?」
「それだけじゃないもん!アニヲタ君と……昔からずっとアニヲタ君とやりたかったの!お姫様と王子様!」
「えっ」
「全く……もう……ニブチンめ!こういう事だってば!」
「ちょ、待っ!?く、くっつくな!」
「全校中に見せ付けて、注目集めて、目立って目立って目立ちまくるんだから!頑張るわよ!」