林トモアキ

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林トモアキ - (2014/05/08 (木) 20:43:09) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2010/06/21(月) 23:14:45
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&font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます

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生え際からハゲ際、


そしてハゲへ






林トモアキは角川スニーカー文庫にて活躍しているラノベ屋。
1979年9月17日生まれ。

『ラノベ屋』とは氏の言うところの[[ライトノベル]]作家の意味であり、流行らないかなと思っている。


表紙裏コメント等から察するに、頭髪がヤバ気らしい。

担当「いい加減、生え際とハゲ際が同じことを認めたらどうですか!?」

林「ッ――!!?」




【作品一覧】
 
《ばいおれんす☆まじかる!》

イラスト:愛媛みかん
全3巻

第五回学園小説大賞受賞作であり、氏の記念すべきデビュー作。
ヤクザな魔法少女の話。
氏の最初の作品だが、以下のシリーズは作品同士が密接に関わっているのに、この作品のみ繋がりがほぼ全くない(一応少しだけある)ため、林作品でこれだけ読んでないという人も多い。
古いので入手困難なのも要因になっている。


《お・り・が・み》

イラスト:2C=がろあ〜
全7巻

借金まみれの孤児、名護屋河鈴蘭の成長劇。
以下のシリーズの基礎になっており、これを読んでおいたほうが楽しめる。
いわば林トモアキ作品のスタンダードであり、『ミスマルカ興国物語』が7巻にいくまでは最長作品だった。
続く『戦闘城塞マスラヲ』『ミスマルカ興国物語』は漫画化しているが、それらに影響しているのに漫画化されていない。


《戦闘城塞マスラヲ》

イラスト:上田夢人
全5巻

『お・り・が・み』の続編。自殺寸前の引きこもり、川村ヒデオがバトル(?)ロワイアル〈聖魔杯〉に参加する。
氏の初の雑誌連載作品であるが、連載分の最終回では話は終わらず書き下ろしの最終巻に続く。
パロディがかなり多め。能無しの引きこもりが勝ち進む様は爽快である。
漫画化されている。


《ミスマルカ興国物語》

イラスト:ともぞ
既刊7巻

イカれた王子マヒロが言葉のみで乱世を制す物語。
“現代社会+ファンタジー”だった他の作品と違い、完全なファンタジー系作品。
ただし現代文明が崩壊した後の世界という設定であり、『お・り・が・み』『戦闘城塞マスラヲ』と話が繋がっている。
聖魔杯などのアイテムの他、一部前作キャラも登場する。
発売から人気を泊し、林トモアキ作品の火付け役となった。
漫画化されている。


《レイセン》

イラスト:上田夢人
既刊2巻

『戦闘城塞マスラヲ』の続編で、主人公は引き続き川村ヒデオ。
『お・り・が・み』『戦闘城塞マスラヲ』のキャラが多数入り乱れるファンサービスな作品。
『お・り・が・み』以降久しく見てなかった面々が登場し、以前は名前が明かされなかった端役がレギュラーになってたりする。
ファンサービスなだけあって、従来の作品を読んでないと分からないキャラがけっこういる。



【特徴】
氏の作品の特徴として“ファンタジー”“メイド”“車やバイク”“イカれたキャラ”等がある。
氏の作品の全てで魔法的な物が存在し、なぜかメイドがピックアップされ、バイクや車の描写が異様に詳しく、頭のネジが外れたキャラが多い。
 

《ファンタジー要素》
氏の作品には全て魔法的な要素が含まれている。
しかもそれらが現代技術と融合しており、『不可視結界をはった米軍の戦闘ヘリ』や『ミスリル銀などを使ってリピルドしたバイク』などが登場する。


《メイド》
『お・り・が・み』は主人公がメイド。
『マスラヲ』『レイセン』でも『お・り・が・み』主人公がメイド成分を担当している(他にもいるけど)。
『ミスマルカ』ではメイドは貴族のステータスであり、優秀なメイドは護衛などの能力も長けているのだとか。
どんだけメイド好きなんですか。


《車&バイク》
氏が好きなのか、見た目や性能などやたら車やバイクの描写が詳しい。知らなくても問題ないが、知らない人にとっては何がどう凄いのかなどは分からない。
『マスラヲ』と『ミスマルカ』では本格レース展開まであった。一応ファンタジー系なのに。
ちなみに、氏は新潟工科専門学校自動車工学科を卒業している。


《イカれキャラ》
倫理的にヤバい奴(例:人殺し全然OK)が多い。
まぁ、魔人とか人間とは種が違うしね。あと世紀末な人も登場する。



【作風】
非常にノリのいい文章が特徴。パロディも多分に含まれる。

《一例》
◆お・り・が・み
戦艦の名前候補に『ゼフィランサス』『サイサリス』

◆マスラヲ
地球刑事ジャバン
フェックスハウンド所属のスモーク
ウィル子のあだ名「電子の妖精」


また、氏の作品は『大風呂敷が持ち味』と呼ばれる。
 
ストーリー開始の初っぱなから大きく物語の風呂敷を広げるためだが、その風呂敷を畳めるかどうかは本人にも分からないらしい。



【林トモアキの英断】
実は以前、マスラヲの[[アニメ化]]の話があったらしい。
だが、1クール12話で単行本5巻は無理があるため断ったとのこと。なんとか話数に収めるための案の一つに、魔殺商会(前作『お・り・が・み』の主人公勢)を登場させないなどの案があったらしい。
 

「どれだけのファンが納得してくれるでしょうか。私は納得どころか、誰も許してくれないはずだと信じているのですが……」

(レイセン第1巻あとがきより抜粋)


全くその通りです。

この英断はファンの心をよく分かっているとして褒め称えられている。


ちなみに、アニメ化の話は2クールよこせとか、4巻までテレビで放送して5巻はOVAでやれとか、監督はむらかみてるあきにしろとか散々ごねたところ丸1年音沙汰なしらしい。





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