フル・フロンタル

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フル・フロンタル - (2023/06/08 (木) 03:09:56) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2011/11/13 Sun 13:08:27
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s)&new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます

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#center(){
ニュータイプになれば
あの温かな光を以て、時間さえ支配出来る?

それは夢だ

地球を包んだ&font(#008000){あの虹}を見ても人は変わらなかった
これからも変わることはない
真理からは遠く、光を超える術すら手に入れられず、届く範囲のスペースで増えては滅ぶ
それが人間だ

導く必要はない。その価値もない

ならば

私は&font(#ff0000){“器”}になろう
}





&font(#ff0000){フル・フロンタル}とは『[[機動戦士ガンダムUC]]』に登場するキャラクター。


●目次
#contents

*【データ】
年齢:不明
出身:不明
所属:[[袖付き]]
階級:大佐
搭乗機:[[シナンジュ]]、[[ネオ・ジオング]](OVA)、[[フロンタル専用ギラ・ドーガ>ギラ・ドーガのバリエーション]]

CV:[[池田秀一]]


*【新生ネオ・ジオン「袖付き」の首魁】
[[シャア・アズナブル]]はU.C.0093に行ったアクシズ落下作戦が[[失敗>アクシズ・ショック]]に終わり機体もろとも消息を絶った。
元々シャアというカリスマにより再建された[[新生ネオ・ジオン]]軍は&font(#ff0000){シャア}という求心力を失った為急速に衰退。

だが…間もなくして、ひとりの人物によってネオ・ジオンは袖付きとして再び結束を取り戻す。
それを実現した彼こそ『&font(#ff0000){シャア}の再来』と謳われた仮面の男、&font(#ff0000){フル・フロンタル}である。


*【&bold(){&font(#ff0000){シャア}}の再来】
&font(#ff0000){フル・フロンタル}はかつて&font(#ff0000){シャア・アズナブル}が称されたと同じ&bold(){&font(#ff0000){赤い彗星}}という異名を持ち、卓越した操縦技術を誇る。
それはデブリ帯をシャアが編み出した&font(#ff0000){五艘飛び}の技術で後続機の&font(#ff0000){三倍のスピード}で突破し、[[ネェル・アーガマ]]を単機で攻撃不能に追い込んだことからも分かる。
NT−Dを発動させた[[ユニコーンガンダム]]とさえ、ユニコーンモード時を遥かに超えるその圧倒的な機動力や性能に目を見張りつつも、対等に渡り合うほどの技量を示した。
彼の乗機である[[シナンジュ]]はもちろん、[[ギラ・ドーガ]]やリバウといった彼の乗機もしくは彼の搭乗予定だった機体も彼の高い技術力によって性能を引き出されている(リバウはあくまで予定だが)。

また、交渉術にも長けており、[[ミネバ>ミネバ・ラオ・ザビ]]を[[人質]]に取ったエコーズ920部隊司令[[ダグザ・マックール]]にも隙を見せなかった。


*【&bold(){&font(#ff0000){シャア疑惑}}】
フルフロンタルとは『[[全裸>裸]]』、『丸裸』、『包み隠さない』と言う意味である。&font(#ff0000){[[機動戦士ガンダムさん]]ではシャアが丸裸になったりしてるがそれは関係ない。}
ファンからは「全裸」「マッパ」「[[フルチン]]」等と呼ばれるが、別に蔑称ではなく、上述の通り名前の由来準拠のあだ名である。
[[仮面を纏った>仮面の人(ガンダム)]]「[[袖付き]]」の首魁にして、『赤い彗星の再来』と云われる[[天才]]的パイロット。
搭乗機のMSN-06Sシナンジュで通常の3倍のスピードで[[ネェル・アーガマ]]へ接近する、&font(#ff0000){シャアと同じく赤がメインの機体に乗る}、[[前例>クワトロ・バジーナ]]と同じく声が池田秀一氏、
シャアとしか思えない言動など&font(#ff0000){シャア}を思わせる演出が為されており、「シャアは実は生きていて再び全人類を[[ニュータイプ>ニュータイプ(ガンダムシリーズ)]]にしようとしてるのでは」という疑惑を覚えるガノタもいた。

作中でもフロンタルがシャアなのか別人なのかは[[地球連邦>地球連邦(宇宙世紀)]]などはもちろん、彼のもとで動く袖付きすら知らないようで、[[バナージ>バナージ・リンクス]]はフル・フロンタルと面会した際に「あなたはシャアなのか」と訊ねている。

仮面を外した顔は&font(#ff0000){シャア}そっくりで、額には[[一年戦争]]時に[[アムロ>アムロ・レイ]]に付けられたと思しき傷跡もあるため、&font(#ff0000){シャア}疑惑が更に疑わしくなった。シャアと違うのはふっさふさの髪型のみ。
だが本人は自身がシャアである事を否定。シャアを「敗北者」だと称するが、一方で「彼ら(袖付きのメンバー)が望むならシャアになる」と述べている。
仮面も傷を隠すためではなくファッションでしていると述べている。

更に&font(#ff0000){シャア}の声優の池田秀一が&font(#ff0000){シャア}の生涯を語る番組『赤の肖像』で&font(#ff0000){シャア疑惑}を決定づけるような演出をしたためかなり確実な物になっていた。

一方で、シャアの[[ライバル]]である[[アムロ・レイ]]や、主人公であるバナージを全否定する、アンチシャア、ネガシャアとでも言うべき側面も持っている。
シャアの過去の発言すら否定する態度を見せており、

例:過ちについて

シャア:「&font(#ff0000){認めたくない}ものだな、自分自身の&font(#ff0000){若さ故の過ち}というものを」
↓
フロンタル「過ちを気に病む事はない。
&font(#ff0000){ただ認めて}、次への糧にすればいい。それが&font(#ff0000){大人の特権}だ」

このようにシャアの名言と類似しながらも相違点がある事から、本人の言うとおりシャアではない別人なのか、シャアが自身の過去を否定・抹消するためにフル・フロンタルを名乗っているのかは不明。
なお、作者の[[福井>福井晴敏]]氏いわく『“大人”であることをものすごく自覚的に武器として使う男』とのこと。

シャアらしい人物ではあるが未熟さや劣等感、苛立ち、そして希望や[[絶望]]といったある意味シャアらしい彼の人間らしさを見せることはほぼ皆無であり、
人間味あふれるシャアと比べるとまるで“シャア”を演じる[[ロボット]]のような無機質さや異質さを感じる人物で、
「敵」以外にも「[[ライバル]]」「もう一人の主人公」という言葉も当てはまるシャアに対し、「敵」という言葉しか当てはまらないキャラクターである。

&bold(){&font(#ff0000){※以下ネタバレ}}
#region
結論から言うとフル・フロンタルはシャア・アズナブルではない。
彼の正体はシャアを模した[[強化人間>強化人間(宇宙世紀)]](人工ニュータイプ)だった。
だから似ているのは当然であり、本人も意図的にシャアっぽく振舞っているが、別人なのは揺らがぬ事実である。

『[[U.C.>宇宙世紀(ガンダムシリーズ)]]シリーズ』に登場する強化人間の中では、作中で精神が安定していることが強調された『[[CCA>機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』の[[ギュネイ>ギュネイ・ガス]]以上に安定しており、
平時・戦闘時共に基本的には落ち着いた言動を取り、思考も明瞭で、特に「若さ」が目立つバナージとのやり取りでは「大人」を感じさせる。
が、実際の精神構造はある意味シリーズに登場する他の強化人間たちよりも歪である。

本物のシャアは[[第二次ネオ・ジオン抗争>機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]で宿敵のアムロと共に行方不明になったままであり、
リーダーを失い、烏合の衆と化したネオ・ジオン残党へのテコ入れの為に、影のスポンサーであったジオン共和国国防大臣モナハン・バハロが用意した強化人間こそフル・フロンタルだった。

額の傷やシャア本人にしか分からないことを彼が知っていた理由は、アクシズ・ショックによって流出したシャアの残留思念がフロンタルに宿ったためだと本人が語っている。
強化人間特有の不安定な精神状態でシャアの記憶を受け取ってしまった事でフロンタル本人の人格は侵食されてしまい、その結果どっちつかずの存在に成り果てた。


このように彼は外見や技術、カリスマそしてその意思ですら正しく&font(#ff0000){シャアの再来}であるが、
一方で彼に宿った残留思念はシャアそのものではなくシャアの&font(#ff0000){怨念}、
シャア的に見れば&font(#ff0000){落とし物}という断片であり、そのためいくらシャアらしく振る舞おうとも彼は本質的にはシャアになり得ない。

バナージが垣間見た「虚無」、ミネバが語ったシャアと違う「空っぽの人間」とはこのフロンタルの歪な人格を指しての言葉であり、
その成り立ちを考えれば、フロンタルはシャアを"模造した"人間ではなく、限りなくシャアに"近づいてしまった"人間といえる。
そのため、シャアの仮面(ペルソナ的な意味で)を外してしまえば『何者でもない』哀れな存在となってしまった彼を、バナージは「のっぺらぼう」と揶揄している。
(ただ、ミネバが多少は知っているシャアの本性も良くも悪くも彼とは違う方向にアレな人のために、ファンから違和感を覚えられやすい場面でもある。)
フロンタル自身も薄々自覚していたのか、バナージにその本性を指して「自分では何もしない、出来ないくせに他人を嗤う、シャアの皮を被った臆病な操り人形」と糾弾された際には、
何も言い返さず、無言のまま動揺と怒りの感情を示して彼に攻撃を仕掛けている。

自分をそのような無為な存在にしてしまった世界を恨んでもおり、
コロニー間が協力して地球圏を干上がらせる計画を指して言った「[[ニュータイプ>ニュータイプ(ガンダムシリーズ)]]を否定した人類への報い」という発言こそが彼の本音とバナージは感じている。


[[ラプラスの箱]]を巡る最終決戦では「箱」の中身を知り、その開放を望むミネバとバナージの前に、開放せずに利用するべきと主張して立ちはだかる。
バナージと論戦をしつつの銃撃戦では、例え強化人間であろうと致命傷と思われる頭部への銃撃を受けて流血したが、
死なないどころか平然と話を続けた後にシナンジュに乗り込むという人間離れした行動をしており、あまりの異質さにバナージは戦慄している。
フロンタルがシナンジュに搭乗した直後のバナージはまだ生身であったために、彼がユニコーンに乗る前に殺そうとするが、
自分を庇うためのガエルの命懸けの行動に感情を爆発させたバナージに応えたユニコーンが&bold(){自動で駆けつけ}、MS戦にもつれ込む。

ユニコーンとの一騎討ちでは、小破しているシナンジュでユニコーンを翻弄する卓越した操縦技術を見せつけるが、
ユニコーンの救援に[[バンシィ>ユニコーンガンダム2号機"バンシィ"]]とトライスターの[[ジェスタ]]2機が現れたことで戦況は一変。
「ナンセンス」と呟きつつ奮戦するも戦力差は覆せず、NT能力をフル活用し死者の力を借りたユニコーンガンダムのハイパービームトンファーを受けシナンジュは大破。
バナージに「君はもう、みんな(OT)のもとには帰れない」という呪いを残しつつ、フロンタルの魂は暗黒の中に消えた。

その後、フロンタルの遺体の入ったコクピットはバナージとの戦闘で自害を試みるもまだ死ねずに宇宙を漂っていた[[アンジェロ>アンジェロ・ザウパー]]の元に流れ着き、彼と共に凍結していった。


『機動戦士ガンダムUC』のその後を描いた作品『[[機動戦士ガンダムNT]]』では、当然死亡していることもあってフロンタルは登場はしないが、
メインの敵役である[[ゾルタン・アッカネン]]はフロンタルと同じく「シャアの再来」を期待して作られた強化人間の内、「失敗作」の烙印を押された人物であると設定されている。
また、劇中での乗機が全てフロンタルが乗った物のバリエーション機であるなど、出自以外にもフロンタルを意識したと思しき設定が用意されている。

#endregion


*【OVA】
細かい出自が変更されており、フロンタルは自身に宿ったシャアの霊体(後に批判を受け生き霊かもしれないに変更)に従って行動していたとされた。

最終決戦ではシナンジュをコアユニットにした巨大MA『ネオ・ジオング』を駆り、ユニコーンに乗るバナージ、バンシィ・ノルンに乗るリディと戦いを繰り広げる。
その中でユニコーンとネオ・ジオングのサイコ・フレームの共鳴を利用し、さまざま過去をバナージに垣間見せた。

最後は暗き闇が広がる未来を見せるが、諦めないバナージのユニコーンと触れたことで[[ララァ・スン]]、シャア・アズナブルの霊体と邂逅して役目の終わりを実感。
そんなフロンタルの精神状態とリンクしたかのように、直後にネオ・ジオングは崩壊。
フロンタルの代わりにシャアが「君に未来を託す」とバナージに告げた後、シャアの怨念はシャアに戻り、ララァ、アムロの霊体と共にいずこかへと去って行った。

この結末は監督の古田氏のフロンタルも送り出す大人として決着させたいという思いと、[[声優>声優(職業)]]の池田氏の彼を成仏させたいという思いを、
原作者でOVAのストーリー監修の福井氏が聞き考えを改めたためであるということ。
(ただし、シャアやアムロの扱いや原作にあったメカアクションシーンの削減によって小説版以上に激しい[[賛否両論]]が巻き起こることになった…%%批判どうこうの前に妙にずっと存在し続けている上に最後も成仏していなさそうだし%%)
そのため亡霊として暗黒に帰った原作の彼と違い、OVAのフロンタルはバナージに未来を託して怨念から解放されることができたのだろう。


ちなみに[[ゲーム]]作品などに出演すると、空っぽだからか彼個人にはあまり言及されず、何かにつけて「シャアじゃない」みたいなことを全方向から言われたりする。
自業自得だけどちょっとかわいそうな扱いである。
[[SDガンダムバトルアライアンス]]では「ガンダムのみのクロスオーバー」「それぞれのキャラは原作の世界から一時的にゲーム作中世界に集まって戦う」という設定のため
逆シャアの時点のアムロがフロンタルとバナージと会話した際に
「奴の言うことは''間違っていないが、正しいというわけでもない''」(だからバナージは深く受け止めようとするな)という地味に的確な分析をしていたりする。

またその厄介な立場と厄介なシャアの考えによって高い能力を得ると同時にとても厄介な人物になり果ててしまったと言えるのだが、
作中での物腰・発言・能力などから、スポンサーの影響とネオ・ジオンのトップ辺りの要素がなければむしろ有能でまともな人物だったのでは?と感じる人もいる。
少なくともただの技術士官やパイロットとしてならありえない程の才能を見せており、何かを教えるなどの行動も得意そうである。



*【[[スーパーロボット大戦シリーズ]]において】
『[[第3次スーパーロボット大戦Z]]』にてガンダムUCの参戦とともに登場。こちらはシャアの[[影武者]]という設定になっているが……?
&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){その正体は平行世界のシャアの記憶を受け継いだ人間であり、もう一人の特異点である。&br()物語終盤に「真の赤い彗星」を名乗り、自らに刻まれたシャアの記憶の元にアクシズ落としを決行するが、&br()Z-BLUEとそれに加担したシャア、そして彼の想いに共感したネオ・ジオンの兵士(+ギュネイ)によって阻止される。&br()天獄篇では、ネオ・ジオンの事実上の総帥になりアマルガムや偽のミネバを率いてスペースノイドによる人類統率を狙うなど、かなり醜悪な行動が見られている。&br()また、レイの口からZシリーズでの一年戦争末期に作られたシャアのクローンに並行世界のシャアの思念が入り込んだという設定が明らかになった。&br()その出自もあってか「君の生まれの不幸を呪いたまえ」「そういう言い方は嫌いですな…。大人っぽくて」&br()「(シャアと同じセリフだが明らかに細かい演技が違う)アクシズ、行け! 忌まわしい記憶と共に!」&br()「だが、この暖かさを持った人間が感情を制御しきれず、自滅の道を歩んでいる……ならば、よりよき世界に導く指導者が必要になる!」など数々の台詞をオマージュした形で伏線を撒いたり、シャアの負の部分を担当し、プレイヤーを動揺させた。}}}

『[[スーパーロボット大戦BX]]』では、[[宇宙世紀>宇宙世紀(ガンダムシリーズ)]]ガンダムが『UC』のみの参戦になっているせいもあってか、自軍との因縁があまりないため、やや影が薄い。

『[[スーパーロボット大戦V]]』では第3次Zとは逆に、アムロや[[カミーユ>カミーユ・ビダン]]から「お前はシャアじゃない。シャアの呪縛を断ち切れ」と説得され、改心。バナージと完全に和解する。
最終的にネオ・ジオングに搭乗して地球艦隊・天駆に合流するという大きなサプライズとなった。

ちなみに、&bold(){ステータス画面ではフロンタルの正体をバラしているともとれる記述があったりする}。確かに設定上はああするしか無いわけだが…(ついでに言うと[[前例>ラウ・ル・クルーゼ]]がないわけでもなかったり)

#center(){
カラになったこの身体に人の総意を引き受け、彼らが願うところを願うとしよう

&font(#008000){“ニュータイプ”}
&font(#008000){可能性}はもう&font(#800080){要らない}

無為な存在ならそれに相応しく、小さく自足できる環境をくれてやろう

……おかしなものだ
これではまるで、復讐を誓っているようではないか

誰の為の復讐だ?
&font(#ff0000){シャア}……?
それもいい

人がそう望むなら、&font(#ff0000){私はシャアになろう}

&font(#ff0000){『フル・フロンタル』}
&font(#ff0000){“赤い彗星”の再来}

&font(#ff0000){響きは悪くない。可能性を捨てた人類には似合いの響きだ}

&font(#ff0000){永遠の縮小再生産と、その果ての閉塞}

&font(#ff0000){準備は整っている}

&font(#ff0000){見せてもらおうか}
&font(#ff0000){新しい《ガンダム》の性能とやらを!}
}


[[夜のテンション]]を気に病むことはない。
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