&font(#6495ED){登録日}:2012/09/24(月) 22:50:38 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- [[ポケットモンスター]]シリーズに登場する[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]。 *&font(#ff69b4){○ベロリンガ} **・データ なめまわしポケモン ぜんこくずかん:No.108 たかさ:1.2m おもさ:65.5kg タイプ:[[ノーマル>ノーマルタイプ(ポケモン)]] [[タマゴ>タマゴ(ポケモン)]]グループ:かいじゅう せいべつ:♂50♀50 英語名:Lickitung ・[[特性>特性(ポケモン)]] どんかん([[メロメロ>メロメロ(ポケモン)]]、ちょうはつ、ゆうわくを無効化) マイペース(こんらん状態にならない) ・[[隠れ特性>隠れ特性(ポケモン)]] ノーてんき(全てのポケモンの天候の影響を無効にする) ・[[種族値]] HP:90 こうげき:55 ぼうぎょ:75 とくこう:60 とくぼう:75(初代のみ60) すばやさ:30 ごうけい:385 [[努力値]]:HP+2 ずんぐりした体と、自分の身長より長いベロを持つ。 このベロは普段は[[カメレオン>カクレオン]]のように体の中に収納しており、まるで手足のように自由自在に動かせる。 食事はもちろん戦う時等にも器用に使いこなす。 **・アニメでのベロリンガ 一時期[[ムサシ>ムサシ(ポケモン)]]の手持ちとなっていたが、後に[[ジョウト>ジョウト地方(ポケモン)]]編であのポケモンと交換される… #center(){&font(#008cff){\[[ソーナンス]]!/}} **・ゲーム、対戦でのベロリンガ 初代の[[赤・緑>ポケットモンスター 赤・緑]]から登場している古参ポケモン。 しかしこの時代はゲーム内での通信交換でのみ入手できたレアポケモン。因みにNNは「なめぞう」。 青・[[ピカチュウ]]版では野生でも登場するようになり、入手難易度および希少価値は下がった。 ただ、出現する場所は青版はサファリゾーン、ピカチュウ版はハナダの洞窟最深部で、どちらも極稀にしか遭遇しない為、交換の方が手っ取り早い。 しかし種族値は良くも悪くもバランス型で、すばやさが極端に低い。 しかも同じノーマル単には[[ケンタロス]]、[[ガルーラ]]、[[カビゴン]]、[[ラッキー>ハピナス]]、[[ピクシー>ピクシー(ポケモン)]]といった強豪が存在するため、ベロリンガにお呼びがかかる事は少なかった。 時は流れて第四世代のダイヤモンド・パール。次世代機NintendoDSへとハードが移行すると共に、ベロリンガもターニングポイントを迎えた。 「厳選。それは、同じ事を繰り返し行い、 違う個体値を予期すること」 #right(){−ベロベルト・アインシュタイン} *&font(#ff69b4){○ベロベルト} **・データ なめまわしポケモン ぜんこくずかん:No.463 たかさ:1.7m おもさ:140.0kg タイプ:ノーマル 英語名:Lickilicky ・特性 どんかん(メロメロ、ちょうはつ、ゆうわくを無効化) マイペース(こんらん状態にならない) ・隠れ特性 ノーてんき(全てのポケモンの天候の影響を無効にする) ・種族値 HP:110 こうげき:85 ぼうぎょ:95 とくこう:80 とくぼう:95 すばやさ:50 ごうけい:515 努力値:HP+3 「ころがる」を覚えている状態でレベルアップするという特殊な条件下で進化するベロリンガの新たな姿。 地面にまで届いていたベロは短くなり、体がもっと丸くなった。 名前の由来はあの「あっかんべー」をした写真で有名な&font(#ff0000){アルベルト}・アインシュタインと思われる。 ([[ディアルガvsパルキアvsダークライ>劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ]]でも[[山ちゃん>山寺宏一]]演じるアルベルトなる人物が手持ちのベロベルトと合体してしまい、 「ベロベルトさん」と[[ロケット団>ロケット団(ポケモン)]]に呼ばれ&bold(){&font(#ff69b4){「ちがーう!アルベルトだ!!」}}と返すシーンがある) **・ゲームでのベロベルト 初登場した[[DP>ポケットモンスター ダイヤモンド・パール]]では[[シンオウ>シンオウ地方(ポケモン)]]図鑑完成後に起こるベロリンガの大量発生を待たなければ登場しない為、普通に進めていればストーリー攻略で使う機会は無い。 鳴き声が生々しい。 プラチナではベロリンガがクリア前でも入手できるようになった。[[HGSS>ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー]]ではなんと[[ジョウト>ジョウト地方(ポケモン)]]図鑑に新しくベロベルトが組み込まれている。 [[BW2>ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2]]では揺れる草むらから時々野生で現れるようになった。 **・対戦でのベロベルト 相変わらず鈍足ではあるが進化した事で耐久周りの種族値が大幅に強化され、幾分もタフになった。 「10まんボルト」「れいとうビーム」「だいもんじ」「きあいだま」と、 同じく初代からの同期組の進化系である[[ブーバーン]]、[[エレキブル]]並の攻撃範囲を獲得。 高い耐久を生かして「のろい」を積む戦法も可能。 物理技も特殊技と同等以上に豊富で一致技の「おんがえし」「[[じしん>じしん(ポケモン)]]」や三色パンチは元より、 「[[はたきおとす>はたきおとす(ポケモン)]]」「アームハンマー」「いわなだれ」「ドラゴンテール」「パワーウィップ」と [[サブウェポン>サブウェポン(ポケモン)]]が豊富なポケモンが多いノーマルタイプの中でもトップクラスの芸達者。 しかし、最大の売りはタイプ一致で「[[だいばくはつ>じばく/だいばくはつ(ポケモン)]]」を使える点であろう。 一応[[ドーブル>ドーブル(ポケモン)]]もタイプ一致でだいばくはつを使えるが、攻撃種族値20なので論外。 [[カビゴン]]は「だいばくはつ」を覚えられず、「じばく」なら覚えられる。 ベロベルトの攻撃種族値から放たれるこれは攻撃160を誇る[[ケッキング]]の「ギガインパクト」にも匹敵する威力になる。 さらに「だいばくはつ」は[[第四世代>世代(ポケモン)]]まで相手の防御を半減…そこにそんな威力の攻撃を叩き込まれればどんなポケモンであれ、ほぼ確実に沈む。 欠点としてはノーマル単というタイプ上、上手く弱点を突かないとサブウェポンの火力が低くなりがちな事か。 「はらだいこ」によって一気に火力を高める事も出来るが、50という低いすばやさによって相手に先手を取られやすくなっている為安定しない。 さらに第五世代・[[BW>ポケットモンスター ブラック・ホワイト]]では最大の武器であった「だいばくはつ」が弱体化。 アイデンティティを失ったベロベルトは、対戦の場から姿を消した… 「レベルアップで学んだことを一切忘れてしまった時に、なお残っているもの、それこそ遺伝だ」 #right(){−ベロベルト・アインシュタイン} …かに思われた。 ポケモン創世期からシリーズを見つめてきたベロリンガは、まだ諦めていなかった。 隠れ特性「ノーてんき」習得である。 この特性はベロリンガが使えるようになるまで、持っているのは一般ポケモンでは[[ゴルダック]]のみであった。 しかしゴルダックはないわけではないがあるわけでもない、あくまでもフツーな耐久力故に相手を予め想定したピンポイントな運用になりがち。 ベロベルトは高い耐久力を生かし、ゴルダックより受ける範囲を広く取れるのがポイント。 ガチ環境で使用率の高い[[バンギラス]]は「きあいだま」、後続の[[ガブリアス]]は一致「げきりん」さえも耐え抜いて「れいとうビーム」で潰す事が出来る。 ただ火力ではゴルダックに負ける為一長一短だろうか。 「だいばくはつ」を強化する「ノーマルジュエル」は[[XY>ポケットモンスターX・Y]]で弱体化したが、[[SM>ポケットモンスター サン・ムーン]]ではZ技として使うことが可能となり強化される。 こちらは一発目は威力が&bold(){200}まで強化される上にその時点ではロストしないため二発目を可能とジュエル時代以上に強力な切り札となった。 しかし、SMから登場した同タイプでより攻撃と素早さが高い[[シルヴァディ]]でも同じことができるため、爆発一辺倒の戦略は見直すべき時かもしれない。 一応シルヴァディの[[ゴースト>ゴーストタイプ(ポケモン)]]対策「かみくだく」に対してこちらは「はたきおとす」が使え、「ドラゴンテール」で強制交代も可能等の違いはある。 ベロリンガはというと、「[[しんかのきせき>しんかのきせき(ポケモン)]]」との相性がそこまで良いわけではないため、対戦環境に復帰するような事はなかった。 しかし、[[リトルバトル>リトルバトル(ポケモン)]]では爆発こそできないが、元・無進化扱いだけあって高い耐久力、豊富な積み技や攻撃技等で活躍が見込める。 ポケモンシリーズが始まって十数年…看板ポケモンである[[ピカチュウ]]を除いて、 赤・緑からの古参は[[カントー>カントー地方(ポケモン)]][[御>フシギバナ]][[三>リザードン]][[家>カメックス]]さえも今のチビッ子には彼らがいかに凄いポケモンであったか、その認知度が低くなってきている。 ましてベロリンガは、登場当初はケンタロスやガルーラの影に隠れ決してメジャーな存在とは言えなかった。 だが彼(彼女)も間違いなくこれまでのポケモンシリーズを支えつづけた功労者の1人(1匹)である。 新世代に入り、ようやく日の目を浴びるようになったこのポケモンを、この項目を見ているアニヲタ諸兄も一度使ってあげてはいかがだろうか。 「私は種族値が良いわけではない。ただ他のポケモンよりも長い時間、ポケモンシリーズと向き合うようにしているだけである」 #right(){−ベロベルト・アインシュタイン} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - BW2のチェレン(PWT)とか、ポケスペのダイヤが使ってるので使ってるのが妙に好きだったりする。 -- 名無しさん (2013-11-10 19:46:55) - 映画のベロベルト@男爵が山ちゃんのいい声で「ジャイロボ~~~ル!!!」って叫びながら突撃するシーンが素敵すぎた。自分がポケモンになって直前まで戸惑ってた割には、結構ノリがいい -- 名無しさん (2014-01-15 17:18:27) - うちの特殊型ベロベルトは大文字や波乗りで、意外な相手を流してくれる。 -- 名無しさん (2014-01-15 17:24:40) - ダブルで見方のトリルからのいばる連発で鬼神の如く活躍できるぞ -- 名無しさん (2014-02-11 08:48:52) - 昔から疑問だったのだが、この子って体毛生えてるのかな?哺乳類寄りなのか、爬虫類寄りなのかがわからない -- 名無しさん (2014-04-13 17:11:44) - ほとんど攻撃に振らなくても大爆発の威力はそこそこあるから最後っペぐらいには使える -- 名無しさん (2014-08-21 07:52:43) - 流石にアインシュタイン元ネタはこじつけじゃなかろうか -- 名無しさん (2014-09-07 06:16:12) - 大爆発弱体化だけならまだしも最強の大爆発使いの座すらも追われた模様 -- 名無しさん (2015-03-30 02:07:47) - エメラルドの教え技でころがるが使える模様 -- 名無しさん (2015-03-30 09:03:17) - アルベルトの手持ちがベロベルトになったんだから、少なくとも意識はしてるんじゃない?これ以上掘り下げる必要も無いネタだとは思うけどね。 -- 名無しさん (2015-03-30 09:32:25) - ムサシのソーナンスと交換されていろんな意味で人生が変わったなあのベロリンガは。 -- 名無しさん (2015-04-03 18:36:39) - 検索用タグがやたら削除されまくってるのは何故だろう -- 名無しさん (2017-07-03 18:31:25) - 誰だよノーマルジュエル廃止とか書いた奴。XYでもORASでもSM/USUMでも拾えるぞ? -- 名無しさん (2018-05-17 11:08:50) #comment #areaedit(end) }