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ベロリンガ/ベロベルト

登録日:2012/09/24 Mon 22:50:38
更新日:2026/06/21 Sun 11:44:45
所要時間:約 7 分で読めます





舌が身長の2倍もある。エサを取ったり攻撃をしたりとまるで手のように動かせる。

ポケットモンスターシリーズに登場するポケモン


○ベロリンガ


・データ

なめまわしポケモン
ぜんこくずかん:No.108
たかさ:1.2m
おもさ:65.5kg
タイプ:ノーマル
タマゴグループ:かいじゅう
せいべつ:♂50♀50

英語名:Lickitung

どんかん(メロメロ、ゆうわく、ちょうはつ、特性・いかく無効化)
マイペース(混乱しない。特性・いかくを受けない)

ノーてんき(全てのポケモンの天候の影響を無効にする)

HP:90
攻撃:55
防御:75
特攻:60
特防:75(初代のみ60)
素早さ:30
合計:385

努力値:HP+2

ずんぐりした体と、自分の身長より長いベロを持つ。
このベロは普段はカメレオンのように体の中に収納しており、まるで手足のように自由自在に動かせる。
食事はもちろん戦う時等にも器用に使いこなす。


・アニメでのベロリンガ

一時期ムサシの手持ちとなっていたが、後にジョウト編であのポケモンと交換される…




・ゲームでのベロリンガ

初代の赤・緑から登場している古参ポケモン。
しかしこの時代はゲーム内での通信交換でのみ入手できたレアポケモン。因みにNNは「なめぞう」。
青・ピカチュウ版では野生でも登場するようになり、入手難易度および希少価値は下がった。
ただ、出現する場所は青版はサファリゾーン、ピカチュウ版はハナダの洞窟最深部で、どちらも極稀にしか遭遇しない為、交換の方が手っ取り早い。
あとなぜか二世代に入るまでしたでなめるを覚えなかったりする
しかし、入手したところで種族値は御三家の中間形態以下で覚える技も「たたきつける」や「いやなおと」とやる気が感じられず、自力習得技だけではシナリオ攻略用にも使いづらい。
コイツに比べればラッタが強ポケに見えるぐらい。
幸いれいとうビームやじしん、10まんボルト、だいもんじなどわざマシンは多彩に覚えられる傾向にあるので、低めの種族値を技の多さでカバーすることは可能。
数少ない「いあいぎり」のタイプ一致での使い手だったり、なぜか「なみのり」を覚えたりもするため秘伝要員としてもなかなか。

金・銀・クリスタルでは44番道路に生息している。
この世代では3色パンチのほかシャドーボールをわざマシンで覚えられるようになったので、ゴーストタイプ相手にも果敢に立ち向かえる。

ポケモンXDではダークポケモンとして登場。XD限定の「てだすけ」を覚えている。このほか「すてみタックル」、「まるくなる」、「ころがる」を覚え、まるころ戦法が出来るのは強く、一致技も強力な技なので反動を気にしなければ十分このままでも使っていけれる。

第四世代以降はレベルでパワーウィップを覚えるようになった。これによりわざマシンに頼らずともいわタイプを処理しやすくなった。

意外かもしれないがこの時点では攻撃より特攻の方が数値がわずかに大きい。ベロベルトになると逆転するが。

レンタルポケモン

【ポケモンスタジアム2】
イエロー:メガトンパンチ/ふみつけ/ちょうおんぱ/つるぎのまい
97:メガトンキック/じしん/10まんボルト/ちょうおんぱ
99:メガトンキック/ものまね/いやなおと/ちょうおんぱ
城:のしかかり/じしん/いやなおと/ちょうおんぱ
ウルトラ:のしかかり/じしん/ふぶき/かみなり

イエローカップでは一致技しか攻撃技がないものの、「つるぎのまい」で強化する事が出来るので、積んだ後に使えばかなりの火力で相手に叩き込める。
99カップとジムリーダーのしろでは「いやなおと」+「ちょうおんぱ」コンボが使える。ジムリーダーのしろの方は他の技が「のしかかり」と「じしん」とかなり使いやすい技を搭載しているのでこちらの型の方が強力か。ウルトラカップは「のしかかり」、「じしん」のほか、「ふぶき」、「かみなり」を覚えており、相手の弱点をいろいろと突きやすく、一致「のしかかり」も十分強力。

【ポケモンスタジアム金銀】
共通:はかいこうせん/シャドーボール/なみのり/ちょうおんぱ

一致技が「はかいこうせん」なので高威力だが反動の分、安定はしない。反動ターンを見込んで「ちょうおんぱ」を仕掛けたい。反動ターンの際に相手が自傷ダメージを受けてくれれば結果オーライである。
いわタイプなどには「なみのり」、ゴーストタイプには「シャドーボール」で弱点を突こう。

【エメラルド】
型1:オボンのみ:きまぐれHA:たたきつける/かわらわり/どろかけ/したでなめる
型2:クラボのみ:いじっぱりABD:のしかかり/じしん/シャドーボール/いわなだれ

共にフルアタ型。型1はそこそこの威力がある安定した技が「かわらわり」くらいしかないが、型2は技が一気に強化されている。

【プラチナ・HGSS】
カゴのみ:いじっぱりHA:ひみつのちから/がんせきふうじ/したでなめる/いやなおと

バトルフロンティアは室内にあたるので「ひみつのちから」はまひ状態にさせる事がある効果となる。
「したでなめる」でも同じことは出来るが、可能なら「ひみつのちから」を優先したい。

とまぁ、本編ではこんな感じの活躍っぷりだが、むしろ、一部の1~2世代のプレイヤーとっては本編よりもポケモンスタジアムで寿司食ってるポケモン」のイメージが強い人も多いかもしれないが。詳しくは該当記事にて。

\へいらっしゃい!!/
\ア゛ッ!!/
\ヒェ゛ー!!/


・対戦でのベロリンガ

種族値はこれといって突出したものがない上、すばやさが極端に低い。
「まきつく」「つるぎのまい」「カウンター」「じわれ」といった特徴的な技はあるものの、上手く活かせるスペックがなかったのが実情。
しかも同じノーマル単にはケンタロスガルーラカビゴンラッキーピクシーといった強豪が存在するため、ベロリンガにお呼びがかかる事は少なかった。

第二世代は特にカビゴン全盛期であり、火力と耐久力で劣るベロリンガにとって中々に厳しい環境であった。第一世代からだって?
進化後のベロベルトとは異なり「だいばくはつ」を使えず、差別化できる技は「つるぎのまい」程度。











時は流れて第四世代ダイヤモンド・パール。次世代機ニンテンドーDSへとハードが移行すると共に、ベロリンガもターニングポイントを迎えた。














厳選。それは、同じ事を繰り返し行い、 違う個体値を予期すること

−ベロベルト・アインシュタイン













○ベロベルト


ぐんぐん伸びるベロをなんにでも巻きつける。うかつに近寄るとだえきでべとべとにされてしまう。

・データ

なめまわしポケモン
ぜんこくずかん:No.463
たかさ:1.7m
おもさ:140.0kg
タイプ:ノーマル

英語名:Lickilicky

  • 特性
どんかん(メロメロ、ゆうわく、ちょうはついかくを無効化)
マイペース(混乱しない。いかくを受けない)


  • 隠れ特性
ノーてんき(全てのポケモンの天候の影響を無効にする)

  • 種族値
HP:110
攻撃:85
防御:95
特攻:80
特防:95
素早さ:50
合計:515

努力値:HP+3

「ころがる」を覚えている状態でレベルアップするという特殊な条件下で進化するベロリンガの新たな姿。
地面にまで届いていたベロは短くなり、体がもっと丸くなった。
名前の由来はあの「あっかんべー」をした写真で有名なアルベルト・アインシュタインと思われる。

ディアルガvsパルキアvsダークライでも山ちゃん演じるアルベルトなる人物が手持ちのベロベルトと合体してしまい、「ベロベルトさん」とロケット団に呼ばれ「ちがーう!アルベルトだ!!」と返すシーンがある)


・ゲームでのベロベルト

初登場したDPtではシンオウ図鑑完成後に起こるベロリンガの大量発生を待たなければ登場しない為、普通に進めていればストーリー攻略で使う機会は無い。
鳴き声が生々しい。
プラチナではベロリンガがクリア前でも入手できるようになった。HGSSではなんとジョウト図鑑に新しくベロベルトが組み込まれている。

BW2では揺れる草むらから時々野生で現れるようになった。

レンタルポケモン

【プラチナ・HGSS】
型1:カゴのみ:しんちょうHA:おんがえし/じしん/はらだいこ/ねむる
型2:たつじんのおび:ひかえめHC:れいとうビーム/10まんボルト/なみのり/シャドーボール
型3:ラムのみ:ゆうかんHA:おんがえし/ジャイロボール/のろい/ねむる
型4:のんきのおこう:いじっぱりHA:のしかかり/だいばくはつ/じしん/パワーウィップ

型1ははらだいこ型。半分失った体力は「ねむる」で回復でき一度だけなら「カゴのみ」ですぐにリカバリーできる。
型2は一致技が無い特殊アタッカー型。「たつじんのおび」は持っているので相手の弱点を突ければダメージは大きい。
型3はのろい型。やる事は型1と似ているがこちらは「ラムのみ」なので眠る前に別の状態異常にかかるとすぐに起きれないので注意したい。
型4はベロベルトの本気型。一致「だいばくはつ」で相手を撃破したいところ。但しこちらがラス1の状況で使うと負けが確定するのでそうなったら「だいばくはつ」は使わないほうが吉。
尚、敵として出てきた場合は最悪級であり、こいつの「のんきのおこう」は敵の時に限って矢鱈発動する。命中100%の攻撃をさらりと躱して手痛い反撃を叩き込んでくるその様は理不尽以外の何物でもない。そして自分で使うとさっぱり回避しない。
おまけにHPが危なくなると即座に大爆発してくる。H振りなので火力がないと倒しきれない事も多いと、拘りムクホークに並んで相手をしたくないポケモンである。

【BW2】
型1:オボンのみ:むじゃきHBC:れいとうビーム/10まんボルト/さきどり/じこあんじ
型2:ヨプのみ:いじっぱりHABD:ジャイロボール/のろい/ねむる/ねごと
型3:たべのこし:しんちょうHD:おんがえし/ジャイロボール/のろい/ねむる
型4:のんきのおこう:いじっぱりHA:のしかかり/だいばくはつ/じしん/パワーウィップ

型1は一致技が無い特殊型。一応「さきどり」で運が良ければノーマル技をコピーできる可能性はあるが。「じこあんじ」は相手が積み技を使いだしたらタイミングを見計らってコピーしたい。ダブルバトルで味方のステータスをコピーするのもいい。
型2はねむねごのろい型だが、よく見ると努力値配分が特攻と素早さ以外の4箇所も振っている特殊なステータス。
型3と型4はバトルファクトリーからの流用。但し型3の持ち物は「たべのこし」に変更されたため、眠っている間にもじわじわ回復するようになり、結果的に強化されている。

【USUM】
型1:たつじんのおび:ひかえめHC:だいもんじ/ふぶき/かみなり/だくりゅう
型2:ノーマルZ:しんちょうHD:パワーウィップ/ころがる/さきどり/まるくなる
型3:せんせいのツメ:いじっぱりHA:のしかかり/アームハンマー/しねんのずつき/はたきおとす
型4:ノーマルZ:いじっぱりHA:だいばくはつ/アームハンマー/ぶんまわす/ドラゴンテール

BW2→USUMに続投したレンタルポケモンは大抵どれかしらは型が流用されていたりすることが多いのだが、ベロベルトは続投にあたり全ての型がリニューアルした。
型1はやっぱり一致技の無い特殊アタッカー型。「たつじんのおび」で相手の弱点を突いていければダメージは大きい。
型2はノーマルZを活かした型。「さきどり」で素早さをぐーんと上昇+相手のZワザの跳ね返しがメインとなるだろうが、あえて「まるくなる」をZ化させて「ころがる」の命中率を上げてまるころを成功させやすくする戦法に出てもいい。
型3は「のしかかり」で麻痺らせ、「しねんのずつき」でまひるみを狙う型。相手が厄介な持ち物を持ってるのなら「はたきおとす」ではたき落としたいがZクリスタルやメガストーンははたき落とせないので注意。
型4は型2と同様のノーマルZ型だが、こちらは「だいばくはつ」をZ化させることで「ウルトラダッシュアタック」が確実に撃てる。撃ったら一致「だいばくはつ」で〆るのもいい。


・対戦でのベロベルト

相変わらず鈍足ではあるが進化した事で耐久周りの種族値が大幅に強化され、幾分もタフになった。

10まんボルト」「れいとうビーム」「だいもんじ」「きあいだま」と、同じく初代からの同期組の進化形であるブーバーンエレキブル並の攻撃範囲を獲得。
高い耐久を生かして「のろい」を積む戦法も可能。

物理技も特殊技と同等以上に豊富で一致技の「おんがえし」「じしん」や三色パンチは元より、「はたきおとす」「アームハンマー」「いわなだれ」「ドラゴンテール」「パワーウィップ」とサブウェポンが豊富なポケモンが多いノーマルタイプの中でもトップクラスの芸達者。

しかし、最大の売りはタイプ一致で「だいばくはつ」を使える点であろう。
一応ドーブルもタイプ一致でだいばくはつを使えるが、攻撃種族値20なので論外。
カビゴンは「だいばくはつ」を覚えられず、「じばく」なら覚えられる。
ベロベルトの攻撃種族値から放たれるこれは攻撃160を誇るケッキングの「ギガインパクト」にも匹敵する威力になる。

さらに「だいばくはつ」は第四世代まで相手の防御を半減…そこにそんな威力の攻撃を叩き込まれればどんなポケモンであれ、ほぼ確実に沈む。

欠点としてはノーマル単というタイプ上、上手く弱点を突かないとサブウェポンの火力が低くなりがちな事か。
「はらだいこ」によって一気に火力を高める事も出来るが、50という低いすばやさによって相手に先手を取られやすくなっている為安定しない。

さらに第五世代・BWでは最大の武器であった「だいばくはつ」が弱体化。
アイデンティティを失ったベロベルトは、対戦の場から姿を消した…






レベルアップで学んだことを一切忘れてしまった時に、なお残っているもの、それこそ遺伝だ

−ベロベルト・アインシュタイン













…かに思われた。



ポケモン創世期からシリーズを見つめてきたベロリンガは、まだ諦めていなかった。

隠れ特性「ノーてんき」習得である。

この特性はベロリンガが使えるようになるまで、持っているのは一般ポケモンではゴルダックのみであった。
しかしゴルダックはないわけではないがあるわけでもない、あくまでもフツーな耐久力故に相手を予め想定したピンポイントな運用になりがち。

ベロベルトは高い耐久力を生かし、ゴルダックより受ける範囲を広く取れるのがポイント。
ガチ環境で使用率の高いバンギラスは「きあいだま」、後続のガブリアスは一致「げきりん」さえも耐え抜いて「れいとうビーム」で潰す事が出来る。
ただ火力ではゴルダックに負ける為一長一短だろうか。

「だいばくはつ」を強化する「ノーマルジュエル」はXYで弱体化したが、SMではZワザとして使うことが可能となり強化される。
こちらは一発目は威力が200まで強化される上にその時点ではロストしないため二発目を可能とジュエル時代以上に強力な切り札となった。
しかし、SMから登場した同タイプでより攻撃と素早さが高いシルヴァディでも同じことができるため、爆発一辺倒の戦略は見直すべき時かもしれない。
一応シルヴァディのゴースト対策「かみくだく」に対してこちらは「はたきおとす」が使え、「ドラゴンテール」で強制交代も可能等の違いはある。

剣盾ではまさかの「だいばくはつ」没収という憂き目にあう。さらに、癖の少ない「おんがえし」に至っては技そのものが登場していない。「じばく」は習得できるのでそちらを。

BDSPでは「だいばくはつ」のわざマシンが登場した為久々に爆ぜられるようになった。
シルヴァディもいないのでまたもや一致大爆発がべロベルトの特権に。




ベロリンガはというと、「しんかのきせき」で耐久力こそそれなりの数値になるものの補助技が貧弱なため対戦環境に復帰する事はなかった。
しかし、リトルバトルでは爆発こそできないが、元・無進化扱いだけあって高い耐久力、豊富な積み技や攻撃技等で活躍が見込める。

ポケモンシリーズが始まって十数年…看板ポケモンであるピカチュウを除いて、赤・緑からの古参はカントー御三家さえも今のチビッ子には彼らがいかに凄いポケモンであったか、その認知度が低くなってきている。

ましてベロリンガは、登場当初はケンタロスやガルーラの影に隠れ決してメジャーな存在とは言えなかった。
だが彼(彼女)も間違いなくこれまでのポケモンシリーズを支えつづけた功労者の1人(1匹)である。
新世代に入り、ようやく日の目を浴びるようになったこのポケモンを、この項目を見ているアニヲタ諸兄も一度使ってあげてはいかがだろうか。



私は種族値が良いわけではない。ただ他のポケモンよりも長い時間、ポケモンシリーズと向き合うようにしているだけである

−ベロベルト・アインシュタイン


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最終更新:2026年06月21日 11:44