「笑う標的(高橋留美子)」の編集履歴（バックアップ）一覧に戻る
笑う標的(高橋留美子) - (2023/02/13 (月) 09:22:49) のソース
&font(#6495ED){登録日}：2011/02/17 (木) 21:46:48
&font(#6495ED){更新日}：&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}：約 1 分で読めます
----
&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
----
『笑う標的』とは、[[高橋留美子]]原作の読み切り[[漫画]]作品、およびそれを元にしたOAV。
▽目次
#contents()
*〇概要
高橋留美子の初期作品の中でも数少ないシリアス系の作品で、&font(#0000ff){女の情念}をテーマにしたホラー。
初版は「週刊少年サンデー 1983年立春増刊号」に掲載。
その後、単行本「高橋留美子短編集 るーみっくわーるど1」(1984)および「高橋留美子傑作短編集2」(1995年)に収録されている。
1987年にはOVA『るーみっくわーるど』の第3弾としてアニメ化された。
*〇あらすじ
梓には6歳の時に親が決めた許嫁・譲がいた。
それから10年後、唯一の肉親である母親が亡くなった梓は、許嫁の譲を頼って一人上京してきた。
だがすでに譲には彼女がいて、それに嫉妬した梓は…。
許嫁への異常な執着心により呼び寄せられた「&font(#800080){魔}」と、それにとりつかれた女性の話。
*〇登場人物
■志賀譲
CV:塩屋翼
志賀家の分家の息子で弓道部部長。
同じ弓道部の里実と付き合っており、梓との許嫁の件は昔の話だと大して気にしていなかった。
■志賀梓
CV:[[鶴ひろみ]]
志賀本家の一人娘。[[ヤンデレ]]な美人。
ずっと譲のことだけを想い続けていたため、他の男と付き合ったことはおろか話をしたことすらない。
譲への強すぎる想いが「&font(#800080){魔}」を呼び寄せてしまう。
高橋留美子作品のヒロインは総じて気が強いキャラが多い中、本作の梓のようなキャラは珍しいといえる。
■里美
CV:松本伊代
譲の彼女。
梓に邪魔者と見なされ、散々な仕打ちを受ける。
本作最大の被害者。
■梓の母
CV:沢田敏子
志賀本家の家長。下の名は不明。
梓と譲が幼かった頃、二人の婚約を(強引に)決めたのもこの人。
彼女の死を切っ掛けに、梓は譲の家に引き取られる事になる。
■譲の父
CV:平井隆博
同じく下の名は不明。
梓の母は彼の姉に当たるが、彼自身は志賀本家を継ぐつもりは無い模様。
■&font(#800080){魔}
正体不明の存在。
作中では2種類登場。
-液体状のもの(仮)
詳細不明。&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){梓の体内に潜み、必要に応じて力を貸していると思われる。}}
-餓鬼
[[軟体状>スライム]]と思われる丸みのある胴体に、目だけが光る存在。
一体一体は小さいが群れを成して現れ、生き物や死体に群がって血肉を食らう。
*〇余談
単行本収録時にほぼ全面的にリメイクされており、梓が&font(#800080){魔}を招くようになってしまった経緯や、里美が怪我をするところから飼い犬のジュンが殺されるまでの流れなどの梓の異常性が強調された作りとなった。
OVAも本筋は一緒だが結末が微妙に違い、&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){漫画以上に救いのない話になっている}}。
実はOVAより前に、『[[うる星やつら]]』のテレビアニメ版において、[[劇中の映画館での上映作品>作中作]]として数秒ではあるが映像化されている(第89話「はっぴいバースデーマイダーリン」（1983年4月20日放送）)。
#center(){あ…あの人がやったんだ
追記するなんて……
修正するなんて……}
#include(テンプレ２)
#right(){この項目が面白かったなら……＼ポチッと/
#vote3(time=600,1)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 考えてみりゃ「魔」にもう体食われていたんだよね、それで一途な思いを利用されたとこのヒロイン考えようによっては「バハムートラグーンのヨヨ」や「ライブアライブのアリシア」みたいなビッチよりはるかにマシに思える。出会いが気の毒だっただけで。 -- 名無しさん (2013-08-25 09:18:45)
- ただ、過去に戻って恋敵を消しても男がまた別の女を作ったらおんなじことの繰り返しになってしまうからかえって苦しいことになるんじゃないだろうか？ -- 名無しさん (2013-08-25 10:30:36)
- 声優はうっちゃんと同じ鶴ひとみか…… -- 名無しさん (2013-08-25 12:25:10)
- やり方は間違っていたけどこれは母親が一番悪い気がする「この人がお前の運命の人だ」って刷り込んでしまったのだから。彼女自体の性格は上記のヨヨヤアリシアみたいなビッチと比べれば一途で裏切らない正確なためなんか可哀想で同情してしまう。 -- 名無しさん (2013-08-26 09:24:32)
- 何で魔が彼女に味方をしたのかを考えると、１：自分たちが憑いたヒロインと婚約者を結ばせれば強い力を持つ魔が生まれる。２：単に飢えを満たすためにヒロインに取り憑いた。まぁどっちにせよ「同情心」ではないだろうな。 -- 名無しさん (2013-09-29 23:04:04)
- 乱馬みたいに譲を武者修行に出せば良かったんじゃないですかね（適当） -- 名無しさん (2014-03-27 14:15:27)
- ヒロインの声が鶴ひろみなのだがヤムチャを裏切ったブルマと同じ人が声をやっているとは。 -- 名無しさん (2014-05-08 22:16:29)
- ↑先に裏切ったのはヤムチャなんだよなあ…… -- 名無しさん (2014-05-08 22:21:22)
- ↑こういった輩に餓鬼を・・・・。 -- 名無しさん (2014-05-08 22:43:50)
- ユベル？ -- 名無しさん (2014-06-09 02:01:31)
- 高橋留美子さんのホラーって、迫力あって怖い。だから好き。 -- 名無しさん (2014-06-09 06:55:33)
- ＯＶＡは原作以上にマジで怖い・・・・。 -- 名無しさん (2014-06-09 08:32:01)
- なんか黄金騎士が出てきそうな展開やヒロインだよな（「嫉妬」という陰我に憑かれたという感じで） -- 名無しさん (2014-11-14 09:36:45)
- 子供の頃読んでガチでトラウマになった。 -- 名無しさん (2014-11-28 07:34:02)
- ↑２今の時代だったら間違いなく牙狼が飛んでくるな・・・。陰我は「嫉妬と情念」か？ -- 名無しさん (2014-11-28 09:06:59)
- OVAは漫画以上に救いがないらしいけどどう違うんだろ？ -- 名無しさん (2016-01-06 18:46:52)
- ↑魔の力がタイムパラドックスを起こして過去に行き里美の存在を消し去ってしまう。 -- 名無しさん (2017-05-12 10:35:25)
- 刷り込みではない。 -- 名無しさん (2020-06-11 19:43:54)
- 取り憑かれたきっかけが村の悪ガキから貞操を守ろうとしただけっていうのは何ともやりきれない。どうすれば良かったっていうんだよ。 -- 名無しさん (2020-09-27 03:12:06)
- アニメ版は当時のOVA紹介ムックで「女の情念と『もののあはれ』を織り込んだ原作を、ただの通俗ホラーにしてしまった」といった論調で、結末の変更などの点をかなり手厳しく批評されていた覚えがある。 -- 名無しさん (2022-01-19 04:56:16)
- ザルバに聞かれたら説教不可避だけど、、ヒロインと「魔」の関係は理想的な『共生』に思える。ヒロインは「魔」を信頼し、「魔」はヒロインに従順だし。 -- 名無しさん (2023-02-13 06:54:07)
#comment
#areaedit(end)
}
