寺岡薫

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寺岡薫 - (2019/06/02 (日) 10:49:00) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2010/01/03(日) 16:38:35
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&font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます

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『[[パワプロクンポケット]]シリーズ』の登場人物。


初登場の3ではパワフル大学に在籍する院生で、彼女候補。
以後7裏、8、9裏に登場し、10、11、12では話題のみ登場。

洒落っ気の無い眼鏡に寝癖の付いた髪型と身だしなみにはまるで気を使わないが、誰にでも敬語を使う礼儀正しい性格。

一方で自らの研究棟に万が一のために&font(#ff0000){自爆装置}を備え付けたり、柱時計を爆弾に改造したのが6才の頃だったりと時折マッドさを垣間見せる。

【[[パワポケ3>パワプロクンポケット3]]】
サイボーグである主人公に興味を示し、彼の身体の調査や研究資金の援助と引き換えに主人公の延命処置を手伝うことになり、そのうちに互いに惹かれあっていくことになる。

&font(#ff0000){バッドエンド}
彼女への資金援助が十分でないと発生。
研究の最終実験中の爆発事故によって帰らぬ人となる。

&font(#0000ff){グッドエンド}
資金援助を全て達成すると発生。
渡米した後自らの悲願であった極小電力炉を完成させ、病気の完治後に主人公と再会する。
 
【7裏】
悪の組織「我威亜党」の幹部、「寺岡子爵」として登場。
主人公とは一応敵対関係だが、主人公を尾行して目的地にある機械を調べさせてもらったり、暴走した発明品の始末を依頼したりするなど悪い関係ではない。
女性というだけで研究者として認められないという不満が故の我威亜党への協力だったが彼女が「自分の理論を実際に試してみたくて」作った発明品は物語終盤で大きな悲劇を生むことになる。
エンディングではその件を深く反省し、より多くの人を救う研究を続けている。
彼女の弟子を名乗る人間が多数存在し、各方面で活躍したとされているが彼女自身が歴史の表舞台に上がることは最後まで無かった。
 
【[[9裏>スペースキャプテン編(パワポケ)]]】
機械の星コテツ唯一の生身の住人「テラー」として登場。
現地住人(住ロボット?)達の修理を請け負う。
彼女も他のコテツ来訪者と同じく「合理的に生きられる機械の体」を求めてコテツにやって来たが、自身が一向に機械になれず他の星から来た人達がどんどん機械の体になれていることを不満がっていた。
修理の常連のたかゆきの案内でコテツの社会問題の現場に直面しロボット達を救う方法を探し出すため主人公に同行。
その後コテツ星の探索に連れていくとコテツに潜む深い闇を目の当たりにすることになる。
そのことに大きなショックを受けロボット達の救済の決心を新たにしパワーアップ。
エンディングでは「極めて合理的かつ数学的な教義」をもつロボット向けの新興宗教を立ち上げ教祖となり、ロボット達に生きる意義を与えている。
 


&font(#ff0000){以下、表のネタバレ}








実は中学生の時に放射線被曝していたため、脳に悪性腫瘍が出来ている。
そのため余命幾ばくも無く、パワポケ3開始時点で既に残り3年の命だった。

彼女の研究は生命維持装置とそれを稼動させる極小電力炉を作ることで、それは自らが生き延びるために必死の思いで取り組んでいたもの。


彼女と結ばれるのは正史でないが、主人公と交流はあった上に仲も良好だった様子。
しかし最終的に他の彼女候補に身を引いてしまい主人公から離れた。

パワポケ3以降(6以降?)は大学を卒業して和桐製作所に就職し、新製品の設計と開発を担当していた。

脳の腫瘍は治らず進行しており、身体の様々な部分を人工物に置き換えて生きながらえていたが、じきに身体の全てが機械となることを察し、自身について葛藤していた。
また、症状の進行と脳の機械化によって記憶に障害が発生し、過去の色々な事を忘れてしまっている。
 
【[[パワポケ8>パワプロクンポケット8]]】
違法パーツを購入していたところを8の主人公に見つかり、[[白瀬芙喜子]]が調査目的で彼女に近付く。
しかし二人に奇妙な友情が芽生え、上記の事情を聞いた主人公によって見逃される。

アルバムではおもちゃ用の小型動力炉として開発していた「WGバッテリー」を発明。
しかしこれは従来のエネルギー事情を根底から覆す発明で、後に世界を混沌に陥れることとなる。

彼女はこの発明品に付ける名前として心に決めた人(恐らく3の主人公)がいたらしいが、既に彼女はその名前すら思い出すことが出来なかった。
 


以下、更にネタバレ







実は本来の歴史では既に死んでいるはずだった人物。
未来を改変しようとした「彼」やサブが持ち込んだサイボーグ技術によって、数年間の延命が可能となる。
その間に本来の歴史に存在しなかった「WGバッテリー」を開発し、未来は大きくその姿を変えた。
この未来を再び覆すためにサブが和桐製作所を潰そうと画策したのがパワポケ6の真相である。
 
後に激化したオオガミとジャジメントの戦いによって和桐製作所がジャジメントの標的となり、[[浜野朱里]]ら工作員によって工場が爆破される。
それに巻き込まれて死亡、もしくは瀕死の重症を負うが、違法パーツを使用していたためにオオガミの研究所に送られる(いつ死亡したかは10と12で食い違いがある)。

そこで彼女の脳回路から抽出、さらにオカルトテクノロジーを付与されたEs(感情や欲求などが存在する無意識領域)から生まれた電子生命体が「デウエス」であり、その他の記憶などは「カオル」が引き継ぎ、ネットの海をさまよっている。
その両者がパワポケ12で登場し、デウエスは敵(というか黒幕)、カオルは味方として物語に関わってくる。


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- 本人の辿った生涯もだけど、それ以上にデウエスの断末魔とか見てると本当にこっちまで辛い気分になってくる…  -- 名無しさん  (2016-10-16 07:10:21)
- 木村庄之助による歴史改変の一番の被害者。WGバッテリーを作ったことを寺岡自身も後悔することに・・・  -- 名無しさん  (2017-04-14 12:51:12)
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