アーレン・ブラフォード(FSS)

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アーレン・ブラフォード(FSS) - (2014/03/24 (月) 03:32:07) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2012/02/06 (月) 22:21:32
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#center(){「一度…一度でいい……あんなMHを……」}



◆アーレン・ブラフォード

「アーレン・ブラフォード」は永野護の漫画作品『ファイブスター物語』の登場人物。
本格的な初登場は「放浪のアトロポス」編だが、名前のみはそれ以前から登場していた。
初登場時は、余りにも非凡な才能を持つが故に表舞台に出る事が叶わず、兇状持ちとなっていた悲運の騎士であったが、シーブル軍の傭兵騎士として「命の水」を巡る作戦に参加。

……その作戦中に、様々な常識を外れる者達との出会いを経て(ブラフォード自身のとんでもなさも明らかになったが)、長い間待ち焦がれていた「主」を得る事になる。

[[ミラージュ騎士団>ミラージュ騎士団(FSS)]]右翼大隊No.21
A.K.D.入りした後には天照の庇護の下で騎士としての才能を発揮。
「天位」を持つ剣豪として、ブラック・スリーの襲撃により壊滅に追い込まれた後に再編成され、「魔導大戦」から「星団制圧」までを戦い抜く第3期ミラージュ騎士団の筆頭騎士として名を挙げられている。



【人物】

褐色の肌にストレートの黒髪と云う、地球で云う所のネイティヴ・アメリカンの様な容姿をした民族性の高いデザインワークが為された人物。
「コーラス×ハグーダ戦」にて、ブーレイ傭兵騎士団に雇われていたミミバ族と同じ地方の出身である事が明かされている。

ミミバ族が環境の影響なのか非常に強力な騎士能力を持っていた事も明らかな様に、アーレン自身も非常に優れた身体、感覚能力を持つ騎士であり、特に五感に優れた描写がされている。

ブラフォード自身は非常に「徳」が高く、才能もある人物なのだが、その出自からも容易く予想出来る様に王族、貴族偏重の社会では如何に才能のある人物でもいきなり立身出世が出来る訳も無く、劇中でも若かりし日のブラフォードが愚かな主君に仕えていた際に血腥い汚れ仕事(小さな村での虐殺)に手を染め、大騎士団への登用の道を閉ざされた事がスカ閣下の口から明かされている。


……その過去から表舞台に立つ事が叶わず、用心棒や暗殺者稼業に手を染めていたらしいが、下記の劇中での経緯を経て&font(#0000ff){史上初めて、契約金ロハでミラージュ騎士団に入団}する事になる。
出身地の関係か、過去の仕事の関係か僅かな足跡を追跡したり、催眠術を使用したりと多くの裏技も持つ。

ミラージュ騎士団では、上記の様に筆頭騎士として名を挙げられる反面、ステートバルロ・カイダの後を引き継ぎ、愛騎テロル・ミラージュを駆り、間者として星団中を駆け回る等、その実力を遺憾なく発揮した様だ。

「天位」を持つ剣豪として、数々の剣聖、天位剣技を操る武人であり、まだカイエンに教授を受ける以前のジャコーすらが敬語を使う位であったが、ブラフォード自身は自分の剣を無頼の剣と称している。

ファンにはお馴染みだが、登場当初より既婚者であり、お相手は何とあの天然ジャンキーにして、超絶お嬢様の[[キュキィ・ザンダ・理津子]]。


……如何に、裏では非合法犯罪組織のスポンサーをしてたり、頭のネジがブッ飛んでても、立身出世のままならない地方出身の下層民からすればトンでもない逆玉なのだが、その不相応さを誰よりも解っていたのはブラフォード自身であり、叶う筈も無い筈だった立身が叶うまではと家出をしていた状態であった。

……が、行方不明だったブラフォードがミラージュ入りを果たした事を知ったキュキィは自らも押しかけミラージュ入り(&font(#0000ff){契約金ロハ2人目})。

夫に劣らず、キュキィも騎士としての能力は勿論、付随するオマケが半端無い人物であり、夫婦揃ってアイシャに重用される等、現在のミラージュ騎士団の中核を担いまくっている。



【劇中での活躍】

「命の水」を求めるシーブルの宰相にして強力な老魔導師であるディー・バローに雇われた傭兵として登場。
その才能を惜しんでの登用であり、共に作戦に参加していたバイパー将軍から誘われてもいたが、主を得ると云う夢の為に、それを断っている。

「命の水」を追う中で変な女二人([[アトロポス]]、[[レディオス・ソープ)]]を追うが、天照と戦う事を無意識下で嫌がるパートナーの京の不調もあり失敗が続き、遂にはシーブルより見限られてしまう。

……が、自分が一度殺した筈のソープ([[天照帝]])との邂逅の中、彼の持つ底知れぬ雰囲気に圧倒されたブラフォードは、遂に望んでいた「主」を得ると共に、シーブルを裏切りA.K.D.側に付く事になるのである。

「魔導大戦」ではアイシャの補佐として妻キュキィ、先輩カイダらと共にハスハ入り。
戦況と共に介入のタイミングを見計らっている様だ。



【パートナー】

■バランシェ・ファティマNo.17
◇京
時、静、町に続いた日本人型ファティマ姉妹の最後の一人。
能力、精神バランスが優れた優秀なファティマだが、アーレン以前の主とは能力が高過ぎるが故に、折り合いが悪いと云うブラフォードとは似た者同士だった。
この京のエピソードを通じて、バランシェ・ファティマがソープ(天照)をアーク・マスターと定め、彼と戦う事を厭うと云う設定が明かされた。
アーレンの立場上、分不相応のバランシェ・ファティマである事も明かせていない状況だったが、主同様にミラージュ入りした後はのびのびと本来の役目を果たしている様である。

しかし、何よりもブラフォードと彼女のコンビの最大の功績と言えば不完全な状態とは云え、あの[[K.O.G.]]の一騎であるオージェを破っている事であろう。



【搭乗MH】

■アパッチ
傭兵時代のブラフォードと京が駆っていた中古のMH。
元々、完全兵器であるが故にMHは絶対的な性能差が付き難いのだが、搭乗する騎士とファティマが決定的な戦力を決める事を見せつけた(※ただし、K.O.G.に勝ったのは矢張り有り得ない出来事である)。


■テロル・ミラージュ
H型ミラージュ。
L.E.D.ミラージュと同型のエンジンを一回り小さいフレームに乗せた、遊撃戦を得意とする忍者MH。
設定変更により、ブラフォードの専用騎として一騎のみが存在する事にされた。
主のアーレンとは互いに一目惚れの仲。
大破したアパッチの戦闘メモリを移植された事も含め、ブラフォードと京の愛騎と呼ぶに相応しい。


■[[L.E.D.ミラージュ]]
B型ミラージュ
ブラフォード騎は右翼大隊No.21
汚れ仕事も務めていたブラフォードらしく、ミラージュNo.と同一のNo.を付ける事で「虐殺行為」からは逃げないとの意志を示している。



【余談】

●作者によれば『FSS』ではブラフォードを始め、デコースやヨーンと云った非凡な騎士こそ不遇な扱いを受ける傾向があるとの事。



追記修正は昼でも星座を読み取ってからお願いします。

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