キーリ

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キーリ - (2014/09/26 (金) 21:50:42) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2010/04/25(日) 20:36:30
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&font(#6495ED){所要時間}:約 2 分で読めます

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『キーリ』は壁井ユカコによる、電撃文庫出版のライトノベルである。 

第9回電撃ゲーム小説大賞受賞作品。 

著 壁井ユカコ 

絵 田上俊介 

全9巻 

壁井ユカコの電撃文庫での処女作であり、あまり知られていない名作。

昔はとても高度な技術をもっていたが、過去に起こった戦争の為に作中では産業革命直後のヨーロッパを彷彿とさせる世界観。
あらすじ 

キーリは教会寄宿学校に通う14歳の少女。霊感が強く神の存在や教会の教義に疑問を感じていた。 

冬の長期休暇初日、キーリは<不死人>の青年ハーヴェイと、その同行者の小型ラジオの憑依霊・兵長と出会う。 

キーリは勝手に彼らの旅についていくことに…… 
様々な出会いと別れを経験しながら、キーリはやっと自分の居場所を見つけた気がした―

しかし、旅は唐突に終わりを告げる。ハーヴェイが教会の<不死人狩り>に捕まってしまい……

(一巻より)

簡単に言うと

まわりくどい性格の頑固な少女(キーリ)と面倒くさい性格の大人げない男(ハーヴェイ)がくっついたり離れたりしながら旅をしていく作品である。 

退廃的な雰囲気が作品全体に漂っていて、荒廃物好きならマニア心をくすぐられる。
古びた物が好きとか、ちょっと違う世界を味わいたいとか思う人は是非とも読んでみて欲しい

現在、ドラマCD化とマンガ化(原作一巻まで)と短編の絵本とが発売されているが、どちらも評価は高い。



余談だが、絵が作品と共に進化していくので一巻と最終巻の絵柄の違いには誰でも驚くはず。 

個人的には6巻の時が一番絶頂期であり、2巻の時はハーヴェイイケメン過ぎ。


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