&font(#6495ED){登録日}:2011/05/07(土) 05:25:01 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_down(▽)タグ一覧 &tags() ---- エネミーライン(原題BEHIND ENEMY LINE)とは、ジョン・ムーア監督の戦争映画。 アメリカでは2001年11月30日、日本では2002年3月9日に公開。 ○あらすじ 1992年、ボスニア。 民族紛争が解決し、和解が成立した直後のクリスマスだった。 アメリカ海軍大尉クリス・バーネットは、戦闘のない訓練の日々に意味を見出だせずにいた。 ある日、クリスとその相棒スタックハウスはボスニア上空からの撮影任務を命じられ、F/A-18Fに乗り込み発艦する。 撮影中、森林の奥に何かを見付けた二人は規定のコースを外れて飛行する。 二人は民間人の団体だと思いカメラのシャッターを切り、帰還しようとする。 しかしそれは、セルビア人武装勢力の地上兵器だった。 地対空ミサイルによる攻撃を受けるた二人はベイルアウトに成功し、なんとか不時着する。 母艦と連絡を取るため、クリスは負傷したスタックハウスを残して電波のよい丘の上を目指した。 そこに現れたセルビア兵団の手によりスタックハウスは射殺され、クリスも追われる身になってしまう。 クリスはたった一丁の護身用ピストルを手に、孤立無援の戦地からの脱出を図る。 ○登場人物 クリス・バーネット(オーウェン・ウィルソン) アメリカ海軍のパイロット。 ミスや反抗が目立つが、運に恵まれ機転も利く。 ルーティン・ワークばかりの現状に不満を持ち、海軍を退役しようとしている。 スタックハウス(ガブリエル・マクト) クリスの相棒。 脱出時に脚を負傷し、その場に駆け付けたセルビア兵に処刑された。 レズリー・レイガート(ジーン・ハックマン) クリスの上官で階級は少将。 空母カール・ビンソンの司令官。 上層部からの命令と自らの信念の間で苦悩するも、最終的には信念を全うすることを選ぶ。 サシャ(ウラジーミル・マシュコフ) セルビア人の兵士。 元戦争捕虜で、軍服の代わりに青いジャージを着ている。 寡黙な男で、上官への報告と独白以外の発言が一切ない。 冒頭からクリスの抹殺を命令されると、執拗に追い詰める。 スナイピングから対空攻撃までなんでもこなすいい男だが、冷酷。 隠れていたクリスの存在にいち早く気付き、道端の痕跡から逃亡先を察知するなどかなりの切れ者。 そのキャラと強さと異彩を放つ服装から、実況等では「ジャージ」と呼ばれる人気人物である。 アイスキューブ クリスが逃亡中に出会った青年。 彼が着ていたパーカーにアイスキューブのプリントがあったため、クリスがあだ名をつけた。 ちなみに、アイスキューブはアメリカのラッパー。 ○エピソード 本作はアメリカ国防総省の全面協力の下に制作された。 そのため本物の空母や戦闘機を用いる他、各種兵器の作動について非常に精密な考証がなされている。 F/A-18Fがミサイルに対して回避機動をとる際、燃料タンクを捨てるシーンがある。 その意味を、シーンの原案者以外のスタッフが全員勘違いしていた(機動性向上のために行ったのだが、ミサイル撃墜のためだと思われた)。 劇中の追跡者サシャをオマージュしたキャラクターがグランド・セフト・オート4、コール・オブ・デューティー4に登場する。 フラッシュバックやスローモーションを用いた迫力ある映像は一見の価値あり。 一対多の絶望感やヘリコプターの強さなど見所は多い。 なによりもまずサシャかっこいいよサシャ。 続編にエネミーライン2〜北朝鮮への潜入〜とエネミーライン3〜激戦のコロンビア〜があるが、繋がりはない。 \カチッ/ 「……追記修正してくれ」 「動くな……」 「追記修正してくれぇぇえぇええ!!」 ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー)&font(#0000ff){&u(){消去} &u(){項目ロック} &u(){ロック解除}} ---- #right(){この項目が面白かったなら……[ポチッと]} #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #comment