暴魂トップガンダー

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暴魂トップガンダー - (2019/05/24 (金) 11:41:14) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2011/02/10(木) 19:17:35
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます

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#center(){
&bold(){&size(15){&color(silver,black){勝負の世界では、勝つことが正義だ。その正義を守るためにはフェアプレーでなければならない。}}}

&bold(){&size(22){&color(silver,black){それが、俺の殺しの美学だ。}}}
}


トップガンダーとは『[[超人機メタルダー]]』に登場するキャラクターである。

CV.森篤夫(他にも[[凱聖クールギン>ヨロイ軍団(超人機メタルダー)]]や烈闘士ブルチェックなども担当)


*概要
[[メタルダー>剣流星/メタルダー]]最大のライバルであり、かけがえのない親友。黒いボディに赤い隻眼、不恰好に盛り上がった左腕のマニピュレーターが特徴。

元々は[[ネロス帝国]]の[[戦闘ロボット軍団>戦闘ロボット軍団(超人機メタルダー)]]に所属する[[ロボット]]で、その時の階級は暴魂。後述の性格や確かな実力から[[帝王ゴッドネロス>桐原剛造/帝王ゴッドネロス]]や[[凱聖バルスキー]]からの信頼も厚い。

5話ではメタルダー抹殺のための刺客として選出され、武器を持たない彼に対しても自身の決闘ルールで勝負を行った。三度の対峙の末、メタルダーの放った竜夫の形見の短剣に敗れるが、その信念に共鳴するものを感じたメタルダーに命を救われた。

その後6話で軍規違反の廉で処刑されそうになるも、メタルダーとの再戦を果たすべく寸前に脱出。執拗な追撃に傷付いていたところを彼によって再び命を救われ、再戦に向けて腕を磨くべく誰も知らぬ土地へと去っていた。

後にクロスランダーの来日と時を同じくして再び登場。
非道な振る舞いに及ぶ帝国と完全に決別し、以降はメタルダーの友になり、要所要所で力を貸すこととなった。

ちなみに、彼のモデルとなったのは&bold(){『[[ゴルゴ13>デューク東郷/ゴルゴ13]]に似たヒットマン』}であり、ゴッドネロスやバルスキーの口からそれが語られている。


*性格
初期はクールな性格であり、己の信念に従って戦う、誰ともつるまない孤高のスナイパーであった。

かつて友であったロボットに裏切られ、射殺した経験から&color(silver,black){「勝利とは正々堂々と戦って得られるもの」}という考えを持ち、暗殺を生業としながらも闘いにおいて卑怯な真似はしない。その潔癖さは、&color(silver,black){「武器を持たない相手と闘う時は、一度自分のライフルを置いて先にライフルを取った方が勝ち」}という決闘方法からも伺える。その為、ネロス帝国の一員であった頃から時として帝国の軍規に反した振る舞いに及ぶことすらあっててでも、[[フェアプレイを邪魔しようとする輩>モンスター軍団(超人機メタルダー)]]に銃を向けることを厭わない。その一匹狼気質の潔癖な性格とガンマンとしての戦い方の違いから、同じ軍団の[[暴魂クロスランダー]]との仲は最悪。

ネロス帝国にいた頃は「勝利こそ全て」と語っていたトップガンダー。
しかしメタルダーと共闘するようになってからは丸くなり、自らが背負った業を割り切れず、今まで犯してきた罪に思い悩んでセンチになるなど繊細さを見せ、平和を望んで自ら殺しの美学を否定してメタルダーを「最高の友」と称するまでになった。

彼はメタルダーによって救われた人物だと言えるだろう。


*技・能力

元々からの戦闘能力はかなり高い方であったが、メタルダーの仲間になってからはライフル以外にもエナジーブレイカーといった格闘技を身に付けかつての仲間であったクロスランダーやデデモス、ゴブリットの3人を圧倒した。
さらに終盤では、負傷したメタルダーに代わり[[機甲軍団>機甲軍団(超人機メタルダー)]]と戦闘ロボット軍団の相手を引き受ける、白兵戦主体のゴチャックを格闘戦で互角以上の戦いを展開する…など豪将~凱聖クラスの戦闘能力を発揮した。

●大型ライフル
トップガンダーの主戦力。スコープ付きでその威力は岩をも一撃で粉砕するどころか、&bold(){&color(silver,black){ネロス軍団員の殆どを一撃で仕止める程}}。ある意味、[[レーザーアーム>レーザーブレード(特撮)]]と双璧を成す必殺武器。
持ち前の百発百中の命中精度と合わせて大きな武器となり、味方になってからは遠距離攻撃が充実していないメタルダーの大きな支えとなった。時には[[鈍器]]として使うこともあった。
最初使っていたものはネロス帝国を離反する際にザケムボーの溶解液で失われてしまったが、再登場時には&bold(){どこかから調達している}。

●オートバイ
ネロス帝国にいた頃に乗っていた、オフロードタイプの漆黒の[[バイク]]。
5話でメタルダーの乗るサイドファントムと激闘を繰り広げたが大破された。
&font(l){ライフルとは違い、その後は調達されることが無かった。}

●エナジーブレイカー
左拳を発光させての強力なパンチ。メタルダーと共闘するようになってから使用するようになった。
ゲーム『[[スーパーヒーロー作戦]]』で命名された。

メタルダーの仲間になってからであるが、他にも戦闘ロボット軍団の&bold(){&color(yellow,black){烈闘士ザーゲン}}と同様に&bold(){&color(silver,black){夢}}を見ることができる。&font(l){これでトップガンダ―のデレデレっぷりが加速した。}

*関連人物
◆&bold(){&color(blue){メタル}}&bold(){&color(red){ダー}}
最大のライバルにして最高の親友。
戦いを通じて友情が芽生え、中盤以降は完全に仲間となった。

◆&bold(){&color(black,gray){帝王ゴッドネロス}}
ネロス帝国の支配者。トップガンダーの製作者にして彼の元主君。
トップガンダーを寵愛していたが、彼が掟に背いて脱走した後は容赦なく破壊しようとする。

◆&bold(){&color(gold,gray){凱聖バルスキー}}
戦闘ロボット軍団の長。
トップガンダーを深く信頼していて、彼が脱走した後もその身を案じていた。

◆&bold(){&color(red){暴魂クロスランダー}}
ヒーロー然とした見た目に反して卑劣漢。トップガンダー曰く“薄汚いドブネズミ”。南米のテロ組織と手を組み、動乱を引き起こした功績により爆闘士から昇格した。
“ガンマンのような戦い方と手段を選ばぬ非情のヒットマン”という点はトップガンダーと正反対で、互いにそりが合わず、トップガンダーに激しい嫉妬と深い憎しみを抱いている。
トップガンダーが細身の身体に釣り合わない歪な左腕をしているのは、かつてクロスランダーに左腕を破壊された自分への戒めとして所望したことが『B-CLUB』の小説で語られている。

◆軽闘士&bold(){&color(white,blue){デデモス}}、&bold(){&color(white,silver){ゴブリット}}
クロスランダーの手下。政府軍の待ち伏せにあった失敗(実はクロスランダーに囮にされていた)により強闘士から軽闘士に格下げされた。
彼らはトップガンダーと同時期に開発された兄弟機にあたる。


*孤高のスナイパーの結末
#openclose(show=以下、本編のネタバレ){
37話で、メタルダーと共にネロス帝国の拠点ゴーストバンクに乗り込み、&font(l){ライフルで一掃}獅子奮迅の活躍を見せる。

ゴッドネロスがゴーストバンクと共に自爆し、脱出した先で待ち構えていた機甲軍団相手にメタルダーが拝借したゴーストバンク備え付けの大砲と共に&font(l){あれよあれよとぶっ飛ばし}奮戦。凱聖ドランガーとメタルダーの一騎討ちを見届けた。

だがその直後、ゴーストバンクで姿を見せなかったクールギンの凶刃からメタルダーを庇い、彼に看取られながら逝った。

彼の死後、湖畔には愛銃を墓標代わりにした小さな墓が建てられた。

#center(){&bold(){&size(22){&color(silver,black){『最愛の友 ここに眠る』}}}}

流星達は、彼の墓を前にクールギンを討つことを決意するのだった。
 
&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){ちなみにトップガンダーを殺したのはクールギン本人ではなく、クールギンの鎧と仮面を纏った「ある人物」である。}}}}

*余談

デザインは森木靖泰が担当。当初はヨロイ軍団員として想定されており、左手も[[義手>義手/義足]]のつもりで描かれたものである。またバンダイでの会議の日の朝に、提出点数を増やすために1時間ほどで描いたものであったため、作中で重要な役回りを担うことになるとは想定していなかったという。

性格設定とネーミングは高久の手によるもので、デザイン画を見て「一匹狼っぽい」と思ったのでトップガンダーを一匹狼的なキャラにしたということである。またネーミングの由来は高久の娘が映画「[[トップガン>トップガン(映画)]]」が好きだったからということも併せて語られている。

『[[スーパーヒーロー作戦]]』ではメタルダーが原作再現で必ず離脱するにも関わらず、何とトップガンダーは&font(silver,black){最後まで死なない}。これ自体はゲームにありがちな救済なのだが、何故その救済措置をメタルダーにも施さなかったのか…


#center(){&bold(){&size(15){&color(silver,black){俺は、荒らしを裏切ったことを誇りに思っている。殺しの美学…それが一体何だっていうんだ!?俺は、wiki篭りという最高の友を得た。もうこの世に思い残すことは何もない。追記・修正するなら早くしろ!}}}}

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#openclose(show=▷ コメント欄){
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- ツンデレライバルと見せかけて、今まで孤独だった反動かメタルダーに子犬のようにベタベタ。こういう変遷を辿ったキャラは珍しい気がする。  -- 名無しさん  (2014-02-16 23:59:46)
- 2丁拳銃を嫌う所を見ると、ガンギブソンとは仲が悪いか? ホーミングブリットも邪道扱いしそうだし  -- 名無しさん  (2014-02-27 12:01:09)
- ↑正々堂々の勝負を好む根本の性質は似通ってるし、時間はかかるだろうがなんだかんだで憎まれ口叩きあいつつもいいコンビになりそう。まあ戦闘スタイルについては確かに絶対噛みあいそうにないが。  -- 名無しさん  (2014-02-28 22:11:13)
- ヒーロー作戦では、かのハカイダー(光明寺版)と戦い、一勝一敗となる。どちらのファンの事も考慮した措置…と言いたいところだが、ハカイダーはこいつを殺せなかったのに対し、こいつはハカイダーを殺してるしなあ。  -- 名無しさん  (2014-11-30 12:19:01)
- しかし、ゴルゴ13をモデルとしたとは、どこでそんなのを知ったのかw  -- 名無しさん  (2015-09-10 22:08:54)
- 仮面ライダープロトドライブと魔進チェイサーと仮面ライダーチェイサーのチェイスと勝負したらどっちが勝つんだろう?  -- ヒーローゲーマー  (2015-11-02 19:45:29)
- 独眼龍  -- 名無しさん  (2015-11-13 23:43:28)
- デザインされた時点ではヨロイ軍団に所属する隻眼・隻腕(あの不格好な片腕は義手)の戦士だったらしいね  -- 名無しさん  (2015-11-14 00:05:35)
- トリガー・ドーパント「ゲーム・スタート!!」  -- 名無しさん  (2015-11-15 02:02:19)
- 強い。ただひたすら強い。相棒や2号はかませ化しやすい特撮じゃ異質の存在  -- 名無しさん  (2015-11-21 07:30:56)
- ハカイダー「貴様が正義なら俺は悪だ!」  -- 名無しさん  (2015-11-28 12:24:43)
- ライフルがデカイwww  -- 名無しさん  (2015-11-28 19:53:08)
- トップガンダー「ハカイダー、貴様も戦いでは卑怯なことはしてない!だから、貴様は正義だ!貴様との争いは好まん!  -- 名無しさん  (2015-12-05 21:00:53)
- 相手が武器を持っていないと知ると自分も武器に頼らず素手で戦う漢の中の漢!!  -- 名無しさん  (2015-12-20 12:58:37)
- ゴルゴの設定上、万が一ゴルゴとメタルダーの共演企画が描かれたら命が危ない人  -- 名無しさん  (2017-11-09 23:02:34)
- ここまで徹底してフェア精神持った悪役って人気は出やすいけど扱い難しいんだよね。上手いこと書ききったあたりメタルダーはやっぱ凄いわ。  -- 名無しさん  (2019-04-05 08:29:33)
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