五十四(Landreaall)

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五十四(Landreaall) - (2020/01/18 (土) 16:50:11) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2011/02/12(土) 14:09:27
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&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます

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おがきちか作の漫画、[[Landreaall>Landreaall(漫画)]]の登場人物。「いつよ」と読む。


見た目では低い身長に太眉童顔の可愛らしいロリ…もとい少女だが、その実、24歳の「大人の女性」。

五十四さんかわいいよ五十四さん。

ウルファネアからの留学生である竜胆の護衛として、アトルニアにやってきたニンジャである。
(『ニンジャ』は作中の表記に順じたもの。意味合いは忍者そのもので、作中では今のところ、ウルファネア国以外には六甲と彼の師である海老庵しか登場していない)


寮でDXが竜胆と初めて対面した際、彼女も初登場する。
竜胆と同室になるDXに軽くけしかけ、DXの護衛であり同じニンジャの六甲とは数号の打ち合いを見せた。
 

アカデミーでは護衛官の任に就いており、DXの編入後は六甲と相談して五十四はイオンがいる女子寮の、六甲はDXと竜胆がいる男子寮の警護をするよう取り決めた。
ちなみに作中では、六甲、五十四、女子寮常駐のヴァレッカ、カディス家が雇うノアルドの4名の護衛官が確認されている。


DXが「小さいのにでかっ…」と驚く&font(#ff0000){巨乳}の持ち主で、アカデミーの剣術教官であるゼクスレン曰く「教育上良くない」。
その容姿(男の場合は&font(#ff0000){巨乳}にも目がいく)やしっかりした性格で、「五十四さん」と呼ばれ男女問わず生徒に人気。

年長者として学生に対し責任ある態度を心がけるが、過保護だとゼクスレンに咎められた事がある(後に同じ内容の皮肉でゼクスレンにやり返す場面もある)。
 

普段は転气(てんき)という技術で姿と気配を隠している。
竜胆の護衛だけあり戦闘能力は高く、似た立場の者として六甲とは時折話をし、彼に助言することもある。


人間味に溢れ、よく笑顔を見せ、ゼクスレンにマジギレしたり、案外すぐ泣いたりと、感情が素直に出るタイプ。
それがニンジャとしては欠陥であることを自覚しているため、自身を「おちこぼれ」と評している。

「猫はしか(正式名称キャット・ファー・はしか)」という、アトルニア王都周辺の風土病に罹って体調を崩した際には、間違えた量の薬を処方されたことが原因で錯乱し、&font(#ff0000){ぼろぼろ涙を流し自虐しながらモリモリおかゆを食べるネコミミ姿をさらしたりもした。}

そういった所が作用してか、寮監であるR・ケリーは彼女に対して世話焼きな一面を覗かせたりすることもある。


以下ネタバレにつき、未読の人は注意。
 
















ウルファネア編が始まるにあたり判明する彼女の本当の任務は、竜胆の「監視」。

兄である竜葵がもうじき濤家の跡を継ぐための儀式を行うにあたり、儀式に要する力「竜因」に優れる竜胆はウルファネアから留学の名目で追放されていた。
そして、竜胆を帰国させないようにと、五十四は濤家より命じられていたのである。

竜胆を跡目争いで危険な目に会わせることを嫌い、五十四もこの命に従っていた。


しかし、猫はしかにかかった際の手違いから、ウルファネアからの帰国を促す内容の手紙を竜胆の目に入れてしまう。
生来自発的な行動をしないよう教育されてきた竜胆ではあったが、アカデミーの生活でDXから影響を受け、帰国を決意する。

このままでは竜胆が危険であるため、六甲宛てに竜胆の救出を求める暗号をアカデミーに残し、五十四も共に帰国した。
 



五十四はもともとは竜胆の母、凪に仕える身で、凪の死後、竜胆の世話にあたるようになった。

アカデミーでの彼女は周囲から竜胆の家族同然の存在として見られており、竜胆もまたそれに近い態度で彼女に接していた。
五十四はそれを恐れ多いと感じつつ、確かな喜びも感じていたのであった。


ウルファネア編にて、「自分の身を守れ」という竜胆の願いを無視して捨て身の戦いに赴いた五十四は、傷だらけになりながらも竜胆の兄である竜葵(りゅうき)に立ち向かい、その果てに…


一刀のもと、切り捨てられた。
 



五十四を始めとしたニンジャは潜入などといった任務の都合上、薬により成長を抑制されて育つ。
ニンジャの背が極端に低いのはその為であり、さらに薬の作用により短命で、また子を為せない体である(六甲は幼少時に薬の使用を止めたので長身に育っている)。


彼女の「名」である「五十四」は、彼女が属する役目(おそらく護衛任務)を示す「五」と個人識別番号の「十四」を合わせた数字。
ウルファネアでは「十四(じゅうし)」と呼ばれ、ニンジャはそもそも名前というものを持たない。

「いつよ」は留学に際して竜胆が与えた名であり、そこにはアカデミーでの便宜上の必要性と、それ以上に彼女を『1人の人間』として扱いたい竜胆の思いもあったのだろう。








なお、この度、限定版付属の小冊子にてなんと&font(#ff0000){さらしっ娘}であることが発覚した。
 


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