土曜ワイド劇場

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土曜ワイド劇場 - (2020/06/20 (土) 18:40:27) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2010/10/12(火) 11:31:54
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&font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます

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テレビ朝日で1977年から2016年3月(実質的には2017年3月)まで、[[土曜日]]21時~22時54分に放送されていた二時間サスペンスドラマ。
実は昔は一時間半だった。

元祖二時間サスペンスドラマであり、二時間ドラマといえばこれか今はなき日本テレビの[[火曜サスペンス劇場]]と言うのが定番である。
 
案外知られてなかったりするが土曜ワイド劇場と火曜サスペンス劇場とでは作風に違いがあった。それぞれの分かりやすい特徴を挙げると

土曜ワイド劇場

・十時前後に[[おっぱい]]やレイプシーンを入れる
・ホラーやスリラーものの要素を取り込むことがある

火曜サスペンス劇場

・シリアスな作風が多い
・サービスシーンが少なく、女性主人公シリーズが多め
・印象的なジングルやEDテーマ曲の採用、音声案内の採用など音楽の使い方に特徴あり


一言で言えば土曜ワイド劇場は下世話なエログロをウリにし、火曜サスペンスは女性層向けと言えた時期が長かった。

ただし現在では規制やらライバルと言える火曜サスペンスの消滅により、
以前の火曜サスペンス的作風の作品も増えておりお茶の間に[[エターナルフォースブリザード]]をかけるケースは減った。
 
いわゆる二時間ドラマパロディにおいてはこれと火曜サスペンスの要素が混ぜられていることが多い。

2016年からは土曜プライムに変更された。その影響と思われるが、OPは廃止された。
そして2017年4月の番組改編で長い歴史に幕を下ろした。ちなみに本番組でやっていた2時間ドラマ作品の新作放送は、
日曜午前の再放送枠『日曜ワイド』(2017年4月~2018年3月)→元日曜洋画劇場枠の『日曜プライム』(2018年4月~)や木曜日のドラマ枠2時間の放送休止期間を使う『木曜ミステリー』で不定期に放送されている。



代表的な作品

・家政婦は見た
家政婦の市原悦子が勝ち組家庭の欺瞞を暴く現代版水戸黄門。
原作の「熱い空気」は家政婦が自分の愉悦の為に引っ掻き回し観察するという話で、1983年に市原悦子が主演したドラマを切欠にシリーズ化。

悦子が|∀・)…←こうやって覗いているシーンは誰もが一度は見たことがあるはず。

ちなみにシリーズ中&font(#ff0000){一度も殺人が出てこない}。


・火災調査官紅蓮次郎
二時間ドラマの帝王こと[[船越英一郎]]の初主演作品。実は原作破壊されている。
火災ネタと言うことで迫力ある爆破シーンが楽しめ、お得感が強い。船越英一郎の巻き舌も舞台が小田原と言うことで自然な感じ。


・[[相棒>相棒(ドラマ)]]
実はルーツはここ。
二時間ドラマ時代の右京さんの偏屈ぶりは異常。ツンツン


・京都殺人案内
藤田まことの遺作。


・京都妖怪地図
ひぐらし、鎌倉物語と並ぶ迷作ミステリー。推理ものだと思わなければ楽しめる。


・混浴露天風呂連続殺人
土曜ワイド劇場=おっぱいになった最大の要因。
火曜サスペンスではシリアスな役柄が多い古谷一行によるおっぱい祭り。
2007年に完結した。


・法医学教室の事件ファイル
土曜ワイド劇場の女性主人公シリーズとしては老舗。ドラマ版もある。
名取裕子は必ず無茶をして捕まる伝説のはじまり。何故かテレビ朝日の名取裕子は性格が[[涼宮ハルヒ]]化する。
あと、ヒロインが横浜の医者、旦那が神奈川県警の刑事と言うことで[[彼氏彼女の事情]]の作者がインスパイヤしたんじゃないとか言う話も。

・[[タクシードライバーの推理日誌]]
土曜ワイド劇場の中でもお約束展開が特に多く推理するよりも、女性に弱い主人公のアレさ加減を見て楽しめると言う実況スレ向けの作品。
神谷警部の有能さは土曜ワイド劇場屈指。
犯人は最初の女性客ばっかり。というかゲスト女優ばかり。
極まれに幼女がヒロインとなる。
夜明さんまた騙されてる。

・「事件」シリーズ
お父さん犬は弁護士だった!

・終着駅シリーズ
シリアスな片岡鶴太郎。
鶴さんのハマリ役で、なかなかの人気。
BGMが秀逸。

メインタイトルが最近延々伸び続けている。
一度メインタイトルだけでラテ欄三行超えた。

年末は牟田刑事官や記者冴子と共演する。ちなみに原作では同じ作者の『棟居刑事シリーズ』(これも土曜ワイド枠)とコラボした話があるが、そっちは実写化されていない。
 

・事件記者冴子シリーズ
働かない水野真紀と、よく働く船越英一郎。つか、働け真紀。

・トラベルミステリー(十津川警部)シリーズ及び山村美沙シリーズ
現行版では高橋英樹な十津川警部と高田純次な亀井刑事。山村紅葉祭り(ちなみにTBS版十津川警部シリーズにもオリキャラでレギュラー出演していた)。椛ではない
一度、&font(#ff0000){最後の崖のシーンで、犯人と対決した際に犯人がワインの中に毒を入れて自殺を図ったため犯人が救急車で運ばれていくシーンで終わったことがある}。
主役が愛川欽也演じる亀井刑事だった時代もある(当時の十津川警部が70過ぎた三橋達也だったため)。

・[[おとり捜査官北見志穂]]
タクシーヅラ…もといタクシードライバー並みに突っ込みどころが多すぎる人気シリーズ。
主人公がムチムチしたおば…ゲフンゲフン
でも毎回[[クリムゾン]]されそうになる謎。
蟹江死後は「おとり捜査官」とタイトルを改題して継続中。

北見は犯人に捕まるもの、発信器は壊れるもの。
もはやおとり捜査というよりワザと捕まっている気さえする。

ぶっちゃけ発信器より北見を見つけるのは&font(#ff0000){蟹江敬三}の方がアテになる。
あと犯人がほぼマジキチ。
「[[おにいちゃんどいてそいつ殺せない>S県月宮(都市伝説)]]」とか口走る&font(#ff0000){邪悪な妹}や、
&font(#ff0000){「死んだ後も外反拇趾に苦しめ!」}などと叫ぶホモストーカーなどむやみに個性豊か。
 

・[[炎の警備隊長・五十嵐杜夫]]
小林稔持が主演のザ・ガードマン。やたらと警察の捜査に首をツッコミたがる。部下の殉職率が高い。


同じネタの繰り返しとか、あまり評価されることは少ない二時間ドラマだが、
癖が強すぎて普通のドラマで使いにくい役者や大御所を気軽にテレビで見ることができる機会でもある。

また、話自体はシンプルなので役者の演技や演出などをじっくり見ることができるメリットもある。

また、「どれくらいお約束に忠実だったか」などを見て楽しむこともできる。

パロディの元ネタとしても使い勝手はよく、例えば痕の冒頭三分の一程度は土曜ワイド劇場を意識しているようにも思える。
あなたも土曜日の夜ヒマならば、9時にテレビ朝日にチャンネルをあわせてみてはいかがだろうか。





追記・修正は崖の上でパトカーのサイレンを聞きながら船越英一郎に問い詰められつつお願いします。

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- 火曜サスペンスのほうも初期は「しんじゃえ~」とかいって人を焼き殺すサイコパスのガキが出てきたり「霊猫島」という意味不明のオカルト内容があったりとえぐかったがね。  -- 名無しさん  (2014-06-07 22:46:33)
- 古谷一行の混浴露天風呂でおっぱい見て興奮してたあの頃  -- 名無しさん  (2014-06-08 15:49:23)
- 最初期みたいに年1回ペースでガチのホラーやってもいいと思うの・・・  -- 名無しさん  (2014-06-12 18:23:53)
- 昔、オープニングがやたら怖かった記憶がある。  -- 名無しさん  (2014-06-29 05:36:27)
- ↑ あれかー確かに怖かったな  -- 名無しさん  (2014-06-29 09:31:15)
- お歯黒の口が“ニヤッ”てヤツ。  -- 名無しさん  (2014-06-29 11:11:55)
- 曲名は知らんが、土曜ワイドで三毛猫ホームズやった時のOPテーマが怖かった。「夕暮れにはあなたがみえなくなるみえなくなるみえなくなる・・・」て奴。  -- 名無しさん  (2014-09-09 14:11:13)
- ありがとうございます殺人が追加されそうだ(笑)  -- 名無しさん  (2014-09-22 11:44:27)
- サキ先生が出てくると必ず死体役にされる本村弁護士wwwwwww。  -- 名無しさん  (2014-09-22 11:47:04)
- ↑「先生またですか~~」「君が実験台にならないと証拠の傷や凶器が見つからないでしょ!ハイ!やるの」  -- 名無しさん  (2014-09-22 11:50:03)
- ↑×7、8、9 わかる。9時になった振り子時計、重力に逆らった水?のバックに人形持った赤い着物の少女、割れる氷かガラス、少女がいる場所は屋敷の廊下で男の子か人形の顔と思しき不気味な障子が5枚、外側の窓とその障子の間である廊下を走る、9個の立方体がひとつになる、目を開く少女、無数の昔の書き方の縦文字、無数の文字が書かれた障子、その障子がある場所をこちらから見て左に向かって走る少女、上に『手足を縛った』下に『他殺死體』と巨大白文字、割れ目の覗く少女、3人の女、巡査惨殺、密林の中から女の死體 離れ離れに發見さる、墨のような流血、縛った手首、首を切断された日本人形、燃える蝋燭に足袋を入った足首、廊下から迫る女?の影、歯を見せ不気味に笑う女の口、右からそれを見るかのような少女、暗闇の中、下から羽、逆光をバックに走る少女、ここで土曜ワイド劇場、上下左右それぞれバラバラに回転するチョコのような四角  -- 名無しさん  (2015-11-23 03:07:09)
- 日曜ワイド劇場でひさびさの新作ですね。再放送ばかりだったのでうれしいです。  -- 名無しさん  (2017-06-11 10:01:50)
- 温泉㊙大作戦の森口瑤子さんすこ  -- 名無しさん  (2018-07-28 07:21:58)
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