英智(プロ野球選手)

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英智(プロ野球選手) - (2018/08/18 (土) 16:06:38) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2012/03/28(水) 02:21:40
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#center(){&font(#ff0000){「センターの左ィィ!!」}}



#center(){&font(#ff0000){「ダイビングゥー!!」}}



#center(){&font(#ff0000){「捕った!? 捕った! 捕ったー!」}}



#center(){&font(#ff0000){「信じられないスーパープレー!} &font(#0000ff){センター英智!!}&font(#ff0000){」}}
 
 
 

 

英智(ひでのり)とは、かつて[[中日ドラゴンズ]]に所属していた[[プロ野球]]選手である。ポジションは外野手。
 

【プロフィール】

生年月日:1976年5月9日
 出身地:[[岐阜県]]
  身長:182cm
  体重:74kg

岐阜商業高-名城大-中日ドラゴンズ
一軍初出場 2001年9月13日
右投げ右打ち 
 

【経歴】

1998年にドラフト4位で中日ドラゴンズに入団。
当初から俊足と強肩は高く評価されていたが、まだ守備技術が未熟で、またバッティングにも難があったことから、入団してから数年間は一軍に定着出来なかった。
 
転機となったのは2004年。
この年中日の監督に就任した落合博満は「一芸に秀でた選手を使う」という方針を打ち出す。
英智は今まで以上に守備練習に打ち込み、その年に代走や守備固め要員として一軍に定着。
レフト英智・センターアレックス・ライト福留孝介という鉄壁の外野陣の一角を形成して優勝に貢献、初タイトルとなるゴールデングラブ賞を獲得した。

その後は先発出場こそ減っていったものの、球界を代表する代走・守備固めのスペシャリストとして活躍し、ベテランの域に達した後も、チームにとってなくてはならない存在となっていたが、2012年、構想外を言い渡され惜しまれつつも引退。

10月5日に英智&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){と球界の妖精ら様こと小笠原孝も一緒に}}}の引退セレモニーが行われの挨拶では相変わらずの英智ワールドを展開。
セレモニーの最後にはホームベースから中日ファンで埋め尽くされたライトスタンドへの&font(#ff0000){大遠投}を披露した。 

一投目は100m先のポールを直撃。
観客の声援に応え投じた二投目を&font(#0000ff){見事スタンド}に突き刺し(着弾地点推定110m)、セレモニーの最後を締めくくった。&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){小笠原が若干空気になったが…}}}

翌年からは&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){小笠原と共に}}}コーチとしてドラゴンズを支えている。

 
 
【選手としての特徴】

元チームメイトの福留から&font(#0000ff){「人間離れした運動神経」}と評されるほどの高い身体能力を誇り、特にその走力と肩力はプロ野球史上屈指と言われている。
2003年のオフにナゴヤドームで行われたテレビ番組の収録では、ホームベースからセンター方向に向かって遠投し、投じた球をフェンスに直撃させたほか、引退試合の大遠投は先述の通り。
 
 
【プレースタイル】

&font(#0000ff){<守備面>}
霧の中の宮城球場で、後方に上がったフライを一直線に追いかけ、フェンス際で後方にスライディングしながら難なくキャッチしたプレーに代表されるように、抜群の守備技術を持つ。

2004年に守備要員して定着して以来、落合から全幅の信頼を得ていた
(英智がフライを落球した際に「あいつが捕れないなら誰も捕れないよ」とコメントしたり、引退までに破格の条件でのトレードの申し出を中日が全て拒否していたことからもその事が伺える)

本人によれば、どのような打球が飛んできても対処出来るよう、色々な状況を事前にシミュレートしながら守備に着いているらしい。
(実際、東京ドームで相手打者の江藤智が大飛球を打ち上げ、天井に打球をぶつけた際、軌道が変わったその打球を事も無げに捕球して見せた。)
 
スライディングキャッチやダイビングキャッチも辞さない積極的な守備が持ち味。
その俊足と、落合元監督が&font(#0000ff){「中日外野手の中では別格」}と賞する打球判断力と相まって、異様なまでに広い守備範囲を誇っている。

また、強肩なだけでなく送球のコントロールも優れており、送球のモーションも素早い為、捕ってから投げるまでの時間も早く、ランナーを刺したり、ランナーがタッチアップせず帰塁することもしばしばあった。
その正確かつ低弾道な送球は、[[本家>イチロー]]に勝るとも劣らないほどのレーザービームっぷりである。
 
そしてこの手の俊足強肩の外野手はセンターやライトでの出場がメインになることが多いが、英智はレフトでの出場機会も多かった為、外野全てのポジションで高い守備力を発揮できるのも特徴の一つである。

メジャーリーグのスカウトが、守備要員として偵察に来ていたという逸話からも、その守備力の高さが伺える。


&font(#008000){<走塁面>}
その足は走塁でも活かされ、また走塁・盗塁技術も高い。
特に走塁技術は非常に優れており、相手のタッチをかいくぐるヘッドスライディングの上手さや、ワイルドピッチで二塁から一気に生還出来る加速力と判断力は大きな武器である。
 
 
&font(#ff0000){<打撃面>}
ただ、「巧打・長打・選球眼」の3要素が&font(#ff0000){非常に低い水準}でまとまっており、バッティングは壊滅的に酷い。
一応パンチ力はあるのだが、ミートが下手な為ほとんど意味をなしていない。
[[スペ体質>スペランカー]]と並んで英智のスタメン定着を阻んでいる最大の壁であり、通算OPS(出塁率と長打率を足した数字)はたったの.581しかない。
これはアレックス・カブレラの通算長打率(.594)よりも低い数字である。
 
前述の高い守備力と走力になぞらえて、ファンからは「打てないイチロー」と呼ばれ親しまれている。


【人物】

入団当初は旧姓の蔵本を登録名にしていたが、子供に「お父さんは何で野球の時は苗字が違うの?」と聞かれた為、2004年に英智に変更した。

シャイで比較的大人しい性格だが、ヒーローインタビューでは妙に饒舌になる事で知られている。独特の発言で場内のファンを笑わせる事も珍しくない。

48のベースボールスタイルを持っている(本人談)

落合元監督の息子、落合福嗣が結婚した際に、何故か結婚保証人になった。

アレックス・オチョアの退団が決まった時、アレックス本人は仲の良かった英智に真っ先に自分が退団することを話した。
「ヒデ、頑張ってレギュラーになってよ」
 


2012年、惜しまれつつも引退する事が決まった。




 
 

&font(#0000ff){最後まで諦めずに追記修正するのが僕のベースボールスタイルです。}

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- 一度で良いから左:英智、中:新庄、右:イチローの守備陣や味トみたかった。イチローがメジャーに行った後に英智が台頭したからゲームでも再現出来ないのが辛い  -- 名無しさん  (2014-06-13 19:23:05)
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