迎撃!霧の艦隊(艦隊これくしょん)

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迎撃!霧の艦隊(艦隊これくしょん) - (2022/12/07 (水) 23:09:33) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2014/09/01 Mon 00:11:41 
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます

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前回→[[決戦!鉄底海峡を抜けて!(艦隊これくしょん)]]
次回→[[索敵機、発艦はじめ!(艦隊これくしょん)]]

この項目では『[[艦隊これくしょん -艦これ-]]』の『[[蒼き鋼のアルペジオ]]』とのコラボイベント『迎撃!霧の艦隊』について解説する。


*◇概要
2013年12月24日から、翌年の01月08日まで行われたコラボイベント。当然史実は一切無関係で、関連するルート固定艦もない。猛威を振るったゲージ回復もこのイベントから撤廃されている。
これ以前から『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』のエンドカードでは艦これイラストレーターが自身の担当した艦娘とその同型のメンタルモデルを描くなどのコラボが行われていた。

イベント海域においては敵NPCとして霧の船が登場した他、一部の艦艇はイベント期間限定艦船としてプレイヤーが使用可能であった。

霧の船のブッ飛んだ性能を除けば羅針盤が荒ぶる事もあまり無く、難易度も低めなのでさほどストレスを溜めずに楽しめるイベントとなった。
が、艦娘を「兵器としての誇りを失った」と見下すコンゴウ、そしてマヤのカーニバルのコンボ攻撃に阻まれ続けてストレスマッハになった提督も少数だがいた。

このイベントのみ、&bold(){旗艦を撃沈しなければゲージが減らない}(通常海域と同じ)仕様となっている。

さらに、ドロップする艦娘には[[長門>長門型戦艦(艦これ)]]、[[瑞鳳>祥鳳型航空母艦(艦これ)]]、三隈、伊19などのレア艦も多く、通常海域で探すよりも格段に楽に入手できたので、多くの提督がレア艦堀りに勤しんだ。
まあそのおかげで人によっては&b(){100回近くコンゴウを撃沈する}ことになったりしたのだが。もうやめて!コンゴウのライフはとっくにゼロよ!

本イベントをクリアすることで艦娘のほうの[[伊401>潜水艦(艦これ)]]が入手可能。
また、イベント終了時に1隻でも霧の船を所有していたプレイヤーには家具アイテムとして「『霧』の桐箪笥」が贈られた。
ナノマテリアル製で上にはイオナの艦船模型が乗っている。

**◇本イベントの特色と後の『艦これ』への影響
本イベントは&bold(){後にも先にもこれっきり}なこのイベントにしかない要素や、後の世にまで持ち出されるほど高く評価された部分というのが非常に多い。

まず、本イベント以降&bold(){&s(){社会人に}悪名高いゲージ回復が完全に撤廃}された。
&s(){もうWindowsUpdateに再起動させられてゲージが回復していたなんて悲劇もなくなったのだ。}
他にも前述したように唯一&bold(){ゲージが旗艦を撃沈しないと減らない}(通常海域と同様)仕様であったり、非常に珍しく支援艦隊が使用できないイベントでもある。他に支援艦隊が使用できないのは2013年春イベント・[[敵艦隊前線泊地殴り込み>敵艦隊前線泊地殴り込み(艦隊これくしょん)]]くらい(※)。
とはいえ、その分敵艦隊自体が弱く使う必要自体がなかった。
※なお、支援艦隊の実装は2013年夏イベント・[[南方海域強襲偵察!>南方海域強襲偵察!(艦隊これくしょん)]]なので当時は&bold(){概念自体が存在しない}。なのでこれも実質本イベントだけの仕様と言ってよい。

そして&bold(){『艦これ』のゲーム内での他作品とのコラボは2022年12月現在もこのイベントだけ}である(書籍も含めれば[[らき☆すた]]とのコラボがある)。[[艦これアーケード]]でも本イベントは未実装となっている。
コメント欄も見ればわかるが、&bold(){霧の艦隊共々復刻が幾度も望まれながら、本イベントは一度たりとも復刻されていない}(尤も『艦これ』では復刻イベントの類自体が少ないが)。

他にも好評だった要素はあり、特に挙げられるのが
-ボス前で羅針盤に悩まされる事もほとんどない(E-1に至っては&bold(){悩まされる事自体がない})
-難易度もそこまで高くない(低難易度)
-出撃制限が存在しない(※当時は札の概念自体が存在しない)
-期間限定で使用可能な霧艦(特にイオナ)も、重すぎる消費に十分見合うレベルで非常に強力であった(イオナ単艦で当時の最深部・5-3を突破する事すらやろうと思えばできた)
この辺り。

また、新艦娘が報酬艦のみで新艦娘の堀りがなかったイベントも&bold(){このイベントだけ}である(厳密には[[桃の節句!沖に立つ波>桃の節句!沖に立つ波(艦隊これくしょん)]]も該当するが、此方は&bold(){そもそも新艦娘自体が0}である為、そりゃ新艦娘掘りがあるはずもなく)。
この為、全クリすれば新艦娘はコンプリート可能。&color(Silver){最終報酬の1人しかいないけど。}

そして『艦これ』で初の「全3海域」の小規模イベントであり、比較的難易度も低かったのは前述してきたとおり。
結果、このイベントは今日に至るまで小規模イベントの基準になっているわけである。

**好評であったがゆえの負
その一方、本イベントは難易度インフレやギミック・出撃制限の複雑化が進む2期の『艦これ』イベントを批判する為の材料として用いられる側面もまた持っている。

1海域にギミックが詰め込まれ、多くのマスで埋め尽くされた「最近の艦これ(特に最終海域)」のマップが、ギミックが存在せず羅針盤はどちらを向こうがボス、ボスまで含めてたった4マスしかない本イベントのE-1「観音崎沖迎撃戦」と並べられて…なんて光景が意外なほどみられる。
事実、小規模イベントだが[[ゲージ数が多く、ギミックから戦力ゲージ・輸送ゲージ・道中・ボス全てにおいて難易度が非常に高いようなイベント>増援輸送作戦!地中海の戦い(艦隊これくしょん)]]は&bold(){小規模詐欺}だと皮肉られる事になった。

言ってしまえば、こういった不満はそもそも現在の&bold(){最終海域}と最初期の&bold(){E-1}を比較するというのが、当時とは全く事情が違いすぎてナンセンスである。&color(Silver){時期的に言えばポケモンXY最初期の環境とポケモンSVの環境を同じ目線から比較するようなもの、といえばおわかりいただけるだろうか…}
この当時は&bold(){『艦これ』が始まって8か月、さらにプレイヤーの大半が『艦これ』をプレイ開始して半年以内で、難易度選択も存在しない}といった事情も、あくまで「ゲージ数」「マップの複雑さ」「敵の強さ」「札の有無」といった観点ばかり焦点にされるので考慮の外になりがち。
(仮に比較対象がE-1だったところで、重巡ネ級eliteより少し硬い程度の霧のタカオとさして強くない随伴艦が並ぶ観音崎沖迎撃戦と、長いギミックの末に1期イベのラスボス級と戦わされる事もある昨今のE-1甲との比較になるので、批判の根底自体は変わらない可能性も高いが…)

ちなみに「全3海域以下」の小規模イベントにおける総合ゲージ数は以下の通り。
-迎撃!霧の艦隊:3海域、戦力ゲージ3本 計3本、ギミックなし &bold(){札なし}※そもそもこの時代には存在しない
-[[出撃!礼号作戦>出撃!礼号作戦(艦隊これくしょん)]]:3海域、戦力ゲージ3本、輸送ゲージ1本 計4本、ギミックなし &bold(){札なし}
-[[偵察戦力緊急展開!「光」作戦>偵察戦力緊急展開!「光」作戦(艦隊これくしょん)]]:3海域、戦力ゲージ1本、輸送ゲージ3本 計4本、ギミックあり 札あり
-[[邀撃!ブイン防衛作戦>邀撃!ブイン防衛作戦(艦隊これくしょん)]]:3海域、戦力ゲージ3本、輸送ゲージ3本 計6本、ギミックあり 札あり
-[[桃の節句!沖に立つ波>桃の節句!沖に立つ波(艦隊これくしょん)]]:1海域、戦力ゲージ2本、輸送ゲージ1本 計3本、ギミックあり &bold(){札なし}
-[[欧州方面反撃作戦 発動!「シングル作戦」>欧州方面反撃作戦 発動!「シングル作戦」(艦隊これくしょん)]]:3海域、戦力ゲージ5本 計5本、ギミックあり 札あり
-[[帰ってきた鎮守府秋刀魚祭り>帰ってきた鎮守府秋刀魚祭り(艦隊これくしょん)]]/[[海上護衛!本土近海航路の防衛>海上護衛!本土近海航路の防衛(艦隊これくしょん)]]:3海域 戦力ゲージ6本、輸送ゲージ2本 計8本 ギミックあり &bold(){札(秋刀魚祭り中のみ)なし}、後段作戦実装後はあり
-[[増援輸送作戦!地中海の戦い>増援輸送作戦!地中海の戦い(艦隊これくしょん)]]:3海域、戦力ゲージ7本、輸送ゲージ3本 計10本、ギミックあり 札あり

…つまり、今にまで続く「小規模」の基準とされておきながら「全3海域、ゲージも各海域1本ずつ(3本)」だったイベントは&bold(){2022年12月現在もこのイベントしかない}のである。
この中で『札』が設定されていないイベントは[[出撃!礼号作戦>出撃!礼号作戦(艦隊これくしょん)]]と[[桃の節句!沖に立つ波>桃の節句!沖に立つ波(艦隊これくしょん)]]しかない。
さらに、批判されがちな要素の1つである「難関マスでS勝利する事でボス出現、等の面倒なギミックがない」となると[[出撃!礼号作戦>出撃!礼号作戦(艦隊これくしょん)]]や、終点マスでA勝利するくらいしかギミックがない[[海上護衛!本土近海航路の防衛>海上護衛!本土近海航路の防衛(艦隊これくしょん)]]の前段作戦くらいしか該当しない。
&s(){なお、後者は「こういうのでいいんだよこういうので」と、有志によるアンケートにおいても2期イベントの中で最も高く評価されている。つまりそういうことだ。}

昨今はギミック1つやゲージ当たりの個々の難易度が高くなっているので、7ゲージ以上あると「&bold(){実質大規模}」なんて事が言われたりもするが、ゲージ数や工数で見た場合&bold(){そもそも「詐欺」じゃないイベントの方が少ない}わけである……。
**◇BGM
・冬の抜錨!:全海域道中
・SAVIOR OF SONG:全海域ボス

SAVIOR OF SONGは、アニメアルペジオのOP主題歌。
歌詞つきでいきなり流れたために、驚いた提督も多かった。



**◇マップ
コラボイベントという事もあってか数は3つと少なめ。


&b(){◆E-1 観音崎沖迎撃戦}
最初のマップ。イオナ入手によって解放される。
ボスはタカオ。

マップ名の由来はイオナ達が横須賀への道中でタカオと交戦したことからか。


&b(){◆E-2 硫黄島沖海戦}
この辺りから霧が猛威をふるい始める。タカオ入手で解放。
ボスはハルナ。

こちらの名前の由来は群像たちの拠点である硫黄島か。&font(#afdfe4){実際にハルナ・キリシマと交戦したのは横須賀であったが…}


&b(){◆E-3 霧の艦隊 艦隊決戦!}
ハルナの入手で始まるラストステージ。
ボスはコンゴウ。BGMとして流れるOPテーマ『SAVIOR OF SONG』でテンションが上がること間違いなし。


**◇霧の艦隊
2012年頃から出現し始めた正体不明の艦船たち。その外見は第二次大戦時の軍艦を模しているものの性能は桁違いであり、圧倒的な力で瞬く間に人類を世界中の海から叩き出してしまった。
艦これにおいてもそれは同じであり、期間限定なのを良い事に艦娘を遥かに凌ぐトンデモスペックを誇っている。
本来ならば彼女らを倒すにはその身を守るクラインフィールドを突破しなければならないのだが、その辺りはヒュウガがなんらかの処置を施してクリアしている。
性能に比例するように燃費も凄まじいため、油断すると資源が枯渇する。
時折クラインフィールドのエフェクトが発生して攻撃を無効化するが、これは単にMissのエフェクトを差し替えているだけ説が有力。


&b(){◆[[イオナ>イオナ/イ401]]}

#center(){&font(#0000ff){潜水艦イ401、イオナ。急速せんこ~。}}

任務『謎の潜水艦「イオナ」と接触せよ!』で入手。彼女の着任により、イベントへの出撃が可能になる。
潜水艦とは思えない大火力と重装甲、機動力を兼ね備えたバケモノ。
しかしその性能が最も発揮されたのは演習で敵として出てきた時というのは皮肉な話である。

潜水艦伊401を模した本編でのメインヒロイン。
鎮守府では[[提督>提督(艦これ)]]がお腹を見たがるらしい。また憲兵の出番か……

潜水艦ではあるものの、運用コストが戦艦並みのため[[オリョクル>東部オリョール海(艦これ)]]には不向き。
性能の高さから、難関海域である5-3クリアに使った提督も多かったとか。


&b(){◆タカオ}

#center(){&font(#008cff){超重力砲、エンゲージ!さぁ…覚悟するのよ!}}

E-1でのボスであるが、クリア後に『霧の艦隊重巡「タカオ」と接触せよ!』達成で使用可能に。
[[重巡>重巡洋艦(艦これ)]]であるがスペックは[[戦艦>戦艦(艦これ)]]並みに高く、更に最大3隻に攻撃可能な超重力砲を装備している。

高雄型1番艦『高雄』を模した重巡洋艦。
横須賀へ向かうイオナ達の前に立ち塞がるが敗北し、以降兵器としての性能を向上させる人間と言うユニットに興味を持ち始め霧を出奔するが、それが訳の分らん方向に向かい群像に想いを寄せるようになった。
付いたあだ名が&font(#008cff){「ツンデレ重巡」}、&font(#008cff){「従順タカオ」}。
艦これにおいては群像が登場しない為か、提督LOVEな様子。


&b(){◆ハルナ}

#center(){&font(#ffdc00){お前たちに戦いという言葉の定義を教えてやる。}}

E-2のボス。彼女も攻略後に『霧の大戦艦「ハルナ」と接触せよ!』で仲間に出来る。
[[大和型>大和型戦艦(艦これ)]]すら超える狂気じみた性能を誇り、もちろん超重力砲も搭載。
燃費は大和型よりはマシという程度。

金剛型3番艦「榛名」の姿をした霧の大戦艦。
横須賀でキリシマと共にイオナに挑むが敗北、刑部蒔絵との出会いが彼女の在り方を大きく変えていった。
普段はクールだが着ているコートを脱がされると途端に弱々しくなってしまう。時報では提督にも度々コートを奪われている様子。ちなみにスタイル抜群。

時報によると鎮守府内にキリシマと蒔絵もいるらしい。また、艦娘の方の金剛についても言及している。
というか、とある家具でキリクマが確認できたり。家具は残ってるので霧の艦隊唯一居残りというのはナイショだ


&b(){◆キリシマ}

#center(){&font(#008000){フフフ、これが戦闘だ。大戦艦級の火力にひれ伏すがいい!}}

E-2ボス面でハルナと共に登場。ハルナとステータス的には特に違いは無い。
本編でメンタルモデルとしての姿を失った為かこちらは仲間に出来ない。
しかしハルナの時報で存在について触れられている他、家具「七面鳥のご馳走」に映っている。
霧の船がいなくなってもこの家具が使えるということは、まさか&font(#afdfe4){置いて行かれたのだろうか…}

金剛型4番艦「霧島」を模した大戦艦。
クールなハルナとは対照的に好戦的な性格をしている。
イオナに敗北して以来、メンタルモデルの姿を維持できないほどナノマテリアルを失ってしまい、クマのぬいぐるみの「ヨタロウ」の中に入っている。というかこっちの期間の方が長い。


&b(){◆マヤ}

#center(){&font(#ff0000){カ~ニバルだよ! み~んな、手加減なしで吹っ飛ばしちゃうよ~っ!}}

E-2及びE-3において登場。
超重力砲の大火力によってアルペジオを知らない提督にも「カーニバル」という言葉をトラウマと共に刻みこませた。

高雄型3番艦「摩耶」の姿を模している。
主にコンゴウの下で動き、ピアノの演奏が趣味なアホの娘。
メンタルモデルの中でも特に感情豊かなように見えるが、アニメにおいては終盤で衝撃の事実が判明した。


&b(){◆[[コンゴウ>コンゴウ(蒼き鋼のアルペジオ)]]}

#center(){&font(#9900ff){メンタルモデルと艦娘の違いを教えてやる。沈め}}

E-3のボス。
[[ラスボス]]だけに同型のハルナ・キリシマ以上の性能を発揮する。

[[金剛型>金剛型戦艦(艦これ)]]1番艦「金剛」の姿をした霧の艦隊東洋方面第一巡航艦隊旗艦。
あくまでも自分達は兵器であるとし、感情というものには否定的。
しかし、イオナらと関わる中でその影響を受けていき……
アニメ終盤では異形の姿に変貌するが、本イベントではそちらは無し。あっても勝てる気がしないが。
艦娘の方の金剛と同じく紅茶を嗜むが、残念ながら特に絡みは無し。


&b(){◆ナガラ級}
長良型軽巡洋艦を模した船。

物語開始直後に侵食魚雷で沈められたり、超重力砲でまとめて薙ぎ払われたり、&font(#ff0000,b){コンゴウのカーニバルに巻き込まれたり}した為か雑魚的扱い。
彼らも超重力砲をもっているためかなり厄介…なはずなのだが、[[軽巡>軽巡洋艦(艦これ)]]であるため潜水艦がいると対潜攻撃が優先されてしまう。
先にも述べたイオナの高スペック故にイオナを主力に組んでいた提督が多かったため、最後までナガラ級が超重力砲を撃つ事実を知らない提督も多かった。





追記・修正は艦娘を凌駕するスペックでお願いします

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#include(テンプレ3)





























…とまぁ、もろもろの要素から非常に評価の高いイベントだったのだが、ただ一点、問題点というか従来のイベントとは大きく異なる部分があった。

&b(){戦闘ボイスの密度である。}

通常、艦これでは戦闘中にセリフを発するのは自艦隊のみ。それ以外ではイベント海域のボスが喋るだけである。
しかし本来の敵である深海棲艦は演出上ボイスにエフェクトがかかっており、さらにあまり声量も大きくない。音量バランスによってはBGMやSEにかき消されてしまいそうなほどである。

しかしこのコラボイベント、相手は深海棲艦ではなくアニメからのゲストたち。艦娘たちに負けず劣らず元気に喋る。
おまけに敵の場合、攻撃時と狙われたとき(小破、中破したときではない)にボイスが設定されている。
ボスは能力が高いことや随伴艦がかばうことで生存率が高く、最後に残る場合が大半。当然攻撃が集中することになる。

特に多くの提督の印象に残ったのが
・声が大きく
・セリフが長く
・テンションも声も高く
・何度も登場する

マヤだった。

マヤが最後に残った状態からの戦闘はというと

&color(red){「ピアノ弾くより攻撃のほうがかんた~ん、いっぱい}「ビッグセブンの力、侮る&color(red){「撃っちゃ}&color(red){「やだやだ、マヤの}&color(gold){「バァァァァァニング、ラァァァァァ}&color(red){「ちゃやー}&color(Blue){「摩耶様の攻}&color(red){「うおっと!いまのは}&color(Blue){喰らえーっ!}」&color(red){ったかも」}&color(brown){「まあ私はやっぱ基本}&color(red){「やだやだ、マヤのこといじめちゃ}&color(orange){「よし、友永隊、頼}&color(red){「うおっと今のは}

&font(b,red){超うるせぇ}
別にしゃべりまくるのはマヤに限った話ではないのだが、ハルナやコンゴウはあまり大きな声を出さないのでそこまで酷くはならなかった。

これによってあちこちで
「うるさすぎワロタ」「頼むから一人ずつ喋ってくれ」「声自体は聞きやすいのに何言ってるかわからん」
という声が続出した。
おまけにボス戦では前述のようにBGMとして『SAVIOR OF SONG』がボーカル付きで流れるのでそれはもう凄まじいことになっていた。

まあ不満点というよりはネタとして扱う提督がほとんどであり、これも含めて楽しいイベントだったという評価が多い。

恐らく探せば動画も出てくるはずなので、気になった方は調べてみるのもいいだろう。


追記・修正は、『霧』の桐箪笥を持っている方がお願いします。

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#include(テンプレ3)

#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- マジでやりたかったなコレ。鎮守府に着任したのが遅かったから出来なかった…  -- 名無しさん  (2014-09-01 18:38:32)
- ナガラもビーム撃てたのか、イオナ外さなくて良かったな  -- 名無しさん  (2014-09-01 20:36:09)
- ちょっとヌルかったのはあるけどまさしく「イベント」だった。アルペジオの売り上げも爆上げでwin-winだったし劇場版で再コラボくるぞこれ。  -- 名無しさん  (2014-09-02 00:18:19)
- ↑再コラボの暁には霧の生徒会が相手になるだろーねー……アシガラちゃん使えるなら本気出す  -- 名無しさん  (2014-09-02 08:59:24)
- ↑2ぶちギレコンゴウはヤバかったな…昼戦大和一発大破には呆然としたわ  -- 名無しさん  (2014-09-02 09:55:07)
- 火力と一撃の被害数こそやばいが、いつもと違うエフェクトとか敵とかビーム撃つ仲間とかのおかげで飽きないしサクサク。『お祭り騒ぎ』ってのがしっくりくる。  -- 名無しさん  (2014-09-02 17:50:39)
- 敵味方両方とも霧の艦がいるとものすごくうるさかった  -- 名無しさん  (2014-09-03 17:38:50)
- 好きなイベントだったけど場を弁えずに暴れるバカが出まくってるのを見たからもう二度とやらないで欲しい。どっちも好きだから尚更バカが沸くのが耐えられない  -- 名無しさん  (2014-09-13 13:26:14)
- 評判良かったなこれ。イベント終了後も留まって欲しかったって意見あったくらい。  -- 名無しさん  (2014-09-13 14:28:20)
- 地獄の秋のあとの天国の冬  -- 名無しさん  (2014-10-05 04:36:04)
- 大型艦建造と一緒に始まったせいで資材を溶かした提督大量発生、俺だよ!  -- 名無しさん  (2014-10-05 09:24:53)
- 何故人はイベントの最中に溶鉱炉を開くのか・・・は兎も角、パラオ以降のプレイヤーはこのイベントで初めて制覇する喜びを味わう事が出来たんだろうな  -- 名無しさん  (2014-12-08 22:45:21)
- 霧の連中はどうやって深海棲艦を従えてたんだろうか  -- 名無しさん  (2015-01-22 18:10:15)
- そもそも深海勢を従えるような性分かねぇ。居座ったら付いてきたとかそんなんだったりして。  -- 名無しさん  (2015-01-22 18:41:44)
- ↑2 力でだろうな。ナノマテリアルの供与がなくても貫通してくる深海棲艦こえーわ  -- 名無しさん  (2015-01-22 19:51:18)
- ↑7 バカが未だに未練がましく『クリア出来ないから来てよー』とか喚いてるがな  -- 名無しさん  (2015-02-03 18:07:00)
- 艦これの黒歴史。アルペ馬鹿はさっさと垢消して、どうぞ  -- 名無しさん  (2015-03-20 19:50:49)
- 霧と深海が組んでるのはスパロボで百鬼帝国とメガノイドが同盟組んでるようなものかなって…  -- 名無しさん  (2015-05-11 19:36:38)
- コラボはもう二度と無さそうだな。後はバカが消えてくれれば言う事無し。コラボなんて百害あって一利無しって良く分かるイベントだったな  -- 名無しさん  (2015-08-02 14:59:02)
- 映画準拠の再コラボだとムサシを相手にしなきゃならないのか…(12連超重力砲を見ながら)  -- 名無しさん  (2015-10-06 14:28:36)
- ↑でぇーじょうぶだ、こっちもスーパーイオナが使える。なお資材  -- 名無しさん  (2015-10-06 18:46:43)
- このイベントを元に霧の艦隊は桁違いに強いとされるが、ジェネシックガオガイガーがゾンダー相手には無力とされるような相性の問題だったりして  -- 名無しさん  (2015-10-06 18:58:56)
- ちなみにこのイベのE1はボス含めて3戦でボスマスへは羅針盤無しの確定、潜水艦だけで行けば消費も被害殆ど無い上に道中で補給艦も狩れるという全海域でも屈指の任務消化に最適の海域だったりする  -- 名無しさん  (2016-06-18 20:45:48)
- SAVIOR OF SONGの前奏開始タイミングが神だったな  -- 名無しさん  (2016-09-07 15:28:07)
- キャラゲーやイベントとしての評判は艦これイベントの中でもかなり高め(難易度が低いとか羅針盤がないとかの『ユーザー目線』で、だが)だったが、コンゴウに艦娘を馬鹿にされ、戦艦棲姫に勝った艦隊をマヤにカーニバル無双された事が未だにフラッシュバックするヤツがいる模様…ハイ、自分ですとも・・・  -- 名無しさん  (2016-09-08 03:41:57)
- この頃はまだ楽しかった。  -- 名無しさん  (2017-04-24 08:51:35)
- も ど し て(切実)  -- 名無しさん  (2017-08-20 12:03:43)
- 映画はWoWsとコラボしちゃったし、ないよな...  -- 名無しさん  (2021-11-07 19:21:56)
#comment
#areaedit(end)
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