33分探偵

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33分探偵 - (2016/03/20 (日) 00:54:12) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2009/07/26(日) 21:31:22
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます

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#center(){&color(#ff0000){普通にやればたった五分で終わる超簡単な事件を}}

#center(){&color(#ff0000){放送時間33分いっぱいまでなんとか持たせる迷探偵}}

#center(){&color(#ff0000){その名も33分探偵「鞍馬六郎」}}

#center(){&color(#ff0000){次々と繰り出される推理にガンガン増える一方の容疑者}}

#center(){&color(#ff0000){その果てに真犯人は見つかるのか見つからないのか…只今8分です。}}


2008年8月2日から9月27日までフジテレビ系の土曜ドラマ枠で9話放送された堂本剛主演の連続テレビドラマ。
2009年3月28日より同枠で、新しいドラマが始まるまでの繋ぎとして続編である『帰ってこさせられた33分探偵』が4話放送された。
またそれに先駆けて小学生時代から厄介だった六郎のエピソードを書いたスペシャル番組『帰ってくるのか!?33分探偵』も放送された。
犯人が明らかになっており事件解決間違いない状況下で、主人公の鞍馬六郎が独自の迷推理を繰り広げ、CMの時間を除いた33分間その事件を持たせるという作品。

作品の流れの大半は、

事件が発生
↓
現場に駆けつけるも犯人がすぐに判明
↓
六郎だけが疑問をもち33分間捜査を行う
↓
しかし推理の結果、犯人は最初に判明した通りの人物であった

という形を取る事が多い。

ただし、この構成を逆手にとって真犯人が別に存在するケースが3回あった。
しかし手口は六郎の推理よりはるかにシンプル(えらく手の込んだ仕掛けで殺した→普通に直接殺しました、など)だった。
捜査シーンではなぜか途中から関係ないことを始め出す。
フジテレビ系列の他の番組のセットやマスコットキャラクター(ガチャピン、ムック、めざましくん、軽部)をそのまま登場させている。
毎回六郎の移動シーンには非常にチープなCG合成がギャグとして使われている。
番組エンディングのテロップで「高度な合成によるもので、絶対に真似をしないで下さい」と注釈が入る。
また各話のラストでは静止画風に登場人物が固まる。固まるだけでカメラを止めていないので、よろめいたり物がそのまま動いたりする。
CM明けにカット後の映像が流れる。


【登場人物】

・鞍馬六郎(堂本剛)
「鞍馬六郎探偵事務所」の探偵。
放送時間33分までもたせる事を独自の使命だと思っている所から別名「33分探偵」。
犯人が見つかり事件が終わろうとすると必ず「この事件、終わらせて良いんですか?」といちゃもんをつけ、
&bold(){「この簡単な事件、俺が33分もたせてやる!」}と勝手に宣言して、そこから豊かな想像力で事件に関わっている人達を振り回す。
有名推理小説を多数読んでいるらしいが、近代の推理ドラマもよく見るらしく、他局でも容赦なくパロる。
推理小説に造詣が深く、趣味は名探偵フィギュア集め。
またボールを転がすと仕掛けが作動するコーヒーメーカーを作っており事務所に来たハゲに提供されるが、いつもまともにコーヒーを入れられない失敗作。
推理を展開している際、自身の推論をリカコや他の人にツッコまれたり論破されたりすると、激しく顔を歪ませ睨みつける。
また、妄想だけで根拠のない推理を行う為、肝心な部分を「なんやかんや」とあやふやに誤魔化す。
そこを突かれると「なんやかんやは、なんやかんやです!」と開き直るのがお約束。
的外れな推理によって犯人扱いしてしまった人には「間違えてすみませんでした」と書かれた菓子折りを送るという律儀な一面も持つ。
この支離滅裂な推理癖は子ども時代から相変わらず。
じっちゃんの名にかけたことがある。祖父が何者かは不明。
不真面目な意味で他の推理物とのコラボさせてみたい。きっと真犯人がキレる。
 
・武藤リカコ(水川あさみ)
「鞍馬六郎探偵事務所」に勤務する助手。
主要人物の中では比較的まともな常識人で、迷推理を展開する六郎のツッコミ役。
大田原警部のことを「あいつ」や「ハゲ」と呼ばわりする等、やや口が悪い。
年齢を3歳サバ読みしているらしく、時々そのことを突っ込まれる(オフィシャル設定での年齢は25歳)。
六郎の迷推理にはややウンザリしながらも厳しくツッコむが、想いを寄せる面もあり推理の調査もきちんと手伝う。
非常にテンションが高く、またミーハーで、事件現場でははしゃいでいる事が多い。
六郎と同じく関西出身で時々関西弁が出てくる。
また、泣き方が奇妙。
六郎曰く、「基本男よりおいしいもの」を選ぶらしい。
 
・大田原警部(高橋克実)
ハゲで独身の刑事。
ハードボイルドを愛し悪を憎む鬼刑事。
事件に関しては六郎に何故か全幅の信頼を置いており、事件の度に彼を呼びに事務所に来ては、彼の暴走を許している。
六郎のボケ的な推理に乗っかり更なるボケを披露する事も多い。
また六郎のフェイントに乗り、無関係な人間に対して思いつめた表情で「逮捕だ…!」と手錠を出すのもお約束。
寝つきが良いらしいが、それ位しか女性に誇れる点が無い。

・茂木刑事([[戸次重幸]])
大田原警部の部下。
無駄に熱い、典型的過ぎる熱血刑事。
大田原を尊敬しており、大田原が信頼している六郎も信頼している。
万引きで補導した女性と結婚している。
口より先に手が出るタイプ。
聞き込みをする展開になった時や、反省する時はなぜかいつも全力で走っている。
戸次は、2000年に北海道で放送されたドラマ「[[四国R-14]]」でも同じ様な走り方をしているので、この走りはおそらく演技ではなく、戸次の素の走り。
この時の戸次の役柄は「エキストラ全部」。
 
・鑑識官(佐藤二朗)
鑑識の情報を六郎に提供している。
米村でんじろうを敬愛しているとされるが、いつも実験と称した助手へのセクハラばかりしている変人。
鑑識官としての腕は確かだが、なぜか情報はどこかおかしい(証拠から男と判明→顕微鏡をのぞくと♂マークが見える)上、
情報を貰いに来た六郎に対してイタズラする(顕微鏡の覗き口にインクを塗っておく等)ことを好む。

・アイ(野波麻帆)
鑑識官の助手。
いつもセクハラまがいの奇妙な実験に付き合わされている。
六郎に強い好意を抱いており、手作りパン焼き機やマフラー等毎回ピントのずれたプレゼントを六郎に渡す天然系。六郎は大抵お礼を言って受け取るが持ち帰らない。
鑑識課のアイドル的存在。

・氏家警部(沢村一樹)
関西が舞台となっている11、12話で大田原の役回りを担う京都府警の刑事。大田原のかつての部下でもある。
「京都府警一の理論派」を自称しているが、ハゲと同じく六郎の推理には何故か乗っかってしまう。
整った容姿に似合わず臀部から頻繁にガスを噴射する放屁キャラ。
 
・情報屋(小島よしお)
普段は漫画の露天商やカラオケ店の店員等様々なバイト先に身を置いているが、やってきた顧客に情報を提供する。
事件に関する情報提供料は一件につき千円だが、情報自体の精度はかなり高い。
ただ、重要なところで提供を止めてしまうことが多く、大抵は千円以上払う事になる。
胴体着陸・ヘルニアの手術等、事件以外の分野にも精通しており、様々な職種の人々がやってくる。
『帰ってこさせられた~』ではオードリー、ナイツ、はるな愛に情報屋役を取られ、抗議するも六郎からも「旬だからな…」と冷たくあしらわれる。
しかし、そんな情報通な彼もダンディ坂野の「崖っぷちからの脱出方法」だけは答えられなかった。
因みに子ども時代の情報屋(よしおかどうかは不明)はビックリマンシールで交渉成立となり、六郎の後に来た子どもは「保健室の先生の攻略法」を聞いていた。
つか俺も知りたい。

・被疑者
六郎のトンデモ推理で罪を被せられる人達。
推理の中でいかにも悪そうなメイクで奇怪な笑い声を立てながら六郎の珍推理そのままにアホなことをやらされる。
 
・証言者
毎回、方言やパントマイムや表情等どこか変な特徴を持った人達。
途中で「もっと○○な調子で証言してみろ」と言われ、最終的にキレた茂木に「○○すぎるんだよお!」とつかみかかられる。

・訪問者
毎回、冒頭とラストで事務所を訪れている人物。
押し売りだったり勧誘だったり変な人だったりと様々。
たいてい後からやってきたハゲによって扉に挟まれる。
ただし、第5話に登場した「ママママ詐欺の男の子」だけは挟まれなかった(この時挟まれていれば、確実に大怪我している)。

【おまけ】
2013年に福田雄一脚本・演出、堂本剛主演のドラマ「天魔さんがゆく」の最終話で大田原警部役の高橋克実と超友情出演で武藤リカコ役の水川あさみが出演している。


そして犯人は……なんやかんやと追記・修正したんです。

「なんやかんやって何だ!?」

なんやかんやは……なんやかんやです!

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- この事件、オレが33分持たせてやる!じっちゃんの名にかけて!!  -- 名無しさん  (2014-05-07 00:35:21)
- ↑じっちゃん何者だよww  -- 名無しさん  (2014-05-07 02:09:41)
- 復活しねえかな…  -- 名無しさん  (2014-08-14 02:16:50)
- ハゲが終始ハゲ呼ばわりで草  -- 名無しさん  (2014-08-30 17:56:15)
- スタッフ含めみんなノリノリで収録してたんだろうな  -- 名無しさん  (2014-09-15 15:14:30)
- 勇者ヨシヒコスタッフの作品は、どれも面白いwww  -- エルガー  (2015-03-28 12:12:49)
- バカバカしいと思いながらも、荒唐無稽な推理のイメージが面白すぎて見てしまう  -- 名無しさん  (2015-04-03 18:36:33)
- 六郎君の推理は可能性はあっても、蓋然性は限りなく低いということだね。  -- 航  (2016-02-21 12:06:12)
- 本編は阿呆らしいことこの上ないのに、主題歌はやたらとカッコいいときてる。  -- 488  (2016-02-23 19:06:30)
- 金田一とレイリーじゃん  -- 名無しさん  (2016-03-02 07:48:13)
- 母乳の正しい吸い方と吸い顔ってww探偵、あんた真面目に何聞いてんだよwwww  -- コー作  (2016-03-02 21:47:50)
- 事件解決後は必ず良いことを言ってくれる。9話の終盤は(真面目な意味で)名言の宝庫です。  -- 小桃  (2016-03-03 20:31:15)
- 田舎の村で老人が夏に次々と亡くなる事件(?)の回だけ観たことあるw「(死因は)老、衰、です!」「それ最初に言ったー!」  -- 名無しさん  (2016-03-03 21:34:32)
- ↑完全な1話完結型だから、どの回から見ても楽しめる。時間と興味があれば全話見て。絶対に腹筋崩壊すること間違いないよ。  -- 無党  (2016-03-03 23:12:35)
- そういや8話の誘拐犯だけ、何故極悪人メイクが施されていなかったのだろう。  -- 渡良瀬  (2016-03-04 21:14:39)
- このドラマと変態仮面のおかげでKinKi Kidsが大好きになりました☆  -- 7×2  (2016-03-05 12:16:40)
- 名探偵キドリ辺りとコラボすると中々カオスな事になりそうだな!  -- 名無しさん  (2016-03-07 14:08:06)
- 確かどっかの回で、『訓練させた犬にやらせたかも』とか一瞬考えたけど(やっぱ無いわ)で思い直したのもあったな。でも、超有名な探偵小説で『笛の音で毒蛇を操って隣室の人間を殺害』とかいうトンデモ真相があったんだから普通に話しても良かったと思った  -- 名無しさん  (2016-03-07 15:14:35)
- ↑鑑識官「分身の術は無いぜ?エクト・プラズムも無いぜ?」  -- 名無しさん  (2016-03-07 18:59:08)
- 何この関東ドラマ版吉本新喜劇ww  -- 岡原  (2016-03-09 19:53:30)
- ↑2何て題名?  -- 名無しさん  (2016-03-10 16:30:35)
- ↑間違えた。↑4の人へ、何て題名の小説?  -- 名無しさん  (2016-03-10 16:32:03)
- ちなみに7話で六郎君が言っていた「最終回のルカ」は、リカコ役の水川あさみ氏が出演していたドラマ「ラスト・フレンズ」で上野樹里氏が演じていたもう一人の主人公「岸本瑠可」のことだよ!  -- デト  (2016-03-15 22:49:01)
- ここの探偵事務所に就職したい・・・・・・。あまり、しんどいこと考えなくて済みそうだから・・・・・・・・。  -- ボキョン  (2016-03-19 17:08:17)
- ブオオホッ!!!!ブオホオオオオオ!!!!!!!!  -- 名無しさん  (2016-03-20 00:54:12)
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